「悩み」の第1位は「顔」という事実。気になるならなんでもやってみるべき!「気にするな」を気にするな!
どーもナル男です。
土曜日出掛ける前に何気なくTVを見ていたんです。
意図せず見ていたその番組は、NHKの「きわめびと」。
内容は?と言うと、自分の顔が学生時代からずっと好きではない、マスクをせずに外に出られないという主婦の方のお話。
最終的には、メイクで自信を持ってもらうという(本当に端折り過ぎなんで、再放送とかあったら詳しく見てください)話なのですが色々考えさせられるものがありました。
皆さんは自分の顔好きでしょうか?
意外と皆自分の顔を気にしている
ナル男はこんなブログやるくらいですし、「絶対ナルシストだよね?」などと言われたことは1度や2度ではありません。
どこからか心の声が漏れて、聞こえてるとでも言うんでしょうかね笑
何もしらねえくせにと言いたくもなります。言いませんけど。
(人間って気にしてないと思うと結構容赦無いこと他人に言えてしまいますよね、気をつけましょう)
「ほんと自分大好きだよね、羨ましいわ」と、嫌味なんだか本音なんだか、どっちにしても嫌味やろ!というようなことも結構言われてきました。
髪型や洋服にも昔からこだわってきましたし、「気にしすぎでしょ」なんて言われることも多くありました。
だから自分は、男にしては気にしすぎの、特別繊細な女々しい人間だと思い込んできたのですが、数年前「サンデーモーニング」だったかな?を見ていたら
「あなたの悩みは何ですか?」という質問で第一位が「顔」だったんです。
めざましテレビが、渋谷で若者に聞いたのなら分かるんですが、新橋などでサラリーマンのおじさんとかに聞いた結果がこれだったのです。
「職場の人間関係」だとか「家庭問題」とかはたまた「年収」や「老後」など人間関係や経済的な悩みかとばかり思っていたら、「顔」だったのでびっくりしました。
ナル男はてっきり、年を取れば顔の悩みなんて皆無くなるんだろうな、だって皆気にしてるとは思えないし、などと勝手に失礼なことを思っていたので。
「気にしなくていいよ」の一言は何の解決にもならない
前述のNHKの番組はまず顔の悩みを持つ主婦に全方向から顔の写真を撮らせて、それを見せる、ということをやりました。
悩みと徹底的に向き合わせる、という目的で。
「嫌いに向き合わなければ、好きな自分は見えてこない」ということで。
コンプレックスって逃げたいので、見ないように見ないようにするじゃないですか?
それを徹底的に見せる。
そうすると自分ではコンプレックスだと思っていたところが、他人からはそう気にならないものだったりすることが分かってくる。
自分は本当にコンプレックスだと思っていることを他人に打ち明けた時に
「そんな気になる?私は別に気にならないし、気にしなくて良いんじゃないの?」と言われたことがある人は多いと思います。
その場では確かに気がラクになりますし、言ってはいけない言葉とも思いません。
悪意は無いですし、むしろ本当に気にしなくていいのに?と思って発する言葉でしょう。
しかし残念ながら、この言葉ではおそらくコンプレックスは無くならないでしょう。
徹底的にコンプレックスと向き合っていないからです。
見たくない、は承知でこのように徹底的に「嫌いな自分」に向き合ってみるのも良いかもしれませんね。
その時、プロのカウンセラーがいると良いんでしょうけどね。
この番組は、メイクという手段を用いてカウンセリング・心の治療という意味でセラピーをするという、女性ならではのプロがいたわけですけど、
男でそういう人っていないですよねなかなか。
例えば男で外見にコンプレックスあるんだけど、って言う人が行くべき場所ってどこでしょうか?
洋服売り場の人が「うーん、まずはダイエット、平行して筋トレすべきでしょうね」などとは言ってくれないでしょう。
「この服イイですよ!」で終わりな気がします。
美容師が「こういう服似合うと思うんですよね」とも言ってくれない。
それは各々のプロが各々の仕事をしているだけで何も悪くはないのですが、メンズには真の意味での「コーディネイター」がいない気がしていますね。
これは結局はメンズは自分の悩み解決を自分でしなければいけないということなのです。
思いつくもの全部やってみればいいと思うんですよね。
コンプレックスのほとんどは「洗脳」である
「男なのにそんなのカッコ悪い」なんて心のブレーキを掛けてコンプレックスを放置したりしても、結局はいつまでも悩まされるだけでしょうし。
これは一種の洗脳だと思うんですよね。
「男だったら◯◯」みたいな。
土曜日の夜に、これもたまたま見たブラックマヨネーズの番組で、映画監督の紀里谷和明氏が語っていたのですが
「子供ってコンプレックスを持って生まれてこない」
「育っていく中でコンプレックスを植え付けられる、つまりそれは洗脳」だと言っていてそれは確かだな、と思ったんですよね。
コンプレックスが洗脳だとしたら、解くことは可能だと思うんです。
でも、それは簡単じゃない。
その時に「男なのにそんな必死に外見にこだわるなんてかっこ悪い」とかね。
洗脳を解くことを、これまた洗脳でブレーキ掛けられちゃってる。
さらに、コンプレックスを持つ人を餌食にする「コンプレックス商法」が世の中には溢れている。
なんとゲスい社会だよと思いますね。
コンプレックスって他人から植え付けられるものなのに、そのコンプレックスを植え付けてくれる他人が「コンプレックスを解くなよ、それじゃ俺が優越感に浸れないし、儲からないだろ?」と言っているようなもんです。
そんなん気にする必要ありますかね?
ナル男はコンプレックスを「気にするな」とは言いません。
一時的な気休めにしかならないからです。
でも「コンプレックスを解こうとする努力を否定してくる言葉は気にするな」とは言いたいですね。
もうほんと、何でもやってみましょうよ。
言葉だけじゃ何も変えてあげられないんですから。
こんなことを言い出すのも、ナル男が絶賛コンプレックスと合戦中だからかもしれませんね。
いつか紀里谷和明氏みたいに言ってみたいもんです。
「俺に何かが欠けてるなんて、全部思い込みだったんだ」と。
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まずは髪型から、始めて見るのも良いんじゃないか?
ナル男は中学くらいまで自分の顔大嫌いでしたね。
髪の毛もくせっ毛でしたし、髪の毛サラサラのジャニーズ系の同級生を見るたびに「お前はダメなやつなんだ」と言われてるみたいで。
勉強はそこそこ出来たけど、そんなん何の解決にもならないっていう。
で、意を決して縮毛矯正を掛けて、髪の毛をまずはまっすぐにしました。
今思うとピンピンのストレートで結構滑稽なんですけどね。
でもそれだけで随分変われた気になったものです。
髪型を何とかしたかったはずなのに、いつの間にか顔までちょっと好きになれて。
そこから色々情報を仕入れて、貪るように雑誌とかも読んだし、ヘアアイロンでスタイリングとかするようになって、そこから洋服とかにも目覚めて。
俺意外と世の中の男性のほとんどって、顔周りだけでもヘアアイロンで髪整えてあげれば、結構見れる顔になるのにな?って本気で思ってるんですよね。
ヘアアイロンなんて業務用だと、2万5000円くらいするのが普通でしたけど、今じゃ5000円で買えるわけじゃないですか?
正しい使い方をすれば絶対変わるのにって思うんですよね。
コンプレックスの正体は「劣っている」ではなく「優越感に浸れない」こと
コンプレックスって何なんだろう、って結構昔から考えているんですけど、1つ思うのは「劣等感」という和訳がどうにも誤解の元なんじゃないかなと。
「劣っていること」ではなく「優越感に浸れない葛藤」ではないのかなと。
両者は裏表みたいなもんなんですけど。
顔が美形と言われるカタチなら、優越感に浸れるはずだ。
自分はそうじゃないから、優越感に浸れない、という葛藤なんじゃないかなって。
つまり「劣っている」から、人はそのマイナスを埋めよう埋めようとするんですけど、実は「優越感に浸れないけど、それだけの話」と見ると結構違って見えると思うんですよね。
一度コンプレックスの正体についても考えてみると良いと思います。
そうすると客観的に考えると大したことないぞ、自慢は出来ないかもしれないけど貶される覚えもねえぞ?となったりもします。
もちろん物理的にどうにかしようっていう試みもね、大事なんですけど、精神的なケアというか試みをすることも大事なんじゃないかなと。
コンプレックスとの戦い方は様々です。
コンプレックスがあるのだって悪いことばかりじゃない
コンプレックスを持っていたやつの、唯一良い点って、「他人の気持ちがわかる」ことだと思うんですよね。
お前に何がわかんの?なんて言う人もいるかもしれないですけど、俺はどんな小さな悩みを持つ人にも「気にしなくていいよ」なんて一言では言わないんですよ。
結構熱く、暑苦しく、何十分もかけて「こういう理由だから気にしなくていい」とか言うんですよね。
「こういうコンプレックスがあるんだよね」って言われた時に「気にしなくていいよ」の一言で済ませるんじゃなくて「これこれこういう理由だから、お前が気にする必要ない」あるいは「こういう解決法を探ってみても良いんじゃないの?」って返してあげるのが本当のところじゃないかと思うんです。
冒頭で紹介した番組の最後では「美人って『美形』を指すわけじゃない」で締めくくられるんです。
コンプレックスと戦って戦って、最後に「気にする必要なんて無かったんだな」って心から思えたら、結構魅力的な人間になれるんじゃないかな?と今はなんとなく思ってるんですよね。
それが本当のイケメンってやつかもしれませんね。
自信はどこから来るのか?戦って戦って、負けたかもしれないけど得たものあるよ?っていう「誇り」じゃないのかなあ。
全てのメンズが自信を持てるアイデアが詰まったサイトにしたいんです。
まだまだそれは全然達成できていないし「時間」っていう最大の敵もいるんですけど、頑張っていきたいと思っています。
2月も頑張りましょう!
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