ユニクロ&ルメール2016SSの白シャツ、コンバーチブルカラーシャツのちょっとした難点について。コンバーチブルは一体誰得?解消法はあれしか無いのか…。
どーもナル男です。
ユニクロ&ルメールの一番人気シャツはストライプの半袖シャツ、いわゆるローソンシャツなんでしょうが、最も幅広く興味を持たれているのが、コンバーチブルカラーシャツなのではないでしょうか。
出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/173847-33(一部店舗限定)
1日めは店頭で見ることが出来たのですが、2日めは見ることが出来なかったので地味に売れているんだなと思っていたのですが現在はオンラインでは完売中。
なんとなく売り切れる予感がしたので、今週初めにオンラインで購入しておいたのですが、
試着では感じなかった点があるので、それをちょっとお伝えしようかと思います。
襟(エリ)が…
気になる点というのは単刀直入に「襟(エリ)」ですね。
発売当日に試着した時は、サイズ感・着用感だったり、生地感だったりだけを見ていたのですが、購入してよくよく吟味してみるとエリが気になってしまいました…。
梱包段階では気にならないのですが…
開封、この段階でも気になりませんね。
いたって普通のエリなのですが…
第一ボタンを開けると…
???
一気に開襟シャツ(オープンカラーシャツ)としての顔を見せる…
!!!
第二ボタンまで外すと、一気にオープンカラーシャツモードへ。
エリが「開いて」「寝て」しまう。
これ、ハンガーに掛けた状態より、着てみるとより分かります。
開襟シャツ(オープンカラーシャツ)がどんなものかは軽くググッてください。
エリが開いて寝ていて、リラックス感やリゾート感があるシャツです。
ナル男は当初、オープンカラーシャツにするためには、第一ボタンの下あたりで一回折るのだろうくらいに思っていたのですが、
どうやらボタンを開けて着るとオープンカラーシャツ「っぽくなる」というのを意図しているようですね。
ボタンを開けた状態でもレギュラーカラーのように襟をしゃんと立たせることも出来るのですが、
それも一瞬のことで、それが故に時間の無かった試着時は気にならなかったのですが
ふと気を抜くと襟が寝て、開いてしまいます…。
いやーこれはまいった…。
というのもナル男に言わせてもらうと開襟シャツ、非常にダサい。
リラックス感と言えば聞こえが良いのですが、要は「だらしない」ようにしか見えないので。
昔流行ったらしいのですが、現代でかっこ良く着こなすのは難しいんじゃないかな…。
まあユニルメ2016SSのテーマが「フランスの夏の休暇」ということで、リラックス感のあるオープンカラーシャツ風にも着れるようにこうなっているんでしょうが…。
いやはやこれは誰得なんでしょうか…?
開襟シャツが流行った頃のおじさん向けと言っても、シルエットは全然おじさん仕様ではないですし…。
開襟シャツと普通のシャツの襟(レギュラーカラー)の違いは、襟と第一ボタンの上くらいを繋ぐ部分の形状の違いなどにあります。
これがユニルメコンバーチブルカラーシャツのカタチ。ボタンを外すと、寝て開いていきやすくなっています。
これがレギュラーカラー。ちなみにICHI MIRIというブランドの物です。
第二ボタンまで開いても襟元が完全に開かず、ある程度立ちが維持されます。
春夏もレギュラーカラー版が出ていればよかったんですが、コンバーチブルカラーのみ…。
この襟が寝て、開いていってしまう現象どうにか出来ないかと、色々考えてみました。
アイロンでクセ付ける。
ナル男はアイロン男子なので(そこの男子、アイロン持ってないとかあり得ないですよ)、アイロンによるクセ付けでどうにかならないか考えました。
一度入った後のお風呂場などに掛けておくと、湯気で柔らかくなりアイロンがけしやすくなりますよ。
本来製品出荷時に折り目が付いているところよりも、ちょっと上でクセ付けていきます。
わかりにくいのでマーキングすると
これが製品出荷時にクセ付けられているライン。
そしてこれが、新たにクセ付けるライン。
ここで、しっかりクセ付けていきます。
この時、前のクセが残っていると二重にクセづいてしまい、全く上手くいかないので、お風呂の湯気等スチームでしっかりとクセをとっておくか、一度洗濯するしかないです。
ここでしっかりクセ付けます。
このラインだとわりとレギュラーカラーっぽい雰囲気に。
第二ボタンまで開けても許容範囲か。
何とかレギュラーカラーっぽい雰囲気に仕上がりましたが…。
やはり元々の形状が、ボタンを外して着れば開襟シャツっぽくなるように作られているため、これがずっと続くとは思えませんし、着ているうちに開いていってしまうような気もします。
かなりしっかりクセ付けないとダメでしょう。
解決法になっているか微妙なところです。
妥当な解決法はやはり…
言っておきますが上記のアイロンテクは、かなり無理矢理感があります。
別にオススメしているわけではありません。
妥当な解決法としてはやはり、「第一ボタンまでしっかり閉める」か「襟を立ててしまう」しか無いのではないでしょうか。
前者は、カジュアルで着ることを前提としたシャツとしてはもはや欠点としか言いようがないのですが…。
後者については某カリスマファッションバイヤーが発売前から提案しているので見てみてください。
「エリが小さいから、エリが立てやすい」というよりもはやエリを立てるしかないのでは…。
このエリ問題以外では本当に「良いシャツ」なのですが…。
エリはシャツの「顔」とも言っていい部分で、注目が集まるポイントですし、これはちょっとした問題だなと思ったので、取り上げることにしました。
現在白はソールドアウト状態ですが、また在庫復活があると思うので参考までに…。
エリが気になる人は無理に買わなくても良いんじゃないかな?と思わなくもないです。
まあナル男も買ってはじめて気付いたんですけどね。
一体誰得なんだよこのコンバーチブルカラー…。
ちなみに、ユニルメオックスフォードシャツ白でも取り上げた
「真ん中の白いライン問題」はこのシャツでもあります。
何というか、ルメールのこだわり?が難点となってしまっているというどうにもやりきれない気持ちですね…。
普通に作ってくれ…。
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+Jとの比較
ユニルメと何かと比較されるユニクロ×ジル・サンダーとのコラボ「+J」。
+Jでも1番人気だった白シャツ。
何枚も買う人が続出でした。
最近された再販バージョンではなく、+Jコレクション当時の物です。
再販版はレビュー見る限り色々改悪されているらしいですね…。
発売当時買い溜めておいて良かったのかな?
ユニルメコンバーチブルシャツとの違いはアームの細さ(+Jの方が細め)と、着丈の長さ、あとは当然エリのカタチですね。
生地感は、+Jの方は洗濯やクリーニングを繰り返しているのであまりフェアではないんですが新品のコンバーチブルシャツに負けず劣らずの肌触りの良さです。
着丈は+Jはスソをアウト、つまり出して着るには微妙に長く、主にイン、つまりスーツスタイルで使っています。
ここらへんは趣向によるもので、アウトで使っている人もいるらしいんですが…。
まあ白シャツ自体あんまり使ってないんですけどね笑
色々気を使うので、やはりナル男は白シャツよりストライプ(ローソンじゃないよ)やギンガムチェックシャツをオススメします。
+Jはエリのカタチが良いので、このエリ、シルエットの細さを活かして、着丈を短くして欲しかったですね…。
着丈はコンバーチブルカラーシャツがちょうどいいので、返す返すエリが惜しいですね…。
一体誰得のコンバーチブルなんでしょうか。
(開襟シャツが好きな方は色々ディスってしまってすいません)
ユニクロは4000円も出せば、結構良い白シャツを出せるポテンシャルがあることは分かっているので、次のデザイナーコラボにでも期待しましょう。
何枚も買いたくなる、フツーのやつ出してくれませんかね…。
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