寂しいものになりがちな夏のメンズコーディネートに、アクセサリーを追加!メンズアクセサリーの老舗JAM HOME MADE、GARNI、プエルタ・デル・ソルなどを紹介。ドメスティックブランドの出しているアクセサリーってどうなの?人気のオニキスネックレスは長さがポイントに!?
どーもナル男です!色々あって遅れてしまいました、夏のメンズアクセサリー特集。
ようやくまとめることが出来ました!
遅れてしまって大変申し訳ありません!
それでは早速行きましょう!
シンプルなメンズアクセサリーばかりを出してくれるブランド、というのは基本的には存在しない、その理由とは?
以前からナル男は、メンズのアクセサリーはインディアンジュエリーがメインでありワイルドに寄りすぎているということを述べてきました。
では何故そうなるか?というと、基本的にメンズにはアクセサリーを付けるという文化がないからなのかな?と思っています。
自分を合理的だと言ってはばからない男子は多いと思います。
アクセサリー、装飾品というのは飾りですから、「あってもなくても良い」つまり無くても良い、そんな物は付けないほうが合理的、という判断になる人も多いのだと思います。
またメンズはアクセサリーについて「何をどう付けて良いのかわからない」という部分も大きく、そのような判断に一層拍車をかけているのではないでしょうか。
そのような判断をせず、装飾品を身につけたがる男子の多くがインディアンジュエリーを始めとしたワイルドな物を求める結果、市場にはそのような物ばかりになってしまうのではないか?と勝手に思っています。
また、後述するゴローズの影響力というものも無視できません。
さらにアクセサリーというのは所属するクラスタの「文化」とか背景にも依存してくる物なので・・・
めんどくせーから付けなくていいやとなるのでしょうね。
そんなわけでシンプルなメンズアクセサリーばかりを取り揃えているブランド、というのは基本的には無いわけです(もちろんこの「シンプル」という解釈は人によって異なるのですが)。
私自身、欲しいと思えるアクセサリーは、毎シーズン服と比べると圧倒的に少なく、そのことに不満はあるのですが・・・
それでも少ないながらもシンプルでクリーンなアクセサリーは定期的にリリースされるものなので、そういうアイテムが好きな男子はそういったものを慎重にチョイスしていけば良いわけですね。
覚えておくと良い、メンズアクセサリーブランド
メンズアクセサリーブランドと聞いて、ディオール・オムをはじめとする海外ハイブランド以外でぱっと思い付く人はあまりいないのではないか?と思っています。
有名どころでは「ゴローズ」とか「クロムハーツ」とかですよね。
メンズアクセサリーを語る上で、ゴローズの影響力というのは避けて通ることが出来ません。
ゴローズは多数のファンを持ち、芸能人の着用も多く、
現在の
メンズのシルバーアクセサリー≒インディアンジュエリー
という図式を作ったブランドと言っていいと思います。
ナル男もゴローズは自分自身の好みではないものの、持っている方には「すごい!よく見せて下さい!」となってしまうくらいリスペクトしています。
身に付ける芸術品と言って良いと思いますね。
それだけにとてつもなく高いですが・・・。
(またお金を払えば本物が手に入るというわけではないこともありますね)
これらのような超有名ブランド以外で、メンズがシンプルなアクセサリーを探すときにチェックすべきメンズジュエリーブランドを3つ紹介したいと思います。
メンズアクセサリーの老舗3ブランド
この3つのブランドは、一般知名度はそれほど高くは無いものの、どれも老舗。
ナル男がファッションに興味を持ち、まだそんなに服を買えるお金もないのに、ファッション誌を読み始めた時から存在するようなブランドです。
どのブランドも、ブランド独自のひと癖あるアイテムも多く出しているものの、きちんとシンプルなアイテムも定期的にリリースしてくれる、という特徴があります。
だからこそ長年、不遇といっていいメンズアクセサリー市場で生き抜いてこれたのでしょう。
JAM HOME MADE(ジャムホームメイド)
このブログでも定期的に紹介しているブランド、ジャムホームメイド。
設立は1998年です。
バナナなどインパクトあるモチーフを「本気で作る」という、
人目を引く発想と、それを裏打ちするデザインの洗練さ、完成度で発展しつづけてきたブランド。
http://www.jamhomemadeonlineshop.com/
「無骨さと繊細さの共生」と言ったようなブランドで、アイテムバリエーションは多いものの、どこかジャムホームメイドらしさを見せなければ気が済まないというか、カラーをきちんと持ったアクセサリーブランドだと思います。
最近はYOUTUBEなどを見ているとJAM HOME MADEの「名も無き指輪」の広告が流れてビックリしますよね(ナル男だけ?)
「名もなき指輪」の作り方 / JAM HOME MADE ジャムホームメイド
また、JAM HOME MADEは「遊びゴコロを本気で表現する」ブランドポリシー。
映画スター・ウォーズの アクセサリーを作ろう、となったら、本気でライトセーバーをネックレスやブレスレットにしてしまう。
マスター・ヨーダモデル http://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JSWBR05G
ダース・ベイダーモデルhttp://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/Necklace/JSWNC03S
ディズニーをはじめとする映画コラボ物なども多いのですが、クオリティーがとにかく高くて、ただのキャラクター物とは思えないですね。
アナと雪の女王をモチーフにしたシリーズ「Frozen」などの完成度も高く、ディズニー好きな女の子へのプレゼントにも喜ばれるでしょう。
http://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JamSessionFrozen/JWD-NC062
他にも「ミルククラウン」シリーズなどレディースの完成度も高いです。
ただ、一般的にはこうしたメンズ寄りのジュエリーブランドよりも、知名度のある「4℃(ヨンドシー)」などのブランドの方が女の子には喜ばれると思いますけどね・・・。
さて、話はコラボやレディースから戻ってメンズの一般的なラインのアイテムを。
JAM HOME MADEはかつはシンプルながらどこか可愛らしい、そんなネックレストップを作ってくれていました。
これはジャム瓶を模した物で、JAM HOME MADEの定番「誕生石」シリーズの1つでした。
1月から12月までの誕生石の色にちなんだコーティングがなされており、このコーティングがどんどん剥がれて、中から上のようなシンプルなシルバー地が現れる・・・という遊びゴコロに溢れながらも、シンプルかつ主張し過ぎないネックレスでした。
参考→http://livedoor.blogimg.jp/letter3/imgs/8/0/80e467c3.jpg
当時ナル男はシンプルなシルバーと、ポイントになる赤の2色買いしたアイテムです。
(赤はどこ行ったんだ・・・あの頃はいつも付けていたのに)
ただJAM HOME MADE、最近こういうのを出してくれないですね~・・・。
現在の誕生石ネックレスシリーズはかなり「ゴツい」感じになってしまっています。
現在のメンズアクセサリー、特にネックレスのトレンドはゴローズ系の「フェザー」(羽根)に代表されるネックレストップが大ぶりな物か、「オニキスビーズ」に代表される、ネックレストップ自体を持たない物。
フェザーネックレストップ
http://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/Necklace/J-PP017SM
オニキスビーズネックレス
出典 http://zozo.jp/shop/studiouslab/goods/3082751/?did=11446265
このような潮流の中でこぶりなネックレストップがもっとあってもいいと思うのですが・・・。
JAM HOME MADEはそこを得意としていたはずなのになあ・・・と最近はちょっと残念。
それでも、幅広く点数も多いアイテム展開なので一番チェックしているアクセサリーブランドですね。
ちなみにフェザー系ネックレスもJAM HOME MADEはミニマルに再構築した物を出しています。
http://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JNS566SM
パーツを組み合わせて、自分だけのネックレスを作っていけるのがフェザー系の魅力。
ナル男は好みではありませんが、気持ちはすごーく分かります笑
他人が付けているのを見せてもらうのは好きです。
ちなみにJAM HOME MADEはかなり取り扱い店が多く、「え?そんなところでも?」と驚いたりします。
まあフルラインとは程遠い品揃えなのでしょうが、かなりメンズシーンに浸透しているブランドですね。
GARNI(ガルニ)
GARNI(ガルニ)
JAM HOME MADEと同じ頃、1997年に古谷エイジ氏によって設立されたブランド。
代官山にショップがあります。
比較的大ぶりながら、綺麗なクロスモチーフを得意としたブランドです。
【GARNI】【ガルニ】GN13024 Unbashed Cross Pendant-S
小ぶりな物が好み、小ぶりな物が好みと言い続けているナル男ですが、別に大ぶりな物がダメとは言いませんよ笑
GARNIは大ぶりながら、本当に「綺麗」でクリーンな物が得意。
シルバーなのに宝石というかそういうアプローチが得意な気がしますね。
昔は、JAM HOME MADEのようなミニマルな小ぶりなトップのネックレスも充実していたんですが、最近はブランドが得意とするテイストに特化している印象があります。
余談ですが、昔から本店ショップの演出がすごく上手く、買い物に満足感を与えてくれるブランドですね。
今はちょっとナル男の趣向とは離れてしまいましたが、定期的にチェックしているブランドです。
PUERTA DEL SOL(プエルタ・デル・ソル)
PUERTA DEL SOL(プエルタ・デル・ソル )
公式HP→http://online.puerta-del-sol.jp/
1995年設立、なんと20年を超える老舗メンズアクセサリーブランド。
3つの中では一番クセが強く、間違えるとお兄系になってしまうアイテムも今は多いのですが(一応伊勢丹メンズ館入ってるようなブランドですけどね!笑)
たま~にシンプルな物が出ます。
出典 http://online.puerta-del-sol.jp/fs/pds1995/br1042br
本当に息の長いブランドです。
今一番繊細なメンズアクセサリーを供給してくれるブランド、IDEALISM SOUND(イデアリズムサウンド)
IDEALISM SOUND(イデアリズムサウンド)
公式HP→http://idealismsound.com/
この3つの老舗アクセサリーブランドに加えて、以前記事を書いた
IDEALISM SOUND(イデアリズムサウンド)もチェックすべきメンズアクセサリー
ブランドです。
今欲しいアクセサリーは実はこのブランドが多く出している気がしますね。
スポンサーリンク
ドメスティックブランドが出すアクセサリーも狙って良い
洋服をメインに作るドメスティックブランドも、必ずと言っていいほどアクセサリーをリリースします。
完全に洋服の「ついで買い」狙いなわけです。
「餅は餅屋」なんて言葉があり「服がメイン・専門のブランドでアクセサリーなんて買って良いのか?」と思う方もいるかもしれませんが、
大抵、「アクセサリーを専門とする工場にブランドが発注して作らせている」ので、
問題ありません。
むしろアクセサリー専門ブランドではない分、「品揃えの幅」などを考慮せずに「ピンポイント」で「売れ専」の物を提供出来たりしますね。
FACTOTUMの定番細バングルは最初の一本にピッタリ
そんな中でも、FACTOTUM(ファクトタム)の定番で出されている細バングルはかなりコスパが良いかと思います。
出典 http://zozo.jp/shop/factotum/goods/6815670/
僕も昔大阪の乱痴気さんで買いました。
そして今どこにあるんだ?笑
いつの間にか無くなったアクセサリーめっちゃ多いんですよ・・・。
これも細くてもっと安い物もあったんですが、単品で出ているこれくらいの厚みがちょうどいいですね。
もっと分厚い物はかなり「キラーン」としちゃいますし、いきなりは付けづらいものです。
キラーンではなく、キラリ、これがメンズアクセサリーのポイントです笑
これはブラス(真鍮、しんちゅう)にコーティングなのでこの価格(5400円)が実現しているんですね。
サイドを叩いてわざとちょっとずつ歪めてあるようなディティールで、熟れ感が出ます。
バングル入門にもってこいかなと。
今は色んな色が出てるみたいですが、それらはちょっと流石に値段相応に安っぽいので素直にシルバーをチョイスするのが良いでしょうね。
サイズはフリーなんですが、最初だけぐっと自分の腕に合わせるようにカタチを変えて使います。
怖い人はお店の人にやってもらいましょう。
(買う前の物をやっちゃ絶対ダメですよ・・・)
付け外しの時にちょっとずつ緩むので、また締めたりするんですが、なるべく一度決めたカタチを崩さないほうが良いでしょう。
左手に時計、右手にバングル、メンズはこれくらいでも全然大丈夫なものです。
MILOKのバングルはずっと使いたいこだわりの一本
MILOKはこのブログで紹介したことあるかな?
おそらくコメント欄では何回も紹介していると思うんですが。
昔からちょいちょい買っているブランドなんですが、アクセサリーにもこだわっています。
そもそも別ライン、と言って良いのかな?デザイナーの島田さんが世界中からコレクションしたアンティークアクセサリーをリメイクした「SHIMADANTIQUES(シマダアンティークス)」もやっているくらいで、アクセサリーにとてもこだわりのあるブランド。
SHIMADANTIQUES→http://milokwebonline.com/?mode=cate&cbid=946363&csid=0&sort=n
アールデコ様式/GHILLOCHE(ギロシュ)製法など、聞きなれないワードがバンバン飛び出してくるので、非常に勉強になりますね。
そんなアクセサリーにこだわりのあるデザイナーのMILOK、MILOK本ラインから昨年出たバングルは、やはりこだわりの一本。
出典 http://milokwebonline.com/?pid=90160389
真ん中の白いラインは革です。
シルバーの冷たい質感と革のナチュラルで温かい質感が共存しているという、好きですねこの感じ。
こちらはブラス(真鍮、しんちゅう)版は値段的にもオススメのバングルだったんですが、現在はどこもSOLD OUT。
シルバー版はまあ高い(3万2000円)んですが、全部にシルバー使ってしまうとこれくらいはしますね。
シルバーコーティングではなく、全体にシルバーを使ったシルバー製バングルは、やや幅の細い物でも2万円くらいからです。
かなり幅の広い大型の物は6万円くらいします。
シルバー製はその分真鍮製よりも長く使えますけどね。
人気のビーズネックレス、ポイントは長さ?
ここ数年、というか古くはもう10年くらい前にディオール・オムが流行らせてから、「ビーズネックレス」がずっと根強い人気を保っています。
ネックレストップを持たない、いわばチェーン部分のみというミニマルさから、過剰な装飾を好まないメンズにガチッと合ったのでしょう。
ディオール・オムなどが当初流行らせたのが貝殻で出来た「シェルビーズ」のネックレス。
その後、ウッドビーズやプラスチック製のビーズネックレスが登場し
現在のトレンドはブラックの「オニキス」ビーズネックレス。
出典 http://zozo.jp/shop/onedaykmc/goods/3925345/?did=13572005
まあ正直流行り過ぎのきらいがありますが・・・。
無地Tにオニキスネックレス、これをこの夏かなり見ることになりそうです。
現在流行っているのはチョーカーのように短いタイプ。
少しキメ感が出ます。
これとは逆に長いタイプは、リラックス感と抜け感が出せます。
出典 http://zozo.jp/shop/magine/goods/8669616/?did=22340527
ナル男は今ならば長めをおすすめします。
短いタイプを付ける場合は、シャツやパーカーなど襟のある物を合わせると、キメ感を緩和出来ます。
逆に、Tシャツ1枚やテーラードジャケットに合わせてしまうと、かなりキメ感が強調され、下手をすると「お兄」になってしまうので気をつけましょう。
夏はどうしても着用アイテムの点数が減り、シンプルを通り越して少し寂しい格好になりがちですが、1点、2点、シンプルなアクセサリーを追加するだけで、コーディネートに説得力が出るものです。
またアクセサリーは良い物を選ぶと比較的長く使えます。
自分がどんな物が好きか?を把握することも含めて、今日紹介したブランドをチェックしてみてください。
スポンサーリンク