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20代後半から30代が本当にしたいファッションって何?メンズジョーカー 2016年1月号レビュー 

ファッション考察 雑誌レビュー メンズジョーカー

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メンズジョーカー2016年1月号はスナップ特集!

 

 どーもナル男です。

  

 遅れに遅れ、既に次の号の発売日が迫っている12月10日発売、メンズジョーカー2016年1月号。

 

 この号は前月の膨大なアイテムカタログと言えるものから打って変わってスナップ特集です。

 

 この時期スナップ特集をやるところが多いですね。

秋冬アイテムは既に出し尽くされ、かといって春物アイテムでは早過ぎる、という需要の境目だからでしょう。

 

 

 

Men's JOKER 1月号

 

Men's JOKER 1月号

Men's JOKER 1月号

 

 

 

20代後半~30代が目指せる現実感の表現とは?

 

 スナップは、基本的にはクレジットの出るアイテムカタログではないので、ブランド名や価格帯を離れて、スタイリングの良い所を抽出・抽象化して自分に当てはめられないかを考えながらみて欲しい、と書いたのですが

 

www.narcisman.com

 

 基本的にこの号に載っている人たちは、完全なるシロートではありません。

ほとんどの人たちが、スタイリスト、ショップ店員や美容師などです。

 

 まずそれを頭に入れておくべきでしょうね。

 

 ちょっとバイアス掛かってますよと。

どういうことかというと、まあ業界とか、ブランドとか、ショップを背負っているわけで完全なる個人の趣味というわけにいかないだろうなと。

 

 まあもう1つ感じる違和感があるんですけど、それは後で述べます。

 

 それでも、20代後半から30代の「現実感のあるスタイリング」を見せてくれる雑誌は希少ですよね。

 

 普段のメンズジョーカーは、外人風モデルがメイン。

これはメンズファッジもそうですが。

 

 となると、服装やスタイリングとしては良いとわかっていても、じゃあ現実の自分たちに当てはめてみるとどうなのか?がほとんどの人には想像出来ないんじゃないでしょうか?

 

 それを分かりやすく具体例化してくれては、いるような気がします。 

 

未婚の20代後半~30代はファッションが自由であり、また難しい?

 

 20代後半から30代はファッションが一番自由といえるのではないでしょうか?

未婚であれば、ファッションに使えるお金も、学生時代とは桁が違ってくるでしょうし、それ故に選ぶことの出来るブランドの選択肢も多種多様。

 

 値段的制約故にどこから同じようなブランドが多くなってしまう若年代との違いは金銭面からくるバリエーションの数でしょうか。

 

 大学生とそれほど変らない格好も当然出来ますし、大学生のしているような格好を金額・ブランド的にバージョンアップさせた格好で差別化も出来ますよね。

 

 また、いわゆる「ザ・紳士」のような格好に片足を突っ込むことも出来ます。

 

 もっと身も蓋もない、極端な言い方というか、有り体に言うとこうなります。

 

 「大学生みたいな子供っぽい格好」も出来れば「おっさんみたいな格好」も出来るのです。

 

 おそらくこの振れ幅の大きさが一番悩ましいのがこの年代です。

おっさんに片足を突っ込んだ格好をしたければ、メンズクラブやゲイナーなどが良いのかもしれませんが、おそらく多くの20代後半や30代がしたい格好とは、ああいうものではありません。

 

 そもそもあれらはビジネス提案もかなり多いですし、私服という意味では弱いと思います。

 ナル男は一時期この2誌も買ってましたけどね。好きといえば好きなのですが、この年代がしたい私服ファッションという意味ではちょっとね。 

 

 かと言って、他の同年代雑誌はどこか「ぶっ飛んでいる」ものばかりで、現実感はありません。

 

今の20代後半~30代が本当にしたいファッション

 

 おそらくもっと下の年代からはずっと「大人」でありもっと言えば「おっさん」であると思われるこの年代。

 

 しかし今の20代後半~30代ってもっと若いし、有り体に言うと「子供」です。

ほとんどの人は「おっさんになんてなりたくねえよ!」と思ってるんですよ。

 

 結婚もしてない人が多いですしね。

 

 だからもっと上の年代のおじさま的価値観を押し付けるのにも無理があるんですもう。

 

 ビギンとかあのへんの価値観です。

 

 20代後半から30代がしたいファッションって

 

「オッサンではない、大人」

 

 という表現なんですよ。

 

 大人だよね、とは言われたいけど、オッサンって呼ばれるのは絶対イヤなんですよ。

 

 「もうオッサンだよハハ…」って自虐を言っててもね。

 

 そこを諦めたりプライドを捨てられた人からオッサンになる、なれる、って感じですかね。

 

 抽象論ばっかりで具体的でないので、ちょっとその具体例をCMから挙げましょう。

 

 正月でかなりテレビを見れてるので、そこから「あーこんな感じこんな感じ」と思った「20代後半から30代がしたい本当にファッション」っぽいCMを。

 

 


Xperia Z5 Premium TVCM 4Kディスプレイ篇 30秒

 

 


Xperia Z5 TVCM 高音質篇 30秒(au)

 

 上が36歳、下が26歳ですけど、こんな感じじゃないですかね?

 

 そういった意味ではメンズジョーカーが一番この年代が「本当にしたい格好」との釣り合いが取れているんじゃないかなあ?っていう気がしているんですよね。

 

 あ、もちろん個人によって全然違うでしょうから、ナル男の感想に過ぎないですけどね。

 

 そしてそれを表現してくれるファッション誌が他にないから、この年代でメンズジョーカーが1強化してるんじゃないか?って思うんです。

 

 まあナル男の感性はもうちょい若くて、メンズジョーカーはちょっと「大人っぽすぎる」んですけどね、これはお気付きの方もいるかもしれないですけど。

 

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なんかちょっと汚らしい格好が多くないか?

 

 まあなんで今回具体的な雑誌から離れたこんな抽象論が多いかって言うとですね、今月号のスナップ、あんまり良いと思えるモノが無かった…。

 

 なんかちょっと汚らしいスタイリングが多いように感じたんですよねえ。

 

 「大人っぽい」の表現がちょっと「ワイルド」の方向に振れ過ぎているような…。

 

 ナル男がメンズジョーカーを毎号買うほど好きではない理由はこの「ワイルド」な方向に触れすぎていることが多いからなのです。

 

 ちょっとね、ワイルドって言ったらカッコいいけど、別の言葉にすると汚らしい。

 

 もうちょっとクリーンな感じが欲しいんですよ。

 

 これが大人っぽい表現の難しさで、すぐ「大人っぽい」=「ワイルド」に行っちゃう。 

 これホントに30歳前後の人に言いたいんだよね。

30歳前後の「お洒落」を自認する人たち、ワイルドに触れすぎてやいないかい?と。

 

 もっと「クリーン」な「大人」の表現があっても良いと思うんですがなかなかそこにね、行ってくれないんだよなあ。

 そういう意味でナル男はメンズファッジが好きなのですよ。

 

 「カジュアル」と「ドレス」の話でも無いんですよこれ。

 

 うまく伝わるかわからないんですけどね…。

 

 なんか全体的に「ワイルドな格好」に「ヒゲ」が多いんだよなあ。

 

 ミリタリー着てヒゲ、みたいな。

ヒゲは分かりやすく大人っぽく見えるんですけど、汚らしく見えたら負けですよ。

 

 そこらへんが最初に言った「業界人が多い故のバイアス」なんですよねえ。

 

 メンズジョーカーって「めちゃくちゃ高い服で作るめちゃくちゃ普通のスタイリング」が得意なんですけど、 この号に載っているスタイリングはどうもその「普通」ではないものが多い気がします、はい。

 

 ほぼこいつらだけで回してないか?というメンズジョーカーの表紙起用に多い

 

 瑛太・成宮寛貴・玉山鉄二・向井理あたりのイメージも「ワイルド」や「ラフ」一辺倒ではなく「クリーンさ」もある、大いにあると思うんですけどねえ。

 (主に顔かもしれませんが、笑)

 

 ワイルドな表現を否定しているわけではないのです。 

 

 ただ、ワイルドやラフの表現って実は難しいと思いますよ。

 

「簡単に」「何も考えてない」「無造作」という表現は「難しく」「よーく考えて」「ありとあらゆる造作」を経て作られるのです。

 

 もーちょい綺麗さ・クリーンさとのバランスを 取っていかないと「劣化EXILE化」してしまうのではないかと…。

 

  ナル男はEXILE好きですよ、カラオケはほぼEXILEと三代目を歌います、EXILE批判では決して無いです。あそこまで振り切れてないのにワイルドに寄り過ぎ、があんまり好きではないのです。

 

30代の量産型ファッション!?

 

 よく大学生が「チェスターコート着て、つば広ハットしてドヤってる」「量産型」みたいに叩かれてるんですけど、オッサンも同じだろと思うんですよね。

 

 それがP30の、ロングコート+2ブロックの髪型+ヒゲの2人。

 

 このページだけでも見て欲しい。

 

 見た瞬間「あーこういうのいるいる!」となってしまいましたよ。

 

 アンクルカットで靴下チラ見せ、的なのも含めて。

お互いスタイリストみたいなんですけど「うわ俺ら見事なまでに被ってるやん」と思わなかったんですかね…。

 

 「別に量産型で何が悪い?良いと思ってる人が多いから流行ってるし、かぶるんだろ?」と言われればそれまでなんですけど、見た時に「あーいるいるこういうの!」と思ってしまうこの気持もまたどうしようもないんですよね…。

 

 最初にやった人は個性的だったと思うんですけどね。

 

 2ブロックの髪型やる人って絶対に「他の人と同じは嫌だ」っていう気持ちから始めたと思うんで、そろそろ次の何かに移行すべきじゃない?と思わなくはない。

 

 個性的な格好って、強烈故に記号化しやすい気がしますね。

大昔の女子高生のルーズソックスじゃないですけど。

 

ホントにそんな流行ってるのか?という疑問

 

 P76から「センスの良いひとが持っているシューズ、時計、バッグetc」というコーナーが始まるわけですが、靴部門は

 

 「レザーシューズの人気は『パラブーツ』1強!」だそうで…。

 

 そんな1強といえるほど流行ってますかねパラブーツ?

 

 

 

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00D3XXRA6

  

 これがパラブーツの代表的モデル、シャンボードなわけですが

 

横から見ると結構個性的な形してるので

 

 

f:id:narcisman:20160103034450j:plain

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00D3XXRA6

  

 好みは置いておいて、あんまり万人受けはしないんじゃないか?と思ってたんですが…。

 

 もうひとつの「ミカエル」だって大分個性的なので。

 

 

 

 http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00NNL9REI

 

 

 これのAmazonレビューを見てみると

 

(略)

こんな変な靴は誰が
履くのかと思っていた。
ところが歳をとってきたのか知らないが、最近になって気になって仕方なくなりついに手に入れた。

(略)

赤い杢柄のソックスにピッタリで、腕時計のバンドも赤にしてチョッピリ不良ジジイを楽しんでいる。

 

 

 まあつまりナル男の感性はまだまだ子供だということでしょう…。

 

 これが1強ってみんな大人だなメンズジョーカーよ。

 

 なんかそういうとこも含めてちょっと大げさに振れ過ぎだろと思うんですよね…。

 

 あと隣のページに「お洒落上手が実践している短靴からの『白ソックス見せ』」というテクニック。

 

 これナル男ダメなんだよな~。

 

 いやコレには理由がある。

 

 学部時代、大学院に行くか気マンマンだったナル男も一応就活もしていた。

当時付き合っていた年上の彼女が内定を得るまでにやたら就活について語るので(これも一種の大学生がかかる病の一種だと思うが)、「就活するとなんか大人っぽい」というアホみたいな理由がきっかけで。

 

 右も左もわからないので、学部にある就活課のセミナーを受けたわけだが、その就活課の兄さんが強烈な「デキる!」感を漂わせていた。

 一応どこかの企業からヘッドハンティングされてきたらしいのだが。

 

 そこから塾講師や家庭教師などのバイトをした今なら分かるのだが、そういう「学生を相手にする仕事」って実は楽だ。

 何故か勝手にすげーすげー言ってくれるわけだから。

 

 その時はそんなことも知らないので、勝手にすげーすげー思っていたわけだが、その兄さんが放った一言がこちら。

 

 「別に就活だからってファッションや身なりについてとやかく言うつもりはないよ。個性出したいなら勝手に出せばいい。少なくとも変な格好だからって話も聞かずに落とすなんてことは、実はしてない。

 

 でも俺なら『面接に白い靴下穿いてくるヤツ』は絶対に落とす!」

 

 もちろんその場は大爆笑だったわけだが、この強烈な一言が今でも頭を離れないのである。

 別に当時から大学生にもなって白靴下はねーわ、とは思っており、履いてもいなかったのだが、就活なんぞに憧れを持ってしまうピュア青年ナル男はその言葉を真に受けてしまった、真に受けすぎてしまったのでしょう。

 

 これはトラウマである。

 

 私服で革靴に白靴下履くのはきっとだいじょうぶ、という人が多いのだろう。

 

 でもナル男はダメなのである。

 

 これはナル男のトラウマだから気にしないで欲しい。

 

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なんで大人のアクセサリーがインディアン調1択なの?

 

 そして別冊付録が、アクセサリー特集なわけなのですが、これが184点の大ボリュームにも関わらず全部「インディアン調」なのですよ。

 

 別にインディアン調アクセサリーが悪いわけではなくて、メンズジョーカーの格好にインディアン調アクセサリーって合わなくない?という疑問点がまず1つ。

 

 あとアクセサリーも趣向が様々だろうになぜインディアン調に限定する?という。

 

 ここでもワイルドに振れ過ぎててあんまり良いと思えないんですよね。

 

 ナル男がこの号に載っているようなスタイリングをしていて、かつ「モテたいんです!」という人にアクセサリーどうしたら良い?って聞かれたとしたら「インディアン調はやめとけ、ワイルドに触れすぎる!」と言ってしまうと思います。

 

 

www.narcisman.com

 

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1強だから、支持されているからニュートラルなわけではない

 

 とまあ、この号にはちょっと不満なナル男。

売れているし、支持もされているのだとは思うが、ちょっとワイルドであったり、個性的な方向に振れ過ぎなセレクトではないか?と思いましたね。

 

 もーちょいかつてのストリート系が、ヤンチャながら持っていた「クリーンさ」が欲しいんですよねえ。

 

 別にメンズジョーカーに変わってほしいわけではなくて、その他の雑誌の多様性が欲しいなと改めて思いましたね。

 

 この年代でファッションに悩んでいる人ってきっと多いと思うので…。

そういう人は、絶対にメンズジョーカーだけでなくて他の色々な雑誌を読んだほうが良いと思う。 

 

 しかし他の同年代を志向した雑誌の頼りなさ…。 

 

 頑張ってくれよメンズファッジ!!笑

 

www.narcisman.com

 

 とりあえず1月もスナップ特集の雑誌が多そうなので楽しみです♪

 

 

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