新生MUJI LABO(ムジラボ)2018SSスタート!ハイクオリティなシャツは健在!パーカーもブラッシュアップ!注目アイテムを見逃すな!第一弾入荷から最新アイテムまでのメンズアイテムの中から注目アイテムをレビュー!無印良品週間開催中にチェックしておこう!
昨年大幅リニューアルされた無印良品「MUJI LABO(ムジラボ)」の2018シーズンが始まりました。
昨年と比べるとかなり早く、しかもかなりひっそりと立ち上がったので、まだ気付いていない方も多いのではないでしょうか?
今回はMUJI LABO(ムジラボ)2018年第一弾(1月下旬リリース)、第二弾(2月上旬リリース)、第三弾(3月上旬リリース)の紹介とオススメアイテムの紹介をしたいと思います。
今年の無印良品週間がそろそろということで、その予習も兼ねてチェックしておきましょう。
※ムジラボのアイテムは、無印良品のオンラインショップ上で実店舗在庫を調べるとほとんど取り扱い店舗が無かったり)、「ただ今、すべての店舗で在庫がございません。」などと表示されることがありますが、実店舗には普通にあったりします。
ムジラボ取扱い店舗自体は限られていますが、もう無いんだ…と早合点せずお店に行くか問い合わせしてみてください。
MUJI LABO(ムジラボ)とは
隙間がないほどにぎっしりと服が並んだクローゼットよりも、
自分の生活に寄りそう、ほんとうに必要なものを数点だけ、
ゆとりをもってしまっているクローゼットに豊かさを感じます。
服は本来、たくさん持つ必要はないのかもしれません。
飾り立てるファッションから距離を置いた、実験室。
ここから、将来の無印良品のベーシックが生まれます。
このようなコンセプトの下、2017年にリニューアルされた無印良品の実験的かつ実質的上位ラインです。
無印良品通常ラインには無い、やや高価かつ小点数ながらユニークなサイジングや高いデザイン性、より上質かつ実験的な生地を使ったアイテムが特徴になります。
デザインディレクターにドメスティックブランドのデザイナーを起用することで、今までの無印良品にはない「ドメスティックブランドの香り」がするのもポイントです。
※本記事は、2018春夏シーズンをメインにした記事です。
2018秋冬シーズンについては下記記事を御覧ください。
MUJI LABO(ムジラボ)2018シーズンの大きな特徴、サイズ展開
MUJI LABO(ムジラボ)2018シーズンの大きな特徴は、アウターを中心としてトップス類のサイジングがほぼ「S-M」「L-XL」の2サイズ展開になっていること。
大きいか小さいか、の大雑把なサイズ分けは、2017シーズンにサイジングの大きすぎるアイテムが多かったためにSサイズが即完売、Mサイズより大きいサイズが売れ残る…というムジラボに多発した事態を受けての見直しなのでしょうか…。
いやーこの方向性は想定出来なかったなあ。
そのためどうしてもサイズが合わない…という人も多くいそうです。
もっとも、ムジラボのアイテムは現在トレンドのゆったりとしたシルエットをかなり意識したものとなっています。
そのためちょっとしたオーバーサイズでもかえってバランスが良かったりするので、サイズの先入観なく出来れば両サイズを試してみたりすると良いでしょう。
アウター
軽量撥水ナイロンコート
size S-M/L-XL(2size) color BEIGE/NAVY/BLACK
fabric nylon100%
アウターはまず第一弾としてコート類4種類がリリース。
1つめは非常に軽量なナイロン生地を使ったステンカラーコート。
カチッとしたステンカラーコートでは全く無く、裏地がないのでシャツコートのようにシャツやカットソーの上からふわっと軽く羽織るようなイメージ。
かなり暖かくなってから着るような本当に軽い素材感ですね。
梅雨時なんかも着れると思いますし、この撥水性と脱いで畳んでおいてもシワが気にならなそうな素材感は良いですね。
綿のシャツコートには真似の出来ない特性で、素材を活かしていると思います。
肩の落ちるドロップショルダーで、ビッグシルエット気味に作られてはいるものの、素材とカッティングでスッと生地が落ちてくれるので、タテのシャープさも強調出来、割とスマートに着ることが出来ます。
ポケットも脇下のシームに沿って配置し、ミニマルに。
出来自体はすごく良いと思います。
うーんただ、上位ラインとはいえ、無印良品のコートにこの値段を出してこのペラペラ感だと、定価で買うのはよほど無印良品ファンでないとちょっと厳しいんじゃないかな?というのも正直なところ。
物はすごく良くて、もう少し安ければ絶対オススメしたい、そんなラインにあるアイテムなんですよね。
四季、それもかなり細かい気候の変動がある日本だと、こういったアイテムが便利なのも事実です。
そこにどこまで価値を感じてもらえるか?がキーポイントかな。
撥水ナイロンノーカラーコート
size S-M/L-XL(2size) color BEIGE/NAVY/BLACK
fabric nylon100%
こちらは同じナイロンコートでも、軽量撥水ナイロンコートとは異なり、しっかり肉厚なナイロンを使ったナイロンコート。
表面に塩縮のような凹凸感を出して表情を出しています。
着丈も長く、比翼でノーカラーのジップコート。
無印良品とは思えないファッション性の高いアイテムです。
ムジラボは「次のベーシックへの発展を目指したラインナップ」を志向しているようですが、私がアイテムからその方向性を解釈すると、要するに「攻めている」ということ。
無印良品のラインナップの素材だけをアップデートさせても、そこに付加価値はないと考えて、デザイン性をプラスして、日常着+αの「勝負服」となりうるようなものとしているということなのです。
このノーカラーのコートなんかは、今までの無印良品では絶対にありえなかったようなデザイン性の高さとクオリティを感じることが出来ると思います。
ユニクロUなんかを見ても、デザインに、質が追いついてこないと、魅力的な、付加価値を感じるアイテムにはならないんですよね。
ようやくムジラボからもそういうアウターが出た、と言えますね。
HPでは分かりませんが、このアイテムと次のデニムノーカラーコートはともに、ジップアウターですが「ダブルジップ」ではありません。
※ダブルジップとはファスナーが2つ付いていて、上下両方から開閉できるもの、これにより着こなしにアクセントを加えられる。
もっとも比翼タイプでジップは直接見せないタイプですし、ジップ自体も一番下からではなく途中から始まるタイプなので、そこまで大きい問題ではありません。
おそらくなのですが、コート類は軽さを重視していて、あえてダブルジップの採用を見送っているのかな?とも思います。
パーカーには採用されていますからね。
注目のユニクロU2018からもアウターが出揃い「ブロックテックコート」が付加価値の高さを感じさせるものの、かなりビッグシルエットのコートということでかなり難しいといったアイテムになっています。
それと対比した時に、こちらはサイズ感ではなくそのデザイン性の高さに難易度があると言えるでしょう。
ただ、今回のムジラボアウターの中で最も高い付加価値を感じることが出来るアイテムです。
スタイリングに自信がある人には挑戦してみたくなる質の高さだと思いますね。
ジャパンファブリックデニムコート
size S-M/L-XL(2size) color BLUE
fabric cotton100%
アウターではこれが一番アイテムとして着やすい、コーディネートに取り入れやすいのかなと思います。
やや厚手のデニム生地は、デニムシャツの延長ではなく、しっかりとデニムコートとして着用出来、色落ち具合にも雰囲気があります。
バランスの良いビッグシルエット、シームに沿ったスラッシュポケットなど撥水ナイロン同様1つのアイテムとしてまとまっています。
昨年のムジラボコートには、この完成度の高さが無かった。
ムジラボ、確実に進化をしてますね。
ジャパンファブリックデニムノーカラーコート
size S-M/L-XL(2size) color BLUE
fabric cotton100%
こちらはデニムコートのノーカラー版。
肩の力が抜けた、非常に「今っぽい」春のコートですね。
とはいえ、比翼部分にも「アタリ」を出してジップの形が浮き出されているなど、細かいこだわりが見て取れる、芸の細かさ、完成度の高さを感じられるコート。
今季のムジラボは1つ1つのアイテムが丁寧に作られている印象があって、好印象ですね。
大きな告知無く、いつの間にか始まっていたり、入荷しているアイテムがオンラインショップに上がっていなかったりといったことはありますが、アイテムには気合が入っています。
少ない取り扱い店舗数ですが、お近くに取り扱い店舗がある方は是非見てほしいですね。
ジャケット
綿混ラペルレスジャケット
size S/M/L/XL(4size) color BEIGE/BLACK/NAVY
fabric cotton98% polyurethane2%
第三弾入荷アイテム。
同素材のパンツもリリースされています。
第三弾では、セットアップで着ることの出来るジャケット+パンツの提案が複数あります。
こちらはコットンメインのしっかりとした生地のもので、かつラペルの無い、いわゆるノーカラーのジャケットのこと。
今季はこうしたラフにゆるく羽織れるジャケットはトレンドではあるのですが、ジャケットをどこまで崩して着るか?というテーマはメンズの長年の課題で、難易度は高いですね。
ノーカラーで情報量不足を補うようにワーク調のポケットが複数付いているのですが、これもちょっと多すぎるような…。
羽織ってみると悪くはないんですが、欲しい!とまではいきにくいかな。
ナイロンストレッチジャケット
size S/M/L/XL(4size) color BLACK/NAVY
fabric cotton93% polyurethane7%
こちらは化繊感の強いジャケット。
アウター編で紹介したナイロンノーカラーコートのように、表面に塩縮のような凹凸感を出して表情を出しています。
ただしナイロンノーカラーコートがバリっとハリ感のある生地なのに対し、こちらはかなり薄手。
見た目はジャケットだけれど、感覚としてはカーディガンとかシャツジャケットとかそういうカテゴリーに近い感じですね。
夏場でも羽織れてしまいそうな感じです。
綿混ラペルレスジャケットに比べると、ラペルもあるしデザインもミニマルで使い勝手も良さそうなのですが、今度は値段が跳ね上がる…。
この値段だと、化繊の軽いジャケットを得意とするセレクトショップのオリジナル品が見えてくるので、ちょっと厳しいかなという気がします。
パーカー
綿混二重編みパーカー
【オススメ第二位】
size S-M/L-XL(2size) color GRAY/NAVY/BLACK
fabric polyester51% cotton41% polyurethane8%
2018SS第二弾入荷のアイテムです。
個人的に勝手に「宇宙パーカー」と呼んでいるアイテム。
昨年初登場時になんとなく近未来のパーカーのように見えたんですよね。
パーカーに定評のある無印ですが、こちらは通常ラインのパーカーとは大きく趣を異にします。
無印良品 オーガニックコットンムラ糸裏毛ダブルジップパーカー
無印良品のパーカーは生地にあえてムラ感を出し古着のような熟れた雰囲気を出しています。
対してムジラボのパーカーは、「究極のミニマルパーカー」
フードのコード(ヒモ)など一切のディティールを無くし、何より生地からもシワを一切無くすことを目指しているようなのです。
アームホールなども無印通常ライン と比べると大分太いなあと思うのですが、それもシワを無くすためと考えるとナルホドと納得出来ます。
ポリエステルメインで無機質な質感をした生地は、とにかくシワを生みません。
さらに今年は、ポケットも改善されて、脇のシームに沿ったスラッシュタイプになり、よりミニマルに。
何より嬉しいのが、昨年はシングルジップだったジップが今年はダブルジップになったこと。
パーカーは絶対にシングルジップよりもダブルジップが良いので、これは大きいですね。
着こなしの幅が変わります。
今年は現代的な都市型のパーカーになったという感じでしょうか。
昨年よりも大幅にクオリティアップしています。
コードが無いため若干フードの形がキマリづらいですが、生地の厚み的にもパーカーというよりはアウターに近いアイテム。
シワを気にせず着れますし、旅行などにも大変良さそうです。
グレーは黒に比べると高級感が感じにくいですね。
パーカーに見る、無印良品とMUJI LABOの違い
ムジラボは、無印良品の上位ラインという位置づけですが、コンセプトが少し異なります。
それは両者の代表的なアイテム、パーカー一つ取ってもそう。
同じ「シンプル」であっても、表現の仕方が違うのです。
無印良品は、「オーガニックコットン」をウリにしていたり、お店に置いてある家具や雑貨などと調和するようなナチュラルな方向性。
シワ感の出る生地だったり、黒表記でも真っ黒ではなくあえて褪せたような色味に最初からなっています。
ファスナーや紐など全体として徹底してナチュラルな雰囲気が出るように作られています。
これに対してムジラボは、徹底的にミニマルに。
紐もオミット(省略)し、リブもほとんどわからないように極細に作り、さらに前述の通りシワさえ排除するような生地で作られています。
非常に好対照な2つのアイテム、是非見比べてみてください。
シャツ
ジャパンファブリックインディゴ長袖シャツ
【オススメ第一位】
size S-M/L-XL(2size) color BLUE/DARKNAVY
fabric cotton100%
これは無印良品のシャツの最高傑作じゃないかな?と思える逸品。
無印のシャツの「日常使い出来るコスパアイテム」という範疇を超えた「勝負シャツ」になりうるクオリティ。
まずこの生地。
全くノーストレスで着れる滑らかさと落ち感、ドレープの美しさを持っているのです。
シャツは本当に軽く100枚は買ってきましたが、ただ生地が薄いだけではこの感じが出ないのです。
また、このシャツは「普通の形のシャツ」ではありません。
やや着丈は短く、逆に身幅はワイド気味に取ったいわゆる「ワイドシャツ」です。
昨今のビッグシルエットブームの中で生まれたアイテムです。
これを着丈まで長く作ってしまうと、「シャツが歩いている」ようになってしまい不格好なのですが、着丈を短くすることによってうまくバランスが取れています。
ワイドシャツは昨年くらいからセレクトショップあたりも作っていますが、たくさん生地を使うためかどうにも生地がイマイチのものが多いので、このアイテムは非常にコストパフォーマンスが高いと感じます。
そしてこの形が、この生地の落ち感やドレープを最大限に活かしています。
全体の作りも見て下さい。
ボタン位置や間隔などだけ見ても、アウター的なバランスで作られているのが分かるでしょうか?
「シャツをアウター的に着る」ということが実践出来る作りなのです。
もうカットソーの上から羽織るだけである程度サマになってしまいます。
エリの形も非常に綺麗。
一番上までボタンを締めてその美しさを強調しても良いですし、外してラフに着てリラックス感を出しても良い。
現在オープンカラーシャツが全盛となっていますが、そんなリラックスムードをエリがしっかりとしたシャツで体現しているバランス感が良いですね。
オープンカラーシャツは苦手、という人には是非オススメしたいアイテム。
羽織るだけで今の空気感を出せる、そんなシャツです。
完成度も高く、今春の「勝負シャツ」になること間違い無し。
ちょっと高いですが、これはかなりオススメです。
前回紹介後にオンライン上ではダークネイビーのS-Mサイズが完売してしまいましたが、実店舗には結構あります。
(最初に述べましたが、無印のオンライン上で見れる実店舗在庫はかなり実態とズレがあります。)
綿オックスフォードドロップショルダーシャツ
第三弾入荷アイテム。
size S-M/L-XL(2size) color OFF-WHITE/SKYBLUE/NAVY
fabric cotton100%
名称こそ異なるものの、上で紹介したインディゴ長袖シャツのオックスフォード生地バージョンと言っていいでしょう。
ゴワゴワ感の無い滑らかで上質なオックスフォード生地を使用しているシャツ。
インディゴ長袖シャツのようにドレープ感は出ませんが、その分また違ったワイドシャツの着こなしが出来ると思います。
前記のとおりワイドシャツ、なかなか生地が良いものをこの値段で手に入れるのは難しいですから、非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
これもアウター的な着方をしてもらいたいシャツですね。
ネイビーは緑がかった上品な色になっています。
今季ムジラボ、シャツは本当に良いです。
お高めのブランドは出していない物、しかもそれらと並行して使っても遜色のないクオリティの物を出してくれているので。
皆が思っていた物(ベーシックなシャツ)ではないかもしれませんが、トレンドを上手く取り入れられるのがワイドシャツ類と、これから紹介するワイドパンツ類でしょう。
綿オックスフォード比翼スタンドカラーシャツ
size S/M/L/XL(4size) color OFF-WHITE/SKYBLUE/NAVY
fabric cotton100%
こちらは先程のワイドシャツと同じオックスフォード生地を使ったスタンドカラーシャツ。
ワイドシルエットではなく、かつSからXLまで4サイズから選べる今回のムジラボのトップスでは珍しい仕様になっています。
ワイドシルエットはある程度ラフにサイズを選んでもサマになってしまいますから、2サイズ展開でも問題ないということなのでしょうか。
ボタンが見えない比翼タイプのシャツで、スタンドカラーというよりはノーカラーと言った方が良いでしょう。
着丈が短くタイトなサイジングで、無印良品の通常ラインの延長でシャツを着たい人はこちらが良いかもしれません。
ボトムス
ジャパンファブリックデニムストレッチワイドパンツ
size 23/24/25/26/27/28/29/30/31/32/33(unisex size)
color BLUE/NAVY/DARKNAVY
fabric cotton98% polyurethane2%
185cmのモデルさんのせいでかなり寸足らずに近いような着用画像になっていてちょっと可哀想なこのアイテム(さらに靴もイマイチ…)。
テーパードのほとんどかかっていない、シンプルなストレートのワイドパンツですが、これが結構バランスが良い。
丈が短いので、ワイド特有のストンという落ち感が分かると思います。
これも厚手のゴワゴワっとした生地だと、落ち感が綺麗に出ません。
絶妙な厚さのデニムを使用することによって、綺麗な落ち感を出しているのです。
(もちろんウールのワイドパンツの落ち感には及びませんが)
今回のムジラボ、この「落ち感」をほぼ全アイテムで意識している感じがしますね。
今季リーズナブルな価格帯でワイドデニムが欲しいならとりあえずまずコレを穿いてから、っていう感じになりそう。
ウエストでサイズを選んだら上下2サイズくらい試してみてください。
理想の落ち感を選択出来ると思います。
カラーは、ダークネイビーがおそらくワンウォッシュくらいでほとんど色落ちのない生地、ネイビー→ブルーの準で加工による色あせが強くなっていきます。
私はダークネイビーが、ほぼ加工無しで生地のハリ感が保たれていて、ワイドシルエットと相性が良いように感じました。
ナイロンストレッチワイドパンツ
size S/M/L/(3size) color BLACK/NAVY
fabric nylon93% polyurethane7%
第三弾入荷アイテム。
第三弾リリースアイテムにはワイドパンツが2種類ありますが、こちらは化繊感が強い方のもの。
ジャケット編で紹介したナイロンストレッチジャケットとセットアップで着れるように同素材で、表面に塩縮のような凹凸感を出して表情を出しています。
こちらも薄手で大変穿き心地の良い素材になっています。
ワイドシルエットなので脚離れも良く、夏を快適に過ごせそう。
かなり薄手の生地なので、これをどう評価するかですね。
私はちょっと物足りないかな?と思いました。
夏にまた見たいアイテムですね。
綿混ワイドクロップドパンツ
【オススメ第三位】
size S/M/L/(3size) color BEIGE/BLACK/NAVY
fabric cotton98% polyurethane2%
第三弾入荷アイテム。
こちらはコットン感の強いアイテム。
ジャケット編で紹介した綿混ラペスレスジャケットとセットアップで着れるようになっています。
この生地のポリウレタンはストレッチを効かせるというより、生地のゴワゴワ感を払拭するために入っている感じですね。
こちらもデニム同様、ゴワつきの無い生地によりストンと落ち感のある綺麗なワイドシルエットを作ることが出来ます。
太すぎないセミワイドシルエット。
トレンドのワイドパンツの選び方は、色と素材が結構重要です。
真っ黒でツヤ感の強いウール地の物を選んでしまうと、ボンタンのように見える…とまではいきませんが、モード感が強く出てしまってスタイリングがかえって難しいのです。
こちらの素材はほどよくカジュアル感が出て、デニムワイドパンツと同様ワイドシルエットの入門にもってこいでしょう。
ワイドシルエットは靴選びも重要なので、ミニマルな靴を選択してください。
第一弾から第三弾まで、とりあえずムジラボにおける春先までのアイテムは出揃った感じがしますね。
第二弾入荷がちょっと期待外れなアイテムが多かったのですが、第三弾でまた良品が充実した感じはあります。
シャツもワイドパンツもそれぞれ選択肢が増えましたね。
やっぱり今季はシャツの出来が本当に良いのと、ワイドシルエットにはなりますがパンツも良品があります。
普段無印良品が好きという方には多少抵抗があるアイテムが多いとは思いますが、クオリティの高さは保証するところなので、一度試して欲しいですね。
MUJI LABO(ムジラボ)のDNAを受け継ぐアイテムが無印良品通常ラインにも!
今季は無印良品の通常ラインにも、MUJI LABO(ムジラボ)のDNAを受け継ぐアイテムが登場。
その一例がオーガニックコットンブロードプルオーバーリブ付シャツ。
オーガニックコットンブロードプルオーバーリブ付シャツ
size S/M/L/XL(4size) color WHITE/NAVY
fabric cotton100%
通常カットソーには使われない、逆にシャツやブラウスに用いられる布帛(ふはく)を用いた「カットソーデザインのシャツ」。
布帛(ふはく)をカットソーに用いる点、カットソーデザインでシャツというアイテム、ここらへんは昨年のMUJI LABO(ムジラボ)の影響を感じますね。
ちょっとレディース感のあるところや、袖がリブになっているところなど、無印良品のメンズ通常ラインにはなかなか見られないデザイン性を感じるところです。
MUJI LABO(ムジラボ)が無印良品通常ラインにそのDNAを残すようになると、ともすると「ベーシック」一辺倒になりがちな無印良品のアイテムにも徐々に変化が起きるかもしれません。