まだまだ根強い、「男が日傘なんて…」という心理的なハードル…そんな気恥ずかしさを打破する、男性が使いやすい!持ちたくなる!カッコいい日傘を紹介しましょう!紫外線対策は究極のスキンケアだ!メンズも日傘使おうぜ!これが欲しかった!最強の機能を追加したアレンジバージョンも登場!
あまりに厳しい日本の夏…そして日差し。
日焼け止めをいくら塗っても、全身くまなくはガードしきれないもので、髪や頭皮などの紫外線からのダメージが蓄積されるのが心配です。
そこで活躍するのが日傘。
日傘なら、紫外線そのものを大幅にブロック出来ますから。
紫外線対策は、「究極のスキンケア」です。
どれだけ高い化粧品を使うより、高額な美容皮膚科に通うより、紫外線対策と睡眠が一番です。
紫外線対策やっている人と、やっていない人の肌、10歳は違いますよ本当。
ところが街では、躊躇なく日傘を広げる女性が多い一方で、男性で日傘を使う人は稀。
男も日傘、使おうぜ!
と、声を大にして言いたいのですが…。
結構日傘に対して心理的なハードルがあるのではないか?と思っています。
それこそ日焼け止め以上に。
紫外線の悪影響は、頭では十分分かっているのに…。
ジェンダーに関する意識が高まりつつある現代で、なんとくだらないことを…と思われるかもしれませんが、我々男性にも幼い頃から植え付けられてしまったものがあって。
もう何年前かなぁ、TVでの一コマ。
日傘を使う男性のお医者さんのことを「変人」のように面白おかしく扱ったりしていましたからね。
昨年も女性タレントの「彼氏が日傘を使うのはちょっと…」なんて発言が取り沙汰されたり。
「男が日傘なんて…」みたいな意識、どこかにまだあると思うのです。
自意識過剰と言われようが、こればかりは仕方ないのかな。
そうでなくとも、ファッション関連には「気恥ずかしさ」というハードルが存在していて
「自分が着て良いのか?使って良いのか?」という心理的な抵抗を取り除くことが、何かと重要になってきます。
そこに、トレンドだったりインフルエンサーだったり、またはもう存在感が薄くなってしまいましたが、雑誌など、ある種権威的なものが作用していたように思うんですよね。
ただ私にはそんな影響力はとても無いので、男性が使いやすい、カッコいい日傘を紹介しましょう!
「ギア」という発想で、気恥ずかしさを打破し、日傘を持ち歩く!
私は日傘、もう何でも良いから男性も使えば良いと思っています。
Amazonで探せば、2-3千円から手に入りますし。
無印でもユニクロでも、何ならコンビニでも、UVカットの晴雨兼用の傘は売っていますし。
それらでも十分効果あると思いますし。
もう本当に、これだけ暑くて、日差しがヤバい、その上にマスク外せないわけですから…(最近かなり外しやすくなりましたけどね)。
ただそうは言っても、値段的な問題でも無いような…。
やっぱり心のどこかで引っかかる…という方も居ると思うので、男性が使いやすい、持ちやすい日傘無いものか…と探していたんですよね。
それが昨年22年、ようやく見つかったんです!
AMVEL VERYKAL HEATBLOCK CORDURA(R) Fabric VERYKAL LARGE
HEATBLOCK CORDURA(R) Fabric VERYKAL LARGE
AMVEL(アンベル)社の「VERYKAL LARGE HEATBLOCK CORDURA Fabric」。
もう数年がかり…やっと出会えたという感動が未だにあるのですが、ふう…落ち着いていきましょう。
2016年に創業した傘メーカー、AMVEL。
ただし自社工場を持たない、ファブレスメーカーになります。
モバイルバッテリーのAnkerのような感じですね。
従来の傘の常識に囚われない、独創的な傘を送り出してくれます。
その従来との違いが受けて、機能性だけではなくファッション性も重視するセレクトショップなどでも取り扱いが増えています。
「HEATBLOCK CORDURA Fabric」は、バックパックやウェアなど、アウトドアに留まらずファッションの世界ではもうお馴染みの「コーデュラナイロン」を表面に使用した日傘。
コーデュラナイロンは、アメリカのインビスタ社が製造販売している生地で、非常に強度に優れています。
見え方としても、引き裂き防止のためのリップストップの格子柄が、柄物ではないものの独特の表情があって、端的にカッコいいんですよね。
どうしても写真だとその表情は飛んでしまいがちなのですが、実物はもっとしっかりと格子柄が見てとれます。
その表情は多分にギア的で、「日傘を使う男子」という少しナルシスティックな印象からずいぶん遠ざかることが出来ますよ。
バックパックやスニーカーのように、機能的だから使う、という。
そしてその機能美が、やがて格好良さに繋がっていくはず。
裏面には完全遮光フィルムを圧着した2層構造の「ヒートブロック」を採用。
これによりUVカット率99.9%以上と、非常に高い紫外線カット効果とともに、遮熱率も38%と、まさに暑さもブロックしてくれます。
生地レベルではもう100%紫外線をカット出来ますが、UVカット率99.9%としているのは、傘はどうしても縫製が入るので100%はありえず、この数字なのだとか。
熱中症対策としても優秀ですし、日差し避けのテントを持ち歩ける、まさにギアです。
折り畳み傘として比較的高価ですが、風速13m/sにも耐える丈夫な構造です。
そしてこのアイテムの最大のポイントは、本体と共地となるポーチです。
View this post on Instagram
持ち手があるので、お店など建物に入る際にはこれに入れて、手にぶら下げれば、いちいちカバンにしまう必要がありません。
最近は、ボディバッグやサコッシュなどの小さいカバンがトレンドで、折り畳み傘を入れるスペースがバッグに無かったり…。
そうでなくとも、男性って「手ぶら」が好きですから、こうやって手軽に持てるって意外に大きいのですよ。
このポーチのデザインこそ、このアイテムのウリなんですよね。
このポーチ無くすと、かなり凹むと思うので、絶対無くさないように。
このポーチだけ、無くしたとき購入者限定で売ってくれないかな…。
(ちなみにAMVEL社では、「よくある質問」にて「傘の付属袋を紛失してしまった」→
「申し訳ありませんが、付属袋だけの販売はいたしておりません。」と明確にポーチだけの販売を否定しています。)
もちろん晴雨兼用なので、雨の日に傘として使うことも可能。
撥水性にも非常に優れた生地なので、水捌けが良く、水を切ってポーチに仕舞えるので、使用後の持ち運びに苦労する折り畳み傘のデメリットを軽減出来ます。
最近突然ゲリラ豪雨に出くわす…なんて珍しくも何とも無いですから、こういった折り畳み傘は本当に便利です。
実は私、昨年購入してから、雨用の折り畳み傘としても、この傘ばかり使っています。
雨が降るか降らないか、微妙な時とかね。
機能性にはとことんこだわっているので、手元のボタンでワンタッチで開・閉が可能。
ただ、傘を差している時にこのボタンを誤って押すと、傘が閉じてしまうので注意してくださいね。
こういった、閉じるときもワンタッチなものを「自動開閉折り畳み傘」と言ったりするのですが、この「閉」の方に慣れていない人もいると思うので。
閉じる時も自分で閉じると故障するので、必ずボタン操作で閉じてくださいね。
(自分で無理やり閉じると故障に繋がるそう)
昨年紹介後にすぐ在庫が切れてしまって、日傘広めたいのに…と、とても悔しい思いをしたのですが、今年も遂に入荷しました!
AMVEL VERYKAL HEATBLOCK CORDURA(R) Fabric VERYKAL LARGE
HEATBLOCK CORDURA(R) Fabric VERYKAL LARGE
今年も黒なんかは売り切れるの早いと思いますよ…GW前、梅雨前に!
昨年上記アイテムの在庫が早々に無くなってしまったので、購入したのが、このアイテムのSHIPS別注バージョン。
SHIPS HEATBLOCK×CORDURA(R) アンブレラ
SHIPS: HEATBLOCK×CORDURA(R) アンブレラ 日傘
前述のアイテムとの違いは、主にサイズ。
伸長時のサイズが通常版の約60cmから、別注版では約54cmと短くなっています。
その分、傘の骨1本あたりの長さも約60cmから約54cmとなり、傘として一回りほど小さくなります。
これは良し悪しあって、大きい方がより遮光出来る範囲が大きくなって、身体の大きな男性ははみ出ず済みますし。
ただ折り畳んだ時、持ち運ぶ際のサイズは、小さ過ぎず大き過ぎず、かなりちょうど良いサイジングになっています。
通常版だとギリギリ入らなかったバッグに、別注版だと入ったりしますし。
これに伴って、折りたたみ時のサイズも3.5cm(29.5cm→26.5cm)短くなっています。
また重量も50g以上軽くなっています(265g→210g)。
ただ収納ケースのサイズは2cmくらいしか違わないんですけどね。
黒が通常版、オリーブが別注版
あとは持ち手のパーツが色などちょっと違います。
黒が通常版、オリーブが別注版
あとは本当にほぼ同じ仕様です。
「自動開閉」、傘を開く時はもちろん、閉じる時も手元のボタンでワンタッチなところも変わりありません。
そして何より、この傘と共通のコーデュラナイロンを使った収納ケースですよね。
これも別注版でもしっかりあります。
変わらずグッドデザインです。
ブラックがおそらく圧倒的な人気ですが、オリーブもカッコいいんですよ。
と言うかネイビーも良いし、カーキも悪くない…と選ぶ楽しみと悩ましさがあるんですよ。
私も通常版は無難に黒を選んだので、別注版はオリーブにしてみたのですが、オリーブを買って手元に置いてみるとすごく良くて。
何よりSHIPSさん、かなり大量にオーダーしたっぽくて、店舗在庫を検索すると全国のSHIPS店舗に在庫があります。
(SHIPSの商品ページから在庫の有る店舗の検索が出来ます。)
だからゆっくり実物を見て、生地の質感やサイズ感を確認してもらえるんですよ。
各種ショッピングサイトにも在庫があるから、通販も簡単ですし。
SHIPS HEATBLOCK×CORDURA(R) アンブレラ
SHIPS: HEATBLOCK×CORDURA(R) アンブレラ 日傘
また一応これらのモデルのライト版も買ってみました。
AMVEL VERYKAL HEATBLOCK CORDURA Fabric Lightweight folding
HEATBLOCK CORDURA Fabric Lightweight folding
黒・通常版、オリーブ・別注版、ネイビー・ライト版
こちらは伸長時50cm、折りたたみ時21.5cm、重量140gとかなり小型・軽量化されたモデル。
持ち手も小さく、自動開閉でもないので、自力で開く必要があるタイプ。
また収納ケースも前述のモデルたちとは異なります。
とにかく小型なので、バッグには楽に入れてもらえるのですが、取り回しはやや不便かな…。
日傘は、使ってナンボ。
雨に備えてカバンに仕舞っておくものではないと思うので、この形態だとちょっと使いづらいのでは?と思っています。
本当に一日のうちちょっとしか使わない、何度も出し入れしたりはしない、という人向きのライト・簡易版ですね。
AMVEL VERYKAL HEATBLOCK CORDURA Fabric Lightweight folding
HEATBLOCK CORDURA Fabric Lightweight folding
これが欲しかった!最強の機能を追加したアレンジバージョンも登場!
前述の通り、本体と共地となるポーチ・ケースが魅力の結構な部分を占めるこのアイテム。
でも、そうは言っても失くしがちなのが、折りたたみ傘のポーチ・ケースですよね…。
既に言及しましたが、製造元のAMVEL社は、明確にポーチ・ケースだけの販売を否定しています。
つまり、無くしたら終わり…。
でもさ、やっちゃうんだよ、折りたたみの傘を使う時って何らか他に荷物持っていたりして、無意識にどこかに行ってしまって、気付いたら…とか。
後からカバンのポケットから折りたたみ傘の袋だけ出てきたりね。
私もね、やっちゃいました…。
SHIPS別注のオリーブの方の袋、無くしました…はい。
もうその日はもう、凹みに凹んだよね。
それから「カッコいい 折りたたみ傘 ケース」とかで色々検索したり、探したりしたのですが、やっぱりこの正規の付属ポーチ以上の物って無いのです。
気をつけるしか無い、のはもちろんなのですが、それでも限りなく「ポーチを無くしづらい」アレンジを加えたバージョンがあるのです!
それが、aso(アソ)別注「VERYCAL LARGE HEATBLOCK CORDURA」。
aso別注 VERYCAL LARGE HEATBLOCK CORDURA
[ aso ] VERYCAL LARGE HEATBLOCK CORDURA AM-HC234
これ、通常ラインと全く同じ仕様・大きさの製品なのですが、一点だけ異なる点があって。
この通常持ち手になるポーチのストラップがスナップボタン式で着脱可能になっており、傘本体に巻き付けられる仕様になっているんです。
これはナイスアレンジ!
もちろん絶対無くさないわけではないですが、傘本体とポーチをバラバラにしないことで、限りなく無くさずに済むはず。
ヒューマンエラーは必ず起こるものなので、その確率を少しでも下げてくれる工夫ですね。
私も何回か使っているのですが、これは便利!
あれ?ケースは!?とヒヤリとする瞬間が減りました。
折りたたみ傘さしている時、どうしてもそこが気になってしまうんですよね。
完成度が高かったこの傘に、唯一必要だったアレンジがコレだったのでは?と思うほど、唸りましたねこれは。
デザイン性も全然邪魔していないしね。
asoさん、このポーチだけ販売とか出来ないんですかね?
無くしちゃった人とか、このストラップバージョンが欲しいとか、万が一の予備に…とか需要あると思うんだよなあ。
何なら、黒一色でも良いと思うので。
色どれ選ぶか問題なのですが、これは本当に悩ましい…。
私は最初ノーマル版で黒、次にSHIPS別注版でオリーブ、小型ライト版でネイビー。
そして今回のaso別注でネイビーをセレクトしました。
(オリーブのポーチは、残念ながら紛失してしまったのですが…)
他にもコヨーテという色があり、こちらはオリーブよりも緑みが少なく、カーキと表現して良いと思います。
どれもコーデュラの生地感が相まって、軽過ぎず重過ぎず、格好良い色に仕上がっているのです。
まあ最初の一本(大抵一本しか買わないとは思いますが)なら、やはり黒が間違いないのかなと思います。
やっぱり黒が無難だし、どんな人、服にも合わせやすいですし。
もちろん真っ黒で重々しい感じが少しも無いと言えば嘘になりますが、コーデュラってそういう重苦しい雰囲気は出しづらい生地なので。
他のカラーは、そのカラーが好き!という場合で良いのかなと。
やっぱり黒から無くなっていきますしね。
それにしてもこの傘、本当に手に馴染む。
こんな感覚で気軽に持ち歩ける折りたたみ傘ってあったかな?
バッグは持たずとも、この傘だけ持って外出することも多いです。
梅雨もほぼ明けて、雨の代わりに日差しが猛烈に降り注ぐ季節。
何度も言いますが、紫外線対策こそ、最高のスキンケアでありエイジングケアです。
何より直射日光を無防備に浴びるなんて、暑過ぎますよ。
日陰、持ち歩きましょ。
aso別注 VERYCAL LARGE HEATBLOCK CORDURA
[ aso ] VERYCAL LARGE HEATBLOCK CORDURA AM-HC234