ナルシストで何が悪い?

ナル男が運営する、主にファッションを紹介するブログです。

メンズヘアセットにおけるヘアアイロンの使い方、注意点とコツ「冷ます」

当ブログではアフィリエイト広告を利用している場合がございます

メンズのヘアセットを劇的に変えるヘアアイロン、でも絶対にしてはいけないこともある!その注意点と、ヘアセットのコツ「冷ます」を教えます!

 

 どーもナル男です!

   

今日はTwitterで質問いただきまして、これはやらねばと思った

 

「ヘアアイロンの使い方のコツと注意点」です!

 

前回ヘアアイロンのメンズヘアスタイルにおける重要性を説明したんですが、

そこからすっぽり抜けていて、追記にしようかとも思ったのですが、独立した記事の方が読まれやすいと思ったので、こちらにしました。

 

www.narcisman.com

 

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

ヘアアイロンで絶対にやってはいけないこと!

 ヘアアイロンは正しく使わないと、髪を痛めることになりかねません。

以下注意点を。

 

濡れた髪に使うのはダメ、絶対!

 

 おそらく、髪の毛ではなく、洋服に使うアイロンから来ていると思われている誤解。

洋服に使うアイロンを、霧吹きなどでシュッシュッと軽く濡らしてからアイロンがけすると、シワが伸びやすい。

 

 ということは、髪もそうなのではないか?と当たり前のように「髪を濡らしてからアイロンを使う」人がいると思いますが、

 

 これは絶対にやってはいけない!!

 

 

 

何故か?理由は2つあります。

 

 ・大量の水蒸気が出て、火傷の危険があるため

 ・髪の内部で水蒸気爆発が起こるため

 

です。

 

まず前者、これはわかりやすいと思います。

髪に水分が大量に残っている状態=濡れている状態のまま、アイロンという高温の物体を当てると大量の水蒸気が出ます。

 

この水蒸気で火傷する危険性があります。

 

さらに、濡れている状態だと、髪内部で、「水蒸気爆発」というものが起きています。

 

これが、髪を傷めつけるのです。

 

「ヘアアイロン 水蒸気爆発」とググってもらえると、いっぱい文献が出てくるので、詳しい仕組み等はそちらを見てもらいたいのですが、これは髪を激しく痛める、絶対にやっていはいけない行為なのです。

 

目安は?「ジュッジュッ」「ジュ~」という音がしなければOK!

 

 そう言われても、どれくらいまで乾かせば、水蒸気爆発が起こらないのかわからないよ!という人もおられるかと思います。

 

髪を乾かそうと思えばいくらでも乾かせると思いますし、髪の毛の水分を全くの0にすることも不可能です。

 

目安としてはアイロンを使用した時にに「ジュッ」という音がする、これアウトです。

この音がしないくらい乾かします。

 

あれは水分が残っていて、水蒸気爆発が起きている音なのです。

あの音がするようなら、アイロン使用を中止して、ドライヤーで髪を乾かしてから、アイロン使用を再開してください。

 

実は、「濡れた髪に使用しても、水蒸気爆発の起きないヘアアイロン」というのも開発・発売されてはいます。

 

 

まあお値段がね…。

 

これは手が出ないでしょう。

これはこれで独自の効能があるようですが主に「縮毛矯正の技法の1つ」として使われているようなので、素人が使う必要はないでしょう。

 

このブログだけで100万くらい稼げるようになったら、実験のため買ってみても良いのですが…笑

 

こんなん買わなくても、ちゃんと髪を乾かせば大丈夫です。

 

アイロン前のヘアウォーターやオイルをつけた後も、乾かそう!

 

 ちなみにアイロン前にヘアオイルやヘアウォーターを使う場合も、つけた後ちゃんとドライヤーで乾かして使いましょう。

 

たまに、そのままアイロンしても良いみたいなアホサイトがあるのですが、水蒸気爆発起こるのに良いわけが無いです。

ちゃんとつけた後に乾かしましょう。

 

あと、あんまりヘアアイロン前にトリートメントとか付けるのは賛成しないんですよねえ…。

髪の表面に何か塗って、その上から高音のアイロンで「焼き付ける」のが良い訳ないと思うんですよ。

 

たまにそのほうが「トリートメント成分が奥まで浸透する!」とかいうこと言うサイトとか業者とかいるんですけど、髪の構造的にそんなんありえないと思いますよ。 

 

まあ髪の毛が濡れている状態の時にホントにちょっとだけオイルか何か付けてコームで伸ばす。

 

やったとしてもこんなもんでしょう。

 

ヘアワックスの後にアイロンしていいの?

 

  境界線上の例として、「ヘアワックスをつけた後ヘアアイロン使っても良いのか?」というものがあります。

なぜなら、ヘアワックスにも多少ですが水分が含まれており、これをつけた後にヘアアイロンを使えば、水蒸気爆発が起こる可能性はあるからです。

 

これについて、絶対ダメという美容師もいますが、実は最終調整で、ワックスをつけた後もヘアアイロンを少しだけ使用する美容師はいます。

 

特にヘアカタログ撮影の場合とかは、とことんこだわるので最終調整でワックスの後にヘアアイロンほぼ使いますね。ワックス前にアイロンでしっかりカタチ作ってますのでほんのすこしですけどね。

 

 

その時に、ジュッとなっているのは見たことがないので、そこまで過剰に気にしなくても良いかな?とは思います。 

 

水分量の多いワックスでは高確率で水蒸気爆発が起きると思うので、使用しないほうが良いでしょう。

 

またそうでないワックスだったとしても、ワックスをつけた後に高温のヘアアイロンをその上から当てるというのは、髪にもヘアアイロンにも悪いでしょうから、なるべく避けて、ワックスを使った後にどうしてもここ違う、直したいという場合、ごく短時間使うにとどめたほうが良いでしょう。

 

ヘアワックスなど整髪料を使った後に全面的にヘアアイロンを使用するのはやめるべきです。

  

夏場のセットにご用心

 

 水蒸気爆発は当然「汗」などで髪が濡れていても起きます。

ヘアセットは涼しいところで手早く行いましょう。

(そのためには、夏場に備えて今くらいの季節から練習しておくべきでしょうね)

 

なんとなくこれを聞くと、ヘアアイロンって怖い!というイメージを持たれそうなのですが、あくまでちゃんと乾かせば何も問題は無いので、よく乾かしましょう。

 

髪を早く乾かすコツ

 朝は忙しいし、男性は短気が多いため、そんな悠長にしてられねえよ!という人もいると思うので髪を早く乾かすコツを。

 

大風量のドライヤーを使う

 たまにビジネスホテル泊まるんですけど、結構値段のする部屋に泊まっても「ヘアドライヤーがしょぼい」ってところ、多いですよね。

 

 去年、某ホテルの「Executive」なんてクラスの部屋に泊まれたんですけど、全てが豪華ななかでヘアドライヤーがフツーの、あんまり風が出ない奴…。

 あれはかなりガッカリだったなあ…。

アンケートに書いておいたよ。

 

 ナル男は流石にかさばるので、ドライヤーは旅行等にも持って行かないんですよ。

ヘアアイロンの記事で紹介した「アレティ」のやつがすごく軽いので持って行くんですけど。

 

ドライヤーがしょぼくて、風があんまり出なくても、乾きが遅いだけで、特にヘアスタイルに多大な影響が出るとかは無いんですけど、日常的に使っていると本当に差を感じる部分なので、髪を早く乾かしたいなら、大風量のドライヤーを使うべきでしょう。

 

美容室のドライヤーだと乾き速いでしょ?

 

基本的に風量=ワット数、なのでワット数の高いものを選べば良いでしょう。

ただし、ワット数が高いものっていうのは、ブレーカーが落ちやすいので、夏場にクーラーを効かせた部屋でドライヤーを掛けるのは注意しましょう。

 

ヘアアイロンはドライヤーに比べてあんまり使用ワット数は高くないので、ドライヤーで髪を乾かしきってから、クーラーを付けてアイロンセット、が夏場はオススメですよ。

 

ナル男は現在1200Wのモノを使っています。

家庭用なら1200Wで十分かと思うのですが(ショボい奴は大抵500~800Wとかです。)、この機会なので、オーシャントーキョーなどの美容室で使われていることが多いプロ用の「ノビー」を注文してみました。

 

プライム会員なので今日中に届くはずですから、今夜から使ってみようと思います。

 

 

ナル男は「1500W」、「マイナスイオンが出るやつ」をセレクト。

マイナスイオンの効能については「宗教戦争」が始まるので、深入りしません。

 

気になる人はマイナスイオン出ない奴が安いので、そちらを買うと良いでしょう。

 

1500Wで最安値はこれですかね?

 

 

これマイナスイオンも出るんですね。

こっちにすりゃよかったかな…。

 

まあナル男はノビーは美容室でよく使っているのを実際見ているので、安心感でノビーのままにしますけど笑

 

繰り返しますが1200Wなら十分でしょうし、安いので1200Wでも良いと思いますよ。

 

 

 

 アイロンを同じ場所にずっと当てるのもNG!   
アイロンの温度って何度くらいなの? 
大事なのは温度より、一度にスルーする髪の量  

 

 大切なことは、アイロンの温度よりも一度にアイロンに通す髪の量です。

 

先ほど髪質が硬ければ固いほど温度が高いほうが、髪質が柔らかければ柔らかいほど

アイロンの温度が低くてもやりやすいと述べましたが、これは前者の方が髪の毛が多く、後者のほうが髪の毛が少ないからです。

 

考えれば分かることですが髪の毛の本数が多ければ多いほど、熱は伝わりにくく、セットはやりにくくなります。

髪の毛を切って、軽くした後はアイロンセットがやりやすいのも髪の毛の量が減っているからです。

 

ですから、前回の記事でも紹介したダッカールなどで一度にスルーする髪の毛を量を少なくすることが大切なのです。

 

 

f:id:narcisman:20160106135648j:plain

 

そして、髪が絡まっていると熱が伝わりにくくアイロンのスルーも大変になるため、コームで絡みを取ってあげる必要が出てくるのです。

 

 

f:id:narcisman:20160106135628j:plain

 

アイロンセットの核心、「髪は温めるより冷ますほうが大事!」

 

 ヘアアイロンによるセットで一番のコツは「冷ます」ことです。

アイロンスルーで髪に熱を与えた後に、すかさず次のアイロンスルーを入れても

意味がありません。

 

何故かと言うと、ヘアアイロンによるセットにおいて、「髪のカタチ」は、「急激に熱せられて、また急激に冷めるときに決まる」からです。

 

ナル男はずっとこの「冷まし」のテクニックで、あまり良い美容師に切ってもらえなかった時代からセットだけで何とかしていたのです…。

 

これを分かりやすく、上手く説明してくれている動画がこれです。

 

 


メンズヘア セット講座 vol.2

 

このブログでも前に貼った、オーシャントーキョー原宿代表の三科光平氏の動画なのですが、彼はとてつもない量のヘアセット動画を出しているため、おそらく埋もれてしまって、

 

あまり出回っていないのですが、「ヘアアイロンを使ったセットの全てが詰まっている動画」なので、一度全てに目を通していただきたい動画です(全部で12分程度ですので)。

 

忙しい方は10分30秒くらいからだけでも見てください。

面白い実験が行われています。

 

140度(の設定)のヘアアイロンで一度「まっすぐに」1つの毛束をスルーします。

その温められた毛束を「曲げて」冷まします。

 

すると髪の毛は「曲がった状態で」、固まるのです。

 

髪の毛をまっすぐにしたい場合、まっすぐにアイロンを入れて

髪の毛を曲げたい場合は曲げながらアイロンをするのが基本です。

 

これは、ただそのほうが「そのカタチで冷めやすい」から「そのカタチになりやすい」ということに過ぎないのです。

 

これを知っているか知らないか、意識するかしないかでヘアアイロンによるセットは全く変わってきます。

 

ずっと同じ場所にアイロンを当て続けることの無意味さにも気付きます。

 

温めるより、冷ます。

 

これがアイロンによるクセ付けのコツです。

 

なんか俺クセつきにくいな~と思ったら、冷ますことに意識がいっておらず、温めて温めて、という方向に意識が行っていないでしょうか?

 

冷ますってどうやって?と思われるかもしれませんが、例えばボリュームを抑えたい場所はアイロンを通した後、手のひらや指で押さえる。(前髪やサイドなど)

 

そうすると、ボリュームがない状態で固まりますし、手のひらの冷たさで、冷めるのも早くなります。

 

カールさせたければ、カールした状態でそのまま手で浮かしておく。(この動画がわかり易い例です)

 

そうするとカールした状態で固まります。

 

このコツをしっていれば、何度も何度もアイロンスルーを繰り返し、髪が痛むことも防げるので、一見関係無いように見えますが、前述したアイロン使用時の注意点とリンクしているのです。

 

ちなみにこの動画で使われているヘアアイロンは前回も紹介した「ワンダム」です。

 

 

 

これは7000円以下で買えるヘアアイロンですが、このように一流のプロも使っているわけです。

 

もしこれを使ってもうまくいかない、もっと高いアイロンにしたほうが良いのかな?と考えるよりも、一度にスルーする髪の毛の量と「冷ます」ことに意識を向けてみると、上手くヘアアイロンでセット出来るかもしれません。

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

関連記事

 

 

www.narcisman.com

 

 

www.narcisman.com

 

 

www.narcisman.com

 

 

www.narcisman.com

 

 

www.narcisman.com

 

www.narcisman.com

 

 

www.narcisman.com

 

 

www.narcisman.com

 

 

www.narcisman.com