アウターのポケットに小さい財布とスマホを入れて「手ぶら」が出来る季節到来!さあ手ぶらで出掛けよう!メンズへのプレゼントでお困りの方にもオススメ
こういうブログを書いていると、「情報は街にある」と言っても過言ではなく
まあとにかく歩きます。
服は実物を見ないと分からない…というわけで、お店を回らないと話にならないのでとにかく歩く、歩く…のです。
1日に歩く距離が半端ないわけですが、その時にネックになるのが荷物です。
荷物の量と行動量は反比例します。
たくさんの荷物があるとそれだけで行動力が奪われてしまうんですよね。
また荷物が少ないと、自然と「移動のために歩く」のではなく、「歩くために歩く」という形になってきます。
そうすると、正しいフォームで歩きやすい。
荷物を背負いながら歩くと、どうしても無理な歩き方になりがち…。
だから毎回、とは言いませんが、たまにはアウターのポケットにスマホ、モバイルバッテリー、そして「小さい財布」だけ持って出掛けよう!という提案をしたいんですね。
もう本当にラクですからね。
最近はクラッチバッグとか、サコッシュとか「小さめのカバン」がメンズでも大分普及してきましたが、私はメンズは「手ぶら」がイチバン!と思っているので、まずは手ぶら推進派です。
(ただ「手軽に使えるメンズバッグ」はおいおい紹介していきたいとは思っています。)
JAM HOME MADE nonmetal サコッシュ -BLACK DIAMOND-
元々自転車競技で使われていたサコッシュなど、メンズでも気軽に使えるバッグが増えつつあるが良品は少ない
メンズへのプレゼントにもうってつけのこの「小さい財布」、意外と良い物を見つけるのが難しかったりしますが、今日もとっておきのオススメアイテムを紹介していきます!
注目の革小物ブランド「VIN」
「キーケースで良い物無いですか?」など革小物に関して聞かれた時に真っ先にお答えするブランドがVIN(ヴィン)です。
http://shop.sokonowa.com/?pid=118967524
このブランドの「Garçon wallet(ギャルソン ウォレット)」のSサイズは、14.5 × 10.5 × 2 cmと、小さい財布として使うににはギリギリの大きさ(アウターの手入れポケットなら入るけれど、テーラードジャケットの内ポケットや、ボトムスのポケットだとちょっとキツイくらいの大きさ)。
その代わり…と言ってはなんですが、小さい財布として、というよりも十分普通の財布として使えるだけの収納力があります。
小さい財布は「小銭入れ」+「カード入れ」+「札入れ」が最低限揃っていると、使いやすいですね。
もちろん普通サイズの財布(「大きい財布」)で収納力があるものにはとても敵いませんが、最低限これだけでも十分財布として機能するだけの収納力があります。
http://vin-leather.com/product/garcons-wallet-s/
特に小銭入れは大きく開くことが出来るので、非常に便利です。
デザイン面でも、真鍮製の「棒おこし」がアクセントになっていて、この仕掛けも使いたくさせてくれるアイテムですね(こんな仕掛けがあるだけで使うことが嬉しくなります)。
革小物はどうしても「良い革を使っている」とだけ言われても、似たり寄ったりで、コレ!という決め手に欠ける物が多いので、こういったデザイン上のアクセントが決め手になりますよね。
革はバゲッタレザーを使用。
バケッタレザー(天然植物性タンニンで丁寧に鞣(なめ)した革)をオススメする理由としては、長く愛せる点ですね。
やっぱり革小物はポケットに入れたり、カバンに放り込んだりしていると、どうしても傷が付きやすいのですが、ヴァゲッタレザーだと、傷が付いてもそこからさらに味が出て、二度三度と良さが出てくる。
私も新品に傷が入ったりすると、結構ショック受けたりするんですが、しばらく経つと
「これはこれでアリだな」と思えるんですよね。
キーケースなども、良い革の製品が手軽な値段で手に入るのでオススメです。
http://vin-leather.com/product/key-case/
財布やカードケースなどを作っているブランドは多いですが、キーケースなど用途別の細かいアイテムまで作ってくれているのは小物専業ブランドならではと言えます。
このVINというブランド、デザインから縫製までを作家1人で行っているため、どうしても流通量が少なく、Garçon walletなど人気アイテムは入荷してもすぐ売り切れてしまうのです。
時間は多少掛かってしまいますが、どうしても欲しい!という場合は、受注生産という方法もあるようです。
参考
【ViN 受注生産について】 | RECTOHALL - NEWS
オススメ靴ブランド「forme(フォルメ)」は革小物もオススメ!
まず雑誌などには載らないものの、唯一無二と言える美しい靴を作ってくれるブランド「forme(フォルメ)」。
今季もサイドゴアブーツ買いましたし、超ハイペースでうちの靴箱にはformeの靴が増えていっているのですが、
このブランドは靴に留まらず、型数は少ないものの革小物もオススメなのです。
特にオススメなのが、この「Changepurse(チェンジパース)」。
小銭入れをメインに、カードを数枚だけ収納出来、少数ながら札を奥に収納することも可能(どうも札入れとして作っているわけではなさそうなんですが…)。
ちょうど、クレジットカードを一回り大きくした程度のコンパクトサイズ(10.5×7×2cm)で、折り畳み式ではない小さい財布としては最小の類でしょう。
これは現在私も使っている物なんですが、非常に便利ですね。
そんなに現金払い多くないし、カードもそこまで多数持ち歩かないよ、という人ならこれだけ持って出掛けてもそんなに不便は感じないでしょう。
私はカバンには「大きな財布」、つまり通常サイズの財布を入れておき、細かい支払いは全てこのChangepurseで行う、という使い方をすることもあります。
この使い方でも、財布をカバンからいちいち取り出すストレスが無くて良いんですよね。
昨年クリスマス時期に探したのですが、もうどこも完売で、春先にようやく手に入れることが出来た物です。
使用する革を変えて、定番化されているアイテムなんですが、今季はセレクトショップ「BLOOM&BRANCH」の限定アイテムとして出ているようです。
http://bloom-branch.shop-pro.jp/?pid=126019165
上で紹介したChangepurseとは真鍮の留め具パーツなど、仕様が大分異なっているのでご注意ください。
今季のformeは、「Hand wallet」という新型を展開しています。
http://bloom-branch.shop-pro.jp/?pid=124259464
こちらは、先に紹介したVINのGarçon walletのように、これだけで完結する収納力を持たせた小さい財布。
http://bloom-branch.shop-pro.jp/?pid=124259464
私はChangepurseだけだとどうしても、領収書やレシートをもらった時に入れるところがないので、同じくformeのカードケースも併用することが多いのですが、これなら1つでOKそうですね。
その分若干サイズが大きくなる(13.5×9cm)のですが、収納力とサイズのバランスをどう考えるか、ですね。
革靴ブランドながら、こういった革小物の出来も非常に良いので、他のドメスティックブランドのOEM(他社ブランドの製品を製造すること)も行っている実力派。
クオリティは、間違いないです。
ヨコミチ 何故「小さい財布」がプレゼントに最適なのか?
何故「小さい財布」がメンズへのプレゼントに最適なのか?
それは「大きい財布」をプレゼントするのは結構難しかったりするからです…。
まず、贈る相手がブランド志向だったりすると、大きい財布はそれなりの名の通ったブランドを選ばなければ、せっかく贈っても使ってもらえない…なんてことになりかねません。
メンズでも「財布だけはブランドものが良い」って言う人、結構います。
財布で財力を見られているとか何とか…。
同じ理由で時計なんかもメンズの場合はかなりこだわりがあったりするので、意外とあげるのが難しかったりします。
(ただ、その分特定のブランドが好きって分かっていると、ブランドを選ぶところから始めずに済んで、楽だったりはするんですけどね…。)
あとはプレゼントするタイミング。
ベースとなる「大きな財布」って、結局1個しか使わないですから、大きな財布を買ったばかりだと、財布買い替えたばかりなのに…っていうことになりがちです。
そこらへんは贈る相手をよくよく観察する必要が出てくるわけですが、小さい財布って使っているメンズはまだまだ少ないですから。
大きな財布と併用するのが前提なら、使ってもらえる可能性が高いし、
贈った時に喜ばれやすいと思いますよ。
この時期のプレゼント選びって本当に頭を悩ませるものですが、まあそれも楽しいものです。
何より相手が何を贈ったら喜んでくれるかなぁと考えながら、自分が「コレあげたい!」とときめく物を探すっていうのは楽しい作業でもあると思います。
Hender Schemeの小さい財布は本当に小さい!!が…
名作スニーカーを全て革で再現する、というオマージュで一気に有名になったHender Scheme(エンダースキーマ)。
Hender Scheme エンダースキーマ 【mip 12】
Hender Scheme [エンダースキーマ] manual industrial products 08
そしてこの夏は何とadidasと正真正銘のコラボが実現してしまうという快挙を成し遂げてしまいました。
革のみで完全再現されたadidasスーパースター
Adidas Originals X Hender Scheme Superstar
これにより今まで商標権の関係で空白化しなければならかった「三本線」なども忠実に再現出来るようになったんですね。
海外からの評価も急激に高まっているブランドです。
ここは革小物も充実しているのですが、ヌメ革を中心としたかなり「プレーン」なアイテムが多く、製品時点というよりは自分で育てていくような物が多いですね。
だから通好みというか、メンズが自分で買って育てる…ならともかく、プレゼントには向かないアイテムが多いんですね。
Hender Scheme エンダースキーマ trifold wallet
そんなエンダースキーマの革小物でもこの小さい財布「trifold wallet」は、例外的に最初から成熟しているようなアイテム。
とても繊維の詰まったインポートのバゲッタレザーを使用した革は、このブランドのざっくりした感じがあまり無く、繊細な表情をしています。
Hender Scheme - trifold wallet
小さいながら、ちゃんと「小銭入れ」+「カード入れ」+「札入れ」が揃い、収納力があります。
地味にカードが結構入るのが良いですね。
Hender Scheme - trifold wallet
タテとヨコには小さい(9.5×8.5cm)のですが、その分、結構厚み(約4cm)が結構出てしまいます。
だからテーラードジャケットの内ポケットではキツイですね(シルエットに影響が出てしまう)。
これは痛し痒しといったところなのですが、私としてはこれ以上小ささを追求すると、複雑な構造(札入れからお札を取り出しにくくなる、など)を取らざるを得ず、逆に使いづらくなると思っています。
数年前からメンズに大流行している「小さい財布」ですが、とにかく小さい、薄い、をウリにしている物は意外と使いづらかったりします。
毎日使うものなので、小ささ、だけではなく自分にとって使いやすいか?も考慮したいですね。
デザイン◎な20/80(トゥエンティーエイティー)
とにかく持っていて褒められる小さい財布が欲しい!というのなら20/80(トゥエンティーエイティー)の「CLIP WALLET」をオススメします。
http://zozo.jp/shop/thefriday/goods/3903861/?did=13527420
コレは使っていて、本当に周りの反応が良かったですね。
突拍子もないデザインで「面白い」のではなく、きちんと洗練されたリアリティのあるデザインながらどこか面白さや可愛らしさがある。
こういう革小物、なかなかありません。
テーブルの上にさりげなく置いておきたくなるような、そんなハイセンスな小物ですね。
http://zozo.jp/shop/ability/goods/24983922/?did=45915680
難点としては、小ささとデザイン優先のため、お札の収納がクリップ式である点とカードが1枚も収納できないという点。
(カードを挟むとはみ出てしまうのです。)
小銭入れとしては十分機能するのですが、どうしても上記2点で、ほかと比べて機能性がガクンと落ちてしまいますね。
綺麗な印象のキップレザーと、男らしいイメージのホーウィンクロムエクセルレザーの2タイプあります。
モードな雰囲気の革小物ならパトリックステファン
どちらかと言うとここまでは「ナチュラル」なブランドを紹介してきましたが、少し「モード」なブランドも紹介しましょう。
PATRICK STEPHAN(パトリックステファン)は、フランス人デザイナーが国内で始めたドメスティックブランドという、面白い立ち位置のブランドなのですが、主に革製品とマフラー・スヌードなどを扱っています。
ここのマフラー・スヌードはベーシックながらちょっとひねりが効いていて、面白いんですよね。
PATRICK STEPHAN パトリックステファン 172ASF30 Melton long scarf 'compact'
ここはスタッズの付いたちょっとクセの強いアイテムもあったりするんですが、シンプルな物はとことんシンプルな作り。
PATRICK STEPHAN 171AWA19 Leather short wallet 'level' douce
普通の財布って、こんな感じでどうしてもステッチ(縫い目)が革を囲うように、全体を縁取る感じになってしまうんですが
パトリックステファンの 「level」は、縫い目を少なくし、表面にはサイドのみしかステッチが見えないようになっています。
PATRICK STEPHAN 171AWA19 Leather short wallet 'level' douce
革を通常よりも大きく使って、贅沢に裁断するなどして仕上げているので、縫い目が少なく出来るんですね。
大きさは、9×10.8cmで、厚みも抑えられています。
このブランドの財布は、かつて私の好きなドメスティックブランドが作っていたようなモード感あふれるアイテムが多く、カードケースなどもちょっとした違いを感じられるブランドです。
PATRICK STEPHAN[パトリック ステファン]Leather card case “minimal”
こういうテイストが好きな方には是非オススメしたいブランドです。
単独使用だけでなく、「大きな財布」と併用することで、日常生活がグンと便利になる「小さな財布」達。
是非一度使ってみて欲しいですね。
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