見た目、容量、機能性、そして価格…全ての面で「コレちょうど良い!」というバックパックがSTANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)から登場!
最近では、クラッチバッグやサコッシュのトレンドを経て、メンズでも小さいカバンが普及してきました。
スマホの機能が充実した現在、ちょっとしたお出かけなら、カバンにはモバイルバッテリーと財布くらい入れば最低限それで良いですからね。
ただそれとは別に、日常使いやしっかりとしたお出かけにはやはりバックパックが欲しい…という需要はあるものです。
しかし、世の中にはバックパックがごまんとあって、どれを選んで良いのか分からない…。
そんな中、見た目、容量、機能性、そして価格と、全ての面で「コレちょうど良いんじゃないか!?」というバックパックが出ましたよ!
スタンダードサプライ「SIMPLICITY」シリーズに待望の新作登場!
STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)は、普遍的なアイテムの普遍性やシンプルさを損なうことなく、もっとより良いものにしてくれるブランド。
こんな小物があるといいなあ…と思うと、何故かそれを形にしてくれるような、そんなブランドなのです。
セレクトショップでも見かける機会が増えてきました。
このブランド、元々バックパックも良い感じにシンプルな物を出してくれていたのですが、今秋新顔が加わりました。
それが、STANDARD SUPPLY「SIMPLICITY」シリーズ、「2POCKET PACK」です。
その名の通り、大きな2つのアウトポケットが特徴の巾着+フラップ型バックパック。
このタイプは、プラダの「V136」モデルがあまりに有名ですね。
スタンダードサプライはこれを日常使いにちょうどいいサイズにしてくれています。
大まかにタテ40cm、ヨコ30cmと、バックパックとしてはやや小さめのサイズ感。
メンズにおける本格的なバックパックに比べて、一回り小さいと考えてもらっていいでしょう。
旅行なら一泊分の荷物がギリギリかな?というくらいの、本当に日常使い用。
メインの収納部である巾着部分は、簡素な作りです。
一応PCなどを収納出来るコンパートメントはあるものの、緩衝材などは無いため、心配な場合は別でケースを用意する必要があります。
細かい収納は、アウトポケットが活躍。
ポケット内は細かく仕切られており、カラビナなども完備(片方のみ)。
頻繁にサッと取り出したい小物類はこちらに(財布などの貴重品はオススメしませんが…)。
バックパックにおいて、あくまで「オマケ」的な作りになりやすいフックですが、手で持つときに便利なようにハンドル状に。
しっかりとレザーがあてがわれているのも、気の利いたディテールですね。
柔らかいグローブレザーで、手にずっと持っていっても疲れないし、重さで手が擦り切れそうになることもありません。
生地の素材はコットンが60%、ナイロンが40%のいわゆる「ロクヨンクロス」。
アウトドアでは定番の素材ですね。
最近ではバックパックに使われる生地はバリスティックナイロンやコーデュラナイロンといった、より堅牢性に優れたものが多いですが、どうしてもザラッとした表面になりがち。
冬のウールコートやニットなどと合わせると、毛玉ができそうで心配なのです…。
そうしたナイロンでなくとも、良い感じのコットン製オールドバックパックでも、背面部分の生地がザラッザラで、雰囲気はとてもいいけれど、とても繊細な生地の洋服とは合わせられないな…というものも目にします。
夏場のTシャツでも、洋服と強い生地のバックパックが擦れることで背中に毛玉を作ってしまいますからね。
摩擦がなるべく起きないよう、出来るだけストラップを短くして使用する、などの対策も必要ですが、そもそもファッションの一環として使うなら、バックパック自体にそこまで堅牢さを求めなくても…というのが私の考え。
本当にたまに、最上級の滑らかさと堅牢さを兼ね備えた生地のバックパックもあるにはあるのですが、そういうものはなかなか出てこず、希少なのです。
このアイテムに使用されたロクヨンクロスは、そうした最上級の滑らかさではないものの、一般的なマウンテンパーカーくらいの生地感なので、そこまで洋服との摩擦を気にしなくても良いでしょう。
マットな、それでいてコットンの温かみもしっかりとある、洋服のような生地感とコンパクトなサイズ感はバックパックとは思えないほどスタイリングに馴染みます。
バックパックはどうしても存在感が出すぎてしまうものが多いですからね…。
そこまで極端でなければ、ある程度どんな格好にでも合わせられるのが最も「ちょうど良い」点でしょうか。
まるで洋服の延長として作られているようです。
ダブルポケットのおかげで、見た目的に軽くなりすぎないのが◎。
芯材がほとんど使われていないため、非常に軽いのも特徴。
ヒョイッとトートバッグのように気軽に使えてしまいます。
(ただその分、重い専門書を何冊も入れる、などには向かないですが。)
今までシンプル過ぎるくらいだったスタンダードサプライのバックパックに、少しだけシャープさとスタイリッシュさを付け加えたこのモデルが、今最も「ちょうど良い」と感じるバックパックです。
品切れしていたブラックもようやく再入荷してきました。
こんな感じのバックパックを待ち望んでいた人多いはず!