都内のメンズヘアサロン3大グループ「OCEAN TOKYO」「LIPPS」「AKROS」ってどんな美容室?第一弾は今最も勢いのあるメンズ美容室グループ「OCEAN TOKYO」
どーもナル男です。
都内限定の話になってしまい恐縮なのですが、メンズヘアスタイルのトレンドが原宿・表参道の美容室から強い影響を受けているのは確かでしょう。
そんな中でメンズへサロンとして、注目される3大グループが
「OCEAN TOKYO」「LIPPS」「AKROS」です。
かつての「カリスマ美容師ブーム」はメンズの話なんだかレディースの話なのだかわからないところがありましたが、現在はかなりメンズ・レディースのいわば「分業化」が進んでいると思います。
そのメンズヘアで影響力を分けあっているのがこの3つのサロンと言っていいと思います。
このどれかに行きたい!という人に、少しでも参考になればと思い、それぞれ解説しましょう。
ナル男はこの3つの美容室に行った回数はかなり多いほうだと思いますし。
初回は、現在一番勢いのあるメンズ美容室グループといえる「OCEAN TOKYO」をご紹介しましょう。
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今一番勢いのあるOCEAN TOKYOグループ
2013年秋オープンというかなり新しい美容室グループにも関わらず、今最も人気のあるメンズヘアサロンと言って良いのではないでしょうか?(ナル男もこの記事を書くにあたってそんな新しかったのかと再確認しました。)
ただいきなり無名の美容師が始めた美容室ではないため、この人気はいわば当然かもしれません。
オープン時からかなり話題になっていましたからね。
現在どんどん店舗が増えており、2016年春現在で3店舗が稼働しています。
ちなみに紛らわしいのですが、本店も原宿にあり、渋谷店もほぼ原宿です笑
この3店舗はほぼ同じような場所に密集してあります。
とてつもなく増えた予約を捌くため席数を確保する目的で店舗を増やしている、と言っていい状況なので、地域戦略的なものはまだまだでしょう。
いずれはOCEAN TOKYOのDNAを持つ美容室を全国に100店舗作るのが目標だとか。
それが達成出来れば、日本の美容レベルは確実に上がると思うので、ぜひとも頑張っていただきたいところです。
3人のカリスマ
「LIPPS」でトップスタイリストだった高木琢也氏と「AKROS」でトップスタイリストだった中村トメ吉氏が代表を勤め、さらにCHOKiCHOKiのおしゃれキングとしても有名だった「AKROS」三科光平氏が店長を務める(現在は原宿店の代表)、という超弩級の注目度でデビューしたOCEAN TOKYO。
都内2大メンズヘアサロンのDNAを凝縮したカタチで生まれたわけですから。
前述の三科光平氏、高木琢也氏、中村トメ吉氏の3人は現在数ヶ月先まで予約が不可能です。
当初はそこそこ予約が取れたのですが(それでも電話予約開始日は電話がパンクとかそういうレベルでしたけど…)、最近は全く取れないですね。
ホットペッパービューティの影響もあるとは思うんですが…。
新規の人は、今からこの3人に継続的に切ってもらうのはかなり難しいと思います。
少なくとも、ホットペッパービューティのネット予約ではかなり難しいと思います。
ホットペッパービューティは、予約できる日程が決まっているのですが、実店舗だとさらに先の予約まで出来るのです。
そして、既存顧客は髪を切った後で、次の予約を入れます。
上記3人については、メンズの適正なカット間隔である1ヶ月~1ヶ月半後などはとても予約が取れないため、次々回、すなわち(次の次)や次々々回(次の次の次)の予約までその場で取ってしまうのです。
それも、数カ月先までかなり細かく埋まってしまっているので、「空いているところを取る」ことになり、自分のスケジュールに合わせるどころではなくなります。
忙しい人や、予定が定まらない人はかなりシンドいでしょう。
それでも!諦めずに電話してみると、数カ月後でしょうが予約が取れるかもしれません。
予約開始日で何ヶ月先までというものがあるので(何ヶ月先まで取れるかは忘れました…半年後とかそんな先まではとれなかったはずです)無限に先の日程を取れるわけではありませんが。
「電話をかける勇気」と「待つことが出来れば」、上記3人に切ってもらうことも可能でしょう。
この3人にしても「新規の方は基本お断りです」という姿勢は採っていないのが、好感の持てるところ。
どうしても切って欲しいなら諦めずチャレンジしてみてください。
それ以外のスタイリストの方々も、この3人に引っ張られる形で毎日たくさん切っているのでレベルは高いです。
既にOCEAN TOKYOグループ自体がなかなか予約の取りづらいサロンと化してきていますね。
3店舗に増えましたが、歩いてすぐ、という距離感を保っており、まだまだグループ全体としての一体感を維持しています。
店舗が増えるにしたがって、だんだんと同じ 美容室グループでも、店舗によって全く違う雰囲気になっていくものなのですが、今後どうなっていくのでしょうか?
OCEAN TOKYOのスタイル
実は、OCEAN TOKYOもLIPPSもAKROSもそれぞれ「めちゃくちゃOCEAN TOKYOっぽい」とか「LIPPSっぽい」とか人目で分かるようなスタイルというのは持っていません。(見る人が見れば分かるのですが、一般的には識別困難でしょう。)
何故そうなるか?というと、この3つのグループは「メンズのトレンドに忠実」なサロンだからです。
どこも「毛束感のある軽めスタイル」という現在の潮流を維持してきており、そこを基本にそれぞれが少しずつ新しい要素を提案している、という状態。
それでもOCEAN TOKYOは新しいスタイルの開発に積極的といえると思います。
それは「自分たちがメンズヘアトレンドを引っ張っていくんだ」、という強い自負からでしょうし、自信も感じるところです。
バブルマッシュ
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000315217/style/L001967480.html
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000264498/style/L001426557.html
「 バブルマッシュ」というのはOCEAN TOKYO 原宿代表の三科光平氏が生み出した「毛束が泡のように次々と浮き出てくるような、折り重なるような」スタイルのこと。
従来の束感スタイルとどうちがうのか?と言われると少しだけ困るのですが…笑
従来の束感スタイルが直線的・平面的だったのに対して、バブルマッシュはよりカーリーで曲線的、かつ立体的であると言えるでしょう。
ただ他の美容室もこのスタイルを取り入れて曲線的・立体的なスタイルを構築してきていますので、バブルマッシュがオーシャンを特徴づけるスタイルではもう無いのではないか?とも思います。
ちなみに作るのには束感が出るように計算されたカットに加えて、ヘアアイロンによるちょっとしたテクニックが必要となってきます。
バブルマッシュ作ってみました OCEAN TOKYO harajuku 三科光平
この細かいカールを作るのは、一般的なヘアアイロンでははっきり言って難しいと思います。三科氏はそりゃくそ上手いですが、普通はこんな風に操作できません。
ナル男オススメの「幅の細いアイロン」がカールの付けやすさでは一番だと思うので、こちらの記事も読んでみてください(長いけどね)。
不器用だったりめんどくさがりな人はパーマが必要となってくるでしょう。
バブルマッシュの再現性はなかなか難しいものがある、と思いますが、そうでなくてもワックスをつけただけで束感が出る、というカットにはこだわっていると思います。
ただこれも既に3大グループでは当たり前になりつつあるのですが…。
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000315217/style/L001479386.html
「束感のある軽めスタイル」というのは、おそらく今後もメンズのトレンドとして維持されていくとは思いますが、それを打ち出してもこの3大サロンには敵わないため今後この3大サロングループ以外の美容室は違ったトレンドを打ち出してくるのではないか?と予想しています。
例えば重い、毛束感のあまり無いマッシュスタイルを望む場合、あえてこれらの美容室に行く必要はないのでは?とちょっと思いますね…。
全体的に強めのパーマスタイル
そのパーマスタイルにしてもオーシャンはちょっと強めのものを提案している気がします。
強めパーマのほうが、よりスタイリングがラクですし。
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000264498/style/L000735845.html?vos=nhpbvccp00001
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000264498/style/L000746248.html?vos=nhpbvccp00001
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000264498/style/L000746268.html?vos=nhpbvccp00001
カラー提案にしても、「派手め」な提案が比較的得意な気がするので、「ノームコア」より「タッキー」な雰囲気を髪型で表現したい方は良いかもしれませんね。
とにかく情報発信力に優れている
基本的にこれまでのサロンというのは「雑誌」という媒体に悪い意味で依存しがちだったと思うのですが、オーシャンはネット媒体にも強いですね。
もちろん、雑誌掲載率もずば抜けているのですが、ネット媒体もフル活用。
三科光平氏は、スタイリング動画を鬼のようにあげていますし、ツイキャスなどを使ってスタイリング解説をしているスタイリストも多い気がします。
その1つの集大成として、トレンドのヘアスタイルとその作り方の載った本を出すようです。
1つの美容室が、美容学生向けではなく、一般向けにこの手の本を出すというのは聞いたことがないし、早く見てみたいですね。
トレンドの髪型作りたかったらこれ見て、で終わりという日が来るかもしれません。
「ノリ」についていけない人がいるかも…?
OCEAN TOKYO系の雰囲気の特徴としては、体育会系、というわけではないのですが、とても熱いというのがあります。
「チャラい」ともまた違う…ドラゴンボールとかワンピースとかああいう感じの笑
(実際それを全面に押し出し、ウリにしています。)
クールな人も当然いますし、全員が全員ではないんですが。
これから美容室を紹介していきますが、実は技術的なことよりも最終的にはその美容室の創りだす「雰囲気」が、継続的に通う一番の決め手になったりするので。
とにかく一度行ってみるのが肝要かなと思いますね。
ノリが合わないのは辛いですし、もうどうしようもないことなので。
次回はワックスでも有名な「LIPPS」を紹介します。
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※オーシャントーキョーオリジナルヘアワックスが発売されたのでレビューしました!
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