メンズのくせ毛対策、男は縮毛矯正はかけるべき?長さは?かけた後どうなる?痛みは?縮毛矯正歴の長い経験者だから言えるアレコレ。
どーもナル男です。
くせ毛で悩んでいる男の人、多いんじゃないでしょうか?
ヘアアイロンで誤魔化す手ももちろんありますが、クセが強すぎるとそれも限界が…。
そもそもかけるべきなのか?から始まって、男の縮毛矯正について、ばっちり教えて行きたいと思います!
ずっと出したかった記事ですが、経験も交え色々詰め込みたくてこんなに時間がかかってしまいました。
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クセの強い女子は縮毛矯正掛けた方が良い場合がほとんど、でも男子は…
もし、このブログを見ている、くせ毛で悩んでいる女子がいるとしたら、縮毛矯正はかけてしまったほうが絶対に良いと思います。
女子は男子と比べて髪が長いですし、縮毛矯正を掛けること自体も、それをキープすることもラクです。
さらに女子は髪型に関してはストレート感が強いほうが男性にモテる、という現実もあります。
毛先を遊ばせたいという場合は、アイロン等を使う必要がありますけどね。
女子が縮毛矯正を掛ける場合は「縮毛矯正で不可避的なダメージをどうするか??」という問題がメインになると思います。
一方で男子は、そもそもかけるべきか否か?の慎重な見極めが必要です。
メンズは、縮毛矯正をかけなくてもある程度カットでどうにかなる場合が多い
ナル男は結構ひどいくせ毛で、中学時代は雨が降ると死にたくなったものですが、
そんなナル男でも「良質なカットが受けられる環境とヘアアイロンでのスタイリングが出来るのであればメンズスタイルに縮毛矯正は必ずしも必須ではない」と考えています。
というのも、現在は「そこまでストレート感を強調したスタイル」というのはメンズでは求められておらず、むしろ少しくせ毛っぽい方が、雰囲気があって良いとされています。
ocean tokyo
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000264498/style/L001972738.html
また良質なメンズカット、すなわち毛量調整がしっかり行われていれば、クセによる膨らみ等もある程度抑えられますし、ヘアアイロンを通すのも圧倒的にラクになります。
縮毛矯正をかけた方がいい場合
というものの、 縮毛矯正をかけた方がいい場合というのはやはりあります。
以下のようなケースはかけてしまったほうがいいでしょう。
①ストレート感の強いヘアスタイルにしたい場合
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000331014/style/L002102055.html
ストレート感の強いヘアスタイルにしたい場合、クセの程度によりますが、毎回ヘアアイロンをガッツリ通すのもシンドいですし、そこまでしっかり毎日アイロンしてしまうとかえって髪の毛が痛みます。
いくら「くせ毛っぽいのが今のトレンドだよ?」と言ってみたところで、したいヘアスタイルがあるなら仕方ないですよね。
ナル男もしばらくこういったド・ストレートな質感に憧れていたものです。
ちなみにこのようなド・ストレートな質感を縮毛矯正だけで作ろうとすると、ほとんどのサロンの場合「痛みが激しくなる一歩手前」までの施術を強いられます。
縮毛矯正だけで作るというよりも、「縮毛矯正をベースに普段のヘアアイロンでストレート感を強調する」というのが良いでしょう。
ピンピンのストレートは現在でもなかなか難しいのです。
②汗や雨などで髪が濡れる場合
学校で体育がある、趣味でスポーツをやっている等汗をかくことが多い場合、そしてあせっかきの人は、ヘアアイロンで作ったストレートを維持するのはなかなか困難になってきます。
というのも、髪というのは水に濡れると内部の種々の結合が切れてしまい、一旦カタチがリセットされてしまうのです。
ヘアアイロンでカールを作ってもシャンプーすると元に戻ってしまうように(むしろ戻らなかったらそれはそれで困りますよね)、アイロンでまっすぐにしたところでそれを形作ってくれている結合は、汗で濡れると徐々に切れてしまいます。
そして、メンズで大事なのは前髪やもみあげなどの「顔周りがシャープに、出来ればストレートになっていること」なのですが、ここは汗に濡れやすい…。
というわけで後でも述べますが、汗で濡れる可能性が高い場合ここだけは縮毛矯正をかけた方が良いんじゃないかなあと思います。
③梅雨前
流石に梅雨時はどうやってもくせ毛をコントロールするのは難しくなります。
雨で濡れるということもありますが、やはり髪の毛が湿気を吸ってしまうと、汗を書いた時などと同様、結合が切れて元に戻ってしまうためです。
1年でこの時期だけは縮毛矯正をかける、という人もいます。
④くせ毛がどうしても気になる場合
これは精神的なことなのですが、美容師さんに「矯正しなくても大丈夫だよ?」「ヘアアイロンでなんとかなるよ?」などと言われても、なんとなくまっすぐにしないと不安というのがくせ毛の方の本心なのではないでしょうか?
そうであるなら、縮毛矯正をかけてしまった方が精神的にもラクです。
気になるものは仕方ないんです。
これは他人どうこうではなく、本人の問題ですね。
顔周りだけをかけるのがオススメ!
トップ(頭のてっぺん)にかける必要性はあまりない
メンズの場合、あまり頭全体、全てにわたって(全頭と言ったりします)縮毛矯正をかけるのはオススメできません。
現在のヘアスタイルのトレンドは、どんな長さだとしても、頭のてっぺん(トップ)をふんわりと立ち上げて、ひし形を作ろうとするものです。
ダイヤモンドショート http://beauty.hotpepper.jp/slnH000331014/style/L001953769.html
どれだけ流行が変わっても、この「ひし形」が「顔を理想的とされるたまご型に見せてくれる」カタチとされている以上、おそらく未来永劫メンズヘアスタイルが目指すべきシルエットのはずです。
そしてくせ毛の方は、このトップの部分がくせによってせっかく立ち上がりやすくなっているのですから、これをわざわざ「ペッタンコ」にする必要は全くありません。
また縮毛矯正というのはある程度強力なので、ここをペッタンコにしてしまうと、ヘアアイロンなどで立ち上げるのは難しくなってしまうでしょう。
ただし、縮毛矯正の上手いサロンでは、ここのボリューム感を失わずにいい感じに「ゆるく」ストレートにしてくれるところもあります。
クセは人によってさまざまですから、要相談ですね。
ストレートにするべき場所はここ
メンズが縮毛矯正をかけるべき場所はまずは「顔周り」です。
具体的には下記の黄色く囲んである部分です。
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000307639/style/L001360007.html?cstt=15
ヘアカタログでもなんでも良いので、カッコいいとされる色々なヘアスタイルを見てください。
【LIPPS】プレミアムショートhttp://beauty.hotpepper.jp/slnH000289907/style/L000978339.html
必ずこの部分は膨らまないように、キリッと抑えているヘアスタイルがほとんどのはずです。
例え毛先は遊ばせていたとしても、根本はきっちりとストレートにして抑えているはずなのです。
これは縮毛矯正にかぎらず、ヘアアイロンでスタイリングする際にも、必ず覚えておきたいことです。
逆に言うと、ここの部分がストレートだと、あとはスタイリング次第でどうにかなったりするものです。
忙しい時はヘアアイロンでここだけ抑えてください。
バック(後ろ)やえり足は?
あまりバック(後ろ)はあまりストレートかどうかは気にしなくても良いと考えています。
メンズの髪型において、バックはふんわりと膨らんでいればいいんです。
これが下手にストレートだと横から見た時に「絶壁」と言われるアンバランスなカタチになってしまいます。
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000289907/style/L001999460.html
えり足は、現在は前から見た時にあまり見えないくらいの「ネープレス」が主流なので、かけなくてもいいと思います。
短いならクセが出にくいという人も多いでしょう。
ある程度長さが欲しくてクセが気になるようならかけても良いのですが、実はえり足はクセがある場合、あまり縮毛矯正ではクセが伸びません。
えり足は特殊な生え方をしていることが多いため、根本の影響を受けやすいのです。
後で述べる通り、縮毛矯正というのは根本からかけることができない以上、完全にストレートにすることは難しいのです。
これは、えり足だけあんまりまっすぐにならなかった…なんてがっかりしないように覚えておきたいところです。
顔周りだけなら意外と安い!
メンズの顔周りだけの縮毛矯正なら、意外と安いのです。
縮毛矯正というと「全部で2万円です」なーんてところも普通にあったりするくらい
「高価な技術」なのです。
丁寧にヘアアイロンをかけていく施術方法をはじめ、する方もされる方もシンドいのが縮毛矯正。
これは仕方ないですね。
しかし、顔周りだけならほとんどのヘアサロンが、この全頭施術や、女の人のロングに比べると格安でやってくれるはずです。
例えば某美容室では、全頭の縮毛矯正がカット込みで2万円から、となっているのに対して
部分矯正 ならカット込みで1万円から、となっていたりします。
かける範囲によって、値段はさらに変わってくるのですが、顔周りのみならカット込みで1万円前後で済む場合も多く、意外と手軽にかけられるのです。
また縮毛矯正のネックは「時間がかかる」ことにもあります。
頭全体にかけるとするとメンズであっても2~3時間くらい、場合によってはそれ以上掛かる場合があります(昔に比べると薬剤の進歩でかなり短縮されたのですが…)。
これは本当にグッタリします…。
これも部分でしたら2時間以内に抑えられるのです。
「カットのついでに」と気軽にかけられるのが部分矯正なのです。
どれくらいストレートがもつの?
縮毛矯正が上手くかかり、ストレートになった部分は、半永久的にストレートのままです。
カールを付けるパーマは、強く引っ張ったりすると「取れる」らしいのですが、ストレートの場合余りそれはないですね。
根本の髪が伸びてくると、なんだか髪全体のクセが戻ったような気になるのですが、それは根本のクセが毛先まで波及するというか、中間から毛先は本当はまっすぐなんだけど、根本に影響されてしまうからなんです。
だから根本だけ再び縮毛矯正をかける「リタッチ」をすると全体的にまたストレートになったりします。
ダメージに対する意識が高い美容師さんは根本にだけかけたりしますね。
しかし、いくら半永久的といっても、切れば無くなります。
メンズの場合切るサイクルが早いので、かなり上手く掛かった場合でも、ストレートが完全に生きているのは大体「縮毛矯正をかけて、1回めのカットまで」ではないでしょうか。
縮毛矯正をかけて、1ヶ月後くらいにカットしますよね。
その後もう1回カットする間くらいまでは、やりやすいままだと思います。
その後縮毛矯正から2回カットしてしまうと、もうほとんど残っていないんで、やりにくくはなってきます。
もちろん長さによりますけど。
短ければ短いほど、当然もちは悪くなります。
切って無くなっちゃいますから。
ただ毛先にはストレートは残っているんで、何もかけていないのとは雲泥の差がありますけどね。
どれくらいのスパンで縮毛矯正をかけなくちゃいけないか?っていうと
それはカットしてくれている美容師さんの腕次第です。
最初に言ったとおり、適切な毛量調整ができていれば、縮毛矯正を掛けなくてもかなりやりやすい髪になっているので、縮毛矯正をかけないで過ごせる期間が長くなります。
ナル男は昔は2~2ヶ月半に一回(今思うと凄いな…)かけていたのですが
今では1年に3~3・5回程度までスパンを空けることができています。
また部分的には全く縮毛矯正をかけていません。
逆にそこ(トップなど)に通常のパーマをかけたりしていますね。
梅雨前以外は「どうしようもならなくなったら」で良い
オススメは梅雨入り直前にかけることです。
やっぱり縮毛矯正はかけた直後が一番調子が良いので、梅雨入り直前にかければ、梅雨の間快適にとまではいきませんが、少なくとも地獄を見ることはありません。
あとは「カットではどうしようもならなくなったら」で良いと思いますよ。
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そもそも縮毛矯正ってどうやってかけるの?
美容室LIPPS 公式ウェブサイトチャンネル men'sストレートパーマ
このモデルはくせ毛ではないので、薬剤をトリートメントに置き換えた「実演風」に過ぎないのですが、縮毛矯正をどうやってかけるか?をよく見せてくれている動画です。
おおまかに言うと
①髪の結合を断ち切るパーマ剤1液を髪の根元を避けて付ける
②軟化を確認したら、1剤を洗い流す(ここで「軟化」を見極めるのが美容師の縮毛矯正技術のほとんどを占める)
③ヘアアイロンでまっすぐにする(その際、ピンピンのストレートにならないように、ゆるやかに内巻きにするのが現在のトレンドであり、これを上手くやるのが「美容師のアイロン技術」である。これが上手くても軟化が上手くいっていないと、縮毛矯正は失敗に終わる)
④アイロンで作った髪の結合を固定するパーマ剤2液を根本から付ける
⑤洗い流して、ドライヤーでブローして終了
これが「縮毛矯正」の一連の流れです。
何故髪の根元に付けてはいけないかというと、縮毛矯正のパーマ剤1液というのは、頭皮につくと危険だ、ということももちろんあるのですが
根本からまっすぐにしてしまうと髪が伸びた際に「折れる」という現象が起きるのです。
本当にヘタすると「直角に」折れるんですね。
縮毛矯正 折れる とでも検索してみてください。
ちなみに「ストレートパーマ」と「縮毛矯正」という用語の違いなんですが、昔はヘアアイロンを使わず下敷きみたい物に髪の毛を貼り付けて、それでまっすぐにしようと試みていました。
パーマ落としにも使われる方法で、人工的なパーマによるカールはこれで落ちたのですが、天然のくせ毛はこれではなかなかストレートにならず
ヘアアイロンによる熱処理を施術の途中に使用した、効果の高い「縮毛矯正」が生み出されました。
ただこの用語方は曖昧で、そもそもストレートパーマに使われている薬液の名前が「縮毛矯正剤」なんですよね…。
そしてヘアアイロンを使うストレート技術をも「ストレートパーマ」と今は言ったりするので紛らわしいのですが
ヘアアイロンを使う技術を指して「縮毛矯正」と呼んでいると思って良いと思います。
縮毛矯正でありがちな失敗「髪が痛みすぎて『ビビる』」
縮毛矯正で最もありがちな失敗は
・そもそもあまりまっすぐにならない
・痛みすぎて毛先が「ビビる」
前者については、1剤で髪の元々のクセ、すなわち結合があまり切れていなかったことに由来する場合が多いのです。
1剤で結合を切ることを「軟化」というのですが(軟化が起こると実際に髪が柔らかくなる、普通は指に髪を巻きつけても元に戻るのだが、軟化が起こると指に巻き付いたままになる)
これが本当に難しい…。
髪の毛というのは、量も太さも部分によって違うのが普通。
だから全部の髪の毛が均一に軟化する、なんてことはないんです。
軟化しにくいところから、軟化しやすいところに順々に1剤を塗っていくなど工夫はするんですが、それでも均一な軟化というやつは難しく…。
この軟化が不十分なところはその後どれだけヘアアイロンでカタチを変化させようと、結合自体が切れていないわけだから、まっすぐにはならないんですよ。
逆にこの軟化が適度なラインを超えると、今度は髪の毛が溶ける…。
この表現が適切かはわからないけど、軟化し過ぎると髪の毛が元に戻らなくなるというかな、痛みまくるわけです。
そしてこの痛みまくりの結果が「ビビリ毛」。
毛先がジグザグにジリジリになってしまうのです。そこまで行かなくても、毛先の質感がジリジリになってしまっている女の子とか多いですよね。
どちらにしてもほとんどの原因は1剤による「軟化」にあることがほとんどなわけですわ。
それくらいこの軟化は難しい。
失敗しないコツは詳しいカウンセリングと、部分矯正、ピンピンのストレートを目指さないこと
頭全体の髪を軟化させるのは至難の業なのだから、なるべく均一に軟化しやすいように部分矯正に留めるっていうのは、失敗防止の自己防衛に有効かもしれないですね。
ナル男は一時期セルフで縮毛矯正をしてたことがあるんですが、一部分だとやっぱりやりやすいです。(といってもセルフは絶対にオススメしないですけどね)
これはたとえプロの美容師でもおんなじだと思いますよ。
あとはカウンセリングで、今までの髪の毛の「経歴」をきちんと伝えること。
もちろん触ってもらって、髪の状態を確認してもらうのは当たり前なんですが、やっぱりそれだけじゃ分からないことも多いです。
どんな状態なのかは「今まで矯正はかけたことあるのか?」など、それがどれくらいのペースでなのか、カラーはしていたのか?などなるべく詳しく髪の経歴を伝えましょう。
目に見えないダメージが縮毛矯正で顕在化しちゃうなんてことはよくある話なので。
あとは「完璧なまっすぐ」は目指さないことかなあ…。
ピンピンのストレートにしたがればしたがるほど、痛む可能性は高まります。
ストレート感を強調した髪型にしたいとしても、基礎工事だけ縮毛矯正でやってもらって、残りは日々のヘアアイロンで仕上げます、くらいの心持ちでいかないと
「ピンピンのストレートが良いんです!」なんてワガママを言うのは、痛みの観点からいうとおすすめできないですね。
現在のメンズヘアスタイルでピンピンのまっすぐが求められてるとも思いませんし。
最初に言ったとおり「顔周りが抑えられれば」いいわけですから。
あとはメンズのヘアスタイルってたいていショートで、短いので。
毛先が傷んだら切ればいいし、切るスパンも短いので、ピンピンのストレートさえ目指さなければ、
ダメージとも上手く付き合っていけると思います。
縮毛矯正するには長さはどれくらい必要?
髪の毛短い人は気になるところだと思うんですけど
答えは「ヘアアイロンが挟めるだけの長さがあれば」可能です。
それも最近は髪の短いメンズ用の「幅の狭い」ヘアアイロンが美容室には必ずおいてあるので
(詳しくはヘアアイロンの記事見てください)
ナル男の友人でめっちゃ短髪のやつがいたんですけど、縮毛矯正をかけていると聞いた時はびっくりしました。
(長いところで3cmあるかないかくらいの…)
出来るかどうかは最終的に美容師との相談になりますけどね。
セルフ縮毛矯正は絶対にオススメしないが・・・
絶対にやめろ、と言っても、やっぱり縮毛矯正は定期的にかけねばならず
さらにメンズの場合短いスパンで髪を切るため、どうしてもお金の問題で
セルフ縮毛矯正に興味が出てくるものです。
これはナル男がやめろと言っても聞かないと思うんですよね。
ナル男がそうでしたから…。
やめろと言っているサイトは当時から山程ありましたし、一方で詳しくやり方を教えてくれるサイトも結構ある。
そして一連の道具やパーマ剤も市販されてしまっているわけです。
そして、美容師さんがやっているのを見て、「これなら俺にも出来るんじゃないか…?」と思ってしまうのもまた仕方ないことだと思うんですよね。
まあ絶対オススメしないですけどね。
やるなら前髪だけ、顔周りだけ、ピンピンのストレートを目指さない、とかにしておくべきだと思いますよ。
ただどこかで痛い目見ると思います。
縮毛矯正はアフターケアも大切、だけど・・・
まず、縮毛矯正は大抵「今日はシャンプーしないで、明日の夜にシャンプーしてくださいね」などと言われると思います。
これは昔「縮毛矯正は48時間経ってようやく酸化が終了し、固定される」と言われていたことから来ています。
さらに言うと昔のパーマは「一週間洗うな!」とか言われていたそうです。
これは宗教みたいなもので、未だにこの「48時間ルール」を順守している人も多いらしいのですが、ほとんど「念のため」みたいなもので、本当にしっかり2液による酸化が完了していれば、当日シャンプーしても全く構わないそうなのです。
もしシャンプーして取れてしまったら、それはシャンプーで取れたのではなく、そもそもちゃんとかかっていなかったんだと。
当日シャンプーして取れてしまうなら、翌日、あるいは翌々日までシャンプーを我慢しても結局取れてしまうとのこと。
そこらへんのまとめサイトはおろか、美容師が書いているらしいサイトでも48時間ルールとか言っているのですが…。
しかしそれが本当だとするとですね、夏場汗もかけないし、寝ることも出来ないはずなんですよ。
後頭部に縮毛矯正かけたらぺしゃんこになっちゃうでしょ笑
理屈的にもナル男はすぐシャンプーしても大丈夫説を支持しています。
まあ、精神安定剤みたいなもんで、その日はシャンプーしなくても良いんじゃないですかね?翌朝とかにすれば。
ナル男は大抵翌朝シャンプーしちゃいますけど、それで取れたってことはないですね。
しっかりかかっていた部分は。
しっかりかかってない部分はもう、終わった瞬間に分かりますし。
さらに縮毛矯正はアフターケアも大切です。
粗悪な縮毛矯正だと、コーティング剤で固めてツヤを出していたりするので(未だにそんなことをやってるところは結構あります)、時間とともにダメージが出てくる場合があります。
もちろんトリートメントで、質感を「誤魔化す」ことは出来ますが…。
所詮トリートメントは誤魔化しです。
アミノ酸やタンパク質が内部まで浸透!などと言っても、髪が元に戻るということは絶対にありえないので、最終的には切るしかないです。
髪にとって最高のトリートメントは切ること!だと思ってください。
たまに髪の毛をけちょんけちょんに痛めた上に、このトリートメントなら…とか勧めてくる美容師がありますけど、マッチポンプにもほどがありますよね…。
ノンアルカリの弱酸性矯正なら傷まない?
縮毛矯正などのパーマ剤は「アルカリ性」のものがメジャーなんですけど、最近は「弱酸性」を謳う技術もどんどん出てきています。
そういうのはヘアアイロンも使わず、特殊なブラシ
↓こういうの
を使って、ドライヤーによるブローによってクセを伸ばしたりして、とことん「ダメージレスな施術である」と謳うのですが…。
これも「薬剤は弱いけれど、施術の過程で何らかの負担を髪にかける」場合が多かったりするので一概に傷まないとは言わないですね。
やっぱり縮毛矯正は美容師の行う、パーマ・カラーの中でも一番技術が問われる施術なので、その美容師次第としか…。
この前提で聞いて欲しいのですが、ナル男が受けたことのある「エアストレート」という技術は、本当にほとんどダメージ無くまっすぐになりました。
ただ、時間が掛かるし、何よりもアイロンじゃなくてブローでまっすぐに伸ばすので、ドライヤーの熱がもろに来て熱いし、引っ張られるので痛いし
ヘアアイロンにはない苦痛がありました…。
あとアイロンじゃないので挟める限界があって、短い毛は伸びなかったですね。
髪の毛が長く、またダメージコントロールが何よりの課題となる、レディースに向いてる技術かなあと思います。
何事も全て完璧な技術ってのは、ナル男の知る限りまだありません。
難しいものですね…。
くせ毛がコンプレックスの方へ
くせ毛がコンプレックスの人、本当に多いと思います。
ナル男もそうでした。
これはあるイケメン俳優が言ってたんですが、「中学生の頃の自分はくせ毛だから劣っていると思い込んでいた、くせ毛でさえ無くなれば、世界は変わると思っていた」と。
この気持わかるな~と思ったのを覚えています。
周りの人はわかってくれないですもん。
一見完璧に見えるイケメン俳優だってそんなことで深刻に悩んでいたりするものなんです。
でも今はヘアアイロンや縮毛矯正で、くせ毛の悩みはある程度解決出来る時代です。
ナル男も散々くせ毛に悩んできましたけど、そのおかげで色々なことにチャレンジしてこれた気もします。
髪の毛の事もファッションのことも。
これは前も言ったんですけど、本当に何もかも揃ったイケメンって話があまり面白くなかったりするじゃないですか?笑
それって何故かっていうと、面白くなる必要がないからなんですよ。
話を面白くする必要がない。だからそこが伸びない。
不細工な(失礼)お笑い芸人が面白いのは、必死にそこを伸ばそうともがいた結果だと思うんです。
「コンプレックスをバネにして」なんて簡単に言いますけど、簡単ではないことは分かってます。
自分がそうですから。
でも、やっぱりコンプレックスはバネになるって信じてるし、信じたいんですよね。
今くせ毛に悩んでいる中学生とかいたら、早く大人になって、自由に髪型がいじれるようになるといいねって声をかけたいですね。
くせ毛なんて、他のコンプレックスに比べたら、全然解消しやすいよって。
そしてそれと真剣に立ち向かった君は、きっと普通の人より多くの物を得ているよ、と。
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