ミニマルで洗練された雰囲気を持つ、ありそうで無かった小物ブランド、20/80(トゥエンティ エイティ)
どーもナル男です!革小物を連載で結構やってきましたが、今ナル男が一番注目しているブランドを紹介して一旦区切りとしたいと思います。
それが「20/80(トゥエンティ エイティ)」です。
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メンズの革小物は、どこか男性的過ぎる物が多い
どこまで共感していただけるか分からないのですが、メンズの小物って「どこか男性的過ぎる物が多い」という不満を持っています。
バリエーションが、ありそうでないんです。
男性的過ぎる、というのは2つ意味があります。
1つは「ちゃんとしすぎている」のです。
ちゃんとした物を持つのも,もちろん大切
例えば、メンズの革財布ってヴィトンやプラダ、グッチなどのハイブランドの物を除けば、正直どれも同じようなデザインが多いですよね。
大手セレクトショップに行けば「ブライドルレザー」「コードバン」「サドルレザー」など、オーソドックスな革財布が必ず置いてあります。
安くはありませんが、ハイブランドに比べればかなり手頃に、「そこそこ無難な」財布を手に入れる事ができます。
これらのモノだって、本革のエイジングを十分楽しむことが出来るでしょうし、何よりあらゆる場面で使用出来るわけですから、そういう意味でのコストパフォーマンスには優れているでしょう。
財布なんかで目立ちたくない、余計な誤解を受けることを避けたいなどの気持ちは十分理解出来ますし、それを否定するつもりはさらさらありません。
ナル男も、名刺入れだけは無難なちゃんとしたモノを選ぶべきだと思っています。
ただこれではつまらない、という人がいるのも確かでしょう。
長く付き合っていくほど味わいが生まれるのが革小物ですから、長く付き合うために「愛着が持てる」というのが何より大切です。
つまらない、と感じるなら無理に無難な物を選ぶ必要は無いと思います。
ナル男は他人の財布を結構見ていますが、皆結構無難ではないし、しょうもない財布を持っているものです。
一部ビジネス雑誌などはまるで社会人は全員本革のオーセンティックな財布を持っているものだ、くらいのノリで言ってきますけどそんなことはないです。
学生・社会人問わずマジックテープで止めるような財布を使っている人は結構います。
あまりそこで強迫観念みたいなものにとらわれる必要は無いでしょう。
ワイルドなモノが多い
もう1つ、メンズはデザインが効いたモノが欲しいと思っても、メンズのそれは「ワイルド系に寄りすぎている」と思うのです。
男性的すぎると感じる2つ目の理由です。
どこかウエスタンディテールというか…。
ウエスタンアイテムを否定したいのではなく、もうちょっとバリエーションがあっても良いのではないか?と思うのです。
遊びゴコロを表現するにしても、本来幅があっていいはずだ、と思うんですよね。
何が言いたいかというと、メンズ市場において革小物は「つまらないモノ」か「ワイルド方向のモノ」かという両極端なモノばかりで…。
誰にも責められない、無難さという意味でのシンプルさやミニマルさではなく、洗練された雰囲気という意味でのシンプルさ、ミニマルさを持った財布が欲しい!
そんな不満を持っているのです。
「洗練」を感じる小物ブランド、20/80 (トゥエンティーエイティ)
そんな不満を持っていた中で見つけたのが
20/80 トゥエンティーエイティ
という小物ブランドです。
この名称はやはり「パレートの法則」に由来するのでしょうか?
(ちなみにナル男はパレートの法則は世の中の現象を強引に20/80に当てはめているだけだと思っていて、趣旨やエッセンスは傾聴に値するものの、これに囚われる必要は無いだろうと思っています。)
クラッチバッグなどは、正直ん?と思うのですが(しかし大手セレクトショップが扱っているのはクラッチバッグ、謎です)
革小物にはかなり洗練された逸品が多い、という印象です。
本革でこういうの欲しかった!というシンプルかつミニマルでいて、「洗練」も感じるアイテムが多いんです。
どこかドメスティックブランドの空気を感じる革小物たちです。
一度チェックしてみて欲しい革小物が多いブランドですね。
ありそうで無かった!って、見つけた時にはワクワクしました。
エンダースキーマの記事でも書きましたが、ナル男の今の革小物でのオススメは、ポケットに収まるような「小さい財布」「薄い財布」。
早速20/80でオーダーしてみました。
箱が高級感と雰囲気あって良いですね。
これプレゼントされたら嬉しいでしょう。
開けた瞬間革の匂いがして、ワクワクしました。
革小物はこれが良いんですよ。
こんな感じ。
外面はホーウィン社の「クロムエクセルレザー」、内は「栃木レザー」のコンビです。
ホーウィン社は、コードバンで有名なタンナーです。
そこが様々なオイルを贅沢に使って革に耐久性を持たせたのがクロムエクセルレザー。
油分多いので基本的には、ケアが余り要らず、かつ味が出やすいという特徴があります。
革質は最初はちょっと固め。
使っていくうちにどんどん柔らかくなっていくと思います。
大きさこんな感じなので、アウターのポケットに難なく収まります。
デニムのバックポケットはもちろん、前ポケットにも。
ナル男はあまりボトムスのバックポケットに財布入れてるの好きじゃないんですよね…。
チェーンとか付いてると目も当てられません。
(やっている方ごめんなさい)
メンズで話題の「小さい財布」「薄い財布」ですが、機能性を重視したモノばかりで
「モノとして愛せるか?」という観点は軽視されがち。
デザインに一目惚れしたので、長く愛せそうです。
革質も良いしね!
[トゥエンティエイティ] TWENTY EIGHTY HORWEEN LEATHER CLIP WALLET W008 BK (ブラック)
クロムエクセルレザーの他に「キップレザー」が使われたタイプも有ります。
キップレザーとは生後6ヶ月から2年以内の牛の革で、「カーフ」の次に若く、柔らかさときめ細やかさを持ちます。
[トゥエンティ エイティ] TWENTY EIGHTY KIP LEATHER CLIP WALLET W016 BK (ブラック)
デザインは同じで、革が違う他に、キップレザーの方はカラバリが豊富です。
[トゥエンティ エイティ] TWENTY EIGHTY KIP LEATHER CLIP WALLET W016 YL (イエロー)
こんなド派手な色まであります。
「小さい財布」にはこれくらい遊びゴコロがある方が良いかもしれませんね。
絶対になにそれ!と話題になるでしょうし、革が良いので品は失われていません。
ちょっと注意があって、これはお札を入れるといより、クリップで挟むタイプなんですよ。
だから、慣れるまでちょっと時間掛かります。
あとはこれは一応「小銭+お札+カード」を収納できるってことになってるんですが、小ささを追求した影響でクレカとかスイカとかカードを収納するとはみ出ます。
なのでナル男はカードは収納してません。
スイカとかを入れる定期入れというかカードケースが別にあるから、というのもあるのですが。
「小さい財布」は、鞄から財布を取り出さなくて済むとはいえ(これが本当に面倒だった…)、鞄の中に「本体の財布」があったほうが良いと思います。
カード類はどれだけ整理されてもある程度の枚数(カードケースには収納出来ないくらいの)がどうしても出てきてしまうでしょうし、お金だって、結構持っていない時があります。
「小さい財布」で全て事足りる、というのはコンビニに出掛ける時くらいでしょう。
普段のちょっとした支払いは、ポケットなどに入れた小さい財布で済ませ、鞄の中に「本体の財布」をスタンバイさせておくのです。
その「本体の財布」もここはどこか洗練さを感じるものが多いので、オススメです。
革質もこの値段にしてはかなり良いものが使われていると思います。
[トゥエンティ エイティ] TWENTY EIGHTY KIP LEATHER LONG ZIP WALLET W017 BK (ブラック)
[トゥエンティエイティ] TWENTY EIGHTY KIP LEATHER LONG WALLET W011 NV (ネイビー)
[トゥエンティエイティ] TWENTY EIGHTY KIP LEATHER WALLET W010 BK (ブラック)
次はこの中から財布を狙ってみたいと思っています。
コインケース別にあるから、お札とカードだけで良い、って言う人はビルホルダーがかなり安く出ています。
[トゥエンティエイティ] TWENTY EIGHTY HORWEEN LEATHER BILL HOLDER H001 BK (ブラック)
小銭入れ・コインケースはめちゃくちゃ遊んでます。
ただこれも遊びながらもどこか洗練されているんですよね。
これがエイジングしたらどうなるのか、一度見てみたいですね。
[トゥエンティエイティ] TWENTY EIGHTY TOCHIGI LEATHER BANANA COIN CASE C004 TAN (ベージュ)
革のエイジングで表現する「熟れたバナナ」…、何だか狙ってますよね笑
まだまだこれからのブランドで、どんどんセレクトショップ等で姿を見れるようになると思います。
これからどんな革小物を送り出してくれるのか…ワクワクしています。
今一番オススメの革小物ブランドです!
革小物の連載は一応終わりますが、小物大好き人間なので、小物の記事はこれからもちょいちょい続けていこうと思います♪
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