ナルシストで何が悪い?

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モノトーン攻略法、黒を「緩和する」技術「モノトーンなのにキツくない」ってどういうこと?

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モノトーンコーデで黒を多用すると…、黒を「緩和」してモノトーンを攻略!

 

 どーもナル男です。 

 

街を歩いてて今秋はモノトーン増えたなあと思いますね。

モノトーンなんて基本だから毎年多いわ、ってそりゃそうなんですけど、今年は特に。

 

それともナル男がモノトーン意識してるせいでそう感じるだけなのかな。

各ブランドのカラーパレットが減った気がするんですよね。

今日は簡単そうで難しいモノトーンの攻略を。

 

意外と難しいモノトーン、その原因は「黒のキツさ」

 

 モノトーンも基本ではありますけど、簡単かというとそうでもなくて、黒の面積が大きいと「黒がキツイ」んですよね。

 

前も何かで書いたと思うんですけど、黒は黒以外何ものでもないので明暗てものがない。

基本的に明るい黒とか、濃い黒とか、無い(実は「濃い黒」ってのはあるんですけどね)。

 

モノトーンが基調になるとしても、何か他の色もないとほんと黒がキツく感じます。

 

この黒のキツさを「緩和する」のがモノトーン攻略の鍵だと思っていて、その方法を探しているんですよね。

 

やってみればわかるんですけど、黒の細デニムに黒かあるいは濃紺の黒に近い細身ジャケットを合わせてみただけで、もうかなり「キツい」んですよね。

さらに黒靴なんて穿いた日にはもうキツイキツイ。

 

この「キツい」ってなんのことを言ってるかピンと来ないかもしれないんですけど、要は「キメキメ感」が出てしまうというか、尖り過ぎて見えるんですよね。

 

ロックミュージシャンでもないのに、ロックミュージシャンみたいだね、と言われてしまいます。

 

あと、このロックミュージシャンでもないのにロックミュージシャンっぽいってのは、致命的に女ウケが悪い笑

  

そこでこの黒のキツさを「緩和する」って技術を考えていきたいと思います。

 

白じゃダメなのか?

 

 黒のデニムに黒か濃紺のジャケット、この場合インナーは何にするか?

白シャツか白カットソーがまず思い浮かぶと思うんですけど、白だと黒は緩和されないんですよね~。

 

自分でやってみてもそうだし、街行く黒面積多め×白面積少なめのモノトーンコーデを見ても、黒が緩和されてない。

 

白って黒の鋭さを緩和するんじゃなくてある意味引き立てちゃうんでしょうね。

 

 

 あとなんだろう、どーにもスーツスタイルを崩しただけの印象を受けてしまうというか。

 

スーツという完成されたスタイルからネクタイであったりシャツであったりを引き算しただけだと「足りない」ということに違和感を覚えるのでは?とも思うのですが、

このへんは感覚的なことですかね。

 

ただコットンの平面的なカットソーであったり、シャツであったりといった

「温度を感じない白」だと、同じく温度感の無い黒と同質化してしまって、

黒を緩和しないだけで、ふわふわの白ニットなどはかなり緩やかな雰囲気で黒を緩和させてくれるので一概に「色」だけでは語れないところはありますね。

 

素材感で緩和する、というのもありですね。

 

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出典  http://item.rakuten.co.jp/molotovcocktail/15awll2408/

 

 

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柔らかい色味のグレー、ベージュ、が黒を緩める

 

 その点グレーとかベージュなどのどっちつかずの曖昧な色は、明暗を許さない、はっきりとした黒をいい感じで緩めてくれますね。

 

これがイエローとかブルーとか原色系だといい感じで緩まないんですよね。

 

カーキやオリーヴなど「アースカラー」はOKです。

 

これもアースカラーがどっちつかずの中間色だからなのでしょう。

 

ただ、このアースカラーは人を選ぶんです。

 

具体的に言うとかなり肌の色に似合う似合わないが左右されてしまうので、そこは注意してください。

 

というか、カーキやオリーヴのトップスなんてほぼ無いわけですけど笑

かといって今時カーキやオリーヴのボトムスなあ、という気がするので、グレーやベージュでの緩和をオススメします。

 

具体的にはグレーはスラックスなど、ベージュはニットで取り入れると良いかなと思います。

 

 

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Lounge Lizard FOUR MIX タートルネックケーブルニット 2408 

http://www.rakuten.ne.jp/gold/afw/

 

素材感と色での緩和の好例 

 

 ここまでの「色」だったり「素材」での緩和が絶妙に組み合わされた例を紹介します。

 

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出典 http://wear.jp/kitsunesan/5859548/

 

 この方は、靴、デニム、トップス(インナーダウン)、さらにバックパックまで黒、と割りと黒を多用しているのですが、全くキツさを感じません。

 

それはなぜかというと、アウター(ジャケット)のグレーという色及び素材感、インナー(ニット)の素材感で、絶妙に黒を緩和しているからなんです。

 

これは「色」を全く使わない「モノトーンコーディネート」なのにも関わらず、キツさを感じないという好例です。

  

 

 緩和がうまくいくと何が良いのか?

 

 黒が緩和されると、その分、黒が使える面積が増えます。

例えば黒靴、黒スキニーで下半身を黒に固定してしまった上に、上半身のアウターにも黒が来るとかなりキツイんですが、インナーで多少なりとも緩和がされているとすんなりまとまってしまったりします。

 

バッグやバックパックで黒を使っている人多いと思うんですが、黒の緩和が進めばそれらもそのまま使えます。

 

これはカジュアルダウンともちょっと違うバランスの取り方なんですが、「黒のきつさが和らぐ、緩む」んですよね。

 

 「なんか俺、今日キメキメだな…」

 

と思ったら、この黒の主張を沈める方法考えてみてください。

 

 

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