無印良品の2000円で買えるウールTシャツ!過信は禁物も、上手く使えば夏を快適に過ごせる!寝苦しい夜に悩まされている人は、ウールTに変えると良いかも!
夏もウール!どんどん認知されていくウールの機能性
ウールと言えば冬の素材…というイメージが強いですが、実は夏も快適にしてくれる素材。
サマーウールのスラックス、サマーウールのシャツ…。
私もその存在を知ってからというもの、どれだけ夏に着てきたか。
さらに近年では、ウールのTシャツをファッションに取り入れよう、という動きがあります。
人気ドメスティックブランド・COMOLIがウール天竺を使ったTシャツを作り、これが税込み26400円と高価格にも関わらず、売れに売れています。
COMOLI ウール天竺Tシャツ
※人気のボーダー柄は既に全国的に完売
ウールのTシャツって一枚で着るというよりは、インナー用途の、下着的なものが多かったんですよね。
そんな中で、ゆったりしたシルエットで一枚で着るものとして作ったことが、新しかったかもしれません。
他にもウールTシャツを出すブランド、増えてきました。
でも、高い…。
ウールT、夏に着るメリットがたくさんあるけれど、単純に高い。
ファッションブランドのデザイナーなどは「一年中ウールのTシャツ着ていますよ、快適です」みたいに言うわけですが、何万円もするTシャツなんてね、そんなおいそれと着れないよと…。
手が届くウールT、無印良品の「脇に縫い目のない ウールVネックTシャツ」
ただ最近だと、ワークマンが冬用にウール100%、春夏用にウール50%のウールTインナーを廉価で出してくれています。
実は無印良品も、ウールTインナーを出してくれているのです。
ウールTとしては破格の1990円。
ワークマンの後だと何だか普通に感じますが、これすごいですよ。
え?こんなのあった?という人も多いと思うのですが、都内だと銀座店のみだったりと極少ない取り扱い店舗とオンラインストアのみの展開。
そりゃ気付かんよ…。
こちらは身幅は細め、着丈は長めなので、完全にインナー用にはなります。
1枚で着るのは流石にやめてくださいね。
優れたウールの機能性、ただし過信は禁物、酷暑では発揮されない!?
ウールのメリットを改めて説明すると、ウールは吸湿性に優れ、それを放出してくれる放湿性にも優れているので、夏でも非常に快適な素材です。
…なのですが、それはあくまでもコットンとの比較したときのお話。
ほどほどの汗ならともかく、大量に汗をかいてしまえば、吸湿・放湿性も追いつかずにビショビショになって、やはり身体には張り付きますし、不快感も増大。
ウールはコットンや化繊と異なり、汗をかいてその後冷えることを防止してくれることにも良さがあり、登山では生死を分けるほどのメリットになります。
ただ、タウンユースではそこは過剰に評価され気味ではないかな?と思うところもあります…。
それぐらい日本の夏の高温多湿っぷりは、限度を超えていますからね。
ある一定のラインまでは快適なんですけどね…限度を超えた暑さだと、化繊インナーのほうが身体に張り付かず、そのぶん風通しが良いので快適です。
ウールTって夏良いって聞いたよ!とこの猛暑の中で着て行くと
騙された!ってなるのではないかな…と。
私が思うに、ドメスティックブランドが出すウールTシャツは、ゆったりとした作りで生地が身体から離れやすいので、それとウール生地の合せ技で快適なのであって。
こういったインナー向けのものだと、それが無いので。
それにウールインナーの上に着るものって、コットンだったりするので、それがまた放湿性をフルに発揮出来ない原因でもあるように思います。
ウールT最大の機能は、防臭性にアリ!
それでもやっぱりある程度までの暑さ、汗の量で収まるのであれば、ウールTシャツの快適性はコットンや化繊は敵わないところがあります。
ウールインナーの最大の長所は防臭性にあります。
ウールインナー自体もそうだし、身体も汗臭くなりづらい。
これはすごい長所です!
ウールは放湿性が高いので、菌が繁殖する上で欠かせない水分を生地上に長時間残しづらい上に、ニオイ成分を洗濯まで繊維内に閉じ込める性質があると言われます。
夏はボディシートなどをこまめに使って欲しいところですが、ウールTシャツを併用することで限りなくニオイを抑えることが可能です。
デートとかにもってこいですよね。
早く乾くし、臭くもならないから、出張や旅行などに持っていく衣料を最低限にすることも出来ます。
商品名にもある通り、丸胴で脇下に縫い目が無いし、またタグなど不快に感じる要素も極力無くした仕様(タグはプリント)
あとこれ是非オススメしたいのが、暑くて寝苦しい夜の寝巻きとして使うこと。
冷え過ぎ防止にクーラーをタイマー掛けて切る人多いと思うのですが、起きた時に着ていたTシャツが汗でグッショリ…とか、そういうことがウールTだと無いのです。
体質とかにもよると思うので、絶対に無いとは言えないのですが。
おそらく、寝苦しい夜って日中暑い街を歩いているように一気に汗をかいているわけではなく、少しずつ少しずつ汗をかいているんですよね。
コットンだとそれがなかなか乾かないから、蓄積してグッショリしてしまう。
ウールTだと、そんな汗を少しずつ放湿してくれるので、滞留しづらいのでしょう。
数万円するTシャツを寝巻きにするのはとても無理ですが、1990円なら…。
ウールTの注意点、まずは一枚試してみて
ウールTの注意点としては、洗濯と虫食い対策、そして独特の肌触りがあります。
洗濯はお家の洗濯機で気軽に行うことが出来ますが、必ずネットに入れてください。
無印のウールT、縫製がほつれやすいというレビューがあり、それはまあそうかな?とも感じるところなので。
またウールなので普通に虫食いされやすい素材になります。
これに関しては、着用したらすぐ洗う、を心がけていれば、まず大丈夫だと思いますが…。
そして独特の乾いたような肌触り、これは人によってはドライで良いと言えますし、ザラッとしてイヤ、とも感じるところでしょう。
いくら天然素材とは言え、敏感肌の人とか、ダメかもしれない…。
1990円なので、一気に何枚も買いたくなるところですが、まずは一枚、試しに買ってみるのがオススメです。
Vネックとクルーネックがありますが、クルーネックも首元広めです。
あくまでインナーですから、Vネックのほうが使いやすいと思います。
首元の広いボートネックのインナーにも使えますしね。
ちなみにオフホワイトは、ベージュっぽい色味ですが、トーンが肌とはかなり違うので、ベージュインナーのように透けて見えない効果は薄いですよ。