どーもナル男です!
ここからは、Pコート特集の過程で見つけた冬アウターたちを紹介していこうと思います!
もうかなり今更感はあるのですが、逆に?SALEが視野に入ってきた今だからこそという感じもしなくもない!と自分に言い聞かせて張り切って行きたいと思います!
あー書きたい記事がたくさんあるのに時間がない!というかそれがかなり頭のなかで溢れてカオス状態になっているのが今ですね笑
頭のなかがカオス、といえば、最近目にした広告で気になったんですが
「記憶の精度」とやらを高めるサプリが発売されたらしく。
ほんとかよ?と思うんですけど、同時に興味もあるんですよね。
結構記憶力には自信があるんですけど、それでも何らかの試験の時に記憶力をアップ出来たら、有利じゃないですか?
集中して勉強しなくちゃいけない時、わざわざAmazonで取り寄せて飲んでる
記憶力アップ?が謳われているサプリが既にありまして。
効果は…はっきり言って気のせいレベルですね笑
爆発的に記憶力がアップしたとはっきり実感できる!!とかはないです。
あったのかもしれないし、なかったのかもしれないレベル。
プラシーボ効果的な部分もあるだろうし。
ただ、なんでもそうですけど「勝負事」は「どれだけ自信を持って臨めるか?」っていう部分も多分にあると思うので、やることはやったと思いたくて飲んでます。
そこそこ成果は出てるとは思うのですが…。
(コリンは2本め突入笑)
まあ勉強は、より成果をあげたければ、サプリに頼るより勉強したほうが早いですね笑
あとは「前日よく寝る」ことです。
さて、今日はドメスティックブランドの「ちょっと変わったアウター」編です。
とはいえちょっとだけですよ笑
アウターで冒険はするべきではない、が…
いきなり、テーマに反するようなことを言いますが「アウターで冒険はすべきではない」と考えています。
まず、アウターは高い。失敗した時の金銭的ダメージが大きくなります。
そして基本的に面積が大きく、人に与える印象も大きくなります。
こちらもやはり失敗した時のダメージが大きくなります。
しかし、ブランド側としては定番アウターばかりでは、既に持っている人には売れない上に、定番アウターを他も作っているが故に競争となります。
それを回避するために、
「そのブランド独自の」モノを作りたがります。
(まあすぐに他にマネされちゃうんですけどね)
それがハマれば良いのですが…。
毎年「トレンチコートのディティールを他のコートにくっつけてみました」的な
モノを、結構高めなブランドでも見るのですが、たいていディティールがうるさいだけの「うーん、これが無ければねえ…」という残念な代物になっています。
「なんでそのコートの肩にエポーレット付けちゃうかな…」と思うこと多くないですか?笑
ただし、だからと言って「源流にハズレナシ!」を絶対的なものと考えてしまうのもいかがなものでしょうか?
その考えは上記のように半分あたっているし、半分は間違っているのでは?とも思うのです。
なぜなら、現代の洋服のほとんどは、そのシルエットを源流とは異にします。
昔のコートに「ショート丈」だったり、下にジャケットを着れないほど「細身」のシルエットだったりするモノはほぼありません。
例えばショート丈Pコート、というのはジャケットやブルゾンとPコートのミックス、と考えても良いシルエットをしています。
誰かがカタチを変えることに挑戦したからこそ、今のシルエットというものがあるわけです。
源流にばかり囚われてしまうと、逆に現代でブカブカのコートを着るはめになりかねません(ビッグシルエットとか流行ってますけどね)。
大体、流行りの最先端的なモノは今まであったものとはちょっと変わっているのが当たり前ですからね。毎年、ちょっとずつちょっとずつ何かが変わっていくんです。
もちろん、変わっているものというのは「違和感」も同時に与えることがありますから、その「違和感」と「新しい何か良い要素」のバランスを常に自分の頭で考え続けて、良いと思えば取り入れる、ということが必要なのではないでしょうか?
源流にばかり固執していれば、頭は固くなるばかりですし
流行にばかり流されれば、一体何が良いのかわからなくなります。
そこらへんを「考え続ける」ことが大事ですよね。
メルトンで作られたライダースジャケット
出典 http://anythinggoes.jp/?pid=91959712
これはFACTOTUMの、タスマニアメルトン ライダースです。
素材がPコートなどヘビーアウターで使われることの多い「メルトン」という
素材が変わり種のライダース。
ライダースというと、革、あるいはコットンなどが多く、真冬には着ることの出来ないアイテムですが、真冬でも着られる仕様にしたということですね。
実はライダースジャケットかなり好きなので、これ最初めっちゃ良い!と思いました。
ウールやメルトン素材で作られたライダースジャケットってそう新しいものではありません。
ただ、たいていウールで出来たライダースって、とりあえずウールで作ったことだけが取り柄、みたいなモノが多いんですけど、これはしっかり細部まで作られています。
ウールのライダースは、ただ他社のPコートなどとの競争を避けるためだけに作られたような大味なモノが多かったんですね。
昨今流行の斜めジップもそうですし、高密度なメルトンの表情がクリーンで、全体がミニマルな佇まいをしているので、作り手の「こういうのを作りたかったんだ!」というこだわりを感じますね。
全体的に「綺麗」で、変わり種にあまり見えないというか、そこまで違和感を感じませんよね。
ジップ使いも最小限度にとどめていますし。
本当に素材以外はライダースに準拠しましたよ、というのが良いんですね。
このバランス、とても大事です。
ただ1点、言いたいのはなぜその肩のディティールにした…ということ。
出典 http://www.jb-voice.co.jp/jackinthebox/wp-content/uploads/2015/10/221.jpg
この肩のディティールだけが、要らない…。
エポーレットとかよりはマシなんですが、これがナル男的にはとても気になる。
全体がミニマルにまとまっているだけに、なぜそこだけ…という。
そこだけが惜しいです、本当に。
LOUNGE LIZARDで売れまくっているミドル丈コート
次に取り上げるべきか否か、非常に迷ったこちら。
冬コレクションのフォトでも使われ、各取扱店でも使われまくっているこちらのコート。
猛烈に売れまくっていています。
非常に失礼なのですが、LOUNGE LIZARDのコートがこれだけ売れるってあまり無いので…。
売れているから良いモノ、というわけではないんですが、SALE行きになってしまうことも多いラウンジリザードのアウターですから、それだけたくさんの人に「良い!」と思われたということではないでしょうか。
生地は以前紹介したように、今季ラウンジリザードで多用されているSUPER 100’Sウールを起毛させた「ビーバー加工」。
以前も言いましたがこの「ビーバー加工」、写真でのストレートな表現が難しく、直接見てもらわないと、良し悪しが判断出来ないと思います。
加えて、好き嫌いのある素材感なのでなおさら直に見て欲しいですね…。
おそらく支持を集めているのは「着やすい丈感」です。
出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/1010908
一般的なロングのステンカラーコートと比べるとかなり短め。
「ミドル丈」と言って良いでしょうね。
一般的なロングのステンカラーがこれくらいですから、かなり短いです。
(以前紹介した「KURO」のモノです)
出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/1009972
どうでしょうか?
「どっちが好きか?」と問われるとなかなか難しいところだと思います。
一概にこっちが正解!とは言えません。
ただロング丈の方が、やや「着せられている感」が出やすく、マフラーやスヌード等で視線を上に集中させる等の工夫が必要になってくるかなとは思います。
ミドル丈のほうが抵抗なく取り入れられる、着やすいという人も多いと思います。
ただ逆に、オシャレ感や雰囲気はロング丈の方があることも事実です。
この秋冬かなりコートを試着したので、着てみた時にかなり着やすいという印象は受けましたね。
ロングコートに抵抗がある、という方にはぜひ一度試してみてほしいコートです。
あと個人的に「袖」のディティールがテイラードジャケットのように綺麗で、そこを見て欲しいですね。
一点注意が有るとすればフロントが「ジップ開閉」であるということでしょう。
確かに、コートは普通ボタンでフロントの開閉を行うものですから、そこに若干違和感を覚える人もいると思います。
しかし、このコート、全体がミニマルでほぼ余計なディティールが無く、どこかブルゾンのような佇まいをしているんです。
ブルゾンですと、ジップ開閉も多いですから、その流れを汲むのかな?と思ったり。
ステンカラーが短くなったものでもあるし、ブルゾンが長くなったもの、とも認識出来るんですよね。
そういったこともあって、そこまで大きな違和感には感じなかったですね。
ただジップ、特にダブルジップ(ジップが2つになっており、上からも下からも開閉出来るモノ)は、壊れる、とまでは行かないのですが、生地を噛んでしまって、一度プルオーバーのようにして脱いで直さないといけない、ということになりがちですので、開閉だけは気をつけてください。
(ナル男はテキトーにやるので、よくそうなります笑)
うーん、ただ、ほんとにこのコートもう在庫がない。
特にコレクションフォトにも使われたネイビーの方はほぼ全滅です。
出典 http://anythinggoes.jp/?pid=94560787
黒も悪くないのですが、出来ればネイビーと着比べられる時期に紹介したかったですね…。一番最初に載せたコレクションフォトを見てもらうと分かる通り、「黒と大差の無いネイビー」ではなく「青」と言って良い色味なので。
全然違うんですよね。
黒なら、まだ割りと在庫が残っています。
楽天
http://item.rakuten.co.jp/molotovcocktail/15awll5583black/
他にもFACTOTUMが、チェスターコートのミドル丈のモノを出していたりするので
ロングがどうにもしっくりこない、着せられている感がある…という方は、チェスターコート自体を諦めるのではなく、ミドル丈を一度ためしてみると良いかもしれません。
ジャケットの延長線上で、かなり着やすいと思いますよ。
出典http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/1010525
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抵抗を覚える名称だが…
出典 http://inputstyle.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302646234-2
最後に紹介したいのが、ATTACHMENTにPコートを見に行った際に「やっぱり良いな」と思ったこちら。
ヘビーメルトンショートステンカラーコートです。
前に紹介したATTACHMENTのショート丈Pコートのステンカラーコート版です。
ATTACHMENTのショートPコートと全く同じメルトン生地を使用。
ATTACHMENTはここ数年ステンカラーコートも展開していますが、そちらのショート版と考えるべきではないですね。
着丈だけでなく、シルエットから素材感までロング丈のステンカラーコートとは別物。
完全にショートPコートの別バージョンです。
「ショートステンカラーコート」
おそらくこの名称が、多くの人に抵抗を持たせるのではないでしょうか?
ショートPコートこそメジャーになりましたが、過去には「ショートトレンチコート」なるものがショートPコート、ショート丈アウターのバリエーションとして
華々しく散った(持っている人スイマセン!)ということがありましたからね…。
「なんでも短くすれば良いってもんじゃねえぞ!」
とお考えの人も多くいらっしゃると思います。
ただこれ本当にデザインがミニマルなんですよね。
ショートPコートと比べても、当たり前ですがディティールがない分圧倒的にこちらのほうがミニマル。
出典 http://www.essence-web.jp/attachment/wp-content/uploads/2015/11/1110-318x478.jpg
ショートトレンチコートの丈が足りない違和感はかなりのものでしたが、こちらはほぼ違和感を感じません。
ほぼブルゾンですね。
ショートステンカラーコート、っていう名称を止めれば良いんじゃないかな?と思うんですよね。
カットソーかニットに、これを羽織って、というのが非常に想像しやすい。
そこまで寒くない日のメンズのアウタースタイルってそんくらいで良いんじゃないの?と思うんです。
そういう着こなしを想像した時だと、Pコートよりこちらのほうがむしろ良いとすら思うんですよね。
おそらく、名前の違和感だけで敬遠されてる向きがあるので、SALEになったら積極的に狙って行きたいアウターですね。
カットソーと合わせたコーディネートはこれがわかりやすいかな?
ATTACHMENT ヘビーメルトン ショートステンカラーコート【商品紹介】 - YouTube
僕は非常に好きなんですよね、カットソーにそのままアウターっていう
ラフながらどこかキレイ目な着こなし。
あとこれ、ATTACHMENTショートPコートの時に注意点としてあげた
「半裏」仕様ではなく、背面全面に裏地のある「総裏」仕様なので、若干ですがPコートよりも防寒性があります。
なんでこっちは「半裏」じゃないんですかね?そこにかなり矛盾を感じるのですが、総裏の方が嬉しいですからね笑
ところで、「ショートチェスターコート」ってあるんですかね?
あってもそんなん普通のテーラードジャケットだろ笑
と半分冗談で検索したら…
出典 http://www.selectsquare.com/edifice/g2406162/
あった!
しかも、結構ちゃんとしてる笑
ちょっと試着しに行きたくなりました笑
と、ここまでお送りしてきましたが、どうでしょうか?
タイトルは「普通とはちょっと違う、を求める人へ」としたんですが
本当にちょっとです笑
それぞれのアウターがちょっとずつ源流、あるいは現在の「一般的なカタチ」を崩しているんですね。
それによってもたらされる効果はそれぞれ違いますが
(寒い時期に着れる、より着やすい、よりミニマム等)「挑戦」というほどおおさげではなく取り入れられるものばかりではないでしょうか?
その際には「違和感」だけに囚われずに、良い面もあるのではないか?と考えて、もしその良さが違和感に勝るのであれば、取り入れてみるのは悪くないのではないでしょうか?
今日はそんなことも考えて欲しくてこういうテーマにしました。
またアウター特集しますね♪
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