【最新版】超カンタン!「靴ひも」でスニーカー・革靴はこんなにも変わる!あなたの靴、靴ひもだけで劇的に変えてみせましょう!!紗乃織靴紐(さのはたくつひも)なら、レザーシューズ特有の悩みもこれで解消!?
ファッションにおいて大きなウェイトを占める「靴」。
「靴だけは良いのを買えよ」、なんていうおせっかいな言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
でも、そうは言っても靴って、高いですよね…。
今回は1000円から2000円程度で靴ひもを変えるだけ!
手持ちの靴をグレードアップさせる方法、教えちゃいましょう!
スニーカー用シューレースは、靴ひもドットコムで自由自在にオーダー出来る!
スニーカーの靴ひも・シューレースは、まずは「靴ひもドットコム」という靴ひも専門のオンラインストア(Amazonなどに出店しています)でオーダーするというのが、品質・価格・細部に渡る柔軟性のどの観点から見てもオススメです。
靴ひもドットコムというのは、株式会社和靴が2012年に立ち上げた靴ひも通販の専門店。
ウリは何と言っても、とてつもない品揃え。
長さや太さ、色などはもちろん、丸ヒモ・平ヒモ、後述するセルチップやミツロウ加工の有無など、ありとあらゆるカスタマイズが可能。
色ひとつ取っても50色とかありますからね…。
そんなにあっても選びきれない…となるので、これまでたくさんオーダーしてきた私のオススメの靴ひもオーダー例を紹介しますね。
私は主にadidasスタンスミスなどのオールド系スニーカーの靴ひもをチェンジすることを提案しているのですが、現状ピッタリなのがコレ。
[クツヒモドットコム] ロー引き靴紐・平ひも・紐幅3.5mm・長さ130cm
フラットな平ひもで、出来るだけ細い3.5mm、長さは130cmのもの。
細い平ひもに変えることで、スニーカーのカジュアルな本質は変えずに、垢抜けてよりスマートに、高級感と繊細さを与えてくれます。
(通常スニーカーは115-135cm程度のものを使用します、3.5mmくらいであれば、お手持ちのスニーカーと同じくらいの長さのものを選ぶと良いでしょう。短すぎるよりは長いほうが、融通は効きます。)
(私はシューホールが7つあるスタンスミスを着脱を考慮して6ホール目までしか使いません。だから130cmをチョイスしていますが、7ホール目まで使う場合は140cm以上無いと短いでしょう。)
逆に言うとスタンスミスにデフォルトで付いてくるような平ひもは太過ぎて、スニーカー本体のフォルムを活かしきれていないのです。
これだけで本当、かなり変わりますよ。
最近はコストダウンのためかポリエステル混紡や、アクリルの安っぽいシューレースを使っている、残念なスニーカーも多いですから、コットン100のシューレースに変えるだけでも見違えるのです。
スタンスミスはそうでも無いのですが、adidasには一見粗悪に見えてしまうシューレースが使われている場合があるんですよね…。
例えば「CAMPUS 80`s」は、80年代の同モデルを再現・復刻したadidasの定番スニーカーの「高級版」的な存在です。
セールでお得に買えることも多いとは言え、定価13200円のスニーカーでアッパーの質感なども良好なのですが、何故かシューレースだけめちゃくちゃ安っぽい…。
化繊特有の安っぽいテカリ・質感が出過ぎたものに。
しかもシワシワ。
例えるなら、発泡スチロールみたいな…。
実物を見たときに一番ガッカリするところではないでしょうか。
ただこれは、当時の6mmのアクリルシューレースを再現したもので、「あえて」なのです。
これを知らずに私はお叱りを受けたこともありますが、ヴィンテージへの敬意を払うも良し、交換しても良しでしょう。
こういった、シューレースだけ妙に安っぽい…という場合でも、シューレースを交換することで一気に垢抜けますよ。
[クツヒモドットコム] ロー引き靴紐・平ひも・紐幅3.5mm・長さ130cm(C-703-M)
このキャンバスは、アッパーが黒なので、黒をチョイスしていますが、クツヒモドットコムならある程度どんなカラーのスニーカーでも対応出来るのが強みでしょう。
オプションで選べるセルチップ(ひも先に付ける金属のこと)は、スニーカーの場合はマストでは無いのですが、分かりやすく高級感を得たい場合は付けたほうが良いですね。
スニーカーでもセレクトショップの別注モデルやスペシャルエディションなどにセルチップ付きシューレースが付属したりします。
このセルチップは、元々は靴ひもをシューホール、穴に通しやすくする機能的なものなのですが、まずはやっぱり見た目に高級感が出ますよね。
これに慣れると、ヒモ先を樹脂で固めただけのものには、もう戻れない…。
ちなみに今回記事全編にわたってこのセルチップが登場しますが、このセルチップ、靴ひもがゆるんで踏んだりすると、丸い形が平らに歪んでしまい、
シューホール、穴に通らなくなってしまうことがあります。
こうなったらもう、使えないのか…と思ってしまうところですが、これペンチで簡単に直すことが出来ます。
せっかく良い靴ひもを買っても、踏んでしまっただけで使えなくなってはもったいないですから、覚えておいてくださいね。
最後に「ロー引き」の有無について。
ロー引きとは、その名の通りロウ(ろうそくのロウです)をひもに染み込ませたものですが、これによって耐久性、耐水性、そしてひもに固さが出ることでほどけにくくなる、というもの。
なのですが…クツヒモドットコムの場合はロー引きを選んでも、あまりこの効果は得られにくいですね。
ロー引き特有のベタつきはあまりないし、固さもそんなに無い。
クツヒモドットコムではロー引きで無いものに比べると、若干高級感に劣ってしまうので、私はロー引きをセレクトしていますが、よく言われるロー引きのメリットはそんなに得られません。
シューレースを極めたVINCENT SHOES LACE(ヴィンセントシューレース)
ここからはもう、完全に趣味の領域になるのですが、もし究極のスニーカー用シューレースが欲しいならVINCENT SHOES LACE(ヴィンセントシューレース)がオススメです。
KATHLEEN | VINCENT SHOES LACE -
ヴィンセントシューレースは、京都出身の男女2人組によってスタートしたシューレース専門のブランド。
靴にとって靴ひもは、人間でいえばヘアースタイルのような存在…
つまりそれくらい印象を左右するものである…という考えの下、とことんこだわったシューレースを展開する、スニーカー用靴ひものドメスティックブランド的な存在です。
その中でも「KATHLEEN」(オードリーヘプバーンのミドルネーム、キャスリーンから命名)というアイテムは、希少なエジプト綿100%で作られた、まさに究極のシューレース。
柔らかく、しなやかで、それでいてしっかりとコシもあるコットンは、ちょっと今まで見てきたスニーカー用シューレースとは次元が違う…。
良い生地の洋服って、触れた時にちょっとした感動があるものですが、靴ひもを結ぶ時にそんな感動をもたらしてくれる、特別な靴ひもですね。
見た目だけではなく、モノとして一段上のクオリティが欲しい、という場合にオススメです。
色はピュアホワイトとアイボリーのみ。
長さは49インチ(約124cm)と52インチ(132cm)から選べます。
これももちろんセルチップ付きです。
革靴なら、紗乃織靴紐(さのはたくつひも)一択!見た目だけじゃないその効果とは!?
革靴用の靴ひもなら、紗乃織靴紐(さのはたくつひも)が何よりオススメです。
紗乃織靴紐(さのはたくつひも)は、数多くのシューケア用品を扱うR&D社が出している靴ひもレーベル。
ちょっと大袈裟にも思える名前に恥じないクオリティの最高級靴ひもです。
こちらも、まずはセルチップがもたらす高級感がウリですが、紗乃織靴紐のセルチップはアンティーク加工が施されており、ピカッとならず、ずっと以前から使っていたような自然な佇まいになります。
こういったアンティーク加工のセルチップってなかなか手に入らないものなのですよ…。
ファッションアイテムのうち、靴と時計だけがその全貌を、鏡を見ることなく確認出来ます。
だからこの2つにやたらこだわる人が多いのではないか?と思っているのですが、チラッと自分の足元に目を落としたとき、
こういう細かいこだわりが、たまらないものなんですよね。
私が敬愛する革靴ブランドforme(フォルメ)も、その靴ひもにセルチップを採用しています。
高級な靴磨き専門店などは、最後に靴ひもの先にこのセルチップを付けてくれたりします。
簡単に特別感を得ることが出来るこのセルチップ付きの靴ひもですが、
なかなか市販されることはなく入手方法が限られていました。
どこで手に入るの…?という感じだったのですが、紗乃織靴紐発売のおかげで簡単に手に入るようになったのです。
クツヒモドットコムが始まる前は、この紗乃織靴紐が唯一手軽にセルチップ付きの靴ひもを手に入れる方法でしたね。
紗乃織靴紐のウリはそれだけではありません。
しっかり施されたロー引きはクツヒモドットコムのものとは段違い。
触るとベタッとしてしまうほどで、靴ひもにソリッドな質感を与えてくれます。
最初はガチッと固く、ピン!としていて、なかなか垂れてこないほど。
これがもたらすメリットが結構大きくて、しっかり結べるので、ほどけにくいのです。
これほどまでにしっかり結べる靴ひもは他になかなかありません。
すぐ靴ひもがほどけてしまう…一日に何度も何度も結び直している…とストレスに感じる人はぜひ試して欲しいですね。
さらにそのソリッドさから、シューホールにゆるみ無くひもを通すことが可能。
これによって少しゆるくなってしまったレザーシューズをギュギュッとひもで締めて履くことが可能になるんですよね。
レザーを使った靴は最初はどれだけキツくとも、徐々に革が足に馴染んでいってくれるのが良いところ。
ただ、それを超えて今度は少しゆるく感じてしまうことも。
これはどうしても起こってしまうことですが、市販の靴ひもだとその強度的にあまりキツく紐を通すことが出来ないし、履いているうちに靴ひもがどんどんゆるんでいってしまいます。
それが、紗乃織靴紐ならギュッときつめに通して、さらにほどけないように結ぶことが出来るので、少し緩かった革靴もジャストフィットで履くことが出来るんです。
この手の微妙なサイズ調整は、中敷きで行うのが定番ですが、中敷きを入れると今度はどうしても履きが浅くなってしまうので、革が馴染んで少しゆるさを感じるようになってしまった革靴は、この紗乃織靴紐試してみてください。
快適な、まさにジャストと言える履き心地が戻ってきますよ。
(元々革靴が大き過ぎる場合には限界がありますが。)
紗乃織靴紐はロー引きのものはブラックとブラウンの2色のみの展開。
スニーカーと違って、革靴は大まかに黒かブラウンの2色の系統なので、これで事足ります。
例えばですが、ベージュのスエード靴なども、ベージュの靴ひもではなくブラウンのものを使用すれば良いのです。
もちろん黒い靴に黒い靴ひも、茶色い靴にブラウンの靴ひも…でも良いのですが、黒い靴にブラウンの靴ひも、という組み合わせもなかなか良いものです。
紗乃織靴紐のブラウンはパープルっぽいシックな色味ですし、変に靴ひもが目立つというよりは、よりカジュアルスタイルに馴染むと言うか。
さらに紗乃織靴紐は革靴用ではあるのですが、レザースニーカーにも使えます。
左がデフォルト、右が 紗乃織靴紐
クツヒモドットコムの黒に比べると、品質ランクが上になるので、クツヒモドットコムで黒をオーダーするのであれば、紗乃織靴紐を検討しても良いでしょう。
革靴用の靴ひもをスニーカーに…ってこれ意外と盲点かもしれませんね。
(ただし後述する、ひもの長さの問題が出てきます。)
ちなみに靴ひもの長さは、シューホール(靴ひもを通す穴)の数によって大まかに決まり
60cm 2~3穴
70cm 3~4穴
80cm 4~5穴
90cm 5~6穴
100cm 6~7穴
120cm 7~8穴
というのがメーカー側アナウンスの目安になっています。
ちなみに100cmと言いつつ実際にはセルチップ含めて97.5cmくらいです。
(90cmは87.5cmくらい)
私も6ホールの革靴には90cm、7ホールの革靴には100cmを使用していますね。
ただスニーカー用途となるとちょっと話が別。
スニーカーは、羽の間をそんなに詰めないで履くので、靴ひもはより長くなっています。
大体のスニーカーは115-135cm程度の長さ。
ところが紗乃織靴紐は前述の通り、かなりきつく締めて履くことが出来るので、そのぶんシューレースは短くて済みます。
普通のシューレースと同じ120cmを選んでしまうと長過ぎてしまうんですよね。
100cmでも行けるけど、ちょっと短い…。
110cmがあれば良いのですが、展開は無いのです。
スニーカー用途で使用する場合は、そこはちょっと気を付けたいですね。
靴ひもって、おそらく9割の人は気にしていないものなのですが、これ変えるだけで本当に靴が変わります。
新しい靴を買うより、靴ひもを変えた方が効果的なことすらあります。
ぜひやってみてください。