大学生には、ファッションの教材としてマストとなりそうな幅広い事例集!それが今月号のファインボーイズ!!
どーもナル男です!
もはや2月、発売から20日以上が経ち、もう3月号の発売が目前まで迫っているのですが、まだ読んでいない人には是非読んでいただきたいファインボーイズ2016年2月号!
手短にですがレビューしていきたいと思います!
他誌にないスナップの「幅」の広さ
ここのところ、各誌スナップ特集を謳っており、ちょっとそれにガッカリしていたわけです。
メンズノンノはちょっと「ファッショナブル」に舵が切られ過ぎており、メンズジョーカーは「ワイルド」過ぎる。
もちろん各誌が中途半端にならず、独自カラーを出してくれるのは良いのですが、「幅」の狭さを感じずにはいられず…。せっかく数をウリにするなら、もう少し幅も欲しかったなと。
おそらく大学生でも大人っぽい子たちであったり、大学卒業年代以降はファインボーイズって下に見られがちな雑誌で、大学生たちのスナップって言うとなかなか見る気が起きないのかもしれません。
しかし、「幅」は間違いなくあります。
何も着ている服をそのまま買うとかではなく、「スナップの見方」である、「具体から抽象を読み取り、自分という具体に落としこむ」という作業がしやすいんじゃないかなと。
はっきり言って良い例も悪い例も載っているので、かなり参考になると思います。
低身長の人は必見
普段ファッションスナップだと、なかなか載ることの出来ない低身長の人もたくさん載っているので。
前に低身長の方にはなかなか参考となる例が出てこない、という話をしたのですが、この号は良い例も悪いも豊富に載っているので、かなり参考になると思います。
ナル男もこれを見ていて「同じ身長の人でも、全然スタイルが違って見える」ことについて色々考察を得ることが出来ました。
これだけ低身長の人が載っている雑誌って多分見たことが無いので、特に低身長の人は買ってみて「この人ここがダメなんじゃないか?」「この人のここが良い」とかツッコミながら見ていくと良いと思います。
P28に166cmのモデル、宮崎湧君が出ていて、スタイル良く見えるコーディネイトを披露しているので、彼と何が違うのかを考えていくと良いと思います。
「シンプル」に「普通」のチョイ上を狙ってる人たちだからこそ、「普通」が分かる
この号のスナップに載っている人たちはほとんど読者モデルでも、ショップスタッフでもないし、「スナップやるから来てください」と言われて気合入れた格好をしてきた人たちではないと思うんですよ。
多分撮影班が大学に行ってその場にいる子達をそのまま撮ってきたんだろうなって。
そして、「めっちゃお洒落」な感じを狙っている人は少なくて、多分ですけど「シンプルに」「普通よりチョイ上」を狙ってる人たちだと思うんですよね。
だからこそ「相場」みたいなものがすごく掴みやすいんじゃないかなと。
ファインボーイズのいつもの「ごちゃごちゃ感」が良い方に出たなと思いますね。
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ユニクロ初心者には必見か?黒デニムタイプ別シルエット比較
P104~、スナップにも多かったというユニクロの黒デニムをシルエット別に比較してみようという企画。
「スキニー」「ストレート」「ルーズフィット」の3種類を比べてます。
ユニクロ好きの方には「もう知ってるわ」という感じで物足りないのかもしれませんが、知らない人には参考になるんじゃないでしょうか。
スキニーデニムの着用感については、ちょっと持論があるのでまた別にまとめたいと思っています。
新しい髪の質感「素髪系」
ちょっと流石だなと思ったのが、P138~から特集されている新しい髪の質感「素髪系」。
「素髪系」とは、どういうことかというと「ワックスなど整髪料を何も付けていないようなナチュラルな質感を作ること」。
ワックスで作った束束しい、束感強調スタイルや、ツーブロックに代表されるジェルのツヤ感とは一線を画するナチュラルスタイルです。
とはいえ、本当に何も付けないわけではないんです。
「ツヤ感の無いマットなワックス」を用いて「ドライ・ふわっと・ナチュラル」をキーワードに、整髪料を何も付けていないような質感を、整髪料を用いて作るのです笑
まあこれがね、一番モテる髪の質感だとFBは言ってるわけです。
どうなのか?そのとおりでしょう笑
やはり女の子はワックスで作られた感満載のキメキメヘアーや、ガッツリ2ブロックのギラギラヘアーとかあんま好きじゃないんですわ、残念ながらね…。
ナル男は2016年現在のメンズヘアスタイルに求められるもの、それは「爽やかさ」であると断言しているわけですが、その究極系が「素髪系」ではないかと思っています。
先日LIPPSの人に聞いたんですけど、やっぱりその流れは感じてるみたいで、「素髪系」の新しいワックスを開発。
それに伴って素髪系の髪型を作ってる最中だとか。
よく分からない、って言う人は月9ドラマの「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(長い…)の坂口健太郎君の髪型見てください。
あんな感じね、モテそうでしょ?笑
で、ああいう質感をどう作るか?なんですけど。
メジャーどころでは「デューサーの6番、ドライペーストワックス」がこの素髪感を作りやすかったと思うのですが、
これはOCEANの三科光平氏とかがイチオシで、かなり良い感じの「質感」が作れるのは確かなのですが…。
その「素髪感」とは裏腹にかなり「洗い落ち」が悪い…。
つけた時に手に残ったワックスのベトベト感を洗い流すのですら大変でして。
髪に付いたワックスを洗い流すのには、入念な素洗いと最低2回のシャンプーが必要
となるなどかなり「扱いにくい」ワックスなんですよね。
その質感からファンも多いワックスなので、よくオススメワックスにも挙がるのですが、ナル男はそういうデメリットも説明しておきたいところです。
そんなわけなんで、LIPPSの新ワックスに期待なわけなんですけど、
なんとまだAmazonどころか、LIPPSのHPにも上がってない!!
そんなわけないぞ…だって俺こないだ出たって聞いたもん…と思ったんですけど、
探すとやっぱりもう出てる。
あの噂の新商品!【マットブラストワックス】発売!!:2016年1月5日|リップス 吉祥寺アネックス店(LIPPS)のブログ|ホットペッパービューティー
去年出た「ハードブラストワックス」とは全く別のモノなのでご注意を。
「Amazonでも買えるよ~」って言われたのに完全に嘘じゃねえか笑
多分今のところ、ハードブラストワックス同様、店舗でしか買えないのかな?
ただこちら、「束感」とかはあんまり出ない、あくまで「素髪感」を追求したワックスらしいので買いたい方はご注意を。
束感出す感じのワックスのノリで使うと失敗しそうな気がします。
まあ次にLIPPS行き次第買ってレビューしたいと思います。
いつになるかわからないね笑
LIPPSはグループ全体のデザインを指揮するディレクターがかなりしっかりしているという美容室には珍しいグループなので、個人の感性に頼らずにグループ全体でトレンドの把握と一歩先行く提案ができるんで、こういった商品開発が可能なんでしょうね。
まあまだまだ途上の、新しいスタイルなんで、もうちょっとナル男にも研究させてくださいね笑
今すぐに束感スタイルから移行する必要はないですけど、視野に入れておいたほうが良いスタイルというか「質感」なのは間違いないです!
よくわからない人は月9の坂口健太郎見て!笑
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