痩せ型でウエストが余ってしまう場合はベルトで締めれば大丈夫?雨の日用に防水性に特化した靴を買うべきか?ボトムスと靴の色の関係、「同調」と「対比」。このブログって何歳向け?
なかなか溜まってしまった過去コメントに答えられず申し訳ありません。
今回も質問コーナーの回答をどんどんやっていきたいと思います。
基本的に質問はコメント欄、または「お問い合わせ」より受け付けております。
Twitter(https://twitter.com/narcisman07)で質問されても構いませんが、Twitterですと文字数制限の関係から簡単な答えしか出来ません。
「~~でオススメありますか?」などの質問の場合は、なるべく具体的に、例えばこれくらいの価格帯で探している、などの情報を付け加えて頂けると助かります。
また必ず返答するわけではありませんので、よろしくお願い致します。
緊急を要するお問い合わせの場合、個別に返答する場合もございます。
コメントやメールで頂いたペンネーム等は前回から省略させて頂いております。
また、質問内容も場合によっては要約させて頂きます。
予めご了承ください。
…あと出来ればなのですが、何でも良いので名前を入力してコメントして頂けると助かります。
コメント通知が着て「名無しさん」からだったりすると、開くのにちょっとドキっとするので…。
継続してハンドルネームでコメントして頂けると、あ、あの方だと覚えますし、面白いハンドルネームだとクスッとしたりしますが、別にそこまで考えなくて良いので
何卒宜しくお願いいたします。
もちろん質問だけでなく、応援だったり、これ買いました!みたいな交流コメントだったり、本当にありがたく、ブログを続けるモチベーションになっております。
Twitterの方もやっておりますので、よろしければ見て頂ければと思います。
それでは今週も質問の方に答えてまいりましょう!
今回は靴の記事が続いたこともあり、靴関連の質問が多かったですね。
既製品のボトムス、ウエストが余ってしまう…ベルトで留めれば大丈夫?
質問1 初心者的な質問で申し訳ないですが、ウエストの大きさについて悩んでます。ズボンのウエストが大きすぎると、しわが寄って不格好な感じがして、いつも程々のウエストのものを探しているのですが、すると売られてるものは大体ウエストが大きいので、買いたくても買えない事が多いです。
ウエストはかなり大きめでも大丈夫という意見もあったりしますし、そこまでしわを気にする事もないんですかね?宜しければ回答お願いします。
また立て続けに次のようなコメントもありました。
質問2 私も上の方のように、Sサイズのボトムズでもウエストがぶかぶかになってしまい、腰で止めるのに苦労してシワができてしまいます。
サスペンダーも検討中なのですが、結局ベルトと変わらないのかなとか、見た目や使い勝手に不安があります。何かアドバイスがあれば助かります。
ナル男の回答
パンツ・ボトムスの適正なウエストサイズについてなのですが、私個人の意見としては、いわゆる腰履きをするにしても、さらに上方まで上げてウエストできっちりと履くにしても、
「ベルトをしない状態で、腰骨で止まる(留まる)」ものが理想的だと思っています。
腰骨で止まってくれるなら、多少緩さがあっても、そこまで神経質に気にする必要はありません。
むしろウエスト位置から全く動かせない、というのはキツすぎる可能性があります。
ベルトというのは、あくまで腰骨より上で留めるために使うイメージですね。
最悪、ベルトをしないでも出歩くことができる、これが適正値の範囲内だと思います。
ベルトをしないと出歩くことが出来ない…これはサイズが合っていません。
そしてこれにはウエストだけでなくヒップの値も関係するので、一概にウエストだけでは言えないのですが…。
要するにヒップも含めた腰回りの作りの大きさで、決まってくるので。
適正値から大きくてもベルトで締めればなんとかなる、というのは限度があって、多少緩くて指が何本か入る余裕がある程度ならなんとかなりますが
拳が入るようだと流石に無理があるかなと思います。
腰骨で留まらないパンツをベルトで留めると、仰る通り不自然なシワが生まれますし、無理に留めている状態なので何度も何度も直す必要が出てきてしまうと思います。
サスペンダーも結局のところは適正値を越えたボトムスを留めるために有効な手段ではありません。
解決策としては、ウエスト詰めのお直しを行う、というのが最も簡単ですが、私は安易なお直しをオススメしていません。
というのは、お直しは全体のバランスが崩れてしまうことも多いものですし、今回のケースで言えばブカブカのボトムスのウエストだけ詰めても、ヒップなどとの兼ね合いがどうなるかはやってみないと分からない…などということが多いですからね。
ましてやブカブカに感じているわけですから、数値的にもかなり大きく(下手をすると10cmとか)詰めることになるわけで、そうなるとなおさらリスクが高くなると思います。
私たちは、お直し前にお直し後の具体的な仕上がりを予想することが困難だったりします。
マチ針で留めてもらったりは出来ますが、実際に仕上がってみるとどうにもイメージと違う、ということがどうしても出てきてしまうんです。
そのちょっとした違和感が気になって、せっかく気に入ったそのアイテムに愛着が持てなくなってしまう、っていうことは多いものです。
お直し以外の解決策としては、やはり適正なサイズの物を最初から買う、ということですね。
私がこのブログで紹介しているブランドで言うと、Honor gathering(オナーギャザリング)などは、XSサイズからボトムスを作っています。
これはレディースを想定したウエストから細いサイズですね。
通常の販売店では取り扱っていませんが、本店やレクトホールさん(RECTOHALL/レクトホール)で取り扱っています。
あとはウエストにゴムが入っている物ですね。
ウエストにゴムが入っていると、腰回りの融通が一気に効くようになります。
例えば運動の時に着るジャージとかって、 たいてい適正値より大きいものだけれど、ウエストにゴムが入っているお陰で着れてしまいますよね。
最近だとワイド気味のスラックスにも、目立たないように背面だけゴムが入れてあったりするので、全面ゴムのモノに比べると締め付けが弱く、適正値の幅は狭くはなりますが、そういった物を選ぶとウエストにあまり気を取られず選べるかなと思いますね。
また最近非常に着心地が良い新感覚のストレッチとして「2wayストレッチ」がありますが、これらはウエストが緩いと数値以上にさらに緩く感じるので避けたほうが良いかもしれません。
ボトムスに関しては、コーディネートの土台になるというだけでなく、個々人による差異が大きい部分だと思うのです。
ちょっと大きめを選んで誤魔化す、なんてことは出来ないですからね。
自分にしっくり来るものをじっくり選ぶことが大切かなと思います。
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雨の日用の靴を買うべきか?
質問 こんばんは、毎回楽しみに読ませてもらっています。
先日紹介されていたmilokの1タックパンツ(リブじゃないほう)を購入したのですが、履き心地が異次元ですね。
洗濯もしましたが形はきれいなまま。
スラックスもジーンズもあまり洗いたくないので、夏場にはうれしい性能ですね。
そのmilokさんで今回紹介されていた商品があったので、在庫がありそうな時期に試着行ってみようかなと思いました。
それと今回の内容が靴だったので(※パドローネだけじゃない!今最も熱い国産の靴ブランド達を特集!forme、MAKERS、ウィールローブ、NORIEI…etc - ナルシストで何が悪い?ナル男のアイデアブログ にお寄せ頂いたコメントになります
)、関連した質問なのですが、
ナル男さんは雨の日ってどんな靴を履きますか?
スニーカーだと汚れを落としずらいし、革靴だと水に弱いし防水しても不安なので、僕はいわゆる二軍の靴で出歩くことが多いのですが。
雨の日用にミスターオリーブの短靴を買おうかと考えていたのですが、記事にあったREGINAとformeのほうが欲しくなってしまって迷いが生じています。
ナル男の回答
いつもご覧いただきありがとうございます。
MILOKの「小松精練」のウルトラストレッチを使用したパンツは、最初その履き心地とシルエットにビックリしますよね。
もちろん値段的にはお高いので、紹介しても皆さんが皆さん買えるというわけではないですし取扱店舗も限られていますが…やはりこういう良い物をどんどん紹介していくことがこのブログの使命かなと思っています。
では質問のメインである「雨の日用の靴」について思うところを述べていきたいと思います。
質問内容にあるミスターオリーブの靴を知らない方のためにも説明させていただくと、
(ミスター・オリーブ)MR.OLIVE 【撥水レザー】WATER PROOF SHIRINK LEATHER / POSTMAN BOOTS
ドメスティックブランド、MR.OLIVE(ミスターオリーブ)が定番として出し続けている「WATER PROOF LEATHER」シリーズのことを指します。
このミスターオリーブのWATER PROOF LEATHERは、単純に革の表面を撥水コーティングをしているわけではなく、フッ素を繊維に定着させることによって、吸水率を80%低下させ、雨をほぼ気にすること使用できる革にしている、というものです。
よく「防水スプレーをすると革が呼吸できなくなる」などと誤解があるところなのですが、コロニルの「ウォーターストップ」などは、革表面をコーティングするのではなく、 フッ素系の撥水成分を革に浸透させることによって水を弾いています。
[コロニル] Collonil 防水スプレー ウォーターストップ 400ml CN044021 (Colorless400ml)
ミスターオリーブのWATER PROOF LEATHERはこのようなフッ素系の撥水成分を革に半永久的に定着させたといったところでしょうか。
これにより革の傷口さえも水を弾くことができるようですね。
このWATER PROOF LEATHERはかなり前から展開され続けており、単一のアイテムではなく、表革も裏革(スウェード)から選べますし、ブーツなども昔からあり、最近では比較的安価なオペラシューズまで展開されるなど、
多岐に渡るバリエーションから選ぶことが出来ます(確か昔はサンダルもあったはず)。
(ミスター・オリーブ)MR.OLIVE 【撥水レザー】WATER PROOF NUBUCK LEATHER / SHORT PECOS BOOTS
バッグなど小物にも採用され、このWATER PROOF LEATHERの機能性は他にあまり見られない、分かりやすい付加価値を持っていて、ミスターオリーブの代表的なシリーズとなっていますね。
他には有名どころだと、パドローネもウォータープルーフのレザーシューズを出しています。
PADRONE パドローネ ダービープレーントゥシューズ JACK8(ウォータープルーフ)PU7358-2033-16A
こちらは3M社の「スコッチガード」皮革保護剤加工という防水加工が予めされている
靴です。
(どうやらこちらは半永久的に防水効果が続くというわけではないようですね。)
では質問内容に戻りますが、私は雨の日は防水スプレーをした「かつてはお気に入りだった靴」を履くことが多いですね。
雨が降るか降らないか分からない時は、防水スプレーをした上でお気に入りの靴を履くことが多いですが、天気予報で確実に降るとか、すでに降っている時は質問者の方のようにいわば「2軍」的な靴で出掛けてしまいますね。
これはその人が「どれくらい雨の日に行動するか?」も関係してくると思います。
いわば雨の日のアグレッシブさがどれくらいあるか、ですね。
私はと言うと「雨が大嫌い」な人間でして、外で遊ぶ予定、例えばディズニーランドに行く予定が入っていても雨ならキャンセルするような人間です(この間もキャンセルしました…)。
ここは個々人でかなり見解が異なるところでしょうが、そういうわけで私は雨の日に靴が本当にびしょ濡れになってしまうということはあまりなく
防水スプレーで十分という感じではありますね。
上で紹介したような防水性に優れた靴というのは、防水性にだけ着目して購入するには少し値段が高すぎるんですよね。
デザイン的に惹かれる部分が多く、その上で防水性があくまで「オマケ」として付いているから嬉しいのであって、もし他に欲しい、惹かれる靴があるのなら
雨の日のためだけに買うという必要もないのではないでしょうか。
もちろん日本というこの国は、地域などにもよりますが雨と切っても切れない国ですし、雨の日用の靴があるに越したことはないのですが
本当に気に入ったものが見つかるまでは、ちょっとお気に入りでは無くなってしまった靴に頑張ってもらうのも全然アリだと思いますよ。
でも、お気に入りの傘とか買うとちょっと雨の日が好きになるんですよね。
そういう雨の日用の靴に出会いたいなと私も思っているんですけどね。
ミスターオリーブのポストマンシューズは、私も気になっています。
こんなことを言っておいて買うかも…笑
ちなみに、防水性が付与されているわけではないけれど、比較的「雨の日に強い靴」というのは他にもありますよ。
例えば、カーフレザー(生後半年以内の仔牛の革)、その中でも特にベビーカーフ(生後3ヶ月までの仔牛の革)などはキメが非常に細かくて水が入っていきづらいんですね。
ベビーカーフを使用した靴
【PADRONE|パドローネ】メンズシューズ/DERBY PLAIN TOE SHOUES 「NICOLO」/PU8586-2005-17A*CA#MC
あとは、ホーウィン社の「クロムエクセルレザー」を使用した靴。
このクロムエクセルレザーは
パドローネだけじゃない!今最も熱い国産の靴ブランド達を特集!forme、MAKERS、ウィールローブ、NORIEI…etc - ナルシストで何が悪い?ナル男のアイデアブログ
でも紹介しましたが、ホーウィン社が現代に復活させた特殊な製法で作られた油分に富んだ革のこと。
クロムエクセルレザーはオイルがたっぷりと染み込ませている革なので、水を弾く力が強いんですね。
(ウィールローブ) WHEEL ROBE プレーントゥ クロムエクセル ブラック
上で挙げたミスターオリーブも、WATER PROOF LEATHERシリーズとは別に、クロムエクセルレザーを使用した靴を出しています。
(ミスター・オリーブ)MR.OLIVE 【ホーウィン社】HORWEEN CHROMEXCEL LEATHER / SEVEN HOLE HUNTING BOOTS
ミスターオリーブでも「WATER PROOF じゃないんだ…」と言われてしまうそうなんですが、クロムエクセルレザーもかなり防水性の高い靴なんですよね。
WATER PROOF LEATHERのような特殊な技術が使われた靴はまだまだ多くはありませんが、実は雨にも強いレザーというのは結構あります。
逆に、コードバンはやはり雨に弱いというか、その後のケアが結構大変です。
「もしかして完全に元に戻らないかも…」なんて思いながら祈るように乾かして、ブラッシングして…っていうのは心臓に悪いですから、なるべく雨には晒さないほうが良いでしょう。
実はほとんどの革は雨に濡れてもその後ケアすれば大丈夫だったりするんですが
やはり結局「お気に入りは雨に晒すのは怖い」という心理だと思うので、お気に入りからちょっとピークが過ぎたくらいの靴を雨の日に履くのが良いでしょうね。
私はいろいろな店を周って、デザイナーが履いたサンプルの靴とか、お店の人が履いた靴とか見せてもらいましたが、そのどれもが「ずっと綺麗に綺麗に、ショウケースに入れて飾るように履いてきた」というわけでは無い、非常にアジのある経年変化をしているんですよね。
「雨とかあまり気にしないですね」という人も多いですよ。
出会ったばかりの、好き過ぎてしまう靴には出来ないことかもしれませんが、そうやってアジを出していくのも良いものですよね。
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明るい色の靴を使う時に注意したい「同調」と「対比」
質問 ナル男さん、こんばんは!
改めて、掘り下げ方や視点が他とは一線を画すブログだな~と思い大変面白く読ませて頂きました。
ナル男さんの記事を見て、是非実物見たい!と探し、オナーギャザリング、さらにフォルメも扱ってる店をみつけ行ってきました。その時は商品が枯渇してましたが、秋冬入荷とともに再訪するつもりで楽しみです。
さて、私はパドローネのダービープレーントゥのキャメルを保有してます。
ショップにいくと『それどこのですか??』とか『かっこいい靴ですね!』と(営業だとしても)褒めてもらえるのですが、これって靴が浮いてるのかなとも思ってしまいます。
明るい色の靴を使う場合、自分で、もちろん試行錯誤はしていきますが、ポイントなど、もし機会があれば教えて頂けると嬉しいです。
めちゃめちゃ暑いですが、くれぐれも体調にはお気をつけください( ^^)/
ナル男の回答
いつもご覧いただき、また嬉しくなるコメントをありがとうございます。
全てに返信出来ていませんが、全て読ませて頂き、大変励みになっていますよ。
オナーギャザリングの秋冬の新作も先日発売開始されましたし、formeに関しては何ヶ月、年待ってでも欲しいという人がいる靴ですから、是非また見に行って欲しいですね。
アクセス数などの数字もそうですが、コメントって本当にありがたいものなんです。
さて、質問の中核であるキャメルの靴、明るい色の靴なのですが、私がファッションにおいて最も大切だと思っている「色」についての質問でしたので、今回取り上げさせて頂きます。
質問内容にもあるように、明るい色というのは暗い色よりも目立つことになります 。
ただしどんな時でも、明るい色の靴が目立つわけではありません。
http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/mko5764
それが、同じく明るい色のボトムスを使用した場合です。
同じ明るさ、色味のカラーを隣接して使うと、色の「同調」が起こりお互いの色の持つ強さが単体では目立たなくなります。
これに対して、全く違う明るさ、色味のカラーを隣接して使うと、お互いの色が持つ強み、個性がより強調されます。
白スニーカーなどを使用したコーディネートが典型ですね。
adidas STAN SMITH S75075 AQ4651 S75074
これを色の「対比」とでも呼ぶことにしましょう。
そして、中間色であるグレーやベージュを、「色と色を繋げる存在」として上手く用いることにより、反発を起こさずに上手く色の強さを抑える手法が「緩和」です。
http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/mcg2085
この「緩和」は、メンズコーディネートにおいて用いられることの多い、黒などのダークカラーのキツさをいかにして緩和するか?というテーマで何度かお話してきたところだと思います。
この色の「同調」と「対比」、そして「緩和」を上手く組み合わせることによってコーディネートを組んでいくことになりますが、
メンズにおいてキャメルや白といった色の靴でボトムスとの同調を目指すのは困難だと思います。
キャメルや白のボトムスなど色味が同じものを用意するのは大変ですし、明るい色同士のボトムスと靴では今度は色どうしの相性という問題も出てきます。
そこでメンズだと黒やダークネイビーといったボトムスを合わせることになると思うのですが、その場合「対比」により靴が目立つ状態、いわゆるポイントが生まれているので、それ以外にポイントを作りすぎないことが大切です。
例えばキャメルの靴を履いていて、赤のバッグを持っていたら、ポイントが2つ生まれることになり、コーディネートとしては「めちゃくちゃ」なものになってしまいます。
キャメルの革靴にキャメルのレザーバッグ、などそのポイント同士にリンクする要素(この場合で言えば色と素材)があればその限りではありませんが、気をつけたい点ですね。
またキャメルの靴の場合は、新品のまっさらな黄色が強い状態だと少し子供っぽい印象になりますよね。
これがオイルを入れてあげることによって色が濃くなり、茶に近く、また色の濃いところ淡いところというムラが出てくると非常に雰囲気が出てきます。
ベージュやキャメルの靴は買うな!と極端なことを言う人もいますが、上記のような点に気を付けるだけで良いのです。
暗い色の靴ばかりでは面白くありません。
是非キャメルの靴、履き込んでみてください。
お気に入りの靴にカビが…
質問 先日気に入っていたスエードのブーツにカビが生えているのを発見してしまい、とてもショックを受けました。
私の部屋が風通しが悪く湿気がこもりやすいせいもあると思うのですが………この時期は特に湿気対策が必要ですが、ナル男さんはお気に入りの靴をどういう風に保管されていますか?
良い保管方法があれば是非ご教授いただきたいです。
ナル男の回答
それは非常にショックでしたね…。
こちらについては、先日シダードライを紹介させて頂いたのでそちらをお読み頂ければと思います。
[アールアンドデー] 除湿・消臭在 シダードライ 5031 ニュートラル フリー
また生えてしまったカビですが、酷さにもよりますが、精神的にも気持ち悪さが残ると思うので「シャンプータイプの洗浄剤による丸洗い」をオススメします。
レクソル レザー クリーナー.コンディショナー.スポンジKIT
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY スエード&ヌバックシャンプー 2038 (マルチカラー)
私はレクソルでレザーバッグなどを丸洗いしたりしていました。
いずれこのブログでも何かレザーを丸洗いしてみようと思います。
靴に関する質問が続きましたが、最後はこんな質問に答えたいと思います。
質問 最近ファッションに関する記事、特にトレンドに関する分析や考察、紹介の記事が全然ないのですが、それはなぜでしょうか?
革靴の手入れ方法も参考になりますが、それよりも、今欲しい情報を、どんどん更新していただけるとありがたいです。
もちろんこのブログの対象とする年齢が、比較的上の世代(30代以上?)なのも関係あると思いますが、もっと流行りのコーデとかをガンガン紹介していただけると嬉しいです。
ナル男の回答
6月後半~7月はセール時期となり一旦ファッションアイテムのリリースがほとんどお休みになるのと、また個人的に秋物がまだ本格化しておらず靴を買うのに適した時期だと思っていますので、小物や靴に関連する記事が多くなりました。
すでに秋物リリースも始まり、ファッションに関する記事もどんどん増えて行きますので、ご安心ください。
どうしても私1人でやっているブログですから、キュレーションサイトのようにアレもこれもといった感じで記事を量産することが出来ません。
これは本当に私自身も悩ましいところではあります。
1つの記事に時間的労力的なコストも掛けていますので、週に2、3記事が限度ということになります。
記事を書く時間以外にも、店を回るなど情報収集にも時間を掛けています。
何卒ご理解頂きたいところではあります。
もちろん、私の興味だけでなく、コメントなどで頂いた皆さんの疑問や興味にも応えていけたらと思っています。
結局は情報が欲しくてこのブログに来てくださる方がほとんどでしょうし、
今回のコメントも非常に有り難いです。
書き手に取って、「こういうことをやって欲しい」と言われるのは嬉しいことです。
「お前のブログなんて誰も待ってねえよ」って言われてしまったらおしまいですからね。
また一点気になったのですが、このブログは30代以上を特に対象にしているわけではありません。
実際ユーザーの方の性別構成こそ、8割男性、2割女性ほどという偏りはありますが、年齢構成に関しては25歳~34歳までと、18歳から24歳までの方がともにトップといった形で拮抗しています。
私自身も特に何歳の人に向けて書いているというつもりはありません。
強いて言うならば、「少しでもカッコよくなりたい」と思う方に向けて、その点について未だ試行錯誤を繰り返している私が少しでもお役に立ちたいと思って書いております。
男が「カッコよくなりたい」と思った時に、あまり頼りになるサイトが無いというのがこのブログを立ち上げたキッカケでもあります。
もちろん紹介アイテムによっては「この値段は手が出ない」ということも多々あるとは思いますが、そういったアイテムだけが絶対ではなく、そこから似た要素を持つものだったりを導き出すために必要だと思うので、紹介し続けています。
自分は何歳だから、ということではなく、このブログのこれは役に立つな、と思うものが少しでもあるなら、見て頂ければと願っています。
次の記事では、早速秋物の速報を行いますので楽しみにして頂ければと思います。
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