大流行中だからこそ差が付く?バックパックの選び方。フラップの有無は?生地は?ショルダーストラップは?容量・大きさはどうする?バッグ・イン・バッグでバックパックをもっと便利に!ロリンザのダブルポケットバックパックレビューに、オススメドメスティックブランドバックパックまで一気に紹介!この秋は、黒ではなくあの色を狙え!?さらに賞賛する人の多い無印良品のリュックのレビューまで追加!
大変お待たせいたしました!ずっとやりたいと言っていたバックパック特集です。
正直この記事、文字数などの記事自体のボリュームもそうですが、費やした時間などのコストも通常の記事の何倍も掛かっている力作でございます。
だからといって皆さんに満足いただけるかはわかりませんが、できればバックパックに興味のある人もない人にも是非お読みいただければと思います。
アレもコレもとどんどん追求していくうちにこんなにお待たせしてしまいました。
では早速行ってみましょう!
バックパックの魅力、スタイリングを簡単に補正出来る
以前も紹介したように、バックパックの魅力は背負うことによってスタイリングの完成度が増すところです。
背負うだけで重心を上に上に持って行ってくれるし、メリハリがつきにくい夏のスタイリングを補完する効果があります。
出典 http://wear.jp/kitsunesan/7402872/
出典 http://wear.jp/kitsunesan/7209791/
wearで人気の彼は本当にバックパックの効果をスタイリングに活かしている印象を受けますね。
このスタイリングの補完効果などについては下記記事をご覧戴くことにして
他のバッグに比べて、バックパックは背負ってしまうだけでスタイリングの補完効果を得られるのも他に無い点ですね。
そしてこのスタイリングの補完効果はこれから秋冬でも変わりません。
https://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JPOBG019
https://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JPOBG019
バックパックがコーディネートをまとめてくれる、説得力を持たせてくれる、ということも多いのです。
シャツだって、パーカーだって、カーディガンだって、何か寂しい、物足りないという時、バックパックがバランスを補正してくれます。
「小物」と呼ぶには、大きすぎるカバンですが、やはりコーディネートの一部として、ファッション的にこだわりたいですね。
バックパック、どう選んだら良い?
しかし、いざバックパックを選ぼうとすると、種類が多すぎて、何を基準に選べば良いのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
「黒いバックパック」は世の中に溢れすぎています。
差別化したいなら、別の色を選ぶのも一考ですが、バッグをコーディネートに合わせて何個も持つのは無理、というメンズは多いですから、毎日同じ物を使う前提ならやはり一番使いやすい黒が欲しいという人が多いでしょう
(だから黒のバックパックはこんなにも世の中に溢れているのです)。
重視するものは次のようなものでしょう。
・カタチ、大まかなタイプ
・生地感
・ベルト、使われている金具など細部のディテール
・容量
・ポケットの数など使いやすさ
・値段
etc…
これらは相互に作用するため、すべてが揃うということはまずありません。
生地感が良くなれば、値段は高くなるし、ポケットが増えれば使いやすいけれどごちゃごちゃした印象になってしまったり。
どれを重視するか?です。
個人的には、ファッション性に優れた、ファッションブランド寄りのブランドが作るバックパックもどんどん機能性は高くなっているので
機能性だけを求めてアウトドアブランドの物を選ぼう、とはならないですね。
機能性ももちろん考慮しますが、あくまでファッションの一部という前提で、以下バックパックを考えていきたいと思います。
もっともバランスが良いのは「フラップ型」?
「フラップ」(「パタパタと開閉するもの」という意味)、と呼ばれるフタというか屋根のような物が上部に付いているタイプのリュック・バックパックをフラップ型と呼びます。
個人的に最もバランスが良く、好きなリュックのカタチですね。
(ナリフリ)narifuri NF456 バックパック S BK
https://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JPOBG019
フラップによって、ディテール(細工)がないと縦長で間延びしやいバックパックに「メリハリ」が生まれるため、単体でも、また背負った時にもバランスの良さを感じられるのです。
調整用のストラップや、金具など必要性からくる、説得力のあるディテールによって、
さらにバランスが良い物が最近は多いですね。
そもそもフラップ型のリュックというと、アウトドアブランドが出す登山用の…こう言ってはなんですが、野暮ったい物も多かったのです。
しかし、PRADAが出した「V135」と「V136」というフラップ型リュックが、それまでのリュックというアイテムの野暮ったさを払拭したスタイリッシュなデザインで大人気となり、これに影響を受けてかなりスタイリッシュな物が出まわるようになったのです。
あー見たことある!という下記のようなデザインはPRADAを何らか真似て作られていることが多いのです。
V135(フラップと大きなワンポケットが特徴)
プラダ バッグ リュック・バックパック PRADA V135
V136(フラップ+ダブルポケットが特徴)
PRADA Tessuto Montagn Backpack
V135型のバックパック(PRADAの物ではない)
http://www.selectsquare.com/shop/beautyandyouth/goods/2659335
V136型のバックパック(PRADAのものではない)
出典 http://www.selectsquare.com/shop/nanouniverse/goods/2780056
ファストブランドから、中堅ブランドまでたくさんのブランドがこのカタチを模したモノを出しているため、一般化してしまったと言ってもいいと思いますが元々はPRADAが広めたカタチです。
どうしても正真正銘の源流のモノが欲しい!というのであればPRADAで買う必要があります。
(模したモノという意味ではなく、プラダのものである、として作られた「ニセモノ」も当然多いので、その点に細心の注意を払う必要があります)
そうではなく、「V136」「型」でいいよ、という人には、個人的には世の中にあまたある「V136」型のバックパックでは、LORINZA(ロリンザ)の物が一番カッコいいと思っています。
出典 http://zozo.jp/shop/studiouslab/goods/4944323/?did=15522705
ロリンザのV136型バックパック「ダブルポケットバックパック」は、ユナイテッドアローズやSTUDIOUSもセレクトしているので、それなりに有名かもしれません。
後ろから見たカタチは、V136のスタイリッシュなものをアップデートしたかのようなシャープさを持っています。
そして特筆すべきは、現行品に使われているその生地感。
ファッションとしてバックパックを選ぶ上で、重視すべきなのは、デザインはもちろんですが、もう一つは生地感です。
ある意味洋服よりも生地感の重要性は高いかもしれません。
V135やV136型のバックパックは、源流のプラダの物がそうであるように「柔らかくツヤのあるもの」が多いのですが、ロリンザの物はツヤ感の無い、マットな生地を使用。
とはいえ、アウトドアブランドのガッシガシの「荒い」ものではなく、非常にキメの細かい物を使用しています。
なかなかこの生地感を画像で伝えるのは難しいのですが、他にはあまり無い質感になっています。
http://item.rakuten.co.jp/selection/lo-stn-bp05/
ナイロンというと決めの細かい、ツヤツヤテカテカしたものか、キメの荒いガシガシしたものを思い浮かべる人が多いと思うのですが、これは一瞬コットンを思わせるような質感なんです(ナイロン100%なのですが)。
使っている糸が繊細なんですね。
それだけに、ホコリがつきやすい?と思ったのですが、そんなことは無く、ホコリや水に強いナイロンの使いやすさは維持されています。
この生地感が服との馴染みの良さを生んでくれるんですね。
また、タテ46cmヨコ34cmとかなり大型・大容量のバックパックなのですが(バックパックの容量については、後ほど解説します)、軽い作りになっています。
バックパック記事を書くに当たって、結構色々なリュック・バックパックを実際背負ってみたのですが、「軽さ」という単独スペックでは最上位です
(ただ背負いやすさという意味では軽いから背負やすい、というわけでもありません)。
またショルダーストラップが、丁重過ぎる、重厚な物を使用しているバックパックは服と馴染みにくいのですが、ロリンザのものはシンプルなものを使用。
出典 http://zozo.jp/shop/studiouslab/goods/4944323/?did=15522705
このおかげで、前から見ても服とのなじみが良いですね。
ストラップがシンプルだと、リュック単体としては貧相に思うかもしれませんが、服との馴染みはこの方が良いのです。
出典 http://wear.jp/rs0222/4299585/
とことん洋服との馴染みが良いアイテムを作れるのは、やはりドメスティックブランドならでは。
アウトドアブランドは、機能性をとことん追求してくれますが、タウンユースなら機能性よりもファッション性、洋服との馴染みの良さを重視しても良いのではないでしょうか。
ロリンザのダブルポケットバックパックの使い心地レビュー
さて、上述のとおりデザイン性や生地感・ディテールからくる洋服との馴染みやすさでは一番オススメのフラップ型バックパック、ロリンザのダブルポケットバックパック( LO-STN-BP05)の使い心地はどうなのでしょうか。
2ヶ月ほど使ってみたので簡単にレビューしたいと思います。
まず、かなり大きいですね…。
サイズはタテ47cm、ヨコ32cm、マチ幅(奥行き)15cmで、容量は公表されていませんが、他のバックパックとのサイズ差や、体感的に、おそらく30L(リットル)前後。
これよりも大きなバックパックは多数あれど(バックパックのサイズについては後述します)、日常使いにしては大きすぎると言えるほどの大きさ。
私はプライベートでは15.6型のノートPC(タテ26cmヨコ38cm、小さくも大きくもない、一般的なノートPCサイズ)を使用していますが、比較するとこんな感じです。
すっぽり入ってまだまだタテに余裕があります。
背中と密着する側に、プレートが入っているので、PCなどを入れても型崩れしたり、背中にバンバン当たるということがありません。
ただ、PCを入れることを前提とした収納が特別付いていたりはしないので、いざノートPCを本当に入れて運用するとなると、ケースを使用するなど何らかの工夫は必要になるでしょうね。
荷物が多い時は大変便利なのですが、逆に言うとあまり荷物が要らない時にはやや持て余しますね…。
タウンユースにはこれくらいのサイズは逆に大きすぎるのかもしれません。
ただ大きいとはいえ、重量自体はとても軽く、重さを感じないので、あまり荷物が無くても大きさ以外は支障なく使えますけどね。
大学生の通学、PCや本などを持ち歩き、荷物の多い人などにはかなり利便性も高いとは思います。
使用時はデザインの大きな特徴でもある、ダブルポケットをフル活用することになります。
このダブルポケットは、1つにつきタテ28cm×ヨコ15cm×厚み4cmとちょっとしたポーチくらいの大きさがあるので、工夫次第で色々使うことが出来るでしょう。
僕はまだ慣れていないので、どっちのポケットに何を入れたか把握していないのですが、どちらのポケットに何を入れるか?というルールを確立しておくと便利でしょうね。
電車に乗った時など、携帯電話・スマホなどをサッと入れられるサイドポケットなどが無いのが少し不満と言えば不満。
これはフラップの裏側にジップが付いており、フラップ自体がちょっとした収納となるので、ここにスマホなどをしまっています。
フラップも収納スペースとなっており、これがかなり使える。
そして、フラップ型バックは、最上部の取り出し口が常にフラップによってフタされているカタチになるので、物の出し入れは主にサイドのジップによって行うことになります。
これはフラップ型のバックパックを選ぶときに必ずチェックしなければならない点ですね。
いちいちフラップを開けて出し入れするのは面倒なので、使いやすさに一番直結する点です。
ただ私がチェックした限りでは、フラップ型のバックパックはある程度以上の値段のものであれば、このようにメインスペースにダイレクトでアクセス出来るサイドジップを持っていますね。
どんな服にも合うので、これさえあれば自信を持って出かけられますね。
nonnativeよもう一度…
ツヤ感のサラッとした生地感、シンプルなベルトストラップなど、洋服に馴染みやすいバックパックは、ちょっと前はnonnativeが作ってくれていたんですが、最近はすっかりアウトドアテイストの物に様変わりしてしまって…。
出典 http://www.highsnobiety.com/2011/07/11/nonnative-dweller-daypack/
今一度このような物を作って欲しいんですけどね…。
ドメスティックブランドって、定番となる物もあれば、消えてしまうものもあって、よほどの「名作」でないかぎりアーカイブから掘り起こされることは少ないので、全く同じモノが出てくるとは思えませんが。
今はナイロンの、ピカピカの機能的なバックパックが主流ですが、少し前は経年変化を楽しめそうなアンティーク調の物も人気でした。
またいつか揺り戻しはくるでしょう。
その他 オススメバックパックを一気に紹介!
ジャムホームメイド×PORTERの30Lバックパック
バックパックは、値段的に3万円台半ば~4万円くらいまで出せるとなると、かなり良いものが買えますし、選択肢が広がりますね。
「ずっと使える物を」となるとこの価格帯から選ぶのが結果的には正解だったりするかもしれません。
https://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JPOBG019
ジャムホームメイドとPORTER(ポーター)のコラボバックパックは、かなり完成度が高いです。
https://www.jamhomemadeonlineshop.com/fs/official/JPOBG019
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この型は、他のドメスティックブランドとのコラボでも出ているのですが、ジャムホームメイドならではのディテール追加がされていて、それがやはりセンス良い。
PORTER(ポーター)は吉田カバンが誇る超有名なバッグブランドではありますが、最近はコラボ物を除いては通常ラインにシャープなアイテムが無いですね。
一昔前はヘッドポーターなどがバンバン先進的なデザインのアイテムを出してくれていたのですが…
(私も一時期ヘッドポーターの大ファンでした)。
このジャムホームメイドとのコラボ物は初登場は昨年。
好評なので春に再入荷、現在は予約生産となっているようですね。
秋口にはさらに再入荷して実物が見れると思うので、覚えておいてくださいね。
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ジャムホームメイドのアクセサリーで培われたファッション性と、ポーターがずっと磨いてきた機能性の融合。
あらゆる部位の完成度が高くまとまっていて、間違いのない大人の逸品になっていますね。
デザイン的にまとまっているので、小さく感じるかもしれませんがこれも「30L」と日常使いには十分過ぎるくらいの大きさです。
あとは機能性重視でストラップがやや重厚な作り。
ここだけ好み分かれそうですね。
老舗マスターピースはコラボ物に注目?
マスターピースは昔からあるファッション寄りのバッグブランドです。
この手のナイロンリュックはかなり昔から作っていて、種類も豊富。
今一番良いと思えるモデルは、コラボモデルにありました。
VICTIM *× MASTER-PIECE / BACKPACK ヴィクティム バッグ
こちらはストリートブランドvictimとのコラボバックパック。
今店頭にあるものの中だと、全体のデザイン、ディテールなどが流行りのカタチにまとまっていて、さらに生地感も一番良く感じる物ですね。
ネット上では、もう入手困難となっていますがマスターピース店頭にはまだ在庫がありました。
ただ今後は本モデルは在庫限りとなるので、入手困難となるでしょう。
今年の秋冬モノとして、また新たにこのコラボレーションでバックパックが発売されるそうなので、そちらにも注目ですね。
出典 http://raystore.jp/?pid=102571367
独特のメカニカルなフォルムと収納力のアッソブ
アッソブ AS2OV CORDURA DOBBY 305D BACK PACK -バックパック 061400
重装備というか、スナイパーっぽいというか、メカニカルなというか。
機能性をある種のデザインに昇華させたような、 AS2OV(アッソブ)。
どちらかというとこれでもかというくらい機能性を追求したような立ち位置でありながらも、ファッション性の追求もおこたらず、アウトドアブランドとは一線を画している、そんな贅沢なブランドですね。
それでいて東急ハンズあたりの登山コーナーにも取り扱いがあったりして、本格派仕様なのです。
このコーナーで紹介してきたバックパックの中でもおそらく最も容量がある本格派仕様のため、「かなり荷物が多い」という前提が必要となりそうなアイテム。
アッソブ AS2OV CORDURA DOBBY 305D BACK PACK -バックパック 061400
ミニマルなバックパックが人気な中で、「過剰機能美」とでも言いますか、男心をくすぐられそうなアイテムが多いですね。
これより更に大容量のモデルも用意されているので、30Lを大きく超えるような大容量バックパックを探している方には是非見て欲しいブランドですね。
LORINZA(ロリンザ)は他モデルも注目!ダブルストラップタイプがオススメ!
ロリンザはフラップ・ダブルポケット型だけではなく、数種類バックパックをリリースを出しているのですが、下記の「ダブルストラップバックパック」もオススメです。
ロリンザ バックパック ダブルストラップ LORINZA LO-STN-BP02
ダブルストラップとアシンメトリーなデザインが特徴的なこのモデル。
[ロリンザ] LORINZA バックパック Doublestrap Backpack Black lo-stn-bp02 BK (黒)
このアシンメトリーなカタチは他になかなか無いですよね。
http://item.rakuten.co.jp/womanremix/lostnbp02
特徴的なこのダブルストラップ単なる飾りではなく、中身の容量によってシルエットをチェンジするという立派な機能性も有しているのです。
http://item.rakuten.co.jp/womanremix/lostnbp02
ダブルポケットはプラダの存在がチラつくから嫌だ!という人も抵抗なく使えると思います。
こっちを買うかどうか、本当に悩みましたね。
正直今でも欲しいくらいのモデル。
オススメ度はかなり高いですね。
「アシンメトリー」で「他には無いデザインのバックパック」と言うと
Cote&Ciel(コートエシエル)
Cote&Ciel コートエシエル 25145/GRY MELANGE 【正規輸入品】
などを思い浮かべる人は多いと思いますが、これはデザイン性が高いのですが背負いやすさも兼ね備えているので、一度見てみて欲しいですね。
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バックパックのサイズってどう選べば良いのか?
バックパックのサイズ選びは、使い心地に直結するので、最も重視するべきものの1つでしょう。
しかし、かといって「大は小を兼ねる」という発想でやみくもに大きい物を選んでも持て余します。
各々の「ちょうどいいサイズ」を見極めるべきでしょう。
容量別のざっくりとした基準
世の中には容量80Lなんていう「お化け」のようなバックパックもありますが、テントなどを入れるんでしょうね。
その下の60Lも、登山や器具を運ぶ必要があるスポーツでの遠征など、「特別なこと」がなければ使う必要は全く無いというほどの容量基準です。。
http://item.rakuten.co.jp/auc-waiper/myb021105102/
これが大体60Lです。
この辺になるとファッション目的で持つという必要は無いでしょう。
これの半分30Lくらいでも、使い方に寄っては持て余すほどの大きさです。
同じ30L前後程度の容量のバックパックであっても、作りなどに寄って収納力はかなり異なってくるのですが、30L前後くらいあれば、2泊3日くらいの旅行ならギリギリバックパックだけで行けるかな?というくらいの容量ですね。
1泊2日なら余裕でしょう。
その半分の15L前後の容量となると「デイパック」と言って、泊まりではなく日帰りのお出かけにちょうどいいくらいのサイズになってきます。
「バックパッカー」ではなく「トロリスト」を目指せ?
割りと小旅行をすることの多いナル男なのですが、例え2泊程度でも持っていく荷物が多いので、1つのカバンにすべてが収まりきる、ということがありません。
(流石に一泊だとカバン1つで何とかなることも多いですが)
最小限の荷物で旅を満喫出来る、というのであればともかく、荷物が多くなりがちな人はできるだけ収納力の大きいカバンを買って、それ1つだけですべて済まそう!という考えはどうなのでしょうか。
それならば手頃な大きさのトロリーケース、スーツケースを持ち、それ+バックパックを持ったほうが、融通が効くし、旅行中もラクですよ。
出典 http://zozo.jp/shop/unitedarrows/goods/3785680/?did=13265476
バックパックが30L前後くらいであれば、小さめトロリーケース(32L程度)と合わせても合計60Lと大きめのスーツケース並の最大容量を得られることになります。
一番は、いくら容量が大きくても、いざ旅行をするとなるとカバンをパンパンにせざるを得ないので、そうなるとファッション性も無くなってしまうので、あまりしたいスタイルではないんですよね。
大きめバックパックを使うなら、バッグインバッグが必須!
というわけで、日常的に荷物が多い方や、旅行なども視野に入れるとなると30L前後くらいの容量があるとこころ強いわけですが、それくらい大きめのバッグとなると、使い方にやや工夫が要ります。
ポケットや、仕切りなどが多数あるようなものは要らないのかもしれませんが、大きなスペールがドーンと空いていて、そこに物を詰めていく場合は、小さい物をそのまま入れてしまうと取り出しが非常に不便です。
また、何らかのアクシデントで、ワックス等化粧品がバッグ内でこぼれてしまうと、かなり悲惨なことになります。
このような経験が有る方も多いのではないでしょうか。
そこで、なんでも良いのでバッグ・イン・バッグを使用すると、出し入れのしやすさも段違いに便利だし、万が一何かがこぼれたりした時でもバッグ本体を汚さずに済んで便利です。
バッグの中で小物が動いて、型くずれしたりすることもなくなります。
バッグ・イン・バッグと言っても大袈裟な物を用意する必要はありません。
ファッション誌に付いてくる付録だって使えます。
まああまりデザイン性・機能性に優れたものはまずお目にかかれませんが、あくまでオマケですからね…。
私が重宝しているのが下記の2つ。
奥は数年前にATTACHMENTから出たドキュメントケースで、財布など貴重品を入れてそのまま持って歩いたり。
手前は無印良品で最近買った、「パラグライダークロス」という仕分けケースなのですが
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337281783?searchno=12
これめっちゃ便利なので、広めたいですね。
こんな風に中身が見えるので、忘れ物がないか一目でわかるし(ちなみに分かりやすいように色々入れてますが普段はこんな化粧品を持ち歩いたりはしれませんよ、念のため笑)
中身の有無に関わらず、しっかり自立してくれるほど形状安定性に優れているのでバッグ・イン・バッグに最適なんです。
そのまま取り出しても恥ずかしくないデザイン性もありますし。
メインの収納とは別に、外にジップでもう1つ収納があったり、とことん便利に作られています。
値段も手頃なので、1つ持っておくと良いと思いますよ。
バッグを変える時もこれごと移せばいいのでラクですね。
僕はA5サイズ(27cm×20cm×4cm)を使っているんですが、A4サイズはシャツを収納できたりともっとアグレッシブな使い方が出来そうなので、夏の旅行前に買おうか検討しています。
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337281707?searchno=10
こういう物って、一つ間違えるととたんに「生活感」が出てしまって、使っていても、他人の物を見てしまっても萎えたりするものですが、このパラグライダークロスという生地がスタイリッシュで、使っていてとても気持ちいいんです。
この記事で一番オススメは、実はこれかもしれませんね笑
黒も良いけど…この秋からの注目はカーキまたはオリーブのバックパック!
現在のナイロンバックパック市場といえば、選択肢としては黒が圧倒的多数。
次にネイビー、グレー、と洋服と同じような選択肢だと思いますが、色別シェアでいいば黒が圧倒的でしょう。
これは、毎日使うバッグの色としては黒が一番ユーティリティ性があるからでしょう。
まあ全身黒のコーディネートにさらに黒のバックパックなどは、正直やめておいた方が良いと思いますが…
このブログというか私は、ずっと全身黒はオススメしていません、何らかの「緩和」が黒使いには必要であると思っています。
それでもやはり、黒が一番色々なコーディネートに合います。
確かにそれはそうなのですが…
しかし、黒で探している方にも、この秋からは一度検討していただきたいのが「カーキ(あるいはオリーブ)のバックパック」。
出典 http://raystore.jp/?pid=93504379
2016 masterpiece×victimモデル(表記はオリーブ)
出典 http://stcompany-onlinestore.com/?pid=105112745#
ロリンザのカーキモデル
出典 http://stcompany-onlinestore.com/?pid=105112110#
黒やグレー、ホワイト、ベージュなど、おおよそアウターやトップスの色として考えられるカラーと調和し、かつポイントとなりうるカラー、カーキ&オリーブ。
ミリタリーアウターなどで選ぶべき色に思われがちですが、実は小物にこそ合う色なのです。
カーキ・オリーブのバックパック、要注目です。
無印のリュックが、 価格、ファッション適合性、手頃なサイズ、カーキ…すべてを叶えてくれる?
無印のアパレル製品の中でも群を抜いて評価の高い「サイドファスナーポケット付ポリエステルリュックサック」。
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738175377
その容量から「デイパック」と呼ばれることも多いサイズ感。
無印のレビューも多くやっているこのブログでも、取り上げるタイミングをうかがっていたのですが、バックパック特集をするタイミングで取り上げることにしました。
本来は単体記事として取り上げたいくらい語りたいことがあるのですが、コンパクトに述べると「低価格のつまらないリュック・バックパックを買うならこれを買ったほうが良い」と言えるだけのクオリティーがありますね。
上述したように、バックパックというのはファッション性を重視した物でも、3万円~4万円前後くらいの価格帯で探すと、クオリティー的にも十分満足出来、数年不満無く使えるであろうアイテムが充実しており、デザイン性など複数の選択肢から選ぶことが出来ます。
2万円台でも、例えば「マキャベリック」など、ファッション寄りのハイクオリティバックパックを作ってくれているブランドに準ずるものとして見つかります。
また、各ブランド廉価版をリリースしてくれていたりするので、その中から1万円台で見つけることも可能ですけどね。
一度バックパックを種類豊富に取り扱っているお店で、一気に比較して見て欲しいんですが、バックパックは価格によって出来栄えが綺麗にグラデーションになっていることが多いですね。
使われている生地もそうですが、型崩れ防止の施策の有無や堅牢さ、金具パーツ、ベルトパーツのクオリティーにはっきり差が出てきます。
「作りが違うな…」と明確に分かるようになるんですね。
やはり3万円くらいを超えてくると、一気にしっかりした作りの物が増えてきます。
逆に1万円以下で探そうとなるとかなり苦労するはずです・・・。
妥協して、その価格帯で選ぶのならば、5千円以下というカテゴリーになってしまいますが無印良品のこのポリエステルリュックをオススメしたいですね。
確かに、生地感は見るからに高そう!というわけではないし(まあこれは例え4万円台であっても見るからに高そうな質感を醸し出すのは難しいんですけどね…好みの問題も多分にあります)、ディテールもシンプルと言ってしまえば良いものの、やや貧弱…。
しかし、背負ってみると不思議とそれなりに満足できる、バランスの良いデイパックなんですよね。
何より価格もそうですが、サイズ感が本当に手頃!
リュックですが、日常のタウンユースに本当に「ちょうどいい」サイズ。
やはりリュックの大きさは、「ちょっとそこまで」なんて時には持て余しますから(上述したような、バッグインバッグの工夫を是非試してほしくはあるのですが)。
これは本当に「ちょっとそこまで」にちょうどいい。
財布を入れて、暇つぶしの本を入れて。
タブレット端末などを入れてもいいですね。
軽いですし。
何なら「ちょっとそこまで」とか「ワンマイルバッグ」の代表格、クラッチバッグなんかより手軽に感じるほどです。
そして、ストラップがロリンザなどと同様、シンプルなので洋服との馴染みが良い。
これも背負ってみた時に不思議と満足しちゃう要素の1つですね。
あとはカラーの選択さえ間違わなければ…。
黒、あるいはカーキ、ネイビーまででしょう。
他の色はちょっと質感に安っぽさが大きく出てしまいます。
出典 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738175353
黒もいいですが、前述のとおり今年の秋冬からはカーキのバックパックを是非試して欲しいので、カーキがオススメですね。
カーキのバックパック良いじゃん!とか、あるいはデイパック良いな…もっと良いの欲しいなと思ったら、その時はこれより良い物をまた買えば良いんです。
出典 http://stcompany-onlinestore.com/?pid=105112936#
私ナル男もカーキを購入し、便利に使っております。
軽くレビューしておくと、大きさは先ほど述べたように「日常お手頃サイズ」ですので、30L前後のバックパックのように、一般的なノートPCが入ったりはしません。
画像は先ほどと同じく15.6型(タテ26cmヨコ38cm)のノートPC
もし、どうしてもノートPCを入れたいならもっと小さなノートPCである必要がありますね。
体感的にはロリンザの、おそらく容量30L程度のバックパックの、およそ半分くらいの容量に感じますね。
またロリンザなどと同様にサイドにファスナーがあって開くのですが、これはメインの収納スペースにアクセスするものではありません。
背面の別ポケットに繋がっているのです。
このメインの収納スペースとは別の場所に財布などを入れておき、さっと財布だけをっ取り出す、などに使うものなのです。
フラップ型と違って荷物の出し入れはラクなタイプなので、これはこれで問題無いと思います。
価格的にもバックパックで色々試す第一弾としては非常にオススメですね。
バックパックやリュックにコーディネートの補完効果があるってこういうことか!などの一端を味わえると思いますよ。
単純にあらゆる面で気軽に使えるのが、日常使うアイテムとしてはとても便利ですしね。
ちょっとここで力尽きましたが、またこれは細部の写真など撮って追加していくつもりです。
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