ATTACHMENTは定番ヘビーメルトンショートPコートだけじゃない!
今年はミドルPコートも良作!
KAZUYUKI KUMAGAIのPコートも含めて検証!
どーもメンズファッションブログ業界で一番のナルシスト、ナル男です。
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寒くなってきたので今秋はアウター記事を再優先で量産していきます!
前回紹介したATTACHMENTの 定番ヘビーメルトンショートPコート。
ぜひ一緒に見て欲しい、ATTACHMENT関連の2アイテムを
先に紹介したショートPコートと合わせて比較・検証していきます!
ATTACHMENTのロングPコート?
昨年から、ATTACHMENTよりミドル丈のPコートが出ています。
何故か今年は「ロング」と呼ばれているのですが、流石にロングまで行かないでしょう。昨年同様「ミドル」という認識で良いと思います。
前に膝上くらいの本当のロングPコートがATTACHMENTから出たことがあったのですが、これは全然そこまで長くないですから。
昨年のモノはミドルとして初めて作られたモノだったので、
とにかく、とりあえずミドルにしました。
という感じで、ショートPコートの良さが全体としては受け継がれておらず、どうにも野暮ったさがあったのです。細かい部分部分はらしくもあったのですが。
今年はショートPコートの雰囲気を少しだけミドルにも持って来ることが出来ている気がします。
テーラードジャケット感、がありますよね。
出典 http://ameblo.jp/gramme-huit/entry-12085986733.html
ナル男はPコート特集第二回の連載で
Pコート単体でのバランスのとりやすさ、から行くと「ミドルに近いくらいのショート」が一番なのかなあ?と今の空気を感じています。
と述べました。
ATTACHMENTのPコートはショートが絶対良いと思っていたのですが、今は気分的にミドルに惹かれますね。
昨年のモノは本当に、着てみてあまりATTACHMENTらしい魅力を感じなくて、本当にがっかりしましたからね。余談ですが、昨年は「ミドルPコート」という名称だったのになぜ今年は「ロングPコート」という名称なのでしょうか?
昨年のモノとは違う!と言いたかったのでしょうか?
それくらい、今年のモノは良いです。
このミドルPコートのウリは、ミドルの着丈、だけではなく、生地にあります。
こちらはショートPコートのメルトン地とは異なる物が使用されています。
ATTACHMENTではここ数年、チェスターやステンカラーが人気定番コートになっているのですが、それに使われているカシミア混メルトンが使用されています。
カシミア混なので、上品なツヤ感が良いですね。
この生地でPコート作ってくれよ!と思っていた方も多いと思います。
なんでミドルの方にあえてこちらの生地を使用したのか、分かる気がします。
出典 http://wear.jp/attachmentfukuoka/coordinate/5326348/
ショートPコートでは展開の無い、キャメル・ベージュ系が有るのも良いですね。
最初の1着なら、まずは無難にショートの方をオススメしますが…。
難易度は確実にショート>>ミドルです。
ちょっとミドルの中でもバランスの取り方が難しいように感じました。
上のようにバランスが取れていれば良いのですが…。
中途半端な丈だけに、これを着膨れして着てしまうと、かなり悲惨なので注意してください。あまり重ね着し過ぎないように。
まとめておきましょう
・ショートPコートにあった、チンストラップは付属しない
・ショートPコートとは、メルトンの生地が違う
こちらはカシミア混でふっくらとしていてツヤあり
・こちらもショートPコートと同じく背抜き、半裏である
(ただし生地が違うのと若干着丈が長いことで防寒性は少しアップしているように感じる。)
・「メタルボタン」ではなく「水牛ボタン」である。(これはミドルは昨年からそう。)
・昨年のミドルタイプとは全く違うものと考えて良い
・「着こなしやすさ」はショートのほうが上である
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KAZUYUKI KUMAGAIラインのPコート
ATTACHMENT関連で言えば、別ラインのKAZUYUKI KUMAGAIからも良い感じのPコートが出ています。
出典 http://www.area-website.com/products/detail13852.html
「カシミヤ混タテ二重メルトン ショートコート」が正式名称なのですが、言ってないだけで見ればお分かりのように要はPコートです。
ATTACHMENTラインのショートPコートを、さらにミニマルにしたタイプ。
シルエット自体はダブルなのですが、ボタンはダブルではなく、片方にしか付いていません。
一番注目して欲しいのがポケットで、一瞬無いように思うのですが、シーム(縫い目)に沿うように計算して付けらていて、あるのに見えない、というこだわりよう。
ATTACHMENTのPコート自体ミニマルなんですが、KAZUYUKI KUMAGAIの方ではさらにミニマルを推し進めていますね。
ATTACHMENTのPコートにはある「アームのライン」すら無く、アームには何も無くて、これがアームをさらに綺麗に見せてくれるんですよね。
出典 http://www.river-nagano.com/products/detail.php?product_id=5015
生地はATTACHMENTラインのショートPコート使用のメルトン地ではなく、ミドルPコートや、チェスターコートと同ラインのカシミア混メルトン。
上品なツヤがあります。
ナル男がこのコート推したい理由の1つはこの生地に加えて「色」ですかね。
「カーキグレイ」という色なんですが、カーキは感じられず、綺麗な独特のグレー地。
ATTACHMENTの「シーズンカラー」はたいていハズレなんですけど、このカーキグレイは当たりですね。
ただ、ネットで調べる限りカーキグレイのサイズ1は全国的に完売しているようです…。
ナル男は伊勢丹で見たのですが、伊勢丹にはあるのでしょうか?いや無いかな…。
黒もツヤが上品で良いんですけどね。
出典 http://islepair.blog.fc2.com/blog-entry-2043.html?sp
こちらは「半裏」ではありません。全面しっかり裏地アリの「総裏仕立て」です。
KAZUYUKI KUMAGAIの方は「ちゃんとコートしている」という印象でしたね。
ただ唯一このコートが主張しているのが「エリ」なんです。
このタイプの「大きなエリ」を立てたい場合は、一つ注意点があります。
出典 セレクトスクエア http://www.selectsquare.com/greenlabelrelaxing/g2368503/
小さいエリの場合は、このようにガッツリ立ててもらって大丈夫なのですが、大きなエリでこれをやると「ドラキュラ化」します。
出典 http://square1.jugem.jp/?eid=13053
この例のように、エリを「首の真後ろ」からそっと「真ん中だけ」持ち上げる要領で立ち上げてあげましょう。
そうするとこんな感じで綺麗に立ち上がります。
あとはATTACHMENTラインのPコートの特徴の一つだった「メタルボタン」(金属で出来たボタン)このボタンは全て今年から「水牛(の角)製」に変わってしまったんですが、KAZUYUKI KUMAGAIのこちらのコートは「メタルボタン」が堅持されています。
賛否両論あるんですが、ナル男はATTACHMENTはやはりメタルボタンが良いなあと思っているので、それもあってこちらに惹かれました。
どこかで言い続けたらATTACHMENTラインでも復活しないですかね?笑
水牛はより無難というか大人っぽいんですが、特有の「色ムラ」があるんですよね。
メタルは均一性があって、よりミニマルなんです。
KAZUYUKI KUMAGAIの方は、Pコートの形をメインにしながらも、ところどころかなりの「ドレス化」が図られているので、綺麗なんですがやはり「着やすさ」はATTACHMENTのショートPコートの方が上ですかね。
まとめておきましょう
・より細部でミニマル化が図られている
・生地はATTACHMENTラインのショートタイプとは異なり、カシミア混メルトン。
そのためふっくらとしていてツヤがある
・ボタンは「メタルボタン」
・ATTACHMENTラインにない「カーキグレー」がある
・裏地が全面にある「総裏」である
・エリが大きいなど、デザイン性があるため着こなしやすさはATTACHMENTラインのショートPコートには劣る
ATTACHMENT関連だけでも、これだけ選択肢があるので、ショートPコートだけでなくミドルやKAZUYUKIも見てみると面白いですよ。
完売・サイズ欠けが激しいので、この企画おせーよ!という声は甘んじて受け入れます…。
ただまだ有るには有る、みたいな状況ですからね。
SALEも睨みつつチェックしてみてください。
さらにドメブラの中でも色々なブランドのモノを紹介する予定ですが、
ATTACHMENT関連だけで結構なボリュームになってしまったので、一旦ここで切ります。
同時並行的にセレクトショップのアイテムも紹介していく予定ですのでお楽しみに!
その後には「Pコートを探しているうちに見つけた、Pコート以外の良作アウター・インナー」も予定しています!
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