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2016AWニット第二弾!畦・リブニットに加え、ワッフル、ハニカムなどニットの表情の違いを楽しむ

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2016AWニット記事第二弾!畦・リブニットに加え、ワッフル、ハニカム、インターシャなどなど、ニットの表情の違いを楽しむ!決め手はあのディティール?

 

 

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 http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/mn1228

 

 

「ニット記事はまた追加で出すかも…」と言っていたのですが…出します!

やっぱり店を周っていると、ニットが目につきますし、欲しくなりますね。

新たにお知らせしたいアイテムがどんどん出てきます。 

 

そんなわけでニット・セーター第二弾行きましょう!

 

 

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今季ニットのトレンドは?畦人気は継続も、新しい柄「ワッフル」や「ハニカム」

 

 もう何回か触れている通り、昨年からのニットのトレンドは「畦(あぜ)」。

 

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 http://www.selectsquare.com/shop/journalstandard/goods/3010264

 

 

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畦(あぜ)編みは、このように畝(うね)が並んでいるように見え、これを畦(あぜ)に見立てている編み方。

  

リブ編みなどとも言いますね。

 

もう市場のニットは半分は畦編みなんじゃないか?(すいません適当です)というくらい見かけますね。

 

表情の無いのっぺりしたニットは、素材感や色味がものを言ってしまうので、簡単にニットに表情を持たせられる畦編みが一躍主流に。

 

もっとも、多くのアイテムが出ているということは、そこから選びたい放題なわけで、悪くはないんですが…もう持っている、という人も多いため、まずは別の柄を取り上げたいと思います。

 

この秋旬な「ワッフル」ニット

  

 今季旬なニットの柄と言うと既にいくつかの記事で「ワッフル」を紹介したと思います。

 

ここで詳しく解説していきましょう。

 

 ワッフルは、冬場保温性を確保するために凹凸を出して織った生地で、おもにカットソーに使われます。

 

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 http://www.selectsquare.com/shop/edifice/goods/2992320

 

凹凸があるため、まっさらなカットソーとくらべてアウターとの間に空気の層を作りやすく、したがって保温性に優れている、とされています。

超簡易版ダウンみたいな仕組みですね。

 

ただ私は、ワッフル地の良さはその「表情」にこそあると思っています。

やはりのっぺりしたカットソーは真冬などは寒々しく感じますし、ワッフル地はその凹凸感ある表情に温かみを感じることが出来ます。

 

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あまりワッフル地による保温性に多大な効果は期待はしてはいけません…。

私ナル男はワッフルカットソーはシンサレート入りのスタジャンなど保温性の高いアウターのインナーとして着ていましたね。

 

話は逸れるのですが、冬場はあまりレイヤード(重ね着)に頼り過ぎると、モコモコと着膨れを起こしシルエットが崩れがち。

なるべくレイヤードを減らし、シンプルな着こなしを心掛けるのが、結果的にファッションの難易度を下げてくれますよ。

 

しかし、インナーにワッフルカットソーだけでは、よほど高機能なヘビーアウターでない限り流石に寒いのも事実…。

先ほど述べた通り、ワッフルカットソーは通常のカットソーよりは幾分マシとはいえ、保温性に過度な期待は禁物です。

 

そこで、というわけではないのですが、今季はカットソーより保温性のあるニットにワッフルを取り入れたアイテムが増えてきました。

 

  

 

   (ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ) BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS BY ∴ ウール ワッフルニット 

 

 

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http://www.selectsquare.com/shop/beautyandyouth/goods/3041739

 

これによって「線・ライン」の表情が強調される畦編みとはまた違った、ふっくらとした凹凸感のある表情を楽しめるようになりました。

畦編みが「畝(うね)」による、厚み・重厚感を表現する物なら、ワッフルはフワフワとした軽さを表現するものとも言えるでしょう。

 

しかも、ワッフルニットって先ほど挙げたワッフル地の特色から、薄手の物が多いんです。

 

カットソーの延長としてスマートに着れるので、着膨れすることなく取り入れることが出来ますよ。

 

 

オススメワッフルニット

 

 今季オススメのワッフルニットは、何度か取り上げているID DAYLYWEARさんのウールワッフルニット。

 

 

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出典  http://shop.iddailyshop.com/?pid=108696137

 

カットソーの延長ですっきり着られるサイズ感なのと、肌に当たる面をコットンにしており、チクチク感を感じさせない工夫や、袖のスソをリブでギュッと絞ってあるのでサイズを上げても「萌え袖」になりません。

 

逆に腰のスソはワッフルカットソーなどと同様、リブ(ギュッと締め付けてくる作り)などはないので、ストンと落として着れます。

 

まさにワッフルカットソーをニットにした佇まいと着用感。

 

ワッフルカットソーも流行り等あまり関係なく長く着れるのですが、毎年冬になるとお世話になる息の長いワードローブになりそう。

 

オススメです。

 

もう1つはbukht(ブフト)のBIG WAFFLE KNIT THERMAL Mix Yarn。

 

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出典 http://shop.tmpweb.jp/?pid=109818365

 

ここはビッグシルエットがトレンドになる前から、ビッグシルエット気味のワッフルカットソーを定番で作っていて人気だったブランドです。

ワッフルカットソーって、サーマルという保温性を重視したカットソーに分類されるだけあってなるべくタイトめに肌に沿って作る(熱を逃さないため)のが本来のところだったんですが、ファッション性を重視してビッグシルエットで作っていたんですね。

 

そのニット版の最新作がこちら。

 

このブランドのビッグシルエットワッフルカットソーの特徴である胸ポケット(これがね、本当に絶妙な形をしていて、良いんです!)を受け継ぎ、なおかつ色味の非常に繊細な、他に見ることの無いワッフルニットになっています。

 

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出典 http://shop.tmpweb.jp/?pid=109818365

 

ビッグシルエット気味のためサイズ感に注意が必要(とはいえビッグワッフルカットソーに比べると幾分抑え気味な気がしますが)ですが、こちらもオススメのワッフルニットです。

 

「ハニカム」ニットにも注目

 

 保温性のためにカットソーの生地に凹凸を付けた「ワッフル」。

お菓子のワッフルのように「格子(こうし)」状になっていることからその名が付きましたが、同じく保温性を目的として凹凸を付けながら、「蜂の巣」の形をしているのが「ハニカム」です。

 

今季このハニカムもニットに落とし込まれています。

 

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出典 http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/187466#thumbnailSelect

 

ユニクロのユニクロUラインが追加でニットの新型を出しましたが、その1つもハニカム柄で表情を付けていますね。

 

このハニカムニットも、また新たな表情をニットにもたらしてくれるのです。

 

オススメハニカムニット

 

 ハニカムニットのオススメは、ジャーナルスタンダードの物。

 

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 http://www.selectsquare.com/shop/journalstandard/goods/3066476

 

これはかなり繊細なハニカム柄で、よーく近付かないとその詳しい表情は分からないのですが(特に黒はほとんどハニカムの表情見えません…、雰囲気だけです)

 

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http://www.selectsquare.com/shop/journalstandard/goods/3066476

 

何と素材がカシミア100%。

 

カシミアのふっくら感と、ハニカム柄の表情が作り出す、全体的にとても柔らかな雰囲気のニットになっています。

 

濃い色味のアウターに、必ず合うはずです。

 

素材感と柄の表情のバランスがとても良いですね。

これはよく出来ています。 

 

白い無地ニット、黒い無地ニットなど探されている方は多いと思いますが、種類がありすぎて選べない…という方もまた多いハズ。

カシミア100は、かなり後押しになるんじゃないでしょうか。

 

ハニカム柄が強調され過ぎているわけでもないので、シンプルなニットとして長く着れると思いますよ。

 

シルエットはニットにしては細身の作りなんですが、柔らかい質感で伸縮性があるので気持ちよく着れます。

 

後はサイズの決め手は丈感だけかな?

細身ニットでサイズが2サイズしかなく、大きいLサイズもそこまで大きくないので、ひょっとしたら適性サイズがない人も出てきてしまうかも…。

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http://www.selectsquare.com/shop/journalstandard/goods/3066476

 

嬉しいことにスソにはスリットが入っていて、1枚で着てもカットソーのようにストンと落ちてくれますし、重ね着もしやすいです。

 

どれだけ良いニットでも、この部分で評価を下げなくてはいけないことも多いので…。

 

素材にカシミア100%を使ったためか、 多少薄手だったりするんですが、温かいですしきちんとカシミアの質が活きている良ニット。

 

ニットを探すとよく分かるのですが、ユニクロや無印良品などを除いて、「ウール100%」のニットを探すだけでも一苦労なのです。

デザイン性を追求するとどうしても化繊が多くなり…。

 

これはウール100どころか希少素材であるカシミア100ですから、

店頭で定価2万円ほどでも正直相場から考えると「安い」と思っていたのですが…。

 

何とネットで調べるとセールが開始されていたんですよね。

 

え?なんで?とちょっと戸惑ったのですが、原料費を投入した分、アウトレット行きにするわけにも行かず(ジャーナルスタンダードなどを運営するベイクルーズグループってセールで50%オフにしてでも売り切る!などはあまりしないで、20~30%オフ程度に留めてアウトレット行きにするイメージがありますね)、早めに売り切るためにセールすることにしたのかな?と解釈しています。

 

シンプルな無地のニット、っていうのは市場に溢れかえっていますが、これは上質な素材、ニットとして珍しく細身で綺麗なシルエット、ハニカムの表情など、十分勝てるポテンシャルをもっているだけに、じっくり見てほしかったのですが、セールでちょっと焦る感じになってしまうのは残念ですね。

 

いやほんとセールが早い、っていうのは良いことばかりじゃないです。

冷静な判断とか出来なくなりますから。

早くしないと売り切れちゃうよ~みたいに焦らされているようなものです。

 

ただ取扱店舗も多いので、まだセール本格開始くらいまでは余裕はあるかな?とも思うんですけどね。機会があれば手にとってみてください。

 

またZOZOタウンやセレクトスクエアではセール品は返品対象外ですが、スタイルクルーズ直営オンラインでは基本的にセール品も返品出来るようです。

そちらを利用してもいいでしょう。

 

ちなみにこれ、タートルネック版だけでなくクルーネック版もあります。

 

 

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http://www.selectsquare.com/shop/journalstandard/goods/3066466

 

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今ニットを買うなら、気にしたい「スリットの有無」など腰回りのディティール

 

 最後に、冒頭でもお伝えした、今市場に溢れかえっている「畦編み」のニットを買うならどのような物が良いか?について語りたいと思います。

 

ズバリ、スリットは入っていて欲しいですね。

 

例えばオススメは、高いですがカズユキクマガイの畦編みクルーネック。

 

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出典 http://rule.shop-pro.jp/?pid=104514986

 

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 出典 http://ruleosaka.jugem.jp/?cid=2

 

素材感的にも、編み的にも、厚さ的にも重厚感あるニットなんですがスリットがしっかり入っているので、腰回りがダブつかず、すっきりとしたシルエットで着れるんですよね。

 

色味も濃い目のブラウンが、モノトーンスタイルをより大人びた方向にしてくれます。

 

このようにモノトーン+αの色使いで、よりモノトーンが活きてきます。

(このへんはメンズの色使い記事の続編を本格的に執筆したいところなのですが…)

 

なんだかユニクロルメール評あたりからずっと、「ニットにはできるだけスリット入れてくれ」と言っているんですが、それくらいスリットの有無って大きいです。

 

私はニットに関しては、首周りなどパッと目につきやすいところも重視するのですが、スリットが入っているか?入っていないなら、素材やサイズ、厚み的に腰回りがストンと落ちてくれるか?もかなり重視しています。

 

やっぱりニットが腰に溜まっている状態っていうのは1枚で着たときもインナーにした時もシルエット的に綺麗じゃないです。

あまり気にされる方はいないかもしれませんが、横、後ろから見たとき特に分かりますね。

 

一度試着の際に、後ろを振り返って見てみると良いと思います。

腰にニットが溜まってしまう不格好さがよくわかりますよ。

 

レディースに多い、前後の着丈差を大胆に付けたものでなくても全然良いんですよ。

 

本当にもう、そんなに深いスリットでなくとも、ほんの少しで良いのでね。

入れてくれると、後ろから見たときの見え方が全く異なるんです。

 

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http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738282761?searchno=9#&gid=1&pid=3

 

 

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ユニクロUのニットとか、全部これ入れるだけで違うのになあとか思ってましたね。

手間が掛かるのは分かるんですが。

ユニクロルメール2016SSコレクションでは唯一、カーディガンにスリットが入っていましたね。

 

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ミラノリブみたいな作りのニットだと、ストンと落ちやすいので要らなかったりするんですが。

 

私は以前、京都に住んでいる時、近くの商店街的なところにお直し屋さんがあって、おばあちゃんが経営しているようなところなんですが、ちょっとシルエットが気に入らないTシャツなどがあったら持っていって、スリットを入れてもらったりしていましたね。

案外そういうところのほうがこっちの融通を聞いてくれるんですよね。

 

自分で入れようと思うとコストが掛かってしまうので、増えて欲しいディティールですね。

 

化繊が多くなってしまうが、それを受け入れればデザイン性の高い物も手に入る

 

 やはり天然素材のみを使用したニットというのは、シンプルな物が多く、逆にデザインにこだわったものはどうしても化繊の割合が多くなってしまうものです。

 

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出典  http://www.studious-onlinestore.com/products/detail.php?product_id=14321

 

そこさえ許容できれば…という物はありますね。

これはインターシャというパネルをはめ込んだような柄なのですが、立体感があって非常にデザイン性が高いです。

 

こういった柄はシンプルなアウターなほど本当にハマリますよ。

 

11月も終わりに近づき、買い物熱も盛り上がってくる頃。

アイテム別記事をどんどん出していきたいと思います!

 

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