無印良品「MUJI Labo(ムジラボ)」メンズラインからようやく当たりが…ボーダーカットソーとデニムシャツが登場。大当たりかも…
今春「将来の無印良品のベーシック」を生み出す実験的プロジェクトとしてリスタートした新生「MUJI Labo(ムジラボ)」。
一部店舗のみの展開ですが、非常に注目度の高かったラインですね。
個人的には通常の無印良品のアイテムのサイズ感からはかけ離れていて、一体誰に向けて作っているんだか分からない…そんなアイテムばかりで少々期待はずれだった感があったのですが、ここにきてようやく「当たり」が見つかった気がします。
これは「大当たりかも…?」と思えるアイテムも。
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やはりボーダーが得意だった無印
無印良品といえば、ボーダーアイテムが得意な気がしますが、MUJIlaboもそうでした。
出典 ttps://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738624394?rec=09
「綿ボーダー半袖Tシャツ」
今期無印良品からは既に太番手の糸を使用してガッシリとした作りの「オーガニックコットン太番手クルーネック半袖Tシャツ」が出ています(安価なカットソーとしては非常にオススメ、ただしボーダーより無地が良いです)が、こちらは太番手の糸を使用した比較的厚手なタイプながら、かなり滑らかな生地感。
ザラッとした感じは全くありません。
そしてじんわりとしたツヤ感があるんです。
新生MUJIlaboのカットソーは、化繊を混紡した物がメインとして扱われていて、これも化繊からくるツヤか?と当初思ったのですが、なんと本体は綿100%(リブ部分は化繊混紡)。
生地の厚み・肌触り・質感は、この価格帯では最上位でしょう。
肝心のシルエット(ここが残念なことが多いのがMUJIlabo)は、準ビッグシルエットといった感じ。
肩が落ちるのではなく、袖が太めに作られており、身幅もゆったり、それでいて着丈は短い着やすいビッグシルエットです。
シャツやパーカーなどをデカめに作られても困りますが、まあカットソーならアリかなと。
大きな袖にどこか可愛らしさを残したストリート風に着れるアイテム。
私は無印良品のTシャツ・カットソーはSだと、今のカットソーの着方からすると小さいんですが、これはSで十分。
ほとんどの男性の方はS~Mで良いはずです。
モデルもおそらく小さめのサイズを着用しているはず。
あえて大きく着ることもないでしょう。
お値段的にも、無印良品で昨年紹介した「オーガニックコットン天竺ボーダーTシャツ」のように何枚も買い込むようなものではないですが、ワードローブに一枚あると便利だと思います。
ちなみにMUJIlaboからは同時に「綿混半袖Tシャツ」というアイテムも出ているのですが、こちらはどうにも…。
出典 ttps://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738624578
こちらは「あえて」化繊にしているようなのですが、その良さが出ていません。
透けるし、かといってツヤ感も無く、スポーツウェアを無地Tにしてみましたという感じ。
上記ボーダーTシャツの無地版ではないので注意してください。
MUJIlaboはレディースでは、同じ値段でツヤ感もあって良い感じそうな無地T(もちろん見ただけで着てないですよ笑)を出しているのにメンズは一体どういう意図なんだ…。
メンズでも、そういうアイテムを出してくれたらオススメできたんですけどね。
出来るポテンシャルはあるのに、やらないのはもったいないと思うんですけどね。
やっぱり無印良品はボーダーなんだなあ。
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使い方によっては大当たりの予感、プルオーバータイプのデニムシャツ
ようやくMUJIlaboのポテンシャルを発揮してきたな、と思ったのがこちらのアイテム。
出典 ttps://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738624691?rec=09
「デニムラグラン半袖Tシャツ」。
Tシャツと名前が付けられていますが、これはカテゴリーとしては「プルオーバーシャツ」でも良いんでしょうね。
昨年からトレンドのプルオーバーシャツ。
いわゆる「かぶり」のシャツですね。
http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/ms3029
このプルオーバーシャツ、本当に色々な形があるのです。
エリの有り無しから始まり、キーネックやヘンリーネックなどなど…。
そして最近では生地はシャツ、形はカットソー、そんなアイテムが増えてきました。
http://www.selectsquare.com/shop/beautyandyouth/goods/2733954
http://www.selectsquare.com/shop/beautyandyouth/goods/2733954
メンズの夏はTシャツかシャツ、ポロシャツくらいしか着るものがない…というのはよく言われるところですが、プルオーバーシャツは夏のメンズスタイルの幅を広げるべく提案されているわけです。
サマーニットもそうですね。
ただこのプルオーバーシャツ、カットソーの形で、とはいっても着丈に関しては長い物が多く、純粋にカットソーと置き換えられる物があまり無いんですよね。
プルオーバーシャツ自体が、ラフで、リラックス感あるアイテムなので着丈が長すぎると逆にだらしなく見えてしまうおそれもあるという…。
その点MUJIlaboのプルオーバーシャツは、あくまで「Tシャツ」として作られていますから着丈が長くない(サイトではSサイズの表記が何故か55.5cmとめちゃくちゃ短く表記されてますが、これはミスでおそらく65.5cmの間違いです)。
この着丈、本当にちょうどいい。
この生地感なので身体にピッタリと、というわけにもいかず、準ビッグシルエット風にゆったりと作られているのですが、そこまでべらぼうに大きくて変というわけでもなく(それでも大抵の男性でSでいいんじゃないか?というサイズ感ではあります)。
「ラグラン」といって袖の付け根が斜めに、肩と一体化したものが採用されており、かつネック部分がリブになっており可愛らしさのあるアイテムです。
そこが従来のプルオーバーシャツに無い点なんですよね。
これもストリート風に着れるアイテム。
これデニム生地ではなく、ほぼ同じカタチ・仕様の無地版もあるんですが
出典 ttps://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738624486
こちらだと可愛らしさが前面に出てしまって、ものすごくレディースっぽくなってしまっているんですよ。
だからこのアイテムはデニム板をオススメします。
出典 ttps://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738624691?rec=09
Tシャツという名称ですが、あくまでプルオーバーデニムシャツだと私は解釈しているので、アンダーにタンクトップかカットソーを挟むことをオススメします。
(私はタンクトップと合わせて着る予定。)
リネン素材だとゴワンゴワンとしてしまい、なかなかスッと落ちてくれなかったり、またシワになりやすかったりするんですが
これはデニムなので多少重さがあるのでスッと落ちて、またシワにもなりにくいという利点もあります。
その分リネンプルオーバーよりは暑いでしょうが、少しゆるいので風も通る気がします。
使いやすい着丈で、かつ夏のスタイルに変化をもたらすこのデニムプルオーバーシャツ。
使い方によっては、どうにもパッとしなかった今期MUJIlaboの大当たりアイテムになると思います。
オンラインだとサイズ欠けしていますが、この記事をリリースした次点では店頭在庫はまだまだあるので、是非試してみてください。
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