「Tシャツの中に着るインナー」!グンゼ発の「in.T(インティー)」が酷暑の日本の夏のTシャツスタイルを変えた!着ていることを忘れさせる!革命的新モデル「極軽」があれば、もう夏は怖くない!?こういう系のインナーが苦手…という人にこそ試して欲しい!
グンゼが数年前に「Tシャツの中に着るインナー」という新発想の商品として送り出してきた新商品、その名も「in.T(インティー)」。
発売から2年…大ヒットを記録したこの商品は、すっかり定番アイテムとなりました。
それまではTシャツこそが「下着・肌着」であり、「インナー」…
つまり「最も下に着るもの」、だったわけですが、インティーがそれを変えてしまいました。
そして「インティーを変えたインティー」、それが昨年登場した「極軽」です。
このインティー・極軽があれば、もう日本の夏は怖くない!
それくらい、イチオシのアイテムです。
男のインナーの常識は、インティーが変えた!?「極軽」は、こういう系のインナーが苦手…という人にこそ試して欲しい!
夏にシャツのインナーとして着る「見せない下着」としては、ユニクロの「エアリズム」がお馴染み。
元はと言えばシャツも下着だったわけですが、日本の気候的には、さらに中に下着を着るのはもはや当たり前。
ではTシャツは?
Tシャツもインナーを着たほうが快適!という提案をしたのが、グンゼのインティーです。
Tシャツの下に重ね着って、何だか暑そう…、窮屈そう…みたいな、確かに正直、初期はそういうところありました。
なんか、圧迫感がある…みたいな。
男性は、Tシャツの中にさらに何かを着る、ということに慣れていないから、仕方ないのかな…、慣れれば問題無いのかな…と。
でも「出来れば着たくないもの」だったんですよね、初期のインティー。
それを完全に覆してくれたのが、2021年に新たなに発表されたインティー「極軽」なのです。
【Tシャツ専用インナー(インティー)】汗取りパッド付Tシャツ YV2913:
インティー「極軽(YV2913)」は、その名の通り極めて軽い仕様のインティー。
従来のインティーから素材を変え、また身幅などをかなりゆったりとさせました。
化繊メイン(ポリエステル65%、キュプラ20%、ポリウレタン15%)の素材に変わり、正直これを最初に見たときには、 「ユニクロのエアリズムみたいだな…」という印象。
ところが着てみると…「着ている感じが全くしない!」という、まるでどこかのCMみたいな感想を抱く出来なのです!
そう、これまでのインティーにあった、「何だか窮屈…」という感じ、圧迫感が全く無い。
極薄でその名の通り極軽なのはもちろん、従来のタイプよりも5cmほどゆったりと身幅を取っているので、身体に全く負荷が掛からない。
気づけば、「あ、着てたんだ…」と。
これこそ真の「エア」でしょ!
これが発売されてからというもの、よほど寒い日を除いて、もうほぼ一年中着ていたんじゃないかな?というくらい着てましたね。
Tシャツだけでなく、それこそシャツでも、ニットでも、後述するインティーには合わないもの以外には基本インティーをインナーとして着ていました。
間違いなくここ一年で最も着た服です笑
性能は今までのインティーと変わらず、むしろ汗をかいていく過程においては、サラッと心地よい時間帯が長く続きます。
これすごいのはスポーツをした時など、汗をびっしりかいた後でも、快適さが続くということ。
「極薄」に加えて「超速乾」ですからね。
汗をかいてもどんどん乾いていってしまうのです。
びっしり汗をかいた後でも、そこからのリカバリーが速いのです。
消臭効果も高くて、全く臭くならないし。
いやこれは凄い。
これ着用時だけではなくて、洗濯後も本当にすぐ乾いてくれるので便利なんですよね。
明日着たい!となっても夜洗濯して干しておけば、朝には絶対乾いているレベルです。
インティーは元々かなり早く乾くのですが、今までの比ではないですね。
極薄なので、今までどうしてもインティー着用で犠牲にしてしまっていたシャツやTシャツ本来の肌触りの良さ、心地よさも感じやすいし。
そんなところも本当に着ていないようです。
グンゼが他社のこうしたインナー類に対して、分かりやすく優位性を持っている「汗脇パット」も、もちろん付いています。
ユニクロのエアリズム、メンズには脇パット無いんですよね…。
大事な洋服を汗によるダメージから守るためにもインティー着用は本当にオススメです!
今まで色々メリットはありつつも、窮屈感、着心地の面でデメリットがあり、「でも、そういうものだから…」みたいな、自分にも、皆さんにも、どこかエクスキューズがあったのですが、これはもうそんな必要無し。
着たほうが絶対良いよ!と自信を持って言えますね。
個人的には、インティーにとって「革命的」アイテムだと思いましたし、今もそう思っています。
正直インティーはもうこの極軽と、あとは用途によっては後で紹介する汗染みブロックタイプだけで良いな、と。
こういう系のインナーが苦手…という人にこそ試して欲しいのです!
私もずっとこういうの苦手だったし、Tシャツはそのまま着るものでしょ…と思っていましたから。
さらに色の話もしておきましょう。
インティー極軽は、ロッシュベージュとブラックの2色展開。
こうしたベージュ系のインナーは、肌との境界線を分かりづらくし、白Tシャツ、白シャツの中に着ても透けません。
何故ベージュのダサい肌着を着ている人が居るのか?と不思議な方、それは透けないからですよ!
最近流行りのシアー(透け感)系のシャツでも大丈夫です。
ただ私は、ブラックを着用することが多いですね。
私はあまり透けの気のなる白のトップスをバシッと着ることは少ないですし、見えないから関係ないとは言え、なんとなく気分的に、よりカッコいい(と言うかよりマシな見た目の)黒を選んでしまいます。
だから今年の夏用には、黒3枚、ベージュ1枚の割合で買い足しました。
インティー「極軽」(YV2913)
【Tシャツ専用インナー(インティー)】汗取りパッド付Tシャツ YV2913:
またこの「極軽」には、スリーブレス・袖無しタイプ(YV2918)もありますが、これはもうお好みで良いでしょう。
「極軽」になる前は、窮屈感を減らすためにノースリーブタイプは選ばない方が良かったのですが、圧迫感の減った極軽なら、どちらでも大丈夫です。
インティー・極軽が適さない服
インティーは基本的にはTシャツの下に着ても、エリ首からはみ出して見えないよう、かなり深いUネックになっています。
だから基本的には、普通のTシャツであれば何ら問題ありません。
もちろんシャツもOK。
ただ、どうしても限界があり
・Uネック
・Vネック
・ボートネック
など、首元が開いているカットソー、ニットなどでは、首元から生地がはみ出してしまいます。
ほんの少しならば良いのですが、大幅にはみ出すとかなり不格好です。
基本的にインティーは「見せてはいけないもの」ですから。
UネックやVネックTシャツは、近年絶滅気味だったりするので問題ないように思えるのですが、ボートネックに関しては、バスクシャツなどが近年人気ですからね。
また結構ブランドのTシャツって、クルーネックでも洒落感を出すために少しUネック気味に開きが大きくなっていたりします。
また古着の首元がヨレヨレになったTシャツなども、インティーが見てしまうことがありますね…。
私はこのインティー、周りの人間にも勧めまくっていて、皆愛用者になってくれているのですが、ある時一人の友人の古着Tシャツの首元からインティーがガッツリ見えていて、あークルーネックでもアカンのか…と。
基本的にはマルチに使えるヤツなのですが、これらにはちょっと合わないことがあります。
特に流行りのボートネックの対応については、追加で提案をさせて頂きたいなと思っています。
もう一つの使えるインティー、撥水強化版・「汗染みブロック」…インティーなのに、見えても大丈夫!
私はもう9割くらいインティーは「極軽」を使っているのですが、残り1割くらいで使うのが、この撥水強化版・「汗染みブロック」タイプです。
【Tシャツ専用インナー(インティー) 撥水加工】汗取りパッド付Tシャツ YV2633:
綿55%ポリエステル30%ポリウレタン15%という組成。
素材だけだとコットンリッチになっていますが、表面の加工のためかハリ感が強くなっています。
これは「強化版インティー」とも呼べるモデルで、インティーの本来の目的である
「汗染みを出さない」
に徹底的にこだわっています。
霧吹きで表面に水を掛けても、ダマになって弾いてしまうのです。
しかし、内側はしっかりと濡れる…。
つまり、従来のインナーと同じように汗を吸い取ってはくれるけれど、表には絶対に出さない、という仕組み。
今までのインティーは、表面にこのような加工は無かったので、インティー自体は汗をかくとそれを吸って濡れてしまい、それが限界を超えると溢れ出す。
そして、さらに上に着たTシャツ本体に汗染みとして表れてしまう…ということはありました。
それすらも防ぐ、という意味で、まさに強化版インティーというわけなのです。
でもそれって、不快感も強化されないの?
ということで、40分軽く走ってみたのですが(私はインティーを実験するときはいつも40分軽く走るか早歩きすることにしています笑)、通常のインティーとさほど変わらないですね。
ただ汗染みを徹底的に防ぐ力は、本当に強いです…。
そしてこのアイテムの「ブラック杢」は、「見えてはいけない」モノであるインティーには珍しく、見られても恥ずかしくない見え方をしてくれます。
コットンリッチな素材感、加工のためか強いハリ感、そしてこの杢と言って淡い色と濃い色をミックスさせたチャコールグレーのような色味。
今までのインティーとは全く異なっていて。
もちろんこれ一枚で出歩けるか?と言うと違うのですが、何かのタイミングでチラッと見えてしまっても、そこまで恥ずかしくないでしょう。
チラ見えくらいなら、本当全然大丈夫です。
元々バックパックを背負ったときなど、ひどい汗染みの仕方をしないように作られたアイテム。
バックパックによって、かなり大胆に汗シミを作っている人いますから、この需要、実は結構大きいのではないでしょうか?
さらに、「インティーを見られても恥ずかしくない」というのも隠れた、でも大きなメリットだと思います。
インティー「汗染みブロック」
【Tシャツ専用インナー(インティー) 撥水加工】汗取りパッド付Tシャツ YV2633:
こちらも、スリーブレス・袖無しタイプ(YV2638)もラインナップされています。
こちらは極軽とは異なりゆったりシルエットではないので、着用時に窮屈さを感じることがあります。
基本的にはもうインティーは、「極軽」と「汗染みブロック」の2つさえあれば良いと思っていますが、インティーの基礎、通常版とも言える「スタンダード」も変わらず販売されています。
【Tシャツ専用インナー(インティー)】汗取りパッド付Tシャツ YV2613P
ポリエステル35%、綿30% 、レーヨン20%、ポリウレタン15%という発売当初からの組成。
これらは、「極軽」登場後には着心地の面で劣ると思うのですが、それでもゆったりとしたサイズ感ではなく、タイトめなドレスシャツを着ても持て余さないという需要はありますからね。
現在のカジュアルトレンドである、ゆったりとした服には極軽で良いのですが、ビジネスで用いる、また極軽だと持て余してしまう…という場合はこちらです。
インティー「スタンダード」
【Tシャツ専用インナー(インティー)】汗取りパッド付Tシャツ YV2613P
もちろん、スリーブレス・袖無しタイプ(YV2618P)もラインナップされています。
こちらも極軽とは異なりゆったりシルエットではないので、着用時に窮屈さを感じることがあります。
ただやはり私のオススメは、まずは「極軽」タイプ。
これまでの、この手のインナーの常識を覆す着心地・機能性ですから。