別注アイテムが相次ぐSAMBA(サンバ)、ゴールデンブラウンが目を引くCAMPUS(キャンパス)、そして本物を超えた本物…adidas×Hender Scheme(エンダースキーマ)など、adidas2018春夏の注目スニーカーをピックアップ!
今年の別注品ラッシュは「SAMBA(サンバ)」!
adidasは、注目モデルを各セレクトショップの別注品でリリースすることによって「次はコレだ!」と分かりやすく提示することがあります。
2018年春に選ばれたモデルは、「SAMBA(サンバ)」。
https://shop.adidas.jp/products/BZ0057/
SAMBA(サンバ)は、サッカーのトレーニングシューズに由来するスニーカー。
adidasが保有するクラシックモデルの中でも最古のものの1つです。
adidasといえば、スーパースター、スタンスミス、キャンパス、ガゼル、カントリーなどがオールドモデルの代表格だとは思いますが、このSAMBAや、TOBACCO(タバコ)など味わい深いモデルがまだまだあると思っています。
SAMBAは、先日も紹介した「ジャーマントレーナー」の面影があるモデルでもあります。
(そしてこのことが今回の別注シリーズのキーワードにもなってきます。)
ジャーマントレーナーは、1970~80年代頃まで旧西ドイツ軍において主に訓練用のシューズとして使用されていたトレーニングシューズ。
adidasはその供給元の1つだったとも言われています。
adidasにはジャーマントレーナーの流れを汲むモデルがいくつかありますが、その1つがSAMBAです。
ワールドカップイヤーの2018年、サッカーシューズを背景に持つこのSAMBAにセレクトショップ別注モデルが相次いでリリースされます。
ユナイテッド・アローズ別注SAMBA
UNITED ARROWS 別注<adidas> SAMBA
まずはユナイテッド・アローズ別注。
元々SAMBAにはジャーマントレーナーの面影があるのですが、こちらはよりジャーマントレーナーを意識し、そのイメージを落とし込んだモデルのようです。
現行のSAMBAは、ソールが濃いブラウンなことが多いのですが、こちらはライトブラウンでよりジャーマントレーナーっぽさを出しています。
トゥがグレーベージュのスエードで、同色でスリーストライプスを表現し、あくまでミニマルで都会的な印象に仕上げていますね。
今回の別注品の出来は、次に紹介するEDIFICE別注シリーズのお株を奪うかも?
EDIFICE別注SAMBA
ADIDAS / アディダス SAMBA 別注 EDIFICE/IENA
毎年白を基調としたadidasとの別注シリーズを展開するEDIFICE。
今年は噂されていたとおりSAMBAでした。
スタンスミス、ガゼル、スーパースターなど、どのモデルも洗練された印象にまとめてしまうEDIFICE別注。
今年もスリーストライプスまで白でまとめたミニマルなモデルにしてきました。
こちらもジャーマントレーナーに通ずるライトブラウンのガムソール。
EDIFICEは既に、世界各国のトレーニングシューズをモデルとしたスニーカーをリリースするブランド、REPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)との別注モデルを発売済み。
REPRODUCTION OF FOUND 別注 ジャーマンスリッポンスニーカー
こちらはシューレース(靴ひも)無しでも履くことが出来るというギミックを搭載している注目のモデルです。
adidasではありませんが、このモデルを含めて今春はジャーマントレーナーの流れを汲むスニーカーに要注目です。
セレクトショップで目を引くゴールデンブラウンのCAMPUS
別注品ではありませんが、セレクトショップで目を引いたモデルが、「ゴールデンブラウンのCAMPUS」。
https://www.freaksstore.com/item/17000501450.html
今年に入って発売されたのが、英国チャールズ・F・ステッド社のデザートオアシススエードを採用したこのモデル。
CAMPUSはもうそれこそありとあらゆるバリエーションが出ていますが、このゴールデンブラウンは特に目を引きます。
adidas Originals CAMPUS CQ2046
https://www.freaksstore.com/item/17000501450.html
ちょっと春には季節外れな感じがするかもしれませんが、ブラウンは今年一年を貫く、象徴的なカラーになりそう。
この春だけ、ではなく1年を通して覚えておいて欲しいモデルかも。
今直ぐではなくとも、秋口にでももう一度思い出してもらえると良いかもしれません。
[アディダスオリジナルス] CAMPUS CQ2046 メサ/メサ/チョーク
エンダースキーマとadidasの「公式」コラボモデルが再び登場!
これまで数々の名作スニーカー「オマージュ」モデルを発表し続けてきた
Hender Scheme(エンダースキーマ)。
そんなエンダースキーマが、昨年2017年にadidasと正真正銘のコラボレーションを実現したのは大きな話題となりました。
昨年発売されたadidas×エンダースキーマのスーパースター
アディダス×エンダースキーマ CI9812 SUPERSTAR HS
そして2018年春、再びコラボレーションモデルが発売。
http://entry.adidasoriginalsbyhenderscheme.com/detail/superstar.html
前回はエンダースキーマらしいヌメ革のモデルでしたが、なんと今回は多色モデル。
「公式二次創作物」というキャッチフレーズ通り、本物を超えた本物とでも言うような、圧倒的な存在感があります。
これは本当に欲しい…。
手に入れる方法としては、オンラインショップ「スキマ」での抽選販売などになります。
3月11日まで受け付けるようですね。
entry.adidasoriginalsbyhenderscheme.com
なかなか今年も注目モデルが目白押しなadidas。
また私のクローゼットに「青い箱」が増えていきそうです…。