白黒SAMBA人気が落ち着き、TOBACCO GRUENはプレミアム化…それなら、ダークブラウンのSAMBAはどう？モノトーンコーデにこそ「効く」好カラーリングモデル！
23年のスニーカーシーンを振り返ると「adidas逆襲の年」であり、また「SAMBAの年」であったと言えると思います。
adidas SAMBA OG B75807
抽選販売となってしまったり、店頭に並んでも速攻で売れてしまったり
一時期はやや入手困難となったSAMBAですが、最近はすっかり手に入りやすくなりました。
もちろんいつまでもダラダラと売れ残るわけではないのですが、発売のタイミングさえ逃さなければもうほぼ手に入る。
発売のタイミングを逃しても、今はフリマアプリやスニダン（スニーカー専門フリマアプリ）で大したプレミアムを支払うことなく入手可能です。
今年はじめには、2万円台と定価をかなり上回るプレミアムが付いていたことを思えば、かなり入手難易度は下がったと言えるでしょう。
代わりに？と言ってはなんですが、adidasのスニーカーですっかり入手しづらくなったのが 、TOBACCO(タバコ)です。
adidas TOBACCO GRUEN GX6941
昨年22AWで発売された「TOBACCO GRUEN（GX6941）」は、発売当初からその秋らしいカラーリング故に人気がありましたが、買えないほどではな全然無かった。
ところがその後人気が高まり、プレミアムスニーカー化。
23AWでも全く同じ仕様・カラーリングで発売されたものの、今回はadidasでの販売は抽選となり、その他取扱店でも即完売。
（発売直後は抜け道と言うか、ZOZOで簡単に買えたんですけど…）
現在も定価の倍以上で取引されるなど、「そういうスニーカーじゃなかったのに…」という状況になっています。
まさに規模としては異なるものの、SAMBA人気を踏襲する形です。
ちなみに春に紹介した「TOBACCO（GY7396）」までプレミアム化が激しい。
adidas TOBACCO GY7396
とても良いスニーカーでしたけど、コラボとかでも限定でも何でもないですからねコレも…。
こういうadidasのローテクスニーカーがプレミアム付くなんて、少し前は全く考えられなかった。
ただ少し前までNIKEのプレミアムスニーカーを購入していた層が、今はadidasを買っているのか？と言うとちょっと違うと思うのですが、それはまた別の分析をするとして。
正直、adidasのこの手のローテクスニーカーにプレミアムを払ってまで履いて欲しいとは思っていなくて、あくまで「いずれ完売する出来の良さだけれど、並びや抽選は要らない」というものを見つけて、紹介したいと思っているんです。
今だと、コレ！
adidas SAMBA OG IG6174
SAMBA OG
SAMBA OG(IG6174)は、「ブラウンのSAMBA」。
TOBACCO GRUENのブラウンと、SAMBAと、人気のカラーリングと型を合わせたわけではないですが、今ドンピシャと言えるモデルではないでしょうか。
どうしても「ブラウンのSAMBA」という字面だけが先行しそうですが、かなり完成度の高いカラーリング。
アッパーはほぼ同色のダークブラウンのスムースとスウェードのコンビ。
そして三本線とヒールパッチはブラウンと相性の良いイエロー。
新品段階よりも少し履き込んでシワや汚れを付けた方が格好良くなりそうなカラーリングです。
黒いパンツにグレーのスウェットに黒いダウンベスト…最近よく見るような格好にこそ「効く」カラーリングです。
タバコ以降、さまざまなモデルでダークブラウンのモデルが出たのですが、どうにも少し違う…というものが続いた中で、SAMBAで良いものが出てくれました。
adidas復権には、プレミアムスニーカーの登場が欠かせないとは言え、定価の倍とか、そういうのはね、お金に余裕のある人に任せて。
「いずれ完売する出来の良さだけれど、並びや抽選は要らない」スニーカーを探し続けていきたいですね。
adidas SAMBA OG IG6174SAMBA OG
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