皆待っていた…遂に本革復活のSTAN SMITH(スタンスミス)、続々とバリエーションを増やし、別注モデルも本革解禁!異例のバカ売れインラインモデル・TOBACCO(タバコ)も本革メインに!今期も良いんですよ…
皆待っていた…遂に本革復活のSTAN SMITH(スタンスミス)、続々とバリエーションを増やし、別注モデルも本革解禁!
本当にみんな待っていた…今年、遂に2年の歳月を経て本革を復活させたadidasスタンスミス・LUX(ラックス)。
adidas STAN SMITH LUX HP2201
adidasのオンラインページのレビュー数と、評価の高さを見ても、皆本当に本革を待っていたんだな…と。
何回かレポートしてきた通り、私はサスティナブルレザーもそう悪くないと思っていますが…。
本革が復活してくれるのであれば、それに越したことは無いですからね。
問題は、果たしてこの本革復活は限定的な展開なのか?それとも継続的なものなのか?
当初は半信半疑だったのですが、その後スタンスミス・LUXは続々とバリエーションを増やしてきました。
まずは品番「HQ6786」、レッド。
adidas STAN SMITH LUX HP2201
さらに品番「H06188」、ダークブラウン。
adidas STAN SMITH LUX H06188
この2色は、色味的に近しいカラーリングですが、ベースとなるアッパーに使われているレザーのカラーが白と言うよりベージュなのも共通する特徴。
ほぼ白に近いグリーンなどと比べるとかなりベージュ寄りですね。
真っ白なスタンスミスが欲しいという場合は注意が必要です。
先に発売された
「HP2201」 グリーン
「HQ6785」 コアブラック(ヒールが黒)
「HQ6787」 オールブラック
と並んで、スタンスミス・LUXは5色展開に。
当初は品薄気味だったスタンスミス・LUXも、品番数の増加によりかなり入手しやすくなりました。
そしてさらに!
この春のスタンスミスは、別注モデルもLUXに!
そう、本革を採用したモデルがとうとう出てきたのです。
adidas Originals for EDIFICE/IENA Stan Smith LUX Exclusive
まずはadidasとのコラボレーションはもう恒例も恒例。
過去には名作モデルも多い EDIFICE/IENAとの別注モデル。
この白ベースにブラウンの部分使いは、16年の同名作別注モデル「EX STAN SMITH」を思わせるそれ。
その過去の実績と、シンプルながら、いかにもプレミアム感のありそうなルックで予約は受付直後からサイズ欠けが早くも続出。
ただ、通例であれば予約分とは別に通常販売分も用意されますし、adidas側の販売分もあるので、出遅れてしまった方も通常販売開始から早め早めに動けば入手は可能だと思います。
ここ数年はスタンスミスの別注モデルは本革ではなかったこともあり、かなり余裕がありましたが、本モデルに関してはそんなに余裕は無いかもしれません…。
BEAUTY&YOUTH 別注STAN SMITH LUX
さらにBEAUTY&YOUTHも別注のスタンスミス・LUXの発売を発表。
こちらは白ベースにグレーのヒールパッチ。
かなりシンプルかつクリーンなモデルになりそうです。
本革からサスティナブルレザーへの完全移行を発表した21年以降、別注モデルでも本革を解禁しなかったスタンスミス。
今期はいよいよ別注モデルでも本革を解禁。
2010年代中盤にスタンスミスが半ばブームになったときも、魅力的なインラインモデルと、続々とリリースされた別注モデルが火付け役となっただけに、その再来を思わせる展開ですね。
adidas STAN SMITH LUX HP2201
adidas Originals for EDIFICE/IENA Stan Smith LUX Exclusive
※現状全て予約分、通例では予約分の他に通常販売分、そしてadidas公式での販売も有ります
異例のバカ売れインラインモデル・TOBACCO(タバコ)も本革メインに!今期も良いんですよ…
昨年秋に登場した濃い秋色ブラウンが印象的なモデル、TOBACCO(タバコ)。
adidas GX6941 TOBACCO GRUEN
発売後しばらく経つと、このタバコ・ブラウンに関してはどこにも在庫が無い!という、近年のadidasのインラインモデルとしては異例のセールスを記録したのです。
現在ではフリマアプリでプレミアムが付いてしまっているような状態で、今からの入手は困難。
これ限定販売や抽選販売などではなく、インラインモデルですからね…。
こういったモデルは、なかなかありません。
そんなことになってるの?っていう人も多いはず。
タバコって、スタンスミスやスーパースター、さらにキャンパスやガゼルなどと比べても知名度低いですし。
そんなタバコ、この春も昨年のダークブラウンに負けない、非常に良い色のモデルを出しています。
adidas GY7396 TOBACCO
それがこの品番「GY7396」、ライトブラウン。
アッパー、ソール、スリーストライプス・ヒールパッチと全て色調の違うブラウンで構成しています。
秋の濃く深いダークブラウンに対して、春の淡く軽いライトブラウンは、非常に良い対比。
パステルカラーなどではない、メンズも取り入れられるリアリティのある春色の提案として、そういう手があったか…と。
昨年のダークブラウンはアッパーのメイン素材が合皮スエードだったのですが、今回はメイン素材に天然皮革を採用。
正直合皮というだけで敬遠してしまうには、あまりに惜しい出来だった昨年のダークブラウンですが、今回はそこで引っかかることはないですね。
これによって1000円高くなっていますが、それを補って余りある程に、やはり本革は魅力的です。
良い意味でも悪い意味でもあまり変化しない合皮に対して、天然皮革はどんどん変化をしていきます。
また通常スニーカーはアッパーの裏側に裏地を貼って補強しているのですが、このモデルは裏地を使用していないのです。
天然皮革なことと相まって、履き込む程にクタクタに経年変化していくと思います。
これ積極的に履くようにしていますが、早くもシュータン、ベロの部分がクタっと良い感じになってきました。
何より明るいブラウンで春らしさと、今求められるオールド感を両立させた好カラーです。
もう1色展開されているシルバーグリーンも、ギリギリまで迷いに迷ったほど良い色なのですが、やはりこのライトブラウンはスタイリングへの馴染みが抜群。
裏地の無い、軽さのあるスニーカーなので、夏場のショートパンツとの合わせなんかも良さそう。
つまらなさを感じさせない、その垢抜けた雰囲気とリアリティがハイレベルに両立していて、改めて今期屈指のスニーカーだなと思います。
スタイリングへの馴染み方や、ふと足元に視線を落とした時に「良いね!」となるのはこういうスニーカーじゃないか…という。
タバコはスポーティー過ぎない、ある意味最も街履きに適した、スニーカーらしいスニーカーと言うか。
ずっと昔からあるような佇まいで…それでいてクセの無い形。
これだけ良カラーを連発すると、もうadidasの基幹モデルにして良いんじゃないか?と思うほど。
かなり在庫厳しくなってはいますが、この春イチオシのスニーカーなので、まだチェックしていない方は要注目ですよ。
スニーカーは、最近は即完売こそ正義!という風潮になってしまい、特に人気のNIKEやニューバランスなどではその傾向が顕著。
なんだかスニーカーが遠くに行ってしまった感もあった中で、adidasのこの「いずれ完売する出来の良さだけれど、並びや抽選は要らない」、そんな良作スニーカーを紹介していきたいと常々思っているのですが、このタバコ・ライトブラウンもまさにそんなモデルです。
自信を持ってオススメです。
adidas GY7396 TOBACCO