IDEALISM SOUND(イデアリズムサウンド)の Link chain bracelet。次々と表情を変えていく特別な一本。
春先に今年はコレ!と紹介していたイデアリズムサウンドのチェーンブレスレット。
なかなか紹介できずにいたのですが、かなり良い出来となっています。
想像以上に良いです…。
このチェーンブレスレットは、チェーンブレスが苦手な人にこそ見てもらいたい…
チェーンブレスレット、のイメージはなんだかパンクだったり、あるいはちょっとチャラチャラとしたものがあって、チェーンブレスと聞いた瞬間にちょっと躊躇してしまう方が多いと思うんですよね。
実を言うと私もチェーンブレスレットなんて絶対したくないと思っていた口ですから。
メンズは、よほどの主張やこだわりが無い限りシンプルで繊細なアクセサリーを付けて欲しいし、それらを推奨してきたわけです。
刺々しいアクセサリーは苦手…
IDEALISM SOUND(イデアリズムサウンド)スタンダードラインの「Link chain bracelet」は、そんな方にこそ見てもらいたいアイテムです。
私も一目見たときから、その繊細さに惹かれてしまったんですね。
【idealism sound】 イデアリズムサウンド idealismsound No.16021 Link chain bracelet silver
通常はチェーンを留めるために、T字型のバーだったりフックだったりが使われるのですが、それがどうしてもチェーンの流れを遮断してしまう…。
このアイテムは、留め具までチェーンから一貫したデザインとすることで、流れるような美しいブレスレットになっています。
チェーンの形はいわゆる「喜平型」と呼ばれるものなのですが、丁寧にカッティングが施された1つ1つのチェーン。
チェーンの隙間、間隔すら、詰まりすぎず、開き過ぎていない完璧なバランスで作られています。
今季チェーンブレスレットがトレンドということで、結構アイテムを見ましたが、このリングの部分だけ取ってもコレは本当に素晴らしい…。
そしてこのアイテムの最大の特徴である留め具部分。
これをクロスさせると、カチッと留めることが出来るんですが…
このパーツの造形が素晴らしいんですね。
チェーン部分との一体性を失わず、しかもアクセントになる絶妙なバランス。
このパーツだけに、かなり時間を掛けたことを伺わせますね…。
留め具パーツが一番美しいチェーンブレスってなかなか無いんじゃないでしょうか。
なかなかお目にかかれないスペシャルなチェーンブレスです。
このパーツがあるおかげで、チェーンブレス全体に不均一な流れのようなものが生まれて、見る角度によって表情をどんどん変えていくんですね。
留め具がどこに来るか?これで全く違った表情になるんですね。
このアイテム、磨き上げのシルバーか、シルバーに「燻(いぶし)」加工を施したタイプかを選べるのですが、私は燻(いぶし)をセレクト。
「燻(いぶし)」とは、化学反応によってシルバーに黒みがかったくすみを与えることを言います。
【idealism sound】 イデアリズムサウンド idealismsound No.16020 Link chain bracelet silver
今回サイズとともに一番迷ったポイントが、この磨き上げと燻(いぶし)、どちらのタイプを選ぶか?ということ。
これがめちゃくちゃ悩みどころだったわけですが、結果的に燻(いぶし)を選んで大正解。
いぶし銀と言っても、チェーン全体が均一な色に変化しているのではなく、グラデーションがかっているので、1つ1つのチェーンがより立体的な質感になり、丁寧に施されたカッティングがより分かりやすいものに。
質感的にも、グッと「重み」と説得力が生まれます。
(重量的には重くはありません。)
ところどころにある、あまり加工がかかっていない部分のキラッとした輝きが良いですね。
この燻(いぶし)によって、チェーンブレスが目立ち過ぎてしまうことがなく、落ち着いた静かな存在感となるので、クリーンなニットからちょっとヴィンテージ感のあるシャツまで、幅広く合わせることが出来ます。
本当に意外なほと幅広く合わせることが出来ますし、これからの季節ニットやシャツの袖からチラリ、というのが一番合うかもしれません。
難しいチェーンブレスのサイズ感
チェーンブレスのサイズ感は、難しいですね…。
この Link chain braceletは、1cm単位でセミオーダー出来るのですが、チェーンブレスは腕にピッタリとはいかないんですね。
付け外しの余裕が欲しい。
私の腕周りは、一番太い骨の出た部分が17cmで、そこを外したところが16.5cmです。
だからおおよそ17cm程度と考えて良いと思うのですが、そこから+3cm余裕のある20cmで作ってもらいました。
(ブランド側は手首周り17cmの場合は+2cmの19cmを推奨しています。)
もしあと1cm長かったら緩すぎ、あと1cm短かったら付け外しが大変過ぎたと思うので、結果的にベストだったと思います。
サイズに関しては1cmでかなり違ってくると思いますし、個々人の好みはあるとは思いますが、おおよそ手首周り+2~+3cmの範囲に収まるのではないでしょうか。
最初は2cmでオーダーして、もしだめなら1cm延長してもらうのも良いでしょう。
送料と、1cm延長分の料金は掛かってはしまいますが、長く付き合うことを考えれば焦ることはありません。
ちなみにこのチェーンブレス、付けるのはカンタンですが、外すのは結構コツが入ります。
この留め具パーツの切れ目をクロスさせて留めるのですが
引っ張るように外そうとしても絶対に外れません。
(故に付けている最中は、外れる心配がありません。バングルよりも安心です。)
この2つを上手く重ねるようにすると、スッと、力は要らずに抜けるのです。
ただ慣れるまで時間が掛かりますし、慣れても一瞬で外せるかはその時次第。
暗闇ですぐに外さなくてはいけないようなシチュエーションの場合は、付けるのはやめたほうが良いでしょう。
「IDEALITE(イディアライト)」との違いは?
イデアリズムサウンドの別ライン、質の高い【ちょうど良い】を提案し、リーズナブルな価格で本格アクセサリーを提供することを目的とした「IDEALITE(イディアライト)」ライン。
このイディアライトからもLink chain braceletが出ています。
こちらは磨き上げ・燻・長さの他にも、チェーンの太さを選べます。
【IDEALITE】 イディアライト IDL-B-0007 Link chain bracelet silver
【IDEALITE】 イディアライト IDL-B-0007 Link chain bracelet silver
一番太い物はなかなか存在感がある太さですし、一番細い物はビーズブレスなどに近く、好みのものを選べます。
なるべく太めがオススメですけどね。
イデアリズムサウンドスタンダードラインとの違いは、パーツ形状の若干の違いとチェーンの大きさ。
https://item.rakuten.co.jp/extremesilver/idl-b-0007/
特に留め具パーツの形状が異なっていることが分かると思います。
素材は全く同じシルバー925。
シルバー925はスターリングシルバーと呼ばれ、真鍮にシルバーコーティングを施した物とはちがい、メンテナンスをすることで永く使用することが出来ます。
チェーンブレス、色々なブランドから出ていますが、ちょっと違う特別な一本ですね。
さて、次回からはアウターの話をしていきたいと思います。
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