雨に負けないGORE-TEX搭載ニューバランス「M2002R GTX」シリーズ!23年は、基本カラーのグレーとブラックに、新色のネイビーとブラウンが追加!非GORE-TEXモデルと比べて、サイズ感は変わる?
雨に負けないGORE-TEX搭載ニューバランス「M2002R GTX」シリーズ!
雨が嫌い…。
本当に嫌いです。
でも…雨でも出掛けなくちゃいけない、出掛けたい時があるものです。
そんな雨に負けず行動したい時、助けてくれるスニーカーが、GORE-TEX(ゴアテックス)搭載ニューバランス「M2002R GTX」シリーズです。
これかなり良いスニーカーなのですよ。
New Balance M2002R GTX C
ゴアテックスはもう説明不要かとも思いますが、ゴア社の厳しいテスト基準をクリアした場合のみ使用を許可される、透湿防水素材です。
内部の湿気は逃がすけれど、雨の侵入は防ぐ、というものですね。
このGORE-TEXを、ニューバランスでも人気の高い2002シリーズに搭載したのがNew Balanceの「M2002R GTX」シリーズなのです。
23年は、グレー(M2002RXC)とブラック(M2002RXD)が既にリリースされており、今回新色のネイビー(M2002RXF)とブラウン(M2002RXG)が追加されるなど、バリエーションを増やしています(カラーに関しては後でさらに解説します)。
このGORE-TEXニューバランス、既に大雨の日に何回か使っているのですが、1時間20mmクラスの大雨でも全く靴内に水が侵入せず、靴下などは一切濡れないのは流石でしたね。
「本当に濡れてない!!」と、最初の1、2回は豪雨に祟られたことが楽しくなるでしょう。
通常は独立しているシュータン、ベロがこのモデルでは縫い付けられていて、ベロからの水の侵入も防いでくれているのは流石です。
細かい縫製に至るまで、ゴア社がGORE-TEX使用を許可する基準は本当に厳しいそうですから。
見た目的にも、普通のニューバランスと本当変わりないですし。
ゴアテックス使用モデルは、若干履き心地が硬い印象があるのですが、ニューバランスのあの履き心地が阻害される感じもないですし。
履き込んでいったときに出来るアッパーの甲のシワもちゃんと入ります。
全体的に通常のニューバランスよりも濃い目のグレーですが、おそらくこれは雨で濡れた時にレザーが濃く変色しないように最初から濃い色味にしているのかなと。
これもおそらくですが、全体に最初は撥水加工がされているので、靴ひもなども含めて水をちゃんと弾きます。後々撥水スプレーを吹きかければこの撥水性は復活するでしょう。
撥水が効いているからか、どれだけ大雨に祟られても、本来GORE-TEXが関係ないはずのレザー部分も変色したりすることなく履けましたね。
あとは、ソールなどに泥とか付いても、そのまま水でバシャバシャ洗えてしまうのも防水性の高いゴアテックスならではのメリットですね。
実は使用済みスニーカーの撮影って、ソールの汚れを落とさないといけないのが大変なのです(落とさないと悲惨なことになる)。
でも今回は水洗いで簡単に綺麗に出来たので、その点でも助かりました。
実際雨の日に使ってみると、このスニーカーめちゃくちゃ便利です。
ゴアテックスを使ったハイテクウェアはなかなかに高額になりますが、結局濡れるのは足元ですし。
このスニーカーを履いてしまえば、あとはパンツのスソさえどうにかすれば雨の日でもへっちゃら。
ボリューミーなスニーカーでもあるので、合わせた時のバランスやスソの汚れにくさから、スソにリブの付いたパンツが出来ればオススメですね。
実はGORE-TEX×New Balanceという組み合わせのスニーカーは、今年別のモデルも購入したのですが、そちらは履き心地やデザインの面であまりオススメ出来ないな…と思っていたので。
これは24000円の価値、あります。
GORE-TEXならまずはこのスニーカー、オススメですよ。
グレー、ブラックの基本カラーにネイビー、ブラウンが追加!ダントツ一番人気はブラック、その理由は?
このM2002R GTXは23年バージョンとしてグレーとブラックが既にリリースされており、先週末、新色のネイビーとブラウンが追加される形になりました。
グレーとブラックは、最初の発売に再販が2回と、合計3回発売されています。
グレー(M2002RXC)に関しては、即完売という感じではなくて、ジワジワと売れていく感じ。
New Balance M2002R GTX C
一方ブラック(M2002RXD)のメンズ主要サイズは結構なスピードで毎回完売してしまいますね。
New Balance M2002R GTX D
このブラック、GORE-TEXシリーズの中でも異質な、クリーンで洗練されたところがあるのです。
やっぱりどうしても生じてしまうGORE-TEX搭載感、野暮ったさが全く無いと言うか。
後は、ニューバランスも2010年代から始まった黄金期も長く続いて、もう皆ブランド定番のグレーやネイビーは一通り持っていて、ブラックが欲しい!という需要もひしひしと感じるところ。
参考までに、これは同じくM2002Rシリーズの「M2002RDJ」
梅雨時期、そして前回の再販分がすぐ完売してしまったこともあってプレミアが付いてしまっていますね。
つい最近ZOZOでも追加販売があったのですが、メンズサイズは速攻で完売してしまいました…。
とは言え、そこまで高騰しているわけでもないですし、妥協したくないならスニダンなど二次流通で手に入れてしまうのもアリでしょう。
GORE-TEXのスニーカーってそう何足も何足も買うものではないと思うので。
そして、今回発売されたのが、ネイビーとブラウン。
早速見に行ってきました。
ネイビー(M2002RXF)はニューバランスに多いネイビーというより、青らしい靑みの強いブルー。
2002R GTX F
各部を同系色のグラデーションでまとめているものの、ブルーの印象が強いですね。
ブラウン(M2002RXG)は赤みというよりは、黄色みの強いカラー。
2002R GTX G
こちらは光の当て方にもよるのですが、確かに黄色みは強いものの、リアリティのあるキャメルやタンといった色味。
海外では、tanと表記されていましたし。
単体で見ると、その黄色みの強さにうーん、どうなの?となりますが、黒や濃いめのチャコールグレーのパンツと合わせる分には良いコントラストになってくれます。
ネイビーやデニムなどと合わせるとちょっと野暮ったさが勝ってしまうかもしれませんが、それはグレーも同じですしね。
ネイビーもブラウンも、オンライン画像で見るよりリアリティのある色でした。
ただ「GORE-TEXのニューバランスが欲しい」となった時、やはりブラックやグレーといったカラーが基本になるでしょう。
今回のネイビーやブラウンは、この色良い!となって、そこにGORE-TEXが付いていて最後のもう一押しになる感じかなと。
先行発売されていた海外から個人・並行輸入されたものを手に入れるしか無かったカラーなので、ようやく発売となりM2002R GTXの選択肢となったのではないでしょうか。
GORE-TEXが入ったことで、サイズ感は変わる?
どうしても素材的に固さを感じさせてしまうゴアテックスが入ることと、水の侵入を防ぐためにシュータンが固定されていることで、若干履き心地が変わってきます。
靴のサイズ感について言及するのはとても難しいのですが、他のM2002Rシリーズと比べて0.5cmほどは小さく感じるような気はします。
同じM2002Rシリーズの非GORE-TEX搭載モデルのサイズで揃えると、どちらかは緩く、どちらかはキツく感じると思います。
ただ人によりますが、それは許容範囲内であって、わざわざサイズを変えるほどではないとも思うんですけどね。
そもそもニューバランスは、他のメジャーなスニーカーブランドであるNIKEやadidasと比べると、よりジャストフィットでの着用が求められるブランド。
adidasやNIKEだと、足の足長実寸が27cmで、スニーカーは+2cmのサイズ29cmを履く…なんて人も多いですが、ニューバランスは足の実寸とスニーカーサイズの乖離が少ないんですよね。
せいぜい足の実寸から+0.5cm~1.5cmの範囲に収まるんじゃないかなと。
日本人の平均の足長は、25cm台らしいので、ニューバランスの27cm以上合う人ってそんな居ないはずと思うのですが、それでも取り扱い店だと26cmが最小みたいなことが多いんですよね。
中敷きでの調整も出来ますが、せっかくのニューバランスの履き心地の良さを損なうのはもったいないので、一度一部ニューバランス店舗で行っている3Dスキャンをやってみると非常に参考になりますよ。
計測自体は靴下を履いたまま、一瞬で終わって、足長はもちろん、ワイズと呼ばれる甲の幅や、甲の高さ、かかとの小ささなどが日本人の平均と比べてどうなのか?などが分かります。
もちろんこれで出たサイズ=スニーカーサイズというわけではなく、モデルごとに調整(人によるけれど0.5cm‐1.5cmほど加えたサイズになることが多いですね)を加えて適正サイズを決めていくわけですが。
今のサイズって果たして合っているのか?なんてときはこの3Dスキャン、オススメですよ。
New Balance M2002R GTX C