「シャツをアウターとして着る」とは何か?脱・アンクルカット?古くて新しいスキニーシルエット

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「シャツをアウターとして着る」とは何か?脱・アンクルカット?な、古くて新しいスキニーシルエットを紹介します。

 

 

 

 ユニクロや無印良品の記事も買いてますが、最近買っているドメスティックブランドのアイテムでまだ紹介出来ていない物もここらでどんどん紹介していきたいと思います。

 

まずはシャツと、最近は紹介していなかったスキニーシルエットのパンツについて。

 

それでは行ってみましょう! 

 

涼しい、でも暑い…そんな季節はシャツが活躍する

  

 今はちょうど、涼しい時間帯も多くて、カットソー1枚ではちょっと心許ない…かと言ってライトアウターを着るには暑い…みたいな時期。

 

こんな夏と秋の行ったり来たりで冬になっていくわけなのですが、この時期をやり過ごすためにも、また冬との繋がりという意味でも

重要になってくるのが「シャツ」です。

 

 

シャツをアウターと考える?

 

 「シャツをアウターだと考えると、志向が変わってくる」という話は前からしていると思うのですが、今くらいの中途半端な時期が1年を通しても多いことを考えると、シャツに対する見方をもっと変えることも必要になってくると思うんですよね。

 

ファッションと気候は切っても切り離せないですから。

 

このアウター的な使い方の出来るシャツを作るのが上手いのが、Honor gathering(オナーギャザリング)。

 

もうパンツとシャツは、お金が出せるんであれば、ここで買っておけば間違いないというブランドだと思っているんですが。

 

定番アイテムであるスタンドカラーシャツなどは、まさにアウター的なシャツと言っていいでしょう。

 

ここが、いわゆる「チェックのネルシャツ」をスタンドカラーで作るとこんなに洗練された雰囲気に。

 

 

 

https://twelve0492233757.com/cp-bin/eccube/html/upload/save_image/08302009_59a69cdd95a70.jpg

 

https://twelve0492233757.com/cp-bin/eccube/html/products/detail.php?product_id=4468

 

 

 

 

 画像では分かりづらいのですが、実物はもっとウールの凹凸感がある、少し野暮ったさも感じる生地感。

それをスタンドカラーと、スリットの入ったこの形に乗せることで、従来の野暮ったいだけのチェックシャツには出せない雰囲気を出しているんです。

 

ここのスタンドカラーは、きちんと立ち襟が残っているのが良いですね。

他のブランドのスタンドカラーは、この立ち襟部分がほとんど無くて、ノーカラーに近い形になってしまっていることが多いので。

 

サイジングは、春夏のスタンドカラーに比べるとややタイト目に作られているので、もしアウター的にゆったり着たいならサイズを上げても良いかもしれません。

 

 

 

こちらは素材違いですが、ここのスタンドカラーシャツがアウター、ジャケット的な要素を持っていると分かるはずです。

 

 

 

「シャツをアウターとして着る」とは何か?

 

 「シャツをアウターとして着る」とは何でしょうか?

もちろんこれまで説明してきたように、カットソーの上から羽織るような着方も意味しますが、それだけではありません。

 

本来「下着」であるシャツは、身体にフィットするように着るのが最も美しいわけですが、そうではなく、少しアウター的な余裕を持って着る、ということも意味しています。

 

 

 

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こちらのアイテムは、スタンドカラーではなく、ワイドカラーのシャツ。

 

http://img21.shop-pro.jp/PA01342/310/product/120861869.jpg?cmsp_timestamp=20170731143902

http://placard-shop.com/?pid=120861869

 

身体にピッタリとフィットするというより、バサッとアウターのように羽織ってちょうど良いサイズ感。

生地もトレンチコートなどに使われるコットンギャバジンのような高密度のハリ感の強い物が使われていて、よりアウターのような着方になりますね。

 

 

 

 

https://twelve0492233757.com/cp-bin/eccube/html/upload/save_image/07301638_597d8ce301547.jpg

https://twelve0492233757.com/cp-bin/eccube/html/products/detail.php?product_id=4418

 

今季私はこれを色違いで買いました。

 

生地のハリ感はまさにアウターで、例えばインナーに厚手でガシッとしたカットソーやタートルネックを入れてもシルエットが崩れないんですね。

 

これによりかなり幅広い着方が可能なんじゃないかなと思っています。

 

今セレクトショップのオリジナル品でも、シャツ生地で作ったコーチジャケットだったり、この時期向けのライト・ライトアウター(ライトアウターよりも更に軽いシャツジャケット的な位置づけのアウター)が並んでいたりするんですが、生地が薄すぎたり、どうもクオリティー的にイマイチなものが多いんですよね。

 

例えば、今の時期からでも羽織れるくらい軽い、シャツに寄せたMA-1を作りました、っていう場合、セレクトショップのオリジナルレベルでそれをやると正直質感的に貧相な物になりがちなんですよ。

 

確かに安いんですけど、同時に、こう言ったらあれですけど「ショボい」物になりがちなんです。

 

生地の薄さを、やたら「ペラい」とかって嫌う人多いんですけど、それは生地の質感まで貧相になってしまっているからなんですね。

 

逆にシャツをアウターのクオリティーに近づけていくと、値段も上がるけどグッと高級感も出てくるので。

 

当たり前といえば当たり前なんですけど、今の時期を乗り切るために無印良品あたりでリーズナブルに入手するか、良いものを思い切って買ってしまったほうが良いジャンルというのは言える気がするんですよね。

 

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余談 色違いの葛藤

 

 ちょっとここで脇道に逸れるのですが、みなさんは色違いで洋服を購入することってありますか?

 

服好きには好きな服を色違いで服を買う人は結構います。

かくいう私もその一人です。

 

「色違いの服を買うべきか?買わないべきか?」というテーマは、それだけで1記事書けてしまうくらい、私が長年抱えている葛藤でもあります。

 

私はある時まで、その時その時の「理想のシルエット」にこだわるあまり、服の選択肢がそんなに多くなかったのです。

毎年毎年同じアウターを買ったりね。

だからコレだ!という服に出会ったら、迷わず色違いで購入していたのです。

 

最近こそ幅を広げることに多少興味が出てきて(ただ、正直ファッションにおいてそんなに幅を広げる必要って無いと思うのですが)、色々な服を買うようになってきてはいますが、未だに気に入った服は色違いで購入することが多いですね。

 

ではなぜそこに葛藤を抱えるか?というと、ある著書の一節が頭に残っているからです。

 

その本の一節とは「私は色違いの服は買わない。色違いの服は結局はどちらかの色の方が好きで、どちらかはそのサブに過ぎないし、結局色違いの服は同時に飽きる」というものでした。

 

これ、実際よく起こる話で、色違いで服を買う人には耳が痛い話じゃないでしょうか。

 

ずっとこの一節が頭にあるんですよね。

だからこのことが、私の中で一種の「呪い」みたいなものになってしまっていて、色違いで服を買う時このことをふっと思い出して葛藤してしまうんですね。

 

色違いで買うって、結局どちらか選べないから選択を放棄している側面もあると思うんです。

価格がめちゃくちゃ高いアウターでは色違い買いをやらなかったりするのは、それを色違いで買う必要性と支払う金額との相当性をシビアに天秤に掛けているからでしょうし…。

 

だた、やっぱり色違いで欲しい!と思えるほどの服と出会えることは私にとっては嬉しいことだったりするんですね。

本当に好きな服は、色違いでも欲しくなるものだと私は思うんです。

 

形は同じかもしれないけれど、色は確実にその服に異なる個性を与えてくれます。  

 

これはファッションにおいて色を重視すればするほど、理解出来るはずです。

ファストファッションなどだと、あるアイテムのある色だけ出来が良い、とかあるんですが、より高価格帯の、完成度の高い服ほど色ごとに個性があり、異なる魅力を持ってきます。

色違いの誘惑には、ちゃんと理由があるんですね。

 

色違いに付きまとう、この葛藤を振り払う方法は1つだけ。

 

「どちらもとにかく着る」。

 

これにつきます。

 

色違いの服には、それぞれ異なる魅力があるのですから、どちらもとにかく着る。

そして所有する喜び、すなわち着れる喜びを味わうこと。

 

結局これしかないのです。

 

そして色違いの服を購入するということはミニマリズム的な考えとも深いかかわりがあります。

それはまた別の機会に…。

 

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脱・アンクルカット!?古くて新しいスキニーシルエット

 

 今のトレンドは難しいですね。

 

なぜなら、今のトレンドを一言で言うなら、「変化したいけれど変化出来ない」という段階だからです。

 

例えば髪型1つとっても、メンズの髪型は一時期の2ブロックのバーバースタイルブーム、かなり重いマッシュルームスタイルブーム、などの極端なスタイルの流行はあったものの、それらへの完全移行はなされず、結局マッシュベースで束感を出す王道スタイルに戻ったりと、なんだか停滞している印象を受けます。

 

何か皆で移行したくなるような、多勢の受け皿的なトレンドがないんですよね。

 

ここ数年はメンズのボトムストレンドは「丈」で言うなら「アンクルカットの一強」でした。

 

 

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 https://i.lumine.jp/item/141170034620004

 

 

これからやや丈の長さは長くなるでしょうが、もうしばらくはアンクルカットの時代は続くのではないかと読んでいます。

トレンドの停滞期に入るのではないかと。

 

カットソーのネックと、パンツのスソについては、時代によって半ば抗うことの出来ないトレンドと化すのですが、現状そういった変化はどちらにも起きていないと見て良いでしょう。

 

そんな中で、「次のトレンドとしてあえて提案する」、というよりは「こういう物もあるよという紹介」程度に捉えて頂きたいのですが。

 

今回紹介するのは、「ジップで作るシューカット」のアイテムです。

 

 

 

 

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 これはドメスティックブランドnonnativeの、「EXPLORER JEANS DROPPED FIT POLY TWILL Pliantex®」というアイテム。

 

 

 

 

http://img21.shop-pro.jp/PA01354/166/product/121077930_o1.jpg?cmsp_timestamp=20170807151740

 

 

http://store.tinyworld.jp/?pid=121077930

 

 

 

見ての通り、このアイテムは、スソのジップを閉じればタイトなスキニーパンツに。

 

開ければいわゆる「シューカット(足首までは細く、靴の上でスソの広がりを見せる)シルエット」に。

 

 

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これにより、パンツのスソと靴との干渉を起こさずに、様々な組み合わせを楽しむことが出来るというわけなのです。

 

 元来どんなパンツとも合わせることが容易なローテクスニーカーはもちろん、スソとの干渉が起こりやすく、合わせが難しいハイテクスニーカーとも、比較的すんなり合わせることが出来ます。

 

 

 

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nonnativeのパンツにはいくつかシルエットがあり、 この「DROPPED FIT」は、 ウエスト腰回りにはゆとりを持たせ、股上を深めに設定。

そして膝下から裾へはテーパードしたシルエットです。

 

かなり細めの、言ってしまえばスキニーデニムなどに近いシルエットです。

 

このスキニーシルエットは正直食傷気味で、あまりこの手のアイテムには最近手を出していなかったのですが、スソがジップになっていることで生み出される「伸びやかさ」に惹かれて、久しぶりに購入しました。

 

スキニーシルエット特有の窮屈さを、スソで開放してくれるようで。

古くて新しいシルエットかなと思いますね。

 

素材は、「第一織物」のブランドファブリック「 Pliantex®」を使用。

これはパタゴニアなどのアウトドアブランドにも提供されている高機能素材で、高密度で防風性がありながら、ストレッチ性がある(しかもポリウレタンを使用せずに)というもの。

このお陰で、スキニーシルエットながら拘束具のような感じは全く無いですね。

 

シワへの耐久性もある、というか、元々ちょっとシワ感があるものなので、ウールスラックスのように気を使うこともないですし。

 

 ブーツと合わせても面白いですし、なかなか楽しいパンツですね。

 

 

前も言いましたけど、脚長効果が本当にあるのはシューカット・ブーツカットのパンツなんですよね。

靴と脚を一体化させると、より脚が長く見せるわけですけど、それが一番出来るのがこのシルエット。

 

アンクルカットは、クッションをなくすことで同じくトレンドのテーパードシルエットをより綺麗に見せる(≒脚のシルエットを綺麗に見せる)ための手段ですから、方向性が全く違うというわけでもないんですが。

 

スキニーシルエットの場合、アンクルカットにしてしまうとどうしてもスソから先に伸びがなく、短足が強調されてしまう側面があります。

長く、細い脚は長く細く、太く短い足は太く短く、ある意味ストレートに表現してしまうのがスキニーなんですよね。

 

このシューカットシルエットがトレンドとして来るかはまた別ですが、ちょっと覚えておいて欲しい話ですね。

 

 

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