遂に出た!adidas「HOME OF CLASSICS(ホーム オブ クラシックス)」から2019イチオシのスタンスミス「STAN SMITH RECON」(EE5790)が登場!真っ白なだけじゃない!?究極にシンプルな白スニーカーとしても、バランス良くまとまった1足に。
このブログと言えばスタンスミス 、というイメージをお持ちの方もいると思うのですが、幅広い年代や趣向のメンズが履けるスタンダードなスニーカーということで毎年紹介させて頂いてきました。
このスタンスミス関連ではブーム的な人気が落ち着いてきたここ最近も、色々動きがありました。
例えば昨年秋にはこのスニーカーが冠しているスタンスミス氏の著書「Some People Think I'm A Shoe(私のことを靴だと思う人もいる)」が発売されました。
これはスタンスミス氏本人と、氏とはもはや切っても切れなくなったスタンスミスというスニーカーについてまとめた一冊。
またadidasとスタンスミス氏の終身契約も結ばれ、その記念モデルである「スタンスミスフォーエバー」も発売。
そう、それなりに動きがあるにはあったのですが…。
ただ、イマイチ、コレ!と自信を持ってオススメ出来るモデルが投入されてこなかった。
ここ数年のスタンスミスブームのきっかけとなった、高級版(復刻版)の発売、新カラーや魅力的なモデルがどんどん投入される…そういう流れがちょっと途絶えているように思っていました。
自信を持って紹介出来るモデルが無いのだから、無理やり紹介するのはやめよう、と。
そんな折、adidasがブランド誕生70周年を記念したカプセルコレクション、「HOME OF CLASSICS(ホーム オブ クラシックス)」を発表!
このホームオブクラシックスとは、 adidasのアーカイブから7足をセレクトし、真っ白なスニーカーとしてリリースするというもの。
この真っ白なスニーカーが、履く人自身の人生とともに汚れながらも、一緒に歩んでいく…というようなストーリーのコレクション。
(6足が現在発売中、1足だけ遅れて7月に発売。)
その中には、真っ白なスタンスミス「STAN SMITH RECON」(品番EE5790)も登場。
これが待ちに待った、2019イチオシのスタンスミスになる予感!
今日はこれを紹介していきたいと思います。
今回の真っ白なスタンスミス、真っ白なだけじゃない!?
さて、ホームオブクラシックス版スタンスミスは真っ白なスタンスミスなのですが、これまでにリリースされた真っ白なスタンスミスとはちょっと違うところが…。
それは、シュータンのスタンスミス氏の肖像・シグネチャーが完全にオミットされ、代わりに普段はベロ裏に印刷されている国別のサイズ表記が刻まれているという点。
こうすることで、adidasではない別のブランドがスタンスミスを再構築して作ったような、でもやっぱりスタンスミスそのものでもある…という、そんな新しい見え方になっています。
(この、いわば「スタンスミス氏のいないスタンスミス」、を一度やりたいがためのホームオブクラシックスなのでは?と邪推するほど。)
スタンスミス名義のスニーカーから完全にスタンスミス氏の肖像やシグネチャーがオミットされるって珍しいんです。
真っ白なスタンスミスを出すにしても、白で塗りつぶしてパッと見では見えないようにはしても、完全に無くす、というのは結構異例なことなんですね。
これはホームオブクラシックスという今回のコレクションが、「真っ白なスニーカーを履きつぶす」というおそらく誰にでもあるであろう原体験を、もう一度味わってほしいという趣旨のものだからでしょうか。
https://shop.adidas.jp/originals/homeofclassics/
だから出来る限り、真っさらなものを用意する、ということなんでしょう。
私にもありますよ、最初に買った真っ白なスニーカーの思い出が。
今みたいにたくさん靴を持っているわけではないから、いっつも履いて、履いて、どんどん汚れていくわけですよ。
デニムのインディゴが付いちゃったり。
他のスニーカーを買っても、何故かそればっかり履いちゃったり…。
これがアジなんだぜ、なんて言うつもりもなくて、愛着ともまた違う、不思議なルーティーンに。
もう二度とあの頃みたいな履き方は出来ないでしょうし、今なら全然違う履き方をするんでしょうけど、それはそれ。
真っ白なスニーカーを履きつぶす、をもう一度やってみたくなります。
究極にシンプルな白スニーカーとしても、バランス良くまとまった1足に
そんな御託は置いておいて、今回のホームオブクラシック版スタンスミス、白スニーカーとしても良い出来です。
本当にゼロから作ったような真っ白なスニーカーって、情報量的にスカスカなものになってしまって、結構味気ないものになってしまうものなんですよね。
だからスタンスミスとかジャーマントレーナーとか、誰もが見覚えのあるものを白スニーカーとしてはまずはオススメしているんですが、今回は「スタンスミスが欲しい」という方だけでなく、「何にでも合わせられる白スニーカーが欲しいんだ」という人にもオススメ出来るスニーカーになっています。
レザーは、ここ数年のスタンスミスに採用されてきたシボ感のあるタンブルレザーではなく、3年前に発売されたEX-Stan Smithのような上質なものを使用。
履き込んでどんなアジが出るか楽しみ。
ちなみに靴紐はデフォルトのものから、2.2mmの丸紐タイプに変更しています。
「靴ひも」でスニーカーはこんなに変わる!カンタンに靴をブラッシュアップさせるシューレースを特集! - ナルシストで何が悪い?
スニーカーのシューレースに関してはちょっと情報をアップデート出来ていなくて、「とりあえず」なのですが、ホームオブクラシックの趣旨からすると洗練され過ぎてしまうかな…とも思い、迷い中です。
実は今季は、これもド定番の白スニーカー、ジャーマントレーナーからも真っ白を志向したモデルが別注モデルながら出ていて、白スニーカーの「当たり年」みたいな状況になっています。
REPRODUCTION OF FOUND 別注 in side out german
※実はこれ、ただただ従来のジャーマントレーナーを真っ白にしてみました、という別注かと思いきや、ジャーマントレーナーのアッパーを裏表逆にするという大胆な発想を採用した遊び心あるモデルです。
今季の白スニーカー、熱いです。
ちなみにこのホームオブクラシック、スタンスミスに関しては全国のadidasオリジナルスショップやコアストアなど38店舗で展開していますし、楽天やZOZOなど一般的な流通もあるので、しばらくの間は手に入りやすいモデルになると思います。
白スニーカー探している人は是非手にとってみてください。
スタンスミス RECON [STAN SMITH RECON ]