「操作性」に着目した超注目の新メンズヘアワックス、GOALD(ゴールド)の「PLAY」「UPPER」が発売開始!OCEAN TOKYOを作った男、中村トメ吉の次なる挑戦とは…?日本で一番固いヘアワックスを目指したと言うけど…その正体は?
着目したのは「操作性」、どんな人でも使えるヘアワックスとは…?
今最も注目のメンズ・ヘアサロンの一つ、GOALD(ゴールド)。
今や日本で最も有名なメンズヘアサロンであるOCEAN TOKYO(オーシャントーキョー)の設立者の一人である中村トメ吉氏が、2019年再度独立し立ち上げた美容室です。
中村トメ吉氏は、日本でもトップのメンズ美容師。
メンズヘア業界における生きる金字塔みたいな人ですね。
そんなGOALDが、いやトメ吉氏が新たなにヘアワックスを出す…と聞いて、もうザワザワ…ザワザワ…とした気分に。
ここ10年で、メンズヘアサロン発のヘアワックスの普及は凄まじいペースで進みました。
LIPPS(リップス)の傑作ヘアワックス「L08」(2008年発売開始)がその皮切り。
今は当たり前ながら、その当時はとても画期的だった「ヘアワックスの使い方、ヘアセットの仕方を動画でレクチャーすることで、ヘアワックスをPRする」という試みが大ヒット。
もちろんこのL08がとても素晴らしいヘアワックスだったというのもありますが、それでもやはり「このヘアワックスを使うと、こんな髪型になれるんだ!」と訴求出来たのは大きかったですね。
このL08をはじめLIPPSのヘアワックスシリーズもかなりの売上規模を誇っていたのですが、その年間売上を短期間であっという間に追い抜いてしまったのがOCEAN TOKYOのヘアワックス「OCEAN TRICO(オーシャントリコ)」シリーズ。
OCEAN TOKYOのYou Tubeを中心とした知名度・人気が確立されたタイミングで出されたこともあって、メンズヘアサロン発のヘアワックスとしては空前絶後の大ヒット。
今ではこのOCEAN TOKYO、シリーズすべてではないのですが、何とセブンイレブンでも買うことが出来るのです(6種のうち4種)。
メンズヘアサロンのオリジナルヘアワックスはLIPPS、OCEAN TOKYOのおかげですっかり身近になりました。
(そしてヘアワックスのおかげで、それらのヘアサロンがより身近になった…とも言えるでしょう。ヘアワックスを通しての知名度アップ、プロモーションの意味合いは非常に大きいのです。)
ただトメ吉氏、OCEAN TRICOでは果たしきれなかった、ヘアワックスに関するある思いがあったようで…。
それは、「実際ヘアサロンに来れない人が、本当に使いやすいヘアワックスを作る」ということ。
原宿の美容室、それもメンズに特化しようなヘアサロンで髪を切れる人、というのは全男子の1%もいません。
メンズヘアサロンにさえ行ければ、自分に合うヘアワックス、そしてその使い方を伝授してもらえますが、行けない人が99%以上なのです。
ヘアワックスって1番から6番まで番号が振ってありますが、その違いもよく分からない。
OCEAN TRICOでも全6種類のうちどれを使ったら良いか、なんておそらくほとんどの人は最初よく分からないですしね…。
そこで、もう髪型別に「ショートの人はコレ!」「マッシュ(ミディアム)の人はコレ!」と指定してしまう。
UPPER(ショート用)
PLAY(マッシュ・ミディアム用)
これはもう単純明快、分かりやすい。
今までも何となくショートはコレ、ミディアムはコレ、といった区分はあるにはあったものの、ここまで分かりやすい指定はありませんでしたね。
日本で一番固いワックスを志向した「UPPER」、しかしその正体は…
もちろん、このような髪型別にワックスを作っただけではありません。
ショート用の「UPPER」は、日本で一番固いヘアワックスを目指したそう。
スプレー不要でキマる、そういうレベルの。
どうも今日本で一番売れているヘアワックスって「ピースの黒」こと、「アリミノ ピース フリーズキープワックス」らしいのです。
ピースの黒が日本で一番固いわけではないと思うのですが、やはりワックスはこうした固めのタイプの方がセットしやすいと考える人は多いですよね。
固さがあれば、立ち上げたりハネさせたりはもちろん、大まかに髪型全体の形を作ることもある程度やりやすい。
ただ一方で、固いヘアワックスは髪に馴染ませるのに大変苦労します…。
実はピースの黒は、付ける前の段階、ワックスのフタを開けて、手に取る瞬間からカチコチに固いわけではありません。
手に取る瞬間は、まだみずみずしい、クリーム状なのです。
しかし、髪に付けると、割とすぐに固まってしまう。
みずみずしさは、すぐに揮発してしまうんですね。
だから、ヘアワックスを髪全体に馴染ませている段階で、もう固まってしまったりします。
ここに着目したのがGOALDのヘアワックスで、ヘアワックスを髪に付けてから、ヘアワックスが固まる時間までの猶予を伸ばし、「操作性」を格段にアップさせたのです。
ヘアワックスのマジックワード「操作性」とは、ヘアワックスの伸びの良さや柔らかさなど主にテクスチャ(触れた際の質感、感触)面を指すような言葉でしたが、GOALDのヘアワックスはこれを主に「髪に付けてから、固まるまでの時間」であると、しっかり言語化したんですね。
もちろん、ヘアワックスを手にとった段階でも、強力なセット力を誇るヘアワックスの割には伸びが良く、そういった意味での操作性も良いですね。
粘度はしっかり感じられるものの、カチコチ系のソリッド系ヘアワックスと違って手に伸ばすのも一苦労…なんてことはありません。
最終的には、かなりの固さ、しっかりとしたヘアセットが可能なUPPERも、髪に付けた段階ではまだそこまで固まり切らず、髪全体にしっかりと馴染ませる、そして細かく形を整えていくことが可能に。
「UPPER」は懐かしのナカノのファイバーワックスを思わせるテクスチャ、しかしその操作性は全く異なる
このしっかりと髪全体に馴染ませる、というのがヘアワックスの肝(きも)で、これが出来ないと超サイヤ人みたいな、パキッとした太い毛束でナチュラル感ゼロのスタイリングになってしまいますから…。
メンズに特化したヘアサロンでは、しっかりと髪全体を逆立てるようにして、ヘアワックスを馴染ませる行程を大切にしています。
ところがここである程度固まってしまうので、そこから髪を丁寧に「かきおろす」という作業が必要になってくるのですが…。
固まり切ってしまった髪をかきおろすのは結構大変。
だから、コームの「柄(え)」の部分を使っておろしていったり…といったテクニカルな作業が必要になってくるのです。
ただこのUPPERは、固まるまでに時間的猶予があるので、このかきおろす作業が容易なんですね…。
全体に馴染ませて、ある程度形を作って…というタイミングで固まってくれるので。
これは結構奇跡みたいな話らしくて、どうしてもこの操作性の高さと最終的な固さは一本のヘアワックスでは両立出来ないのか…と頓挫しかけたときに、
本当にたまたま、パキッと固まるまでに時間的な猶予がある「ジェル」の成分を入れてみたら…と試したところうまく行ったという奇跡みたいなこともあったみたいですね。
ジェルの成分をワックスに入れるなんて…禁忌と言うか、発想そのものが開発サイドになかったようで。
私はこういった固いヘアワックスは、必ず柔らかい、セット力が低い~中程度のヘアワックスと「混ぜ」て使うのです。
そうでないと固いヘアワックスを使った時特有の、パキッとした直線的なスタイリングになってしまうので…。
ただUPPERに関しては、量的な使い過ぎにさえきちんと気をつければ、単品でも使いやすいなと感じましたね。
注意点としては、その伸びの良さ故に、使い過ぎてしまいがちということ。
このUPPER、手に伸ばしたときの伸びがすごく良いので、そんなにヘアセット力の強いヘアワックスという感じがしなくて、最初ちょっと多めに手にとってしまうんですよね…。
いざ髪に付けると…思ったよりもしっかりとセット力がある感じなので、あ、ヤバい…多かった…というふうに最初はなってしまう可能性が高いので、慣れるまでは慎重に、「少し少なめ」を意識しましょう。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000410869/style/L028498568.html?cstt=19
最近はショートスタイルでもマッシュを意識して重め、重めな方向性にシフトしてきていますが、軽やかに動かせますよ。
しっかりワックスを使って、髪を動かしているにも関わらず、触ってもそこまでベタつきは無し。
そこが同じセット力強めのヘアワックスでもピースの黒との一番の違いかもしれないですね。
固まった後も、カチコチ感はなく、弾力のあるナチュラルな質感。
使う量にもよりますが、手ぐしが全く通らないわけではなく、ヘアワックスを少量追加で使えば再整髪も可能です。
マットワックスではないのでツヤも出ますが、かと言ってツヤツヤになることもなく。
カチコチにしたいとか、ツヤをたくさん出したい!という場合には物足りなさを感じますが、「やりすぎないショートスタイル」を志向する場合は本当にちょうど良いんじゃないかなと。
私はショートとミディアムの中間くらいの長さなのですが、これ単体でもセットしやすかったですね。
毛束をしっかり出したい場合は、マッシュ・ミディアム用の「PLAY」よりもこちらメインのほうが良いかもしれませんね。
また比較的長い髪にセット力の強いドライワックスを使った時に起こる「ボサボサ」感も比較的出づらいのが良いですね(あくまで比較的、なのでボサボサにならないわけではありません)。
使う量だけ気をつければ、しっかりセットしたいときはこれ単体やこれ多めで使いたいと思えるワックスです。
またこれ他のヘアワックスと「混ぜ」た時にも効果を実感するのですが、しっかりと最終的な固さ、セット力のが残ってくれます。
これを少し混ぜただけで、格段にセット力が上がっているのを実感しますから。
後述の「PLAY」との「混ぜ」は、現時点で最高のヘアワックスのレシピでしょう。
もしかしたら今まで固いワックスに感じていた「固さ」って、操作性が低い…使いづらいだけのものだったのかもしれない…。
とうわけでこの「UPPER」の正体は「日本で一番固いヘアワックス」という、まるでなにかに極端に特化したようなヘアワックスではなく、あくまで使いやすいハードワックスという感じ。
使いやすいが故に、日本一というような固さは感じないと思いますね。
打ち出しているイメージより、実際はもう少し万能な印象を受けました。
柔らかいワックスで毛束、束感を出す、というのは結構難しいので、固さが欲しくなるのですが、そうなると操作性は低下する…というジレンマがあるもので
こうした使いやすいハードワックスというのは貴重です。
単体で究極に使いやすいヘアワックス「PLAY」、今の時代に最も合うヘアワックスでもある?
次にマッシュ用の「PLAY」は、主にミディアムヘア向けの中等なセット力を目指したタイプ。
この手のやりすぎない、固すぎない使いやすさ重視のヘアワックスって、結構難しくて、とにかく固ければ良いとか、セット力があれば良い、みたいなものではなく、
バランス感覚が要求されるものです。
ただこれは本当に絶妙なバランスで調合されているので、使う量によってはしっかりセットも出来るし、あくまでナチュラルに収めることも出来る…という、この手のワックスに求める要素をしっかり満たした出来になっています。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000502659/style/L097070255.html?cstt=7
流行りのセンターパートにしたい、なんて場合も、ヘアバーム代わりにこれでセットしちゃいましょう。
ヘアバームとか使っていたらオシャレですけど、やっぱりメンズの髪をしっかり動かそうとした場合はこれくらいセット力無いとね…。
特に、原宿仕込みのメンズヘアカットを施されていない、伸びて重い髪を動かそうとした場合、それがたとえナチュラルに、少しだけ…だったとしてもこれくらいのセット力は必要でしょう。
パーマへアやしっかりとアイロンセットを終えた髪であればしっかり動きが出せます。
そうでなければナチュラルにまとまる、と。
とにかく手に取ったその瞬間から使いやすさが分かるヘアワックスで、サラッとしていて伸ばしやすく、髪に乗せてもベタツキ感無くどんどん全体に伸ばしていける…。
固まるまでの猶予時間もUPPERよりさらに長めなので、数回に分けて適量を見極めて使うことが出来ます。
ヘアワックスはいきなり付けすぎるよりも、足りなければ、足せば良い、という心持ちで使って欲しいのですが、あまりに早く固まってしまうタイプはそれも出来ないですから…。
かと言って使いやすくても、いつまでも固まらないなら、それはそれで安定感に欠けますし…。
これは本当に絶妙です。
いやこれなんでこんな使いやすいか?と言うと、ヘアサロン業界ではずっと言われていた「デューサーの3番と4番を混ぜると最強に使いやすい」という、その混ぜた状態をモデルにしているから。
そりゃ使いやすいわけだわ…。
本当に重いマッシュスタイル増えましたし、それを少し動かしたい…という場合、今最もオススメ出来るヘアワックスかもしれないですね。
後述する「混ぜ」のベースとなるヘアワックスとしても最適なものの1つじゃないかな…。
個人的にはハードワックスは冒頭で紹介したLIPPSの「L08」、ミディアムワックスは同じくLIPPSの「L12」が最も使いやすいと感じて生涯で一番リピートしているのですが、GOALDの「UPPER」と「PLAY」のコンビはそれに匹敵する使いやすさではないかな?と感じています。
もしLIPPSの「L08」と「L12」を使ったことがあるという場合、それぞれ、よりセット力があるとイメージしていただけると良いかなと思いますね。
クラウドファンディングによる先行販売で入手出来てから約4週間ほど使ってみたのですが、どちらも私のオススメしたいヘアワックス・ベスト5には入ってくる傑作ヘアワックスですね。
ほぼ一ヶ月コレしか使ってませんが、ヘアワックスはもうこれで良いんじゃないかな?と思えるほど。
ちなみに香りはフローラルで、付けたては割と香りますが、そのうち消えます。
LIPPSよりは香り強めですが、シャンプーのような、クセが少ない香りです。
結構しつこい、甘い香りのアリミノピースや、香水メーカーと共同開発が故に「ライジングウェーブ」の香りがヘアワックスの割には強くしてしまうオーシャントリコと比べると、そこも良い点かなと。
コンセプトに反する使い方だが…やっぱり「混ぜ」は最強のヘアワックス運用法である
髪が短いなら「UPPER」、ある程度長いなら「PLAY」…そう分かりやすく指定してくれているGOALDのヘアワックス。
実はこれからも引き続きヘアワックスをリリースするようですが、髪の長さに着目して固さを変えたようなリリースは今後は無し。
ショートとミディアムのちょうど中間用、みたいな、さらなる長さ別の細分化は考えていないようです。
今後はもっとコンセプト的に別方向の商品が出てくる予定。
せっかくの「分かりやすい」コンセプトを覆すようで申し訳ないのですが、やっぱりヘアワックスは「混ぜる」が最強の運用法です。
私はショートとミディアムの中間くらいの長さなのですが、髪を切りたてのときはショートに近い性質になっているし、4週間経てばミディアムに近い性質に…。
そしてその中間…と髪は刻々と変化していくわけです。
今日はちょっと風が強いから強めにセットしたい日だとか、今日はナチュラルにしたい日…と天候やシチュエーション、気分も変わっていく。
そうなると2つの異なる性質のヘアワックスを「混ぜる」のが最強のソリューションなのです。
髪や気分、状況はその日によってマチマチでも、そんなに細かく細分化されたヘアワックスを一通り買うわけにも普通はいきませんから(私のようなヘアワックスコレクターは除く…)。
確かに「PLAY」は究極に使いやすいヘアワックスですが、私のようにくせ毛だともう少しセット力強めにして安定感が欲しい…でも「UPPER」単体だと、長さ的に流石にちょっとセット力が強すぎてしまう…という場合はこの2つの混ぜてしまえば良い、というわけ。
これは美容室でも頻繁に行われる調整方法です。
むしろ美容室だと単品のヘアワックスで使用することの方が稀かもしれないですね。
2つのヘアワックスを混ぜる場合は、最初は1対1でどんな様子かを見ていき、徐々に配合割合を考えていけば良いでしょう。
「混ぜ」の場合使用するワックス量が多くなってしまいがちなので注意が必要ですよ!
私の場合は今は髪がかなり伸びてきたので、「PLAY」メインで「UPPER」を足す感じ、割合にすると7対3くらいです。
これが髪を切った後だと逆転するでしょう。
長さだけではなく、最近の「ショートスタイルなんだけれど、マッシュっぽくナチュラルにセットしたい」という場合も「UPPER」と「PLAY」とで混ぜると実現出来ます。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000184852/style/L062387138.html
単品でも十分使えるヘアワックスだからこそ、混ぜた時に失敗しづらいし、なおさら「混ぜ」に向くんですよね。
GOALDのヘアワックスは現在は全国のLOFT及びLOFTネットストアで先行発売中でしたが、遂にAmazonで買えるようになりました。
課題は動画による使い方の説明だけど…実はそれも必要ないかも?
冒頭でも説明したとおり、こうしたメンズヘアサロン発のヘアワックスが世に浸透したのはYou Tubeなどの動画によるヘアセット解説も大きいんですよね。
ただ実はこのGOALDの両ヘアワックス、 特殊な使い方をするわけでは全然無いので、スタンダードなヘアワックスの付け方さえ分かっていれば、全く問題なく使えてしまうのではないかなと。
開発した美容室に直接行って話を聞かないと分からないような、特殊なレクチャーが必要としない製品を作りたかったわけですしね。
ヘアワックスの間違った付け方、例えばいきなり表面にベチャッと部分的になでつける、みたいなことをしなければ大丈夫なのです。
今は動画さえ見ればそういった付け方による失敗はとりあえず無いと思うので、良い時代になったものです。
これは本当に使いやすし、ヘアワックス初心者の方でもすぐ使える、失敗しづらいアイテムだと思いますよ。
やっぱりヘアワックスで一番失敗しやすいのは、思ったよりも早く固まってしまって髪全体に伸ばしきれなかった…、部分的に固まってしまった…ボサボサになってしまった…みたいなことだと思うので。
メンズサロンGOALD(ゴールド)は、一昨年2019年スタートの新しい美容室。
第一号店となる渋谷店を皮切りに昨年は名古屋店、今年は京都店を立ち上げ。
OCEAN TOKYOは大阪店を立ち上げて、それまで話としては浮上するものの一向に進まなかった「原宿のメンズヘアサロンの関東圏以外への進出」を実現しましたが、
それとバッティングしない形で、原宿メンズヘアサロン未到達であった地である名古屋、京都へ進出。
この新型コロナウイルス禍にあっても凄まじいペースでビジネスを拡大しているGOALDですが、次はやっぱりプロダクト、ヘアワックス。
オーシャントリコ時はあくまで「フィッツジャパン」によるヘアワックス開発の監修という形で、完全に満足行く形で関わり切れなかった…という思いがあったようで。
今回はヘアワックスを普及させたと言っても過言ではない中野製薬、あのナカノと共同開発ということで、かなり満足行くものが出来たようですね。
キモである「操作性」、「髪につけて固まるまでの時間差」なども最初ナカノ側にとって「???」というものだったらしいのですが、京都まで直接乗り込んで相互理解を深めたのだとか。
初回生産ロットは抑えめにして、どんどんユーザーの声を拾って進化させていくようなので、今後の新製品はもちろん、既存の「UPPER」「PLAY」のさらなるアップデートにも楽しみが膨らみますね。
個人的には、シンプル過ぎるパッケージ故に「UPPER」なのか「PLAY」なのか、並べると視認性が悪すぎて間違えてしまいがちなので、そこは改善して欲しいかな…。
これは是非使ってみて欲しいワックスです。
中村トメ吉さんのカットも、メンズなら一度は体験して欲しい、オススメの美容師さんですよ。