2017年春夏に買えるスタンスミスを一気にまとめて解説・比較!お気に入りの一足を見つけよう!レディースモデルには魅力的な配色も続々登場。
今年発売のスタンスミスは何点かレビューしてきましたが、やや散発的な記事になってしまっていますし、2017年春時点で手に入るモデルの良い点、悪い点をまとめて解説・比較することで、購入の際に参考になればと思います。
私の家には青い箱が積み上がってますが、普通は1足で良いと思うので笑
- 最も万能なクリアグラナイ(S75075)
- よりミニマルなスタンスミスCF(コンフォート)、紐アリ版との注意すべき差異とは?
- スタンスミスLEA SOCKは、スタンスミスとは全く異なるモデル!?
- 人と被らないスタンスミス、絶妙なカラーのトレースカーゴ
- あのホーウィン社製のレザーを使用したスタンスミス!
- スタンスミス+BOOST、ローテクとハイテクの融合は道半ば、か
- ベロが厚くない!?ちょっとだけ安いスタンスミスの登場
- 今期好配色な新モデルはレディースモデルに多い
- 待望のオールオフホワイト&オールブラックモデルはややクセがある…
- オススメはやはり…
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最も万能なクリアグラナイ(S75075)
今買えるスタンスミスで、最も万能と言えるのが、スタンスミス復刻版シリーズ(高級版)で昨年発売されたカラー、スタンスミス・クリアグラナイ(品番S75075)です。
このモデルは過去何回も紹介してきましたが、とにかく様々なパンツ・ボトムスに合わせやすい。
元々さまざまなボトムスに合わせられてきたスタンスミスですが、クリアグラナイはヒールパッチなど配色されたパーツがクリアなグレーなので、ポイントになりすぎず、ボトムスに干渉しないのです(特に近年主流になってきたアンクルカットなどではスニーカー全体を露出するため、このことが重要になってくるのです)。
まさに万能タイプ、綺麗目でもカジュアルでも、合わせることが出来ますね。
パンツ・ボトムスの色も問いません。
欠点としては、やや綺麗過ぎる印象になることでしょうか。
先日2足目を買ったのですが、新品は本当に真っ白なので、最初綺麗過ぎて恥ずかしいくらいなんですよね…。
下ろしてからしばらくは、綺麗過ぎる感じで浮いてしまうかも?
あとは、店頭で何十足も見ていて思うのですが、今年は増産したためか、革表面のシボ感(凹凸感)にかなり個体差があると思いますね。
全く無いスムースレザーのような物から、かなりシボ感のキツい物まで様々です。
左右で違うこともあります。
ただこれは天然皮革故に、仕方のないことなのですが、買う前にちょっと覚悟しておいたほうが良いことでしょう。
海外ブランドのスニーカーではよくあることなのですが、日本ではまっさらな皮革に慣れているということもあるのか、ネット上には気にする声もあるので。
(ただ中には稀に本当に酷い固体もあるので、それはきちんと交換を願い出たほうが良いと思います。)
私の私物も新旧でシボ感が異なりますが、どちらも固体の個性として捉えています。
ただ注意すべきはそれくらいで、欠点の少ない、言うことのないモデルです。
ケアも、レザースニーカーではありますが表革なので、革靴の汚れ落としとして効果的なステインクリーナーや、スニーカーケアで有名な「ジェイソンマーク」だったりも使えます。
お手入れが簡単、という意味でも迷ったらまずはコレ、というモデル。
昨年のこの時期は完売・完売で、ほとんど在庫がなかったのですが、今年は増産に成功したそうで、まだまだ在庫は潤沢。
また夏に再入荷を予定しているショップもあるため、秋口でも手に入りそうです。
どうやら今年は通年手に入る定番モデルとなりそうです。
今年は焦らなくても大丈夫?
アディダスオンラインショップを始め、探せばサイズも妥協せず選ぶことが出来ますよ。
2017年のスタンスミス復刻版シリーズ(高級版スタンスミス)は、基本的に2016年春夏を踏襲したラインナップとなっています。
したがって上記クリアグラナイ(品番S75075)に加え、オーソドックスなスタンスミスと言えるグリーン(品番S75074)とカレッジネイビー(品番AQ4651)は継続展開されています。
しかし、2016年春夏から唯一再販されなかったコアブラック(品番S75076)や、2016秋冬のレイピンク(品番S80024)、ヴェイパースチール(淡緑、品番S80025)、テックインク(淡青、品番S80026)などは在庫限りとなりそうなので、欲しい方は早めのチェックが必要です。
レディースサイズのレイピンクなんて去年の夏からずっと在庫無いですけどね…。
本当はコレも再販が待望されていることでしょう。
紐をゲタバコのセルチップ付きシューレースに変えるとさらにグッと大人っぽく、高級感が出ますよ。
(120cmワンサイズしかないので、購入前に自分のシューレースの長さのチェックを!)
よりミニマルなスタンスミスCF(コンフォート)、紐アリ版との注意すべき差異とは?
通称ベルクロタイプ「スタンスミスCF(コンフォート)」も、紐がなく着脱がラクチン。
それだけでなく、デザイン的にもよりミニマルで洗練された印象を受けます。
出典 ttp://www.essence-web.jp/escontents/lookebook/22258/
復刻版(高級版)のベルクロタイプは見かけることも少ないだけに、スタンスミスでありながら差別化も出来ますね。
今期はベルクロタイプにも待望のクリアグラナイ(品番BY9192 )が登場。
このモデルの注意点としては、よりシンプルで簡素なスニーカー故に、やや全体として「重み」のあるスタイリングに合わせる必要があるということ。
それは色味だったり、レイヤードだったりしますが、あまりに軽い格好に合わせてしまうと全体として軽くなりすぎ、「大味」な印象になってしまうので注意が必要ですね。
あと、これは細かい話になるのですが注意点としては、ライニング部分にシンセティックレザーを使用しているということ。
シンセティックレザーとは、人工的な皮革なので、経年劣化をします。
元々スニーカーの多くは、ポリウレタンの加水分解による経年劣化を避けては通れないアイテムですが、このライニングにシンセティックレザーを使用することによりどのような劣化が生じるのかはちょっと未知数なところ。
気になる人は、紐ありのS75075にしておいた方が良いでしょうね。
adidasに問い合わせたところ、紐ありのS75075のライニングには、シンセティックレザーは使用されていないとのことです。
見た目にはほとんどわからないんですけどね。
もう1つ細かい点としては、紐ありのS75075は、ゴールドロゴにキラリとした金箔のようなツヤがあります。
これに対してベルクロタイプ(BY9192)のゴールドロゴにはツヤがあまり無く、フラットな印象です。
ちなみに革質に関しても、ベルクロタイプの方がシボ感が強い物が多い気がしていたんですが、使われている革は「ほぼ同じ」とのことです。
こちらもまだまだ在庫があるので、紐ありタイプとよく履き比べてみると良いのではないでしょうか。
2016年時点では品薄なこともありほとんど履いている人を見掛けなかった紐ありのスタンスミスクリアグラナイですが、今後かなり増えることが予想されますし、
ベルクロタイプは「ちょっと違うスタンスミス」としてどうでしょうか。
スタンスミスLEA SOCKは、スタンスミスとは全く異なるモデル!?
この春、日本国内ではセレクトショップEDIFICEとadidas公式のみでの発売となり、発売前の予約分に関しては完売するなど大きな注目を集めていたモデル。
それがスタンスミス「LEA SOCK」です(品番はオフホワイト・クリアグラナイが品番BB0006、カーキ・トレースカーゴが品番BB0007、ともに国内での表記)。
出典 ttp://blog.baycrews.co.jp/edifice/?p=113310
発売当日はEDIFICE実店舗の方でも在庫がどんどん無くなっていくなど、ローテク・オールドスニーカーではあまり見掛けない光景になっていたのですが(ハイテクスニーカーだと争奪戦は当たり前ですけどね)…
フタを開けてみると意外とadidas側の在庫が潤沢。
サイズ欠けは一応出てきていますが、まだまだ手に入りやすいモデルとなっています。
こちらは、通常複数のパーツを組み合わせて作るところを「ワンピース」つまり「一枚革」で作るという試みがなされています。
これにより今までのスタンスミスとは全く異なったフォルムをしており、また経年変化もより楽しめるのではないかと思います。
このLEA SOCKは、スニーカーながら簡易な革靴的な雰囲気があり、より大人っぽい格好にも合うスニーカーになっています。
出典 ttp://blog.baycrews.co.jp/edifice/?p=113310
どちらの色も、曖昧な色味故にどんな服にも合いますが、最近トレンドのワイドパンツなど革靴を合わせてあげるとバランスの良い場面で、革靴と置き換えることの出来るスニーカーだと思いますね。
それ故に靴紐もレザーのシューレースなどに換えると、より雰囲気が出そうですよね。
ただし、このLEA SOCK、通常のスタンスミスとは全く異なるフォルムが故にちょっとサイズ選びが難しい。
スタンスミスと全く同じソールが使われているものの、上に載っているアッパーの形がかなり異なるので、個々人の足のカタチによっては、ちょっとサイズを落とした方が良いのでは無いか?と思っています。
履き口も大きく、幅も広めとなっており、踵(かかと)も簡易な作りになっていますからね。
要するに足を入れたときのホールド感が弱いのです。通常のスタンスミスのホールド感の強さ故にサイズを大きく履いている人であれば、サイズを下げる必要があります。
※読者の方の中には、サイズを落として正解だったという人、いつもどおりのサイズで大丈夫だった、という方もいますので、あくまで個人的な感想です。
足の形というのは個人差が大きいところですのであくまで参考までに。
コツとしては、少しゆるいかな?と思ってもキューッと紐を締めて履いてください。
このモデルは、1枚革のため横に広い感じがしますが、紐でキューッと締めてやると、
かなり通常のスタンスミスに近いフォルムとなります。
右があまりキツく紐を通していない状態、左がキツめに紐を通した状態です。
左の方がかなりシャープに見えるのがお分かりでしょうか?
通常のスタンスミスに限りなく近づきながら、一枚革独特のシュータンの折り畳まれた、かなり雰囲気のあるスニーカーに化けます。
このフォルムで履くのが理想です。
あとはケア方法が少し面倒そうで、毛足は長く無いのですが、いわゆる「ヌバック」を使用していて、液体系のクリーナーはシミになるなど「変質」を起こしやすいので使わないほうが良いでしょう。
汚れてきたら「消しゴム」を使うのをオススメします。
消しゴムは、スエード専用のスニーカークリーナーとして発売されている物もありますし。
ソフト99(SOFT99) 革専用汚れ落とし消しゴムスエード用
本当にちょっとした汚れであれば、普通の文房具の消しゴムで軽く擦れば消える場合もあります。
使用後はブラッシングで表面を整えてください。
ただこのスニーカーはオフホワイトにしても、どんどん使って少しクタッとさせた方が雰囲気が出そうな気はしますね。
様々なモデルのあるスタンスミスですが、良い意味でかなりイメージが異なる一足になっています。
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人と被らないスタンスミス、絶妙なカラーのトレースカーゴ
人と被らず、かつスタンスミスだと分かりやすいモデルならスウェードモデルのトレースカーゴ(品番BB0038)。
adidasSTAN SMITH (スタン スミス) BB0038
このグレーが混ざったようなカーキの絶妙な色味は、画像では伝わりにくいのですが、メンズで使用頻度の高い黒やダークネイビー、グレーなどのパンツ・ボトムスにことごとく合うんですよね。
唯一ケチを付けるとすれば、スタンスミス氏の肖像・シグネチャーが金ピカのゴールドで目立つこと。
もう少しシックに処理して欲しかったな、くらいでしょうか。
こちらは現在在庫がかなり見つけづらくなっていますね。
後に隠れた名作と評価されそうです。
上記トレースカーゴと同時発売されたのが、品番BB0039の「リネンカーキ」。
【ADIDAS】 アディダスオリジナルス STAN SMITH スタンスミス BB0039 17SP
こちらはほぼ濃い目のベージュといった色味。
こちらも上品で完成度の高いアイテム。
どちらかというと秋冬に履きたい温かみのある色ですね。
スエードモデルに新作登場!
上記スエードモデルに5月、新作が登場。
http://www.selectsquare.com/shop/greenlabelrelaxing/goods/3539944
チョークホワイト(品番BA7441)、エナジーオレンジ(品番BA7442)の2モデル。
ユナイテッドアローズのグリーンレーベルとadidasショップを中心に展開されています。
チョークホワイトは白に近いベージュ。
http://www.selectsquare.com/shop/greenlabelrelaxing/goods/3539944
ヘアリースエードという非常に柔らかいスエードを使用しており、待望の高級版でのオールホワイトに近いモデル。
スエードモデルに共通のゴールドロゴがちょっとうるさいですが、 それ以外は文句がありません。
また少しくすんだオフホワイトに合わせて、シューレースも少しくすんだオフホワイトにしてあります。
色が極端に変わっているならともかく、「真っ白でも別に良いか」となりそうなところまでこだわっているのは好印象ですね。
秋冬まで残っていたら、是非オススメしたいモデルですね(別に今買っても良いんですが、何故今発売なんでしょうか…?)
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あのホーウィン社製のレザーを使用したスタンスミス!
「クロムエクセルレザー」や「シェルコードバン」といった上質な革で有名なアメリカのホーウィン社。
ホーウィンは以前小物で紹介したことがあると思いますが、
そんなホーウィン社製のレザーを使用したスタンスミスが「BB0040(ブラウン)」。
アディダス スタンスミス adidas originals スニーカー STAN SMITH HORWEEN メンズ BB0040 BB0041
かなり気になっていましたが、実物を見てみたところ、やはりアッパーの風合いは通常のスタンスミスとは全く違うと言っても良いですね。
定価2万円しないスニーカーですから(スニーカーとしてはお高めですけどね)、当然ホーウィン社の最上位の革が使われているわけではないと思うのですが、それでもスニーカーとしては必要十分な質感をしています。
アディダス adidas Originals STAN SMITH HORWEEN スタンスミス ホーウィン社製 BB0040
「STAN SMITH」ロゴも焼印のようにデザインされています。
ちょっと残念なのは、ライニングがかなりポップなオレンジで配色されていること。
これがかなり気になります。
ボトムスのスソを被せてしまえばそこまで気にならないのかもしれませんが、最近はアンクルカットなどくるぶしを見せるような丈が主流になってきましたから、これは結構気になります。
良く言えばポイントになるのですが。
購入する際はこの点を事前に把握しておくべきでしょう。
かつて発売されたホーウィンレザー使用のスタンスミスは、シックな配色だっただけに、こっちに近い仕様で出して欲しかったなあというのが正直なところ。
参考 2015年発売モデル 「Q16513」と「F37615 」、現在国内での入手は困難
アディダス スタンスミスPC ホーウィンレザー Q16513
Stan Smith Mid PC x Horween Leather F37615
スタンスミス+BOOST、ローテクとハイテクの融合は道半ば、か
遂にスタンスミスにadidasのソール技術「BOOST」を搭載したモデル、「スタンスミスBOOST」(白が品番BB0008、黒が品番BB0009)が発売に。
adidas STAN SMITH BOOST 【adidas Originals】 アディダス スタンスミス ブースト RUNNING WHITE/GREEN
adidasのハイテクスニーカーに軒並み搭載されている「BOOST技術」。
繭(まゆ)のような、気泡を閉じ込めたフォームをソールに使用することによって高い衝撃吸収性と反発力を実現した技術です。
以前スーパースターBOOSTのレビュー記事でお伝えしたとおり、BOOSTにはBOOSTフォームが「むき出し」のタイプと、カバーのように多い隠されているタイプがあります。
「むき出し」のBOOST
スーパースターBOOSTは、オリジナルのスーパースターそっくりのソールをBOOSTに被せることによって、外観上その差異を出来るだけ少なくしています。
adidas Originals SUPERSTAR BOOST
(もっとも内側に、ブーストフォームを使用していることを示すディテールが施されているのですが…詳しくはレビュー記事を)
ところがスタンスミスBOOSTは、この方式を取らず、「むき出し」のBOOSTに、そのままスタンスミスのアッパーを載せる、という方式を取っています。
うーん、これがちょっと中途半端。
むき出しのBOOSTタイプでも、デザインとして成立している物はたくさんあるのですが、スタンスミスをそのまま載せただけだと、どうにも違和感があります。
BOOSTって、下手すると発泡スチロールっぽくもあるので、そこをいかにデザインでカバーするか?なのですが、スタンスミスBOOSTに関しては発泡スチロール感が強調されてしまっていますね。
上から見るとBOOSTがはみ出ても見えるので、余計に「スタンスミスのアッパーを載せただけ」という感じがします。
スーパースターBOOSTが、内側のデザインを除いて、BOOSTの履き着心地の良さはそのままにほぼスーパースターを再現しているのに対し、こちらは新しいスタンスミス像を探したのでしょうか。
BOOSTを搭載さいたモデルの殆どが、BOOSTの搭載を前提にデザインしてあるのに対して、スタンスミスBOOSTは既にあるスタンスミスというモデルにBOOSTといういわば余計な物を付けようというものですから、そこはもうちょっと慎重にデザインしてほしかったかなと。
ただBOOSTユーザーとしては、BOOSTは本当に履き心地が良いし、疲れないので、出掛けること、歩くことが楽しくなる素晴らしい技術なのです(個人的には、NIKEのAIR技術を越えていると思います)。
まだまだ始まったばかりのオールドスニーカーとハイテク技術の融合。
完成度がもっともっと高くなることを願いたいと思います。
ちなみにスタンスミスBOOSTは、ブーストフォームをの影響もあってか、かなり横にグイッと伸びる印象があり、従来のスタンスミスとはサイズ感が異なっています。
私は1cmほどサイズをダウンしても履けてしまいました。
その点にもご注意ください。
ベロが厚くない!?ちょっとだけ安いスタンスミスの登場
このブログでは以前から何度か解説してきたのですが、現在のスタンスミスは復刻版(高級版)と廉価版の2種類が大まかに言うと存在しています。
復刻版(高級版)は、基本的にオールレザーで(一部例外あり)、古き良き時代のスタンスミスの復刻にこだわったシリーズ。
廉価版は、一部パーツを合皮や合成繊維で作るなどでコストダウンを図り、手軽な価格での提供を目指したシリーズ。
両者の分かりやすい区別方法は「ベロの裏」。
廉価版は、ベロの裏が合成繊維で出来ており、ぷっくりと膨らんでいるのです。
これが最も分かりやすい区別方法だったのですが…。
中には復刻版ほど高くないのだけれど(安くもないけれど)、ベロの裏が厚くない、そんなモデルもあるのです。
出典 ttp://zozo.jp/shop/billysent/goods/17023045/
この「品番BB0042」は、ピッグスキンを使用しているそうで、そのためか従来のスタンスミスより値段は抑えてあるようです(公式によるとこれも「ホーウィン社のレザーを使用」とあるのですが、そうなのかな?笑
他のサイトだと記載が無いので)。
ベロの裏が合成繊維でぷっくりと作られていると、どうしてもベロが物理的に浮いてしまうので、価格を抑えつつ、ベロ裏をレザーで薄く作ってくれるのは有り難いですね。
このモデルの他にもいくつかあります。
こういうモデルも例外として知らないと、後でプレミア価格になった時に他の高級版と変わらないくらいの価格で買わされてしまうかもしれないので注意が必要ですね。
実物を見た時にレザーの質感は従来の高級版に比べるとちょっとイマイチですが、非常に好配色なモデルだと思います。
今期好配色な新モデルはレディースモデルに多い
今期はオフホワイト×ペールヌード(品番BB5165)、ユーティリティブラック(品番BB5164)など好配色なモデルがレディース限定の「スタンスミス W」で登場しています。
これはスーパースターなどもそうですが「W」が付いていると基本的にレディースモデルとなります(「W」が付いていても、メンズサイズが用意されることもあります)。
特に今は黒のスタンスミスはモデルがほとんど無く、こんな感じの配色でメンズもお願いしたい…。
レディースですが実物も見ることが出来、革質はガラスレザーのようにツルツルっとした感じではなくナチュラルな質感(凹凸感はS75075シリーズほどありません)。
ちなみにこれらのモデル、アメリカのadidasのサイトですとメンズサイズも買えるようですが、国内でメンズサイズを取り扱っているところは私が見たところ無いようです。
※その後コメント欄から教えて頂きました。
Amazonでは、メンズサイズも扱っているようです。
STAN SMITH W BB5165 オフホワイト/オフホワイト/STペールヌード
今年はレディース向けのモデルがかなり充実している印象がありますね。
同じくレディースモデルのSTAN SMITH NUUDE W
出典 ttp://zozo.jp/shop/adidas/goods/17203097/?did=35049700
待望のオールオフホワイト&オールブラックモデルはややクセがある…
スタンスミスは現在黒のモデルが希少になりつつあることは既に述べましたが、今春は待望?のオールオフホワイト&オールブラックモデルが流通が少ないながら登場しています。
オフホワイト(品番BB0036)
http://www.selectsquare.com/shop/tomorrowland/goods/3384248
ブラック(BB0037)
アディダス adidas atmos STAN SMITH (BLACK)
こういう単一色のモデルを待っている人もいるはず。
ただこれ、実はアッパーにヒビ割れのような型が付けてあるんですね。
キルトレザーと表記しているところもあるんですが、これは天然皮革のシボ感ではなく、あえて型で付けてあるものです。
これがモードな雰囲気を出してしまっていて、ちょっと難易度が高いかもしれません。
シンプルな黒モデルが出てくれると良いんですけどね…。
adidas アディダス キルトレザー スタンスミス STAN SMITH BB0037 BB0036
オススメはやはり…
別注アイテムが充実していた昨年とは異なり、今期は白×ワンポイントカラーのオーソドックスなスタンスミスとは異なった、素材やカラーリングで遊んだバリエーションモデルが多い印象を受けます。
そんな今年手に入るスタンスミスの中でオススメはやはり、最初に紹介したS75075のクリアグラナイでしょうか。
定番化して、これからのスタンスミスの顔になっていきそうなモデルですね。
本当に使いやすいので、最初の一足に特にオススメです。
次点で、スタンスミスCF、LEASOCK、スエードのトレースカーゴの3点ですね。
特にLEASOCKは雰囲気があって、スポーツメーカーの出しているスニーカーとは思えない独特の雰囲気があってオススメです。
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