メンズの日焼け止め問題、何故男は日焼け止めを使わないのか?面倒ならスティックタイプ!ベタつきがイヤなら、テクスチャにこだわる!今年は男性も日傘を真剣に検討を!
梅雨明け以降、ジリジリした日差しに連日襲われる日々が続いております。
そこで大事になってくるのが紫外線ケア。
正直、どんなに高い化粧品を使うよりも、日焼け止めをしっかり使う方が長期的なスキンケアとしては有効だと言えます。
それくらい紫外線は、お肌に悪い。
でも、男、日焼け止めを使わない…。
試しに出会った男の人に、今日日焼け止め使ってる?と聞いてみて欲しいのですが、まあその率って低いですから。
皆分かっている、日焼け止め使ったほうが良いというのは。
でも使わない。
おそらくその理由は
・めんどくさい
・べたべたする感じがイヤ
この2つではないかなと。
これを解消して、使い続けることの出来る日焼け止め、教えます!
「めんどうくさい」を解消するスティックタイプ!
このうち、めんどくさい、を解消してくれるのがスティックタイプの日焼け止めです。
メンズにオススメなのは、SHISEIDO MEN の「クリアスティック UV プロテクター」。
SHISEIDO MEN クリアスティック UV プロテクター
SHISEIDO メン クリアスティック UV プロテクター
SHISEIDO MEN(シセイドウメン)は、資生堂のメンズラインで、21年に大幅リニューアルを果たして以降、メンズ向けコスメのグッドアイテムを送り出し続けてくれています。
そんなシセイドウメンのクリアスティック UV プロテクターは、非常に簡単に塗れる日焼け止め。
その手軽さが受けて、売れまくっています。
もうパカッと開いて、あとは直塗りするだけ。
塗りムラが出ないように、ジグザグに、重なるように塗ることが推奨されていますが、気を付けるのはそれくらい。
顔をはじめ全身に使えるのですが、このスティックタイプが特に力を発揮するのは、顔以外の身体に塗る時です。
腕や首(特に首の後ろ側)、脚など広範囲を一気に塗ることが出来ます。
平らなところなら、スティックで塗るだけでOK。
顔は凹凸があるので、なかなかスティックタイプで一発で塗り切るのは難しく。
もしこのスティックタイプだけで完結するなら、スティックで塗った後にさらに指で伸ばすなどする必要があります。
スティックでは塗りづらい、目の際や、鼻の周辺などですね。
忙しい朝に、なかなか全身くまなく日焼け止めを塗ることは難しいと思うのですが、これならサッサッと塗れます。
出先でも、パッと取り出して、片手で手を汚さずに塗れる、これ非常に大きいです。
このシセイドウメンのクリアスティック UV プロテクターは、男性が使うことを想定し、高いウォータープルーフ効果を持たせて、汗や皮脂にも強いのが特徴。
それだけでなく、この暑さで高くなる皮膚表面の熱、汗・水によって防御膜が強くなる「シンクロシールド」を搭載。
これは熱、汗・水によって紫外線をカットするサンスクリーン膜の均一性をむしろ高めて、より安定させる、というもの。
これだけ暑くて、汗をかいたら日焼け止め塗った意味無くなってしまうんじゃない?
と不安になるところですが、逆に力にしてしまうので大丈夫なのです。
そんな機能性にも関わらず、普通の洗顔料やボディソープで落とすことが出来ますよ。
デメリットは、テクスチャがどうしてもベタついてしまうこと…。
時間が経つとサラッともしてくるのですが、塗った直後は触るとベタつきがあります。
個人的には、顔には別の日焼け止めを塗って、身体にはコレを塗る、という使い分けをしていますし、オススメしますね。
日焼け止めの性能を表す「SPF」は50+、「PA」は++++なので、日焼け止めとしての性能はほぼマックス。
SPFというのは、「Sun Protection Factor(紫外線防御効果)」の略で、最高値は50。
50以上、例えばSPF100とか、極端な話私のSPFは530000です、みたいな、過度な表示競争が起こらないように最高値が定められています。
でも「50を超えていますよ」という場合には「+」とだけ、過度にならない表記を付けることが出来るのです。
PAは、「Protection grade of UVA(UVA防御等級)」の略で、UVA(長波長紫外線、いわゆる紫外線A波)防止効果の程度を表します。
UVAは、窓や雲すら突き抜けてくる厄介な紫外線。
こちらは+から++++の4段階で等級が表されます。
だからこれもマックスですね。
日焼け止め性能の高さにウォータープルーフ効果、汗や水への強さも相まって、スポーツやレジャーに使うのもオススメです。
SHISEIDO メン クリアスティック UV プロテクター
「べたべたする感じがイヤ」ならテクスチャにこだわる!塗ったほうが調子が良い!?日焼け止めとは?
さて、その他にも私が使ってみてこれは良い、オススメ!と感じた日焼け止めをいくつか紹介したいと思います。
「究極の日焼け止め」も紹介しちゃいますよ!
IPSA プロテクター デイタイムシールド EX
私がメインのコスメとして洗顔や化粧水、クリームなどを愛用しているIPSA(イプサ)。
IPSAは日焼け止めもいくつか出していますが、オススメは「プロテクター デイタイムシールド EX」。
これは今の日焼け止めのトレンドと言うか、「日焼け止め+チリ・ホコリ対策」まで出来る、というもの。
新技術「マルチブロッキング美肌シールド EX」で肌を二重にプロテクト。第1シールドでは、紫外線、空気中のチリ・ホコリなどまでブロック。第2シールドでは、弱酸性の肌をすこやかに保ちます。
最近コスメ業界は、チリ・ホコリによる肌ダメージの蓄積が結構馬鹿に出来ないと懸念しており、これをケアしようという動きがあり。
それにいち早く対応したアイテムでした。
これのウリは、ほぼ乳液といった感じで、日焼け止めと言うよりは基礎化粧品のノリで使えるというところ。
潤い感もきちんとありますし、ベタつきも最小限。
このベタつき、男が日焼け止めを塗らない一大要因ですから。
使用し続けるために、大事な大事な要素になります。
使用感はかなり良いと思いますよ。
それでいて日焼け止め性能も高い。
あとはプッシュ式で、一回の使用量が顔全体で2プッシュ(0.3ml)と決まっているのも何気に嬉しいところ。
日焼け止めの適正量ってよくわからないと思うのです。
よくわからないから使い過ぎる、塗り過ぎるというケースが多いと思うのですが、これはしっかり用量を守って使えるので。
定価を見ると「日焼け止めでコレ?」と、ウッとなってしまうほど、高いのですが、30ml入っているので、ちょうど100回使えることになり。
そして、このプッシュ式により、出し過ぎることが無い。
だから年中使っても、まあ無くなりません。
IPSAは他にもクーリング ボディプロテクターなどを出しており。
これもヒヤッとした泡タイプの日焼け止めなので、メンズ向けのように思うのですが
結構すぐ無くなってしまうのでね…。
コスパを考えるとこちらをオススメしたくなりますね。
こちらの日焼け止め性能は、「SPF」は50、「PA」は++++となります。
La Roche-Posay UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア
次に紹介したいのが、La Roche-Posay(ラロッシュポゼ)の「UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア」。
ラロッシュポゼは、私がBBクリームを長年使っていたブランドです。
BBクリームやCCクリームが欲しくて色々試してはみたけれど、安いものを使っていたら肌が荒れてしまったりして、そんな時に出会ったのがラロッシュポゼでした。
プチプラを否定はしませんが、肌が荒れてしまっては本末転倒なので、ある程度良い物を買おうという契機にもなりました。
今回紹介するのは、BBクリームではなく、化粧下地兼日焼け止めとなるプロテクショントーンアップですね。
これはBBクリームやファンデーション、コンシーラーなど「肌に色を付ける」コスメを使う前段階、化粧下地としても、また普通の日焼け止めのようにも使うことも出来るもの。
光の反射を整えて肌のトーンをアップしてくれるのですが、肌ケアを頑張って、最終的にはこうした色づきの少ないものだけで完了、十分カッコいいとなるのがメンズの最終目標ですね(なかなかそうはいかないので、ちゃんとカバーする方法を伝授していきますが)。
「ホワイト(LIGHT)」「ローズ(ROSY)」「クリア(CLEAR)」の3色があるのですが、このうちLIGHTとROSYは、多少「塗っている感」が出ます。
個々人の肌色との相性によって、相性が合わないと浮いてしまい、より塗っている感が出てしまうんですね。
この塗っている感というのは、「化粧をしている」と見られたくない男性にとっては気になるところでしょう。
ROSYは赤みがありますし、LIGHTにしても、ホワイト(アイボリー)なので、どうしても肌の色によっては白っぽくなったり。
肌に足りないもの、血色感だったり、明るさだったりを補える一方で、相性が問われてしまうんですね。
この塗っている感や相性の良し悪しが出にくいのがCLEARで、日焼け止めとして使うのなら、これが一番オススメです。
血色感や明るさを補えない代わりに、ベタつきをカバーしてくれるのもメンズ向き。
日焼け止め特有の、ジャリッとした感じや、油っぽいベタつきも一番少ないのです。
メンズに使ってもらいやすいテクスチャ。
もちろん身体にも使えますし、伸びも良いです。
メンズでも使いやすいテクスチャ、なおかつお値段も3000円台と、IPSAや次に紹介するDIORと比べて比較的手が出しやすいですね。
こちらも伸びが良くて、一本使い切るのはかなり年月を要するほどなので(少なくとも一夏で使い切るのは困難でしょう)、お値段の見た目以上にコスパは良いですよ。
こちらの日焼け止め性能は、「SPF」は50+、「PA」は++++と最高レベルになります。
DIOR スノーアルティメット uvシールド 50+
個人的には「史上最強の日焼け止め」と思っているのが、コレ。
その前に…いや言いたいことは分かる、高いんですよね…(約7000円)。
ただし使用感の良さは、数ある日焼け止めの中でも随一です。
テクスチャはまさに「良い乳液」のそれで、なおかつ塗ったほうが肌の調子が良いくらいに、肌が綺麗になる、そういう使用感の良さがあります。
ちょっと肌の「荒れ」を感じるときや、ひげ剃りのダメージが出てしまったな…なんて場合にはこれを塗るとスッとそれらが引いてくれる気さえします(使用感には個人差があります、あくまで個人の感想です)。
IPSAのデイタイムシールドクラスでも、ほんの僅かに残る「日焼け止め感」がほとんど無く、普通に乳液としか感じないんですよね。
それくらい軽い付け心地。
で、なおかつ肌が綺麗に見える、調子が良くなるので。
色が付く化粧下地ならまだ分かるのですが、色付いてなくて、ですからね。
日焼け止め、紫外線対策というのは究極の肌ケアと言っても良いと思っていて。
頼むから日焼け止めだけは塗ってくれ、年をとってから、年月が経ってから本当全然変わってくるから!!
と声を大にして言いたいのですが、それでも大半の男の人はまあ塗らないですよね。
それはやっぱりもう面倒なのはもちろん、「何かベタつく…」「塗った時に違和感がある…」など、要するに「使用感が悪い」ことに尽きるのだと思うのです。
それは無いので。
問題は高い、絶対的に、高い…。
定価も高いし、1回あたりの使用量でも高い。
またプッシュ式ではないので、一度に量を取りすぎてしまう危険性も…。
ただ、これは、チューブ先端のマイクロメッシュにより、きめ細かい、エアリーで軽やかなテクスチャーに変化させている…とのことなので。
このパッケージだからこそこの軽いつけ心地だと思うので、仕方ないのですよ…。
逆に言うのであれば、高いということしかこの日焼け止めにはデメリットを感じません。
メンズの日焼け止めの問題は主にテクスチャ、使用感の問題に尽きると思うので。
そこに悩みというか、もう何使ってもどうしても続かない…
という人には一度試してみて欲しいですね。
これ昨年などは、ずーっっと欠品していて。
今ようやく普通に手に入るようになりました。
まあ自分ではなかなか買えるものでもないので、プレゼントにも良いと思いますよ。
こちらの日焼け止め性能も、「SPF」は50+、「PA」は++++と最高レベルになります。
流石に今年は日差しがキツ過ぎる…男性も日傘の使用を真剣に検討を!
これはまた別の記事で…とも思ったのですが、日焼け止めと関連性が非常に高いトピックなので言及しておきましょう。
流石に今年、梅雨明けが早く、あまりに猛暑に、そして日差しが強くなるのが早過ぎました。
まだ7月も前半だというのに、気分的にはもう8月のような、そんな錯覚すら覚えます。
これはもう、日焼け止めを塗っていたとしてもキツイかもしれない…そんなふうにさえ感じるほど。
日焼け止めを全身に塗るというのはなかなか徹底できるものではないですし、耳や頭皮、髪など、そもそも塗りづらい、塗れないところもありますから。
これが7-9月までフルに続くと思うと、日焼けダメージの蓄積はどうなのだろう、と。
もうこれはそろそろ、メンズも日傘の使用を真剣に考えるべきでしょう。
私のオススメの日傘は、傘メーカーのAMVEL(アンベル)社のVERYKAL(ベリカル)というブランドの「HEATBLOCK CORDURA Fabric」です。
HEATBLOCK CORDURA Fabric VERYKAL LARGE Black
これは、バックパックやウェアなど、アウトドアに留まらずファッションの世界ではもうお馴染みの「コーデュラナイロン」を表面に使用した日傘。
コーデュラナイロンは、アメリカのインビスタ社が製造販売している生地で、非常に強度に優れています。
裏面には完全遮光フィルムを圧着した2層構造の「ヒートブロック」を採用。
UVカット率99.9%以上と、非常に高い紫外線カット効果とともに、遮熱率も38%と、まさに暑さもブロックしてくれます。
熱中症対策としても優秀ですし、日差し避けのテントを持ち歩ける感覚です。
私も夏場のリサーチ、お店周りには本当に苦労しているのですが(また最近は秋冬物をバンバン夏場にリリースするのですよ…)、これがあることで本当にラクになりました。
もちろんこれ、日傘としてだけでなく晴雨兼用で、雨の日も使えます。
最近は夕立どころか、突然のゲリラ豪雨も珍しくありませんから、それらに備えた折りたたみ傘としても優秀です。
実はまだ雨に降られていないので実感していないのですが、撥水性も非常に高いそうで。
引き裂き防止のためのリップストップの格子柄が、柄物ではないものの表情があって、端的にカッコいいんですよね。
私はもう何でも良いから、男も日傘使って良いよ!と思うのですが、どうしても「男が日傘を使って良いものか?」なんて考えてしまうものだと思うんですよね。
そういう気恥ずかしさ、心理的なハードルを乗り越えるなら、こういうモノも良いと思います。
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これは良い意味で無骨と言うか、ギア感、ツール感があって、男性が持ちやすいルックスだと思います。
あとはポーチも良くて、持ち手があるので、お店など建物に入る際にはこれに入れて、手にぶら下げれば、いちいちカバンにしまう必要がありません。
むしろこのポーチのデザインが一番良いかもしれない。
もちろん日傘、何でも良いから使って欲しい、それくらい危険な夏に今年はなっていると思うのですが、あえて見た目や機能性で男性が使いやすいものを選ぶとすればコレです!
HEATBLOCK CORDURA Fabric VERYKAL LARGE Black