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ユニクロUT×KAWS(カウズ)、アートブック発売を記念したコラボシリーズ「UT KAWS」を発売、ぶっちゃけどうだった?

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ユニクロUT×KAWS(カウズ)、アートブック発売を記念したコラボシリーズ「UT KAWS」を発売、ぶっちゃけどうだった?「被る」のは必至だけど…

 

 

 


  

   UTは、ユニクロが展開するグラフィックTシャツのブランド。

2005年に誕生し、プリントT不遇の時代も頑張ってプリントTを作り続けていたラインです。

 

最近は無地T絶対の風潮も崩れてプリントTが復権しましたが、もしかしたらここ20年で日本において一番プリントTに力を入れていたのがUTかもしれないですね。

 

UTは世界に向けて売ることを意識し、アニメ、マンガ、映画、音楽、スポーツ、アートなど、さまざまなカルチャーをモチーフにしています。

 

そんなUTが現代アートの巨匠KAWSとのコラボレーション「UT KAWS」を久しぶりに発売。  

 

今回はアートブック発売を記念したコラボ復活なのですが、なんせ今プリントTはトレンド的に完全に復権しましたから。

ちょっとこれまでとは注目の度合いが違うな、と。

 

特にこれから秋冬を迎える今発売ということもあって、スウェットが最も注目アイテムでした。

 

 

UT  カウズ スウェットシャツ

カウズ スウェットシャツ

 

こんなん売れるに決まっているよね…というアイテム。

 

実際発売日の9月8日午前、オンライン限定となるXXLサイズ以上のサイズは即完売してしまいました。

何時開始などのアナウンスは無かったし、平日午前にも関わらず、まあ速かったですね。

 

ただ取扱店も多く、かなり量を作ったのか、XLサイズ以下であれば入手は容易。

その中で最大サイズのXLサイズに関しては、オンラインだと在庫が欠けたり復活したりを繰り返していますが、実店舗にはまだまだ在庫がありますから。

余裕で間に合います。

(ユニクロはアイテムページから実店舗の在庫が検索出来ます。)

 

半ばアートブック発売の記念品的なアイテムでありつつも、ファッションアイテムとして見ている人も多いと思うので、洋服としての出来はどうなの?となると思うのですが、結論から言うと上々な出来でした。

 

 

 

 

まあとにかく可愛い印象ですが、主観的にも、客観的に他人が着ているのを見ても良い感じで。

 

ボディは薄手ではあるものの、ペラペラではなく、しっかりスウェットのふっくら感があり。

ロンTの延長線上で、かえって着やすいんじゃないかなくらいの生地厚。

 

サイズも、オンライン限定ではないXLで、日本人の平均身長や平均ちょい上くらいの人までは十分ゆったりと着れそう。

 

 

 

 



 

ビッグシルエットトレンドもひと段落したとはいえ、まだまだゆったり着ること以外になかなか差別化する手段も無いのが現実で。

比較的簡単に入手できるXLでも十分ゆったりしているのは良かったですね。

 

腰やソデ先のリブで生地が良い感じに溜まってくれるわけでもないので、「大きく着れば大きく着るほど良い」みたいなアイテムでもありません。

XXL以上が争奪戦になって、案の定フリマアプリでもプレミア価格になってしまったのですが、そうまでして大きいサイズを入手する必要はないよ、と。

 

若干首元は開き気味で、これを利用してオンラインストアのモデルは白Tをレイヤードしてチラ見せしたり、あるいはタートルネックニットを仕込ませたりしています。

 

前者(白Tチラ見せ)は、意図せずともそうなってしまうことが多いのでともかく。

後者のような着方(タートルネックレイヤード)は、「少しでも差別化したい…」と、したくなるのは分かるのですが、うーんそうまでしてお洒落に着ようとする服では無いのかなと。

かえって必死な感じがしてしまう可能性もあるので、普通に一枚でサラッと着てしまうのが良いと思います。

 

ちょっと寒くなってきたらネックウォーマーを合わせるくらいが一番良いんじゃないかな?と。

 

 

 

 

 

そしてこれは覚悟しなくてはいけないのは、とにかく「被る」でしょう、ということ。

 

XLサイズ以下は争奪戦にならず、取扱店も多くてフツーに買えてしまうが故に大量に着ている人を生み出すでしょうし。

そして何より印象に残るプリントものですから、「また着ている人を見た」ということになりやすい。

 

MARNIコラボの花柄シャツもそうでした。

 

www.narcisman.com

 

ユニクロを着ている人なんてそれこそ無数にいるわけですが、無地と違って気付きやすく、印象に残りやすいのがプリントものの宿命。

 

だからまあ、このアイテムでオシャレに、「一歩抜け出た感じ」を出すにはよほど着る人にポテンシャルが求められてしまうわけで、気合を入れた日に着るオシャレ着というのはちょっと違うかなと。

 

ただ日常着+aの、「ちょっと良いね」なら十分感じられると思います。

表現が難しいですが、日常着として服を着ないわけにいけないから仕方なく着ている、ではなく。

なんだか着ていてちょっとだけ良い気分になれる服、というポジション。

3000円でそこまで感じさせてくれたら十分以上ですよ。

 

今はどうしても「被り」が気になるかもしれませんが、数年後は、分かりません。

 

「そのバンドT良いね、古着?」とか聞くと「これ昔のユニクロのやつ(UT)なんです」ということがあるので。

 

 

 

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