デイリーに使える!アウターによっては勝負ニットまで昇格!?今季最もコスパの良いニットを探せ!
人によっては、冬の間ほぼ毎日のように着ることもあるであろうニット。
ちょっとお高い「勝負ニット」も良いですが、デイリーに使いやすいお手頃価格のニットを今回はまとめてみたいと思います。
アウターとの組み合わせによってはお値段以上の輝きを見せる、使いやすいコスパニットを紹介しましょう!
ユニクロ・ユニクロUのコスパニットはコレ
ユニクロのインライン(通常ライン)で今季一番コスパが良いと思ったニットは、「プレミアムラムタートルネックセーター」。
形としては非常にシンプルというか、無難なタートルネックではあるのですが、それ故にクセが無く、使いやすいと思います。
素材も今季からより細い繊維にアップデートされたそうで、確かにチクチク感はほとんどありませんでした。
日常着だったり、ちょっと良いアウターにインして使うなら全く問題の無い優等生なニットです。
より高い定価だったユニクロUのラムウールセーターよりもこちらの方が使いやすいですね。
もうすっかりおなじみになったユニクロ×クリストフ・ルメールの「ユニクロU」ラインからは、後半戦で登場した「ミラノリブモックネックセーター」をチョイス。
今季はコレがユニクロ・無印良品などの価格帯では一番コスパの良いニットだったかな?
これ「モックネック」とは言っても、タートルネックに準じるような首元の高さは無く、その点で若干残念な形だったのです。
ただ、ミラノリブの程よいハリ感とギュッと詰まったようなソリッドな質感、そしてスソとソデにリブが無いため、ロングTシャツよりも暖かく、スウェットよりもスッキリ・軽く、と初冬のインナーとして大活躍してくれました。
定価の5000円からさらに値下げされて今4000円。
うーん、十分過ぎるでしょう。
もう1つUの隠し玉が、エクストラファインメリノカーディガンだったのですが、コチラはすでにオススメカラーのグレーが全サイズ完売。
こちらはエレガントなグレーが非常に高級感がありました。
ユニクロUはすでに2019SSも発表されており、良さげな春ニットなどもラインナップされており、今から非常に楽しみですね。
https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/UniqloU/men/
まあ蓋を開けてみるとユニクロ・ルメール時代のように春ニットなのに腰リブがキツ過ぎて使いにくい…なども考えられますが、早く見てみたいですね。
ユニクロU2019SSは2月1日に本格スタートするようなのですが、12月からTシャツなどからリリースされ(半袖Tシャツとか誰が買うのだろう…?)、1月のラインナップにはインナーダウンなど、おそらくその時期に着たくなるであろうものも…。
https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/UniqloU/men/
コレ、おそらくダブルジップじゃあないですか!
ちょっとコレも出来が楽しみですね。
昨年に比べると、やや幅が無くなった無印良品…
昨年はアレもコレも…と良い出来のものが多かった無印良品のニットなのですが、今年は昨年と比べるとやや不作気味に感じました。
そんな中で昨年から無印が押し出している「ヤク」の質感を存分に味わえるニットがコチラ。
ヤクは軽く、ふわふわとしたモヘアのような質感で、ウールとは全く違った特有の着心地が味わえる高級ニット素材。
贅沢な素材使い故、薄手ですが、アームなども細く、ブルゾンのインナーなどにもしやすいタイプ。
薄手なので着ぶくれ感なく、アウターの保温力をアップすることが出来ます。
これからの季節はややアウターに厚手のものが必要かもしれません。
これは当初の定価が1万円ほどだったのですが、現在は6300円ほどまで下がり、コスパが良いと呼べるアイテムになっています。
オンラインショップではほぼ全カラー・全サイズにわたって完売となっていますが、実店舗ではまだあるところがあるようなので、見掛けたら是非ヤク特有の質感を味わってみてください。
正直不作だったセレクトショップオリジナル品の中で輝くのは…やっぱりヤク!?
ユニクロや無印良品などのお手頃な価格帯と、ドメスティックブランドなどの一般的には高価格となる高価格帯の間を埋める中価格帯的な存在になっているのが、各セレクトショップのオリジナル品。
通称「セレオリ」。
近年ダウンジャケットなどはそのクオリティをどんどん上げて来ています。
ただニットとなると、ウール高騰の影響もあるのかなかなか今季は良作が見つけられません。
セレクトショップのオリジナル、と一口に言ってもかなり広範に渡るので、ここでは一般的に手が出しやすい、1万円~2万円程度の価格帯のニットを指すとしましょう。
このレンジ、特に1万円前後ではアイテム数は結構あるものの、なかなか当たりと言えるものがなく。
1万円って、ニット全般としては安い方ですが、つまらないものは買えない値段ではありますからね。
そんな中で、1万円程度のセレクトショップオリジナルニットで最もコスパが良いと思えたのが、ジャーナルスタンダードの「YAK WOOL BLEND アッシュクニットタートルネック」。
【YAK WOOL BLEND】 アッシュクニットタートルネック
こちらは先程も登場した「ヤク」の毛を23%ほどではありますがブレンド。
無印などでヤクのニットに触れたことがある方は、その質感の面影を感じることが出来るはず。
ヤク特有のふわふわ感がありつつ、無印良品のヤク100%のニットなどに比べるとやや肉厚に作られています。
この質感と、茶色い糸も使って全体にやや茶色がかったベージュの色味、そしてコンパクトに綺麗な形に収まるネックが相まって非常に使いやすいアイテムです。
膨らみ感を感じられるボディに対して、コンパクトにまとめられたエリが、フードアウターの増えた今季使いやすい形になっていると思います。
お値段以上に色味と質感で勝負出来るアイテムです。
価格帯1万円付近のニットなら、コレ。
ただサイズだけが要注意で、小さめのサイズ感のニットが多いジャーナルスタンダードのアイテムですがこれに関しては結構大きめ。
Mサイズの着丈が63cmほどと表記されていますが、実際私が計測してみると少なくとも60後半くらいはありますね(タートルネックは、どこから測るか難しいところなのですが…)。
ベイクルーズのページでは多数のスタッフの着用写真が載っているので、それらを参考にしてみてください。
これ以上上の価格帯の「勝負ニット」については、noteの方で取り上げたいと思います。