ユニクロルメール2016SS、ユニクロとクリストフ・ルメールのコラボコレクション「ユニクロアンドルメール」の本当に最後の商品にして、最大の目玉と言われている「スリッポン」。果たしてどうなのか?どう使うのか?最速で徹底レビュー。甲高な足はそもそも履けるの?サイズはどう選んだら良い?安っぽくないの?画像が少なくて皆気になる「白ってどうなの?」まで。
ユニクロルメール2016初夏の発売からもうすぐ二ヶ月ですか。
早いですね~。
そして「遅れてやってきた」のが、掲題のスリッポンです。
出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/176886-09
これが本当に最期の「ユニクロアンドルメール」アイテムです。
今日はこれをレビューしましょう。
速報版ですが、1アイテムですし、なるべく詳しく徹底的にレビューしたいと思います。
ユニルメスリッポンのどこが秀でているのか?
しかし注目度が高いですねこのスリッポン。
果たしてスリッポンってメンズではそんなにメジャーなアイテムなんですかね?
レディースでは昨今プチブームでしたが。
履いたことがない、という男性も多そうですね。
「スリッポン」でおそらく一番有名なメーカー、ブランドは「VANS」です。
出典 http://item.rakuten.co.jp/abc-mart/4660910002
スリッポンといえばVANSという人も多いと思います。
スリッポンの良さは、とにかくラクに履ける、ということです。
靴ひも無いですから。
その反面、スニーカーとしての意匠がほとんどないため、どうしても
パッと見で「カッコいい!」とはならず、あまり男子には好かれないアイテムだと思っていました。
ナル男も大学入学時にABCマートで安さに釣られて買ったのですが、すぐ履かなくなりました。
意外と合わせづらいんですよね。
「ミニマル」と言ってしまえば聞こえは良いのですが、それは「何か足りない」を意味してしまうと言うか・・・。
かといって既存のスリッポンは「気楽に履ける」を志向した物が多く、ミニマルさを追求するというよりは「イージー」さを志向してしまっていたと思います。
ミニマルとイージーって似た概念ですけど、少し違うんですよね。
つまりスリッポンが、メンズに再注目されるには既に完成されているイージーさを追求するのではなく、その「ミニマルさ」を徹底に研ぎ澄まることが必要だったと思うのですが、おそらくそれを志向して作られたのがこのユニルメスリッポンなのでしょう。
出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/176886-09#thumbnailSelect
確かにミニマルですね。
スニーカーにありがちな「丸っぽさ」が極端に取り除かれており、スニーカーらしさ、スリッポンらしさを払拭してしまっています。
「スリッポン」というアイテム自体のデザインベースはVANSのモノをはじめとして、もはや完成してしまっている以上、後はどれだけフォルムやディティール面を詰めるか?だと思うんですが、おそらくそれは限界に近いくらいなされていると言って良いのでしょう。
まあちょっと「気取っている」「キメ感」のあるスニーカーらしくないデザインなので、おそらくファッションにあまり興味のないおじさんや、何ならおじいさんも視野に入れて商品づくりをしているユニクロ通常ラインだと、出来なかったんじゃないかなあ?と思っています。
老若男女、ありとあらゆる層を集めてこのユニルメスリッポンと、VANS型の普通のスリッポンを並べたら、おそらく気取っていないVANSスリッポンが勝ってしまうでしょう。
実際ユニクロの通常ラインのスリッポンって、丸っこくてVANS寄りというか、普通のスリッポン寄りですよね?
「普段ユニクロに来ない層にユニクロに来て欲しい」というユニクロ&ルメールコラボの狙いどおりの商品になっていると思いますよ。
オシャレ、と言われるためにはどこかシャープに、とんがっていないとダメですからね。
あ、これは先の尖ったギャル男靴を履けという意味ではないですよ笑
ユニルメスリッポンについて、普通のスリッポンとどこが違うのか?は分かったと思うので、このスリッポンに関する種々の気になることをレビューしていきましょう。
甲高に履けるのか?サイズの選び方は?
個人的に発売前一番気になっていたのがこれ。
甲高で靴に苦労している人って意外と多いと思うんですが、ナル男も甲高。
平ったい足の人がナル男の素足を見ると少しびっくりします。
まあその分大きいスニーカー履けるので、メンズでサイズ需要が集中しやすい26~27cmを回避出来るんですけどね(その分売る時苦労するんですが・・・)。
そして甲高が一番苦労するのが「スリッパ」です。
出掛ける場所で容易されていたスリッパがキツキツで履けなかったりするんですよね~。
まあ一般的な人にとっては甲高が選ぶようなスリッパ履くとスパスパ脱げてしまうので、致し方無いのですが…。
スリッポンは、そのスリッパと同じく靴ひもをきつく結ぶ、緩めるといった「サイズ調整」が出来ません。
さらに加えてユニルメスリッポンのこのシャープさ…。
履き口もなんか狭そうだし、これ履けるのか?と。
結論から言うと、履けました笑
いやーよかったよかった。
ナル男はスニーカーを27.5か28.0cmで買うことが多いので、最大サイズが28のこのユニルメスリッポンは最悪「履けない」という事態が想定されたのですが
(まあそのオチでも、十分レビューとしてはアリですけどね…)
履けました。
しかし、これ28cmが最大サイズというこの展開では絶対履けない男の人、結構出てくると思いますよ。
ちょっと不親切な展開ですよね・・・。
サイズは「普通のスニーカー」から0.5~1cm大きい物を?
ナル男はサイズは色々試着させて頂いた結果、このユニルメスリッポンは最大サイズの28cmをセレクトしました。
27.5cmも履けたのですが、ちょうど甲の一番高いところの横幅がややキツく当たるので、これは夕方足のサイズが膨張してくると絶対に痛くなると判断しました。
ちなみに28だとちょっとかかとは余るんです。
これはインソールで調整することにしました。
また、これだけ細身のデザインとなると、無理に履いてしまうとカタチが崩れると思います。
張っている感じがモロに出るような。
ちなみになんですが、横に置いてあった、ユニルメではないユニクロの普通のスリッポンも履いてみたのですが、こちらは27cmでジャストでした。
参考までにナル男は、有名どころで言うとスタンスミス(スニーカーの中では細めと言われるスニーカーです)はインソールを入れて少しだけきつめに調整した28.0cmを履いています。スタンスミスは27.5でも履けるのですが、甲が少し当たる感覚があり、回避しました。
昔の話ですがオールスターは27~27.5を履いていたので、「普通のスニーカー」を基準に考えると、おおよそ0.5cmから1cmほどサイズをアップしないとキツイのではないか?と思います。
フォロワーさんなどから収集した情報でも概ねそんな感じです。
スニーカーは小さいよりは大きめを買ってインソールで調整する方がいい、と考えています。(別にこれが絶対の正解ではありません)
スニーカー、というか靴のサイズをインソールで調整する、というのは靴好きにはある意味当たり前のように普及しているテクニックなのですが、ことスリッポンタイプの靴
にはあまり通用しません。
まずスリッポンは、靴ひもがないため、通常のスニーカーよりも履き口が狭く作られています。
インソールを入れるとこれがさらに狭くなります。
肝心の脱着がしづらくなるんです。
さらに言うと、元々高さ・深さがないため、インソールを入れてしまうとさらにこれが無くなってしまい、歩行時の安定感が無くなり、脱げやすくなってしまいます。
ちゃんとスニーカーレベルのインソールが入っているので、インソールを入れて調節、あるいは履きやすさを追求してインソールを入れるという一般的なスニーカーに行う調整はしない、大幅には出来ないと考えたほうが良いでしょう。
このスニーカーのインソールによる調整は0.5 cm程度が限度でしょう。
そうなってくると細かいサイズ調整が重要になってくるため、店舗で試着した方がいいということになってしまいますね・・・。
どうしても「サイズの狭間」みたいのはあって、例えば27じゃちょっときつい、27.5じゃちょっとゆるいという問題が出てくると思います。
人の足の大きさなんて、0.5cm刻みでは絶対に補足出来ませんから。
まあキャンバス地なので、履いているうちに馴染むということがないわけではないですが、革と比べたらたかが知れています。
こればっかりは「絶対に伸びる」という保証がない。
ゆるい方を選び、薄目のインソールなどで調整する。
これが1つの方法ですね。
いや~スリッポンのサイズ選び、本当に難しいです・・・。
デフォルトでインソールが入っており、簡単に外れる、インソールを追加してサイズ調整を行う場合、この下に入れると良いだろう
ちなみにこのインソール、ちゃんと「カップ型」をしており、これだけで買うと980円はしそう。別のスニーカーに使っても良いだろう。これを知ると大分お得感はある笑
素材感はどうなの?
次に気になるのは素材感。まあもっとぶっちゃけて言ってしまうと「安っぽく見えないか?」ということ。
これ皆さんが一番気にしていること、と言っても良いと思います。
2980円ですから、安っぽくても致し方無いのですが、じゃあ2980円に見えるスニーカーをわざわざ欲しいか?ということなんですよ。
スリッポンってamazonあたりで検索してもらえば分かるんですけど、大体3000円前後で買えてしまうので。
別に2980円の靴が欲しいわけではないでしょ?
それ以上の価値があると思うから欲しいわけで。
これについては・・・
はっきり言いましょう、「黒はそうでもないけど、白は明らかに安っぽい」です。
この厚み、質感・・・実物はかなり「上履きっぽい」・・・
これはこれくらいの価格のキャンバス地の限界だと思います・・・。
オールスターとかチャックテイラーでもそうですから。
黒>>白なんですよどうしても。
デザイン面から見ると、ソールとアッパーが統一された色味で先ほど言ったようにシャープさを追求しているので、デザインとしては安っぽさはあんまり無いんですよね。
黒もまあどう考えても「高級感がある!」とか、そこまでは言えないです。
これはもう致し方ないかなと思いますよ。
キャンバス地だって、15000円とか2万円するスニーカーはちゃんとあって、光沢感や質感、厚みなどで十分高級感をもたせられるわけですが流石にそこまでは無理だったようです。
たまにユニクロは大量生産が可能な生産背景を持っているから、他のブランドよりも良いものが安く作れると言う人がいますが、それも限界があります。
それに他のスリッポンメーカーだって、大量に生産しているのはユニクロと同じです。
何なら靴ブランドであれば、専門メーカーではないユニクロより生産数は多かったりするはずです。
ユニクロだから、この価格でも他のメーカーには使えないような生地が使える!というわけではないと思うんです。
そもそもキャンバス地って高級感を出すのが本当に難しい。
小細工出来ないスリッポンならなおさらです。
違うのはデザインだけ、と考えておいたほうが良いです。
生地感にそこまで期待はしないほうが・・・。
でも念のため言っておくと黒はそこまで安っぽくはないですよ。
白は本当にね、革で作れなかったのかなあと。
まあ世の中には「靴だけには金を出しとけ!」という人がおり、そういう人の言うことに全く理がないわけではないですが、それを言ったら全ての持ち物は高い方が良いとなるわけですよ。
僕はこの黒を普段履きにする、全然アリだと思いますよ。
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コーディネートにどう組み込むか?
とは言ってみたものの、じゃあこれ「日常使いに便利!」「コンビニなど『ちょっとそこまで』というお出かけに便利!」な物かというと
そういうユーティリティー性はないんじゃないか?と思わなくもないですけどね。
シャープなシルエットなんでね。
「黒」に関しては、例えるなら革靴、それも「ローファー」を使ったスタイル。
そこまでかしこまった場面ではないんだけど、リラックスしきったわけでもない。
そんなスタイルを想定してもらうと良いかなあ・・・?
出典 http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/mcg1801
スラックスとの組み合わせがハマりそうだなと思ったんですが・・。
ただどうなんでしょう、最近はロールアップしてスニーカーの全貌を見せてしまうのが流行りですがこのスニーカー、果たしてそうやって全部見せて良いものか・・・
まず気になった点をいくつか。
このスニーカーの売りは何と言ってもシャープなトゥなのですが、履き口の所(下記の写真左の赤丸部分)が少しばかり安っぽいんですよね。
ちなみのこの部分の裏側は、ゴムになっていて、履きやすくなっています。
だから甲高の僕でも履けるんですね。
で、話を戻すと、この部分はあまり見せずにトゥだけ見せたいなあと思わなくもない。
この履き口については、今流行りのボトムス(アンクルカットだったりテーパードだったりで足首が露出するタイプ)ではどうしようもないと思うんですが
またそのうちシューカットのパンツが流行るかもしれないので、その時思い出して欲しいですね。つま先だけ出すと良い感じだぞと笑
今流行りつつあるワイドパンツも良い感じかもしれません。
あともう1つは、スニーカーソックスを履いているんですが、履き口が浅いために、かなり中途半端に見えてしまってカッコ悪い。
スニーカーソックスって普通のスニーカーだと良い感じの見え方なんですが、この履き口の浅いスリッポンだと中途半端に出過ぎになってしまうんで、「素足に見せるソックス」ことベリーショートソックスを合わせた方が良いんじゃないか?と思いますね。
やはり靴下を見せないでですっきり見せたほうが良いかも?
「白」どうなのよ?
やたら色んな角度からの写真が載っている黒に対して、白はたったこれだけ。
通販で買おうという人は「白ってどうなんだろ…?」 とますます思ってしまいますよね。
出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/176886-09
はっきり言いましょう。
「白は難しい」です。
まず売り場でもう「なんか上履きっぽいな・・・」と思いましたし、家に帰ってよく見ても上履き感が拭えません。
このクソ画質ではどこまで伝わるかわからないんですが、やっぱり上履きっぽい質感・・・。
何と言っても、これを綺麗に履き続けるってかなり難しいと思います。
もう即効で汚れそうです、例え室内でも。
外なんて歩いたら最悪1日でかなり汚くなるんじゃないかあ・・・?
そういう質感なんですよね。
ちなみによく「白」表記でもくすんだベージュというかオフホワイトっぽい色だったりすることってよくありますけど、こちらは「真っ白」、純白です笑
革だったらなあ・・・。ほんとデザイン性高いだけにもったいない。
ユニルメって本当にこういう「ここがああだったら・・・」っていう惜しい商品多いですよね。
もう本当にカタチの良い上履きなんで質感・・・。
コーディネートで浮くと思うんですよね、悪い意味でね。
ちなみに何の意味があるのか不明ですが、今季スタンスミス(同じ28cmの物)と
並べておきます笑
何か伝わるものがあるかもしれないので。
前述のとおり、スタンスミスもスニーカーとしては結構細身ですからね。
ちなみに今季スタンスミスはかなりオススメです。
気になるのは「汚れ」
昔VANSのスリッポン使ってて思ったのは、案外「汚れが目立つ」ということなんです。
キャンバスって汚れやすいんですよね。
さらにスリッポンって構造として平べったいので。
「面」が大きいので、汚れが目立つ。
まあいざとなれば「洗ってしまう」ということも出来るのがキャンバス地ではありますが、縮みが出て、シワシワになる危険もありますし(特にこのスニーカーは素材に厚みが無いので洗ったら終わりになる危険性がかなりあります。)
やはりいつも靴に関して言っているように「汚さないことが最大の汚れ対策」です。
具体的には防水スプレーを予めかけておく。
これが最大の防汚対策です。
この記事の中で紹介した「ナノプロ」がキャンバス地にも使える防水スプレーとしては最もオススメです。
わざわざ試す必要はないんですが、これを振った後に水滴を垂らしてみるととてつもない撥水ぶりを見せてくれます。
これはホコリ避けなどにも効力を発揮します。
特に黒のキャンバスはホコリが大敵なので、予めこれをかけておくのが非常にオススメです。
耐久性と履き着心地等、「靴としての完成度」には疑問符も
耐久性なんですが、はっきり言って無さそうですね。
薄いですし、キツイ作りなので、おそらく足の「当たり」にそこまで耐えてはくれなそうな気がします。
とにかくデザインは良いけど、素材感とかは値段なりでしかないので、デザイン性が気に入ったのなら黒を予備用に2個買いとかしといたほうが良いかもしれません。
のちのち、オークションとかで追加入手しようとするとアホみたいに高くなってるかもしれないので。
こういうのって、どんどん後付けで「伝説化」とかするので笑
あと履き心地は、カップ型インソール入っているのでそこまで悪くはないですけど、ソールにあまりクッション性無いので良いというわけでもないです。
インソールというものはあくまで補助です。
ハイテクスニーカーと同じインソールを、ローテクスニーカーに入れても履き心地は決して同じくはなりません。
隣りにあったユニルメじゃない普通のユニクロのスリッポンを履いたらめっちゃクッション性良くて驚きました笑
ユニクロの通常版スリッポンって結構良いんですね笑
ユニルメの方は本当にデザイン性だけですね。
靴としての完成度ははっきり言って低いかなと思います。
店舗ごと在庫数は少なめ?
これだけ発売を遅くしていただけに在庫数は全体として見ると多いものの、じゃあ大型店以外の通常店舗はどうか?と言うと
発売前の段階で既に各サイズ「残りわずか」。
聞いてみるとサイズによっては1、2足しか無かったりするらしいです。
(フォロワーさんに聞いたのですが、大型店でも決して各サイズごとの在庫が潤沢にあるわけではないそうです・・・)
スリッポンはジャストサイズが好まれるので、メンズで言うとおそらく人気の26~27cmは多少多めにはあるんでしょうが、その分転売屋に目をつけられたら終わりですからね。
転売屋は薄利多売なので人気サイズは根こそぎ持って行っちゃいますから。
実はユニクロルメール「手軽な転売商品」として人気があるらしく。
そこらへんの兄ちゃんや主婦などが参戦しているらしいんですね。
通販で買い占めればいいだろうに、と思うんですが、ユニクロは店舗なら「3ヶ月間返品可能」ですから、もし旨味が無いとわかれば返品すれば良いというわけなんです。
まさにノーリスク…。
そもそも何故通販は2週間で返品しなくてはいけないのに、通販ではなく、店舗でそれなりにじっくり商品を選んだ人が3ヶ月も猶予を貰えるのか?
そこにどんな合理性があるのか見いだせないんですよね…。
無印の30日間とくらべても不必要に長い。
日本人は面と向かって返品はしにくい、とは言ってもそんなの関係ない人は関係無いですし、こうやって「悪用」も出来てしまうわけで。
ちょっとこの機会なので、それはおかしいんじゃない?と言っておきたいですね。
特に今回のスリッポンのように細かなサイズチェックをしたい時、通販で2、3サイズ買って返品するより、店舗に行って直接試着したいっていう需要があるときはこれを強く思いますね。
これサイズシビアな商品なんでね。
いやーしかしユニクロアンドルメールも大分下火になったところで、「店頭に行きたくなる」商品を最後に投下。
同時にお買い得なセールも始まってますよ、とこれ全部狙い通りなら上手く出来てるなあ・・・。
かなり急いで殴り書きのように書いたのですが、もし何か参考になれば幸いです。
追記 ユニクロ&ルメール総評と、「箱をちゃんと貰おう!」
これでユニクロルメール2016SS春夏コレクション、そしてルメールコラボ自体が本当にラストとなったわけですが、少しだけ総評を。
まず、デザイン性に優れたアイテムが多かったのは間違いありません。
その半面難しさも感じることもありましたが、そのデザイン性の高さには、評価をすべきだと思います。
「万人向けの物を作る」という、ユニクロの規範を脱したモノづくりが確実にできていました。
ただそれに質が付いて行けていなかったのも事実としてあるかなと。
そこは、「ユニクロクオリティ」を脱せなかったなと。
もちろん値段という制約があるのは分かっているのですが、デザインに付いてこられる質を確保出来ないのなら、いっそ高級ライン化してしまっても良かったのでは?と思うのですが。
そこはマーケティングの枠をぶち破ることが出来なかったのかなあと。
でも、全てのカラーでは無理だったけど、ある特定のカラーだけ質感良く出来ていたりと、そういう「当たり」を見つける楽しみもありました。
まあ質は良いけどデザインが・・・という真逆のアイテムもあったりもしたんですが、それを両立させるのは本当に至難の業。
それでも、次回デザイナーズコラボがあればそこを何とか・・・と期待しています。
あと今回すごく「ユニクロアンドルメール」というブランディングが非常にうまかったなあと思うんですよね。
宣伝、PRに始まり、タグデザイン、それから今回のスリッポンの箱とか。
ワクワクさせてくれる仕掛けは、非常にうまかったなと。
こういうのって大事ですよね。
デザインと質だけじゃないんですよ洋服って。
ユニクロってそのブランディングで物凄く損をしているところあるじゃないですか?
あ、そうそう!書くのを忘れそうになったんですが、スリッポンの箱!
ちゃんとあるので、ちゃんと貰ってくださいね。
ナル男は買う間際になって「箱要ります?」とさらっと言われてびっくりしました。
あるんかいwと。
結構ネットで同じような話聞いたので。
スニーカーは箱があると保存に便利ですし、何より今回この箱がすごく良いです!
絶対貰いましょう!!
今回のコレクションで一番の出来を誇るこの箱、ちゃんと貰おう笑
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