先日の記事で紹介したMB氏の「最速でおしゃれに見せる方法」
記事にダントツのアクセスをいただきMB氏の
影響力すげー!と素直に思っておております。
そんなMBこと清水千広氏がオリジナルで
スキニーデニムを作ったらしい!
【最も早くオシャレになる方法】現役メンズファッションバイヤーが伝える洋服の
「知り方」/ Knower Mag » MBスキニーパンツ詳細解説ページ
そして、できあがってユーザーの元に届いたらしい!
上記MB氏解説によると、シルエットにものすごくこだわってるみたいですね。
「日本人が穿くべきシルエット」
採寸を見れば分かりますが、ウエスト周りはややゆるく、裾をかなり細めに設定しています。
そのためお腹が多少出た体型であってもスムーズに穿く事が出来、
またウエストが余ってもだらしなく見えないように調整しました。(ベルトは必要かもしれません)
また、ウエストをゆるくしたもう一つの理由に「腰穿き気味に穿く事でサルエル風に見せたい」という
着こなしの一手法を意識したからです。通常のスキニーブランドと比べ、股上を少しだけ深くしているのもそのあたりが理由。楽に穿けること、また必要に応じて腰穿きしルーズな印象を少しプラスする着こなしができること。
そのあたりを考えてウエスト周りを設定しています。(上記サイトより)
でも、既に市販のブランドの黒デニムでも、同じようなことが実現出来るものはあると言えばあります。
どんなデニムを選べば良いのか、お伝えしましょう。
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MB氏といえば黒スキニー
・下半身で全体のシルエットを整えるためにボトムスは黒スキニーを基本とすべし
・腰履きで腰の位置を曖昧にして、実際の脚の長さを分からなくする
これらはMB氏が繰り返し繰り返し述べていることであり
ナル男的に反論したいところはありません。
ただ「とりあえず穿いておけ!」と言えるほど黒スキニーが簡単なアイテムか? と言うと、そんなことはないです。
腰回りがピタピタだと…
まず、ナル男が街でメンズの黒スキニーを見ていて
一番気になるのが「ヒップ」ですね。
こんなブログを書いている上に、男の尻ばかり見ているのか?
お前はあっちか??
と言われそうですが、研究熱心なだけです笑
というか、お尻が大きい人がスキニーを思い切り上げて穿いていると
本当にヒップ部分がパンパンで目立つのですよ。
ストレッチスキニーの「伸びるから穿けてしまう」のデメリット
スキニーデニムはたいていポリウレタンが混紡されていて伸縮性があるので、ある程度サイズがきつくてもとりあえず穿けてしまいます。
でもだからといってヒップが小さくなるのではなく
そのお尻に合わせて生地が伸びてるだけなので、
結局「あいつケツがパンパンやん…」となるのです。
さて、ではこのヒップパンパン問題を解決するにはずばり
・ヒップを運動やダイエットで小さくする
・ウエスト大きめのボトムスを腰穿きする
この2つしかないですね。
ヒップが大きいというのは骨盤の歪みも大いに関係するのでこれを改善していくという意識を持つのも大変重要なのですが,時間も掛かるのでボトムスを腰穿きという方向に行くと思うのですが。
ここで問題に突き当たります。
「腰穿き出来るような細いデニム」はほとんどないということ。
デニム腰穿きでぐぐって見てください。
ほとんど太いデニムが出てくるはずです。
腰穿きというと、そんなイメージですよね。
実際細身のパンツを多く出しているドメスティックブランド(以下ドメブラ)のデニムを見ても、大抵ウエスト・ヒップまで細く腰穿きに適していません。ドメブラは、妥協を許しませんので「穿けないやつは穿かなくていい」みたいなスタンスなんでしょうか。
スキニーデニムに手を出すと、必ず陥るのが「細ければ細いほど良い」という錯覚。
男のナルシズムですね~。
これをドメブラは追求しちゃうんです。
ただ、街を歩いてるスキニーデニム着用者をよくよく観察してみてください。
パツパツはそんなによく見えないですよ…。やっぱり細いのはヒザ下からだけで良いんじゃないか?とナル男は思うのです。
ジョッパーズデニムなら、ヒップの問題を解消出来る
そこでおすすめなのが「ジョッパーズデニム」です。
ジョッパーズというのは、腰から膝まではゆったり目、ヒザ下から足首まではぴったりというもともと乗馬に用いられていたパンツです。
ジョッパーズ、と聞くとどこかイロモノじみているというか
食わず嫌いで敬遠したくなるのですが(僕も最初そうでした)
現代のジョッパーズは、そこまで極端な形ではありません。
例えばドメスティックブランドATTACHMENTのジョッパーズデニムは
こんな形です。そう極端じゃないでしょ?
ATTACHMENTのデニムはストレッチ入ってますが
一般的なストレッチデニムとは違って普通のデニムのような
「厚み」があります。
ストレッチデニムってとにかく「薄い」んですよ。
デニムって言うより、タイツに近いんじゃないかっていうくらいに。
ATTACHMENTのデニムは厚くて固い。
だから、ストレッチが入っていても伸びきらないから、入らない人は入らない。
つまりピチピチになりにくいんです。
この手のスリムデニムを買う人は、色落ちせず濃紺のまま
パリっと履きたいと思うんですが、色落ち防止加工がされている
のも嬉しいところ。
ただこのタイプ、黒がありません。
MB氏推奨はあくまで黒スキニーですもんね。
そこでこれはどうでしょうか?
ドメスティックブランドの老舗、LAD MUSICIANのSLIM JODHPURS DENIM
(NO: 2215-502)です。
これは本当にお勧め!
ウエスト・ヒップは余裕があるのに、ヒザ下からは細い!
膝周りは立体的なパターンになってるので動きやすい。
この着用だとかなり上げて穿いてしまってるんですが
腰穿きするとかなりカッコいいです。
(なんで腰穿きしてくれないんだろう…)
これポリウレタンの入っていない綿100%で
ストレッチ効いてないはずなんですけど、とても穿きやすく
動き易いっていう点でもお勧めなんです。
何よりタイツみたいなスキニーデニムと違って生地が厚いので、冬も大丈夫です。
安っぽさは全然無いです。実際お高いですからね。
綿100って良いですよね。僕あんまりポリウレタン混紡って好きじゃないですよ。そんなに長くはもたないので。
夏終わりくらいに手に入れてそこからヘビロテしてます。これは本当にお勧め。
ただ、穿きやすいとはいえやっぱりストレッチではないので要試着です。
あとlad musicianはこれ以外にも数多くのスリムなデニムを
作っているので、品番(NO: 2215-502)を識別しないと間違えます。
「黒スキニー試着したいんですけど」とか言うと別なのが出てきます。
今期はポリウレタン混紡の黒スキニーも出してるんですが
そっちは僕はなかなか穿くことすら出来ないくらい細かったです笑
LAD MUSICIANは最近平成ジャンプの伊野尾慧くんや人気のバンドマンが着用しているということでやたら検索候補にそういうのが出てくるのですがもう設立20年になる老舗ブランド。
特に生地へのこだわりが、他ドメブラとは圧倒的に違います。
それだけに価格がやや高めなのですが、僕はドメブラの中でも
その価格に裏付けがあると思っています。
直営店中心の経営で、取り扱い店舗が少なくて、
近くに直営店が無いと試着も出来ないと思うのですが
大都市にお住まいの方はぜひ一度ためして欲しいですね!
MB氏の基礎理論を元に自分自身で色々探求してくと良さそうだよね
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