中高生にならないスラックススタイルとは? ネットで全国在庫切れ…そんな場合の穴場ショップは?高い服を買う時は即決する?Q&Avol.14
気を抜くと、すぐ間が空いてしまう質問コーナーです。
その間も、コメント・「お問い合わせ」含めてかなりの数の質問を頂いておりまして、今回だけではとても答えきれないのですが、頂いた中でもまだまだ答えたいものがあるので、どこかで集中して回答する回を設けるので、もう少しお待ち頂ければと思います。
質問はコメント欄および「お問い合わせ」からお願いします!
では行ってみましょう!
中高生にならないスラックススタイルとは?
質問 いつも記事を読んで参考にさせてもらっています。そこで質問なのですが、スラックスを買う時に中高生の制服っぽくならないように注意する点はなんでしょうか?
ナル男の回答
いつもご覧いただきありがとうございます。
もちろんシルエットの綺麗なアイテムを選ぶとかはありますけど、もう一つは色使いとアイテムの組み合わせですね。
黒かダークネイビーのスラックスに白シャツ。
あるいは大きめチェックのスラックスに白シャツ。
これだとよっぽど洗練されていないと中高生の制服になります。
http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/ms/ms2737
特に黒スラックスに白シャツと、この組み合わせは、洗練されている人が着るととてもシャープでモードな雰囲気が出るものですが、中途半端にやると
人によっては中高生に見えたり、 別の人はサラリーマンのビジネススタイルに見えたりと散々なことになります。
前にも書いたと思いますが白シャツが決して簡単なアイテムではないのは、こういう面もあります。
それくらい、人の頭の中で単純化されたスタイルを覆すのは難しい、ということです。
よほど自信がなければこれらの組み合わせは避けるべきでしょう。
ただ、そんなNGな組み合わせの方が稀で(シンプル故に陥りやすいとは思いますが)
スラックスは様々な組み合わせに対応出来る万能アイテムです。
買う時はシルエットに注意し、着る時は色合わせとアイテムの組み合わせ(しかもほんの一握りの)に注意するだけで中高生になるのは避けられますよ。
ネットで全国在庫切れ…そんな場合の穴場ショップは?
質問 アンダーカバーのブレスレット(二重巻きのレザーと、シルバーアクセの)がどこも売り切れなのですが、手に入れる手段はありますか?
あとブレスレットの紹介ページ最高に参考になりました。
ナル男の回答
過去に何回か紹介したカラビナブレスですね。
上のレザー二重巻きカラビナブレスに関しては、発売から2年経っているので、ショップで購入するのは不可能だと思います。
下のカラビナブレスなんですが、ネットでは在庫が切れていても、少し前に新宿の伊勢丹メンズ館の取扱いショップで「ありますか?」と聞くと出してもらえましたね。
まだあるかはちょっと分かりませんが、問い合わせてみても良いと思います。
伊勢丹メンズ館は、かなりの数のドメスティックブランドを取り扱っていますが、オンラインショップに上げられるアイテムはそのうちのごくごくわずか。
ほとんどは店頭販売になっており、そのためかネット上では全国的に完売しているような商品も普通に並んでいたりします。
私ももう流石に無いか…と思っていたアイテムに伊勢丹メンズ館で発見出来て無事購入出来た…ということが何回もあります。
もちろんメルカリやヤフオクなどで購入しても良いのですが、その前に伊勢丹メンズ館にダメ元で問い合わせるというのはぜひやってほしい一手ですね。
全国完売品を発見出来る穴場だったりするので。
あとは六本木ヒルズなんかもドメスティックブランドの在庫的には穴場ですね。
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高い服を買う時は即決する?
質問 ナル男さんは高い服を買う時は即決するタイプですか?
僕はナル男さんがオススメしていたオナーギャザリングのボトムスを買おうとしているのですが、僕にとっては高価な買い物なので、躊躇してしまいます。
もちろん試着をしてから欲しいなと思ったのですが、帰って落ち着いてみると買った後の事を考えてなかなか勇気が出ません。
何か良いアドバイスを頂けませんか?
ナル男の回答
私も高い買い物をする時は、めちゃくちゃ悩みますよ~。
買い物って難しいですよね。
買い物なんて簡単だって、買い物しない人は言うんですよね。
一番に考えるのは、そのアイテムに対して自分が置かれている「状況」ですかね。
例えばそのアイテムが、まだまだ全国的に在庫の余裕がありそうで、ネットでいつでも買えそうな場合…即決しなくても良いわけですし
逆にちょっとこれ別の所で見つけるのが大変そうだぞ…という場合は即決した方がいいとなりやすいですよね。
別の方の質問で述べたような、全国的に完売しているとわかっているアイテムに偶然出会えた!みたいな場合は即会計に持っていく必要性が高まりますよね。
ただどれだけ試着しても、どれだけ事前情報を集めてみても、家に帰って着てみたらやっぱり違ったかも…なんてことはよくあるわけじゃないですか。
そういう場合でも返品出来るオプションがあったらなって本当に思いますよね。
思い切って買えますもんね。
私は買い物に対して「後悔したくない」という考えもちょっとはあるんですが、同時に「今買える最高のモノを買いたい」とも思ってるんですよね。
もちろんそれはただ単に値段が高い物だったり、世間的に良いとか、他人が良い、ってお墨付きを与えているとかじゃなくて、あくまで「自分にとって」なんですけどね。
そして、全ての買い物を成功させられる人なんて多分いないですよね。
全ての買い物に成功出来るわけではないのだから、結果的に成功となるような買い物をするためには、 多少の失敗はやむを得ない。
これは結構割り切っていますね。
なぜなら「買えなかった苦しみ」って、「買ってしまった苦しみ」より大きと思うんです。
気がついたら全国的に完売してしまっていて、どこにもない、となったときの絶望感。
あるはずのない商品をめちゃくちゃ低い可能性に賭けて探してひたすらネット検索を繰り返すあの徒労感…。
いや、無いとわかっていて探している時だってあります。
あれは本当に時間の無駄ですし、精神衛生上もよくありません。
つい最近もやってしまったんですよね、そこで在庫が切れたら終わりなのに、チンタラしていて買い逃し…。
思い出すと、あぁ悔しい!
不思議なことに、例え失敗したとしても後年「なんであれを買ったんだ…」なんて思うことは、服とかファッション品に関してはあんまり無いんですよね。
車とかに比べると、単価が低いっていうのもあると思いますけど、お金は代替性がありますからね。
要はまた稼げばいいので。
あとは、「これ失敗したかも…」っていうときも、すぐにメルカリとかに出品しないで、別の日に別の鏡の前で着てみたりしてみてください。
自分の「これを買おう!」って思ったインスピレーションって結構正しくて、ちょっとタイミングを変えてあげると「やっぱり良いかも…」ってなったりするものです。
メルカリで売っても多分、売値の50%とか良くて70%くらいしか今は取り戻せないと思うんですよね。
昔は出たばかりのドメスティックブランドなんて定価とかそれ以上で売れたりしましたけど今はセール価格ぐらいでしか売れない時代なので。
仮にですけど、その値段で売ってたら、多分買いますよね?
定価で買ったくらいなわけですから。
この値段で売っていたら買うんだから、やっぱり着よう、みたいに変に気持ちを切り替えたりしてましたね。
まあ本当に気に入らない、目の前にあると「何でこんなの買ったんだ!」っていう後悔ばかりが浮かんでくる…そういう場合は、二束三文でも売ってしまった方が精神衛生上良いこともあります。
それはケースバイケースです。
特にサイズ関係はね。
あ~やっぱりあっちにしとけば良かった~ってなるとかなり精神衛生上悪いですよね。
買い物は本当に難しい。
買っても後悔するかもしれないし、買わなくても後悔するかもしれない。
この「後悔しない買い物をするには」っていうテーマは本当に、どうしたら良いのか?っていう正解が無いと思うので、自分の中で買い物の精度を高めていくしか無いのかなと思っています。
私が、世間一般に比べるとですけど、比較的高い洋服を買えるのは、別に私がお金持ちだからではなくて
「これを買ったらこれくらいの効果が得られる」っていうシュミレーション能力がちょっとだけあるっていうだけなんですよ。
いっぱい見てきたし、買ってきた、散々失敗もしてきた。
だから「ある程度確度を持って買える」っていう。
全く未知の分野だったらめちゃくちゃ身構えますしね。
(ここらへんは単に「度胸」もあると思うんですけどね…)
これ結構大変で、服を知らなくちゃいけないし、自分のことも知らなきゃいけない。
どっちか一方が欠けても、買い物の「確度」って上がらないんです。
しかもどっちもどんどんアップデートされていく中で、です。
ハイブランドが売れるのは、この「確度」が少なくとも服の方に関しては、社会的に認知されているということで保証されるから、っていうのもあるんですよね。
だから買い物の確度を上げる、なんていう時間が無いお金持ちはハイブランドを買うのが一番早いと思っているフシもありますよね。
私の場合ハイブランドばかり買うほどお金持ちではないので、このシュミレーション能力の精度を上げて、確度を持って買い物出来るようにこれからも精進していきたいですね。
って全然これアドバイスになっていないですね…すいません笑
最後にオナーギャザリングのパンツは、僕も何本も何本もリピートで買ってしまうくらいで、一口にオススメと言ってもかなり「確度の高いオススメアイテム」です。
余談 買い物は悪なのか?
買い物は悪、お金を使うのは悪、とでも言うか、そういう風潮ってありますよね?
最近こういうモノを買ってさ~って、周りの人に堂々と言えなかったりします。
親とか恋人とか友人とか、身近な人に「また洋服買ったの!?」とか、咎められるのが怖くて言えない人って結構いると思うんですよ。
下手すると買い物中毒認定です。
インスタグラムで「こういうモノ買いました!キラリン☆」ってなってるのは、そういう鬱憤が溜まっているのもあると思うんですよねえ。
買い物って、私達が人生で唯一自由に選べることではあると思うんです。
日本だとなかなか「お金払っても買えない」って無いですし。
お金さえ払えば良いわけですから。
人って他人の買い物に対して色々言いたがるわけじゃないですか。
「ブランド物を買っているやつは馬鹿」とか、「アイドルのCDを何枚も買っているやつは馬鹿」とか「自己投資に使え」とか。
でも消費ってほんと自由ですからね。
前に新聞にフリーターで、カップ麺とかで節約してロレックスを買った青年の話が載っていたりしたんですけど、
それは極端にしても、世の中の、どれくらいだろ?8割9割くらいかな?売っているものは、買おうと思えば買えると思うんですよね。
家とか土地とか、超の付く高級車とかは無理かもしれないですけど、ロレックスのフリーターじゃないですけど人生の全てを捧げるくらいの気合で行けば買えなくはない。
もちろん買わない事もできる。
これぞ自由ですよ!
自由であるが故に責任も伴いますが(要するにお金無くなって困るとか)、やっぱりこの自由って最高ですよ。
国によっては、本当に突き抜けた大金持ちじゃないと好きな物買えないとかあるわけで。
別にお金どんどん使えとか言ってるわけじゃなくてね、ほんとこの当たり前の自由を噛みしめるべきだなって思うんですよね。
その買い物を誰かに認めてほしいとか、認めたくないとか、批判されたくないとか、逆に批判したいとかは所詮副次的なものに過ぎません。
買い物は善でも悪でも無く、ただただ自由なんですよ。
(なんかクレジットカードの宣伝みたいだな…)
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