無地Tシャツ・カットソー考察、現在のベスト、合わせ方のコツ、これからの流行を考える

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メンズの基本アイテム「無地カットソー」。どこを見るべきなのか?これまでの流行と、現在のベストと、これからの流行は?テーラードジャケットとシャツでは、合わせる無地Tが変わってくる!?

 

どーもナル男です。

最近無地Tシャツ買わなくちゃ!ってことが多くなってきたので、買ったりしているんですが、この機会にもう一度無地Tシャツ・カットソーについて考察したくなったので、一緒に考えてみましょう。 

 

無地Tシャツってどこを見られてる?

 

 Tシャツを選ぶ時どんな観点で選ぶべきか?は以前述べたのですが

基本的に人がTシャツを目にした時に気になるのは

 

①柄・プリント・色
②首元
③生地感
④シルエット

 

の順だと思います。

これをまた長々と説明するのもあれあのですが、基本的には何かプリントがあればそちらにまず目が行くでしょう。

よく言うのですがイチローのキャンプでの日替わりTシャツで生地感とかシルエットをいきなり気し出す人はまずいません。

 

そして、次が首元。

アウターやカーディガンを羽織ってしまうと見える面積は格段に少なくなり、その際には一番に目が行くのがこの首元。

プリントがなく、無地カットソーだったらかなり気になる部分です。

 

③の生地感と④シルエットは、どちらを上に持ってこようか迷ったくらいなので基本同列と考えていいと思います。

 

無地カットソーはプリントに視線を奪われることが無い以上、③、④も相対的にかなり見られる要素となってきます。

 

 

首元の開き具合はどのくらいがベストか?開き具合とネックの流行の歴史

 

 Tシャツ・カットソーの首元というのは流行に大きく左右されます。

 

数年前は、Vネックがブーム。

それもいかに深く、鋭く切れ込んだVネックを作れるか?というのが勝負でした。

その前はTシャツといえばクルーネックが圧倒的な主流。

(途中ボートネックがちょこちょこ流行ったりもしましたが)

 

元々は、シャツを着た時ボタンを外しても中の下着が見えないように、と徐々に

「シャツの下に着る下着として」Vネックが流行り出したのですが、

これに雑誌やハイブランドが「これをカットソーとして見せる」ことに目を付け瞬く間にVネックがTシャツの主役に。

 

一時期はVネックにあらずんばイケてるTシャツにあらず、「プリントは良いけどVネックじゃないのか・・・」なんてガッカリされる時期も本当にありました。

 

Vネックの特徴は「鎖骨」を見せられること。

 

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 出典 http://www.selectsquare.com/edifice/g2692842/

 

「鎖骨」は男のセクシーさの象徴。

 鎖骨フェチな女子は結構います。

 

これが「Vネックが深ければ深いほど鎖骨が見せれれる」ということもあり、深いVネックTシャツが大流行します。

もちろんVネックは「丸い」他のネックに比べると角度がシャープでより男らしい、ということもあったとは思います。

 

 

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出典 http://www.selectsquare.com/tk/g2649183/

  

さらにVネックが流行してくると、そこから派生して、深いVネックではなく「深い丸首」であるUネックが流行り出します。

 

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 出典 http://www.selectsquare.com/tk/g2649183/

 

このUネックもまた、鎖骨を見せることが出来、深ければ深いほど鎖骨を見せることが出来ます。

 

またUネックは、その頃流行のニュアンスとしてあった「フェミニン」つまり「女性らしい」とか「繊細」な首元を表現出来ていた気がします。

Vネックが男らしいことからすると、首元の深さを共通点としながらも表現したいことは微妙に異なっていたのが分かります。

 

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 出典 http://www.selectsquare.com/tk/g2649183/

 

しかしこれらの深いネックは現在、かなり少なくなってきてしまいました。

 

というのも、この「ネックの深さを競う」という競争が過激になり「鎖骨どころか胸毛まで見えてしまう」くらい深いネックのカットソーが出回り、徐々に「深いネック」に対する嫌悪感が広まってしまったんですね。

 

「ギャル男みたいに見える」というレッテルまで付けられる始末・・・。

(これ実はギャル男君たちが悪いわけではないと以前考察しているんですが・・・)

 

ギャル男が着だすとそのアイテムやブランドは終わる、という言説は本当なのだろうか? - ナルシストで何が悪い?ナル男のアイデアブログ

 

流行の宿命のような「流行り過ぎたが故の淘汰」がなされてしまいました。

 

そういうわけで現在VネックもUネックもあまり主流では無くなってきました。

 

※とはいえこの項で載せたVネックもUネックも現在も着用に耐えられるくらいの

開き具合ではあると思います。

特にUネックはそこまで開きすぎていなければ全然アリですね。

一時期の反省を下に両者ともまた開くが大分浅くなってきました。

 

最後にまた述べるのですが、おそらくまた首の開きは徐々に大きくなっていくはずです。

 

開きすぎたネックの反動で詰まった首元が流行中

 

 こうして深いネックは段々と淘汰されてしまい、今度は一気に首元が詰まったカタチ、元々最もオーソドックスなTシャツのネックである「クルーネック」がまた一気に現在の主流になるわけです。

 

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出典 http://www.selectsquare.com/beautyandyouth/g2713902/

 

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出典 http://www.selectsquare.com/journalstandard/g2721689/

 

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出典 http://www.selectsquare.com/journalstandard/g2721689/

 

ただワタクシナル男、「詰まりすぎたクルーネック」があまり好きじゃありません・・・。

 

何故かと言うと「Tシャツのネックとか何も気にしていない人たちと同じ」気がするからです。

 

いわば普遍的なカタチであるクルーネック。

ファッションなんぞ全く気にしていないうちの父親も着ているカタチです。

(そもそも何で詰まりすぎくらいのクルーネックがTシャツの基本みたいになっているかと言うと「どうせ繰り返し着て行くと緩くなっていくやろ?だからきつめにしといたで?」ということだと思うんですよ、全然オシャレと関係ない!!)

 

 

「自然体」「ファッションを気にしている素振りを見せない」、確かにこれらが最近の流行なのは分かるのですが・・・。

 

自然体派を全否定するわけではないのですが、どうも目指すべきところな気がしません。差別化も出来ませんし。

 

また、「鎖骨が全く見えない」というのもどうなのでしょうか?

プリントTならアリかも・・・と正直思うのですが無地Tシャツにおけるネックというのは、かなり重要度が高いですから。

 

鎖骨がほんの少し見えるくらいの、窮屈さを感じないクルーネック・・・

 

ここ2年ほどのクルーネック全盛時代にナル男が探し求めつづけているのはズバリ

「開きすぎず、詰まりすぎてもいないクルーネック」なのです。

 

 

「開きすぎず、詰まりすぎてもいないクルーネック」のお手本は無印良品にある?

 

 この鎖骨がほんの少し見えるくらいの、窮屈さを感じないクルーネック

言うなれば「開きすぎず、詰まりすぎてもいないクルーネック」、高いブランドだとKAZUYUKI KUMAGAIが得意とするカタチでした。

(例えば今季で言うとこれなど→KJ61-040 | ATTACHMENT

 

もっと多くの人が手に取れる規模・値段のブランドで言うと、無印良品のオーガニックコットン天竺ボーダーTシャツがこの「開きすぎず、詰まりすぎてもいないクルーネック」に当たります。

 

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出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738038511

 

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出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738038511

 

このボーダー版は本当にオススメですね。

 

「今の理想のネック」に近いと思います。

今はこれくらいです。(おそらくこれからまたUネック寄りに、どんどん緩くなってくるとは思いますが。)

 

www.narcisman.com

 

ただし、これの「無地」版、すなわち無地Tシャツもあるにはあるのですが、どうにも生地が安っぽく、下着っぽく感じてしまします。

 

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無地Tシャツは、用途によって要求されるバランスが変わる?

 

 

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出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738026792

 

 これねえ・・・素材もオーガニックコットン天竺で、同じボディなはずなんですけど

どーも生地が安っぽく感じてしまう。

 

やっぱり、無地Tシャツ、しかも白っていうのは、色々誤魔化せないんですよねえ。

本当にあとちょっとだけ・・・要求したいかなあ。

 

無地Tシャツの宿命は、「下着っぽく見える」ということで、いかにこれを緩和していくかだと思うんですが

下着っぽいのニュアンスもまた難しいですね。

 

首元が詰まりすぎていても下着っぽいし、生地が安っぽく見えても下着っぽいし・・・。

 

本来は下着として見せないはずの無地Tを「見せても」使えるレベルに昇華する、というのもなかなか奥が深いものです・・・。

 

さらに無地Tシャツも、どういう風に使うか?で要求されるバランスが変わってきます。

 

合わせるアイテムがテーラードジャケットなのかシャツなのかで、無地Tシャツに求められるものが変わる?

 

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出典 http://www.selectsquare.com/journalstandard/g2683269/

 

 テーラードジャケットなどに合わせるなら、無地Tの生地感が安っぽいと、それだけでせっかくのテーラードジャケットも台無しになります。

 

今日も何人も無地Tシャツにテーラードジャケット、という男の人を見たのですが、どうにも無地Tシャツの方に目が行ってしまいます。

 

 

 http://www.amazon.co.jp/gp/product/B01D0IOEA0

 

これは何故か?

 

スーツを思い出して欲しいんですが、ジャケットはVゾーンが命、とか聞いたことありませんか? 

スーツならば、シャツにネクタイが来るわけで、やはりその部分は視線が集まる。

つまり無地Tシャツが最も誤魔化しが効きにくい場面の1つなんです。

 

出典 http://www.amazon.co.jp/gp/product/B01E63IKYO

 

テーラードジャケットだと、無地Tシャツに要求されるレベルも高くなるんです。

 

 あとは、テーラードジャケットに合わせるならあまりに首元が開きすぎたもの、さらに今は深いVネックはやめておいたほうが良いと思いますね。

 

ただでさえVゾーンに目が行くテーラードスタイルで、ここがガラ空きだと、どうにも清潔感が、無い。

 

肌の露出面積の拡大≒清潔感の低下、と考えても良いと思います。

胸毛とか出ていたらもう・・・。

 

一歩間違うと「ホストっぽい」とか「お兄っぽい」感じになってしまいますし。

 

あと何故か雑誌「サファリ」あたりもこういう感じをよく提案しているんですよね・・・

 

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 出典 http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/mj/mj3464

 

サファリって年中どっかのリゾート地かよ、みたいなスタイル提案ですよね・・・。

 

やはりテーラードジャケットは、「開きすぎず、詰まりすぎてもいない」ものが今はベストかなと思います。

 

逆にこれからの季節、シャツをアウターのようにして着るのであれば、ゆるい、開いたネックでもOKです。

 

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 出典 http://wear.jp/yuuuyawww/4532082/

 

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出典 http://wear.jp/loungelizardtokyo/4413974/

 

こちらはなぜかというと、 シャツにはエリがあるので、ネックに対する視線が分散されますし、逆にあまりに首元の詰まったTシャツを着てしまうと、今度はシャツのエリと相まって窮屈過ぎる印象になってしまうからなんです。

これやってしまっている人多いですね。

 

あとテーラードジャケットに比べると幾分無地Tシャツが見える範囲も減少するので、生地感が少しくらい安っぽくてもあまり気になりません。

 

生地の厚みも関係します。

春夏でシャツと合わせるシチュエーションで生地が分厚いものを着てしまうと暑苦しいですね。

ちょっと薄いくらいがちょうどよいのです。 

 

こんな風に、合わせるアイテムによっても無地Tシャツというのはその表情を変えますね。

 

基本的にテーラードジャケットなどエリ周りが寂しいものは、余り開きすぎていないもの

逆にシャツやパーカー類などエリ周りに何かあるものは多少開いていてもOKなど、バランスを取っていくと良いと思います。

 

もちろん開きすぎず詰まりすぎてもいないもの、はある程度万能に使うことが出来ます。

 

秋も冬も、首元のバランスを忘れずに!

 

このバランスの取り方は是非、秋口になっても覚えておいていただきたいことですね。

 

チェックシャツスタイルだって、合わせるカットソーの首元で大分印象が変わってくるものです。

チェックシャツでも中のカットソーの首元が詰まっていると野暮ったく、バランスよくゆるさを出せるとスタイリッシュに見えます。

 

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 出典 http://www.jb-voice.co.jp/jackinthebox/2013/08/02/13840/

 

またシャツだと、開きの大きいUネックでも、シャツによって隠れてくれるので

「肌の露出面積≒清潔感の低下」が、良い感じに防げているのがおわかりでしょうか?

 

そして忘れてはならないのが「ボートネック」。

昨今流行の「バスクシャツ」に見られる襟元です。

 

これが秋、冬、春のコートなどのアウターとの相性が良い。

 

 

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出典 http://ameblo.jp/mercury-roberts/entry-12071649109.html

 

無地Tシャツ・カットソーの弱点、それは「コートの重み・厚みに負けてしまう」ことなんです。

襟元が深い、柔らかいカットソーなどと着ていると、ネック部分がコートに負けてフニャフニャになってしまうことも・・・

 

これを解消してくれるのがバスクシャツの厚み×ボートネックの堅牢さなんですね。

鎖骨は見えにくくはなりますが、詰まりすぎたクルーネックよりは見えますし、クルーネックよりシャープなので冬場是非オススメしたい襟元です。

ちょっと気が早過ぎるかな・・・笑

 

UネックやVネックは果たして時代遅れか?

 

 ここで、UネックやVネックTシャツは既に時代遅れである、オワコンだというようなことを言うのは簡単なのですが、そうではないと思います。

 

前述したとおり、シャツとの合わせならまだまだ十分使用出来ますし、おそらくこの詰まりすぎたクルーネックブームからの反動で、またどんどん首元は開いていくはずです。

 

おそらくプリントTからその流れは始まるんじゃないかなあ?

 

 

http://www.stylife.co.jp/stylife/item/E83591/

 出典 http://www.stylife.co.jp/stylife/item/E83591/

 

FACTOTUMなんかは、未だにUネック・Vネック作り続けてますし、バランスの良い開き具合ならそう古臭くも感じないものです。

(一方で古臭いVネックTシャツを作り続けてしまっているブランドがあることも、また事実ですが・・・)

 

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出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-factotum/1011285

 

 

まだしばらく、クルーネックの時代は続きそうに思いますが、この手の流行は切り替わる時はあっという間ですからね。

 

ナル男の読みとしては「クルーネックという名称だけど、ちょっとずつ開きが大きくなりUネックに近づいていく」のではないか?と読んでいます。

クルーネックとUネックって、実はどちらに分類して良いのかわからない物もあるので、名称だけに囚われずに考えていきたいですね。

 

流行っていうのは何か論理必然的な正解の下に生まれるものではなく、人々の気分とアパレル業界の思惑とのバランスで生まれます。

まあ要するに「流行っているから流行っている」というのが本当のところで、その流れに逆らうことは出来ないと思うんです。

 

流行遅れの服が着れなくなるのはなぜ?流行や定番の正体、人は流行には抗えないのか? - ナルシストで何が悪い?ナル男のアイデアブログ

 

3年後、あなたはチェスターコートやMA-1を着ているだろうか? - ナルシストで何が悪い?ナル男のアイデアブログ

 

今後もその流れを注視していきたいところですね。

 

 

シンプルだけどそれ故に奥の深い無地Tシャツ。

まだまだシルエットや、生地の薄い・厚い、光沢感など色々語り足りないのですが今日はこのくらいで。

 

次回は「7000円の無地TシャツとユニクロルメールのスーピマコットンTシャツを比較してみた、高い服と安い服の違いとは何なのか?」とかやってみたいと思っています。

 

ではでは。

 

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