2016SSのメインアウターの1つ、マウンテンパーカ。機能性をどこまで追求するべきか?
どーもナル男です。
引き続きドメスティックブランドの2016SSについて書いていきたいと思います。
マウンテンパーカの魅力とは?
出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/1010890
ここ数シーズンの流れを引き継ぎ、春のメインアウターとして注目のマウンテンパーカ。
その魅力は、スポーティで「キメキメ感」からは程遠い爽やかな外観と、本来は登山を目的として作られたことからくる機能性の高さでしょう。
(見かけだけのなんちゃってマウンテンパーカもありますけどね。)
昨今のチェスターコートをはじめとするロングコートブームによって、随分「ドレス寄り」となってしまったメンズファッションですから、流行の「振り子の理論」としては、そこから脱却したいという願望が芽生えているはずで、今季さらに注目が高まっている感じもしています。
個人的には春アウターとしては
・テーラードジャケット
・トレンチコート、ステンカラーコートなどのスプリングコート
・マウンテンパーカ、ライダース、ブルゾンなど
ざっくりこの3カテゴリーで、揃えておくと、着こなしに変化が生まれて良いと思いますよ。
スタイル・印象をアウターチェンジによってガラッと変えられると思います。
あまり1つのカテゴリーで統一してしまうと「いつも同じ格好」のように見えてしまいますしね。
別に1年で全て揃える必要はありません。
数年掛かってでも、自分なりのワードローブを形成していけば良いのです。
機能性をどこまで追求するか?
さて、 機能性をどこまで追求するべきか?というのは、マウンテンパーカ購入の際の悩みどころです。
おそらく、最高まで機能性を追求しても「3レイヤー」仕様くらいがマックスだと思います。
「3レイヤー」仕様とは、ゴアテックスに代表される防水透湿素材(ミドルレイヤー)をアウターレイヤー(表地)とインナーレイヤー(裏地)でサンドして、アウター内の汗など湿気は外に逃すが、外の雨など水分はシャットアウトするというものです。
高性能だけど、その分高いです。
出典 http://www.essence-web.jp/products/detail.php?product_id=15592
こちらは3レイヤー以外にも各所徹底的に機能性にこだわったアイテム。
ATTACHMENTは毎年この3レイヤーブルゾン出していて、カッコいいなとは思うのですが、ナル男には手が出ませんね…。
↓これは去年の物です。どう変わったか、見比べてみてもいいでしょう。
ATTACHMENT アタッチメント 透湿防水3レイヤナイロンリップ フーデッドブルゾン【商品紹介】
山登りするわけでもないのに、透湿性って要るか?って思う人もいると思うんですが、やっぱりあれば便利だろうなと思いますよ。
前に、買い物で結構街中を歩いていた時に、アウターの中に熱がこもってしまって、冬なのに結構汗をかいてしまって、気持ち悪くなって休憩した、なんてことがありました。
似たような経験をお持ちの方もいると思います。
そういう時、透湿性あればなあと思いますね。
山登りしないから全く必要ない機能とも言えないと思いますよ。
脱いで休憩取れば良いじゃん?と言われればそこまでなんですが、アクティブに活動し続けなければいけない時ってあるじゃないですか?
マウンテンパーカは、実はデート服!?
というか実はマウンテンパーカってテーマパークデートにぴったりなんですよ。
某テーマパークって、めっちゃ風強かったりするでしょ笑
そこで防風性が約に立つし、アクティブに動いても透湿性高いから蒸れない、というね。
富士急ハイランドとかでも使えそうですね。
あとはまあKAZUYUKI KUMAGAIラインで、ドレッシーなロングコートとか、レザーブルゾンにまで3レイヤーシステム搭載しちゃってるんで、マウンテンパーカを選ぶ優位性みたいなものは薄れてきちゃった気もしますけどね。
あれは実験的な段階だと思いますが、本当に面白い試みだと思いますね。
継続されると良いなあと思っています。
ちなみに、ミドルレイヤーで使われている防水透湿素材はポリウレタン100%なので、いつかはさようならなのは覚悟の上で購入する必要があります。
ナル男はアンチポリウレタンではないですからね。
よくよくメリットとデメリットを天秤にかけましょうというだけです。
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機能性はそこそこに、マウンテンパーカを取り入れる
LOUNGE LIZARD 5604
出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-loungelizard/1011382
LOUNGE LIZARDのマウンテンパーカは3レイヤーとかではないですが、デザインもザ・マウンテンパーカという感じで、かつシルエットを綺麗にしたアイテムです。
「やや緩やかなシルエット」とあったので、ちょっと心配だったんですけど、ラウンジらしいシルエットでしたよ。襟元のカタチが良いです。
いくらシルエットが綺麗でも、やはりどこかスポーティーな佇まいを持っているので、カジュアルに振れ過ぎないようにスラックスに革靴などの綺麗なアイテムを合わせて全体を綺麗にまとめたいですね。
インナーはその流れでシャツでも良いのですが、そこはラフにカットソーとかでも良いと思います。
カットソー+ブルゾン、はメンズで最もカッコいい定番スタイルの1つでしょう。
個人的には、今はネイビー系のアウターを複数所有しているため、「カーキ」が気になっていたんですが…。
出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-loungelizard-reserve/1011382
黒いパンツとの相性が良さそうですしね。
ただネイビーもね、実物だと結構綺麗なんですよね…。
単体で綺麗に着れるので。
試してはいないんですけど、ボーダーカットソーとネイビーで、かなり春らしい爽やかな感じを演出出来そうです。
首から上がチャラいチャラい言われるんでね、どうしても「爽やかさ」を求めてしまうんですよ笑
ゴアテックスなどの3レイヤーアイテムは、買って終わり、ではなく撥水性を維持するために専用のケアが必要になってくるなど、高性能さと引き換えに色々面倒なこともあるので、タウンユースなら、そこまで追求しなくても良いのかな?と思いますけどね。
ライフスタイルと、男のロマンの問題かなと思います。
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