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ユニクロU2017春夏メンズアイテムを徹底的にレビュー!本当に使える良品を探せ!

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UNIQLO U(ユニクロユー) 2017SS遂に発売!春夏立ち上げ初日からメンズアイテムを徹底的にレビューします!アウター、ニット、シャツ、カットソー、ボトムス…本当に使えそうな良品はどれ?

 

 

 毎度おなじみユニクロ×クリストフ・ルメールのユニクロUメンズアイテム徹底レビュー。

 

いよいよ2017年2月17日、ユニクロ×クリストフ・ルメールの「ユニクロU」2017コレクションが発売されました!

 

そして、今回もやっちゃいます!

ユニクロU2017メンズアイテム徹底レビュー!

 

毎度のことですが、大量のアイテムを一気に見るのはかなり大変な作業ですが、その分楽しみでもあります。

 

段々と消費者側の見る目も厳しくなっている気がするこのコラボ。

「ユニクロ価格で海外ハイブランドデザイナーのデザインが買える!」…からと言って、よく分からず買ってしまって結局使わなかった…なんてなったら本末転倒です。

 

今回も「本当に使えそうな良品はあるか?」という観点でチェックしてまいりました。

ちょっと今回はレビューに一工夫も加え、さらにパワーアップしました。

是非御覧ください。

 

2017秋冬はコチラ 

 

www.narcisman.com

 

www.narcisman.com

 

 

 

 

 

レビューアイテム一覧

 

 

 

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アウター類

 

体躯がある方に是非試して欲しいライトウェイトコート&ジャケット

  

 ユニクロルメール時代からそうなのですが、どうにもこのコラボのアウターは作りが大きいものが目立ちます。

 

今回より正確なレビューにするために新しい試みを始めました。

参考になれば幸いです。

 

 

 ライトウェイトオーバーサイズコート

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 出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/195203-03

 

 公式サイトでも大々的に使われているこのコート。

 

その名が示唆していますが「オーバーサイズ」とのことで、所詮標準身長でやや華奢な部類に入る私(いつもドメスティックブランドではアウターS~Mサイズ、トップスS~Mサイズ、たまにカットソーやニットでLサイズを着ることがあります)には絶対に着こなせないと予感しておりました。

 

ユニクロUは海外も視野に入れているせいか、やたらサイズ感の大きいアイテムがあったりするので、いつも「体格が良い方には似合いそう」みたいな、あくまで推測しか出来ませんでした。

 

そこで今回そういったアイテムもカバーするために179cm、体重61kgでスリムながらスポーツマンでもある、そんな体格の良い知り合いを試着に駆り出しました。

彼に着てもらうことで、体格に恵まれた方には似合う、などのレビューが可能になりました。

 

そしてこのコート。

やはり着こなすには体躯が必要ですね。

179cmの彼でもSサイズがほどよくゆとりが出て似合う、という感じなのです。

Mサイズでもオーバーサイズのコートという趣旨からするとかなり良いシルエットになるのですが、このコート袖口が広く、袖を持て余しがちなのです。

 

公式のモデルも袖を折って(まくり気味で)着用していることからも、この袖が大きめサイズで着ることをかなり難しくしているように感じました。

 

体格の無い方が着たり、またさらに大きめサイズを着たりといった着方を否定するわけではありませんが、かなり無理をしている感じになってしまいますし、そこまでして着るものでもないんじゃないか…とは思います。

 

このコートの生地、ポリエステル100%なのですが、落ち着いて上品な生地感で、決して安っぽく見えません。

ラックに並んでいて率直に、生地は良いなあと思います。

「ザ・ポリエステルです」というような質感はしていないし、生地は手を当てると透けるほど薄いのですが、その薄さもコートの生地としてはマッチしていて、かなりバランスが良いですね。

 

色はグレーが一番良く感じましたが、他の色も遜色が無く、どれを選んでもいいと思います。

 

ちなみに一番上のボタンを締めるとチェスターコート風からステンカラーコート風になるようなギミックなのかな?と公式写真では感じたのですが、そこはちょっとイマイチでした。

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/195203-03

 

あくまで普通に羽織るだけ、が良いでしょう。

 

ライトウェイトジャケット

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/195213-69

 

 いやユニクロU、体躯が無い者には辛いアイテムが続きます…。

これも179cmの彼にはMサイズがジャストフィットで、かなり綺麗に着れるのに、私にはSサイズでもちょっと合わないというサイズ感。

 

というのもやはりソデがもたつくんですよね。

長いのではなく、広く取ってある感じなのでお直ししても…という感じ。

テーラードジャケットのサイズ感はシビアに行きたいところなので、これも断念しましたが、出来はコート同様そこそこ良いですね。

 

いわゆる半裏(裏地が半分までのジャケット)仕様です。

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/195213-69

 

ライトウェイト2型は体躯のある方には是非試して欲しいですね。

 

シアサッカージャケット

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/195211-33

 

 凹凸感がある生地、シアサッカー素材のジャケット。

上記ライトウェイトのジャケットを見た後だとちょっと生地感で安っぽく感じてしまいますね。

より軽さ・ドライ感はあるのですが。

「軽すぎる」感じ。

 

昨年「シアサッカー素材というのは凹凸感が見た目にもはっきりわかりますか?」という質問を頂いたのですが、結構はっきり分かります。

 

ところがこのライトウェイトとシアサッカー、ボトムスの話となると逆転します(詳しくはボトムス・パンツ編で)

 

コットンパーカ アウターなら一番?

 

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 出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/182580-56

 

 マウンテンパーカー風のアウター。

 

グレー掛かったオリーヴは色味・生地感がすごく良いですね。

個人的にこのアイテムはオリーヴ一択だと思います。

ブラックがちょっと埃っぽい感じになりやすく、ホワイトはあからさまに難易度が高いので…。

 

これもまあビッグシルエット気味ですね。

あえて、そう作っている感じ。

 

身幅はそんなでも無いんですが、袖が太い太い。

私も春夏想定ということでカットソー一枚で試着してみたのですがちょっと持て余し気味に。

 

ただし袖作がぎゅーっと絞れる仕様になっております。

これが結構本格的。

ちょっと注目して見て下さい。 

 

生地は、ブロックテックパーカのハリ感のある感じを想像しないほうが良いですね。

クシュクシュっとした、モッズコートなどにありがちの薄いものです。

 

ちょっと残念なのは、この生地もあいまってフード周りがシュンと寝やすいこと。

ここが立ちやすいとまた見え方も変わってくるのですが…。

 

マウンテンパーカーはここがしっかりしていると、かなり見え方も変わってきます。

 

マウンテンパーカーというのは、MA-1やスカジャン、後述するコーチジャケットといったトレンドのライトアウターと違い、着こなしの難易度の低さを求めたいアイテム。

質実剛健というか、トレンドに縛られず使いやすいアウターとして需要があると感じているので。

このアイテムの場合そこはどうでしょうか、ビッグシルエットだけにちょっと使いにくいのでは…と思います。

OLIVEの生地感はすっごく良いんですが。

 

マウンテンパーカーは質問コメントや要望も多く、今年も別に記事化を予定していますのでお待ち下さい。

 

コーチジャケット 今年の最旬アウター、どうしたものか!?

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/195207?color=09

 

 コーチジャケットは、ユニクロだけでなくアパレル業界が推したいのがひしひしと伝わってくる最旬アウター。

 

例えば今温かい日に原宿駅に降り立つと、かなりMA-1を着用している人とすれ違うことになりますが、そういう状態になるんでしょうか?

正直MA-1が流行る前も「MA-1が本当に大々的に流行るのか?」と懐疑的だったものですが、実際その増加率は凄まじかったですから、流行る時は流行るのですが。

 

このアイテム、「コーチジャケット」としては極めて標準的な出来。

値段も含めて考えるなら「上出来」な部類だと思います。

 

コーチジャケットって着丈が長かったりすると本当に着にくいのですが、これは着丈もそこそこで、袖リブがグッと締まっているので、体格の無い者には厳しいユニクロUアウターの中でも比較的着やすいです。

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/195207?color=09

 

色は断然KHAKIの出来が良いです。

次に黒かな。

生地感も程よくハリがあって、ポリエステルですが、ツヤツヤテカテカしすぎない「コットン混紡されてる?」と言いたくなる落ち着いた風合いです。

ポリエステルやナイロンでも織り方で様々な表情になるのが面白いですよね。 

 

コーチジャケットは一番下までボタンがあるのが特徴なのですが、それも守られています。

 

あとは「コーチジャケット」というアイテムをどう考えるか?だけですね。

 

あまりに標準的なコーチジャケットなので、今後コーチジャケットが増えた時に差別化が難しくなるんじゃないかなあ。

今MA-1で差別化しようとするとすごく難しいです。

 

それと同じ懸念があるかなと思います。

(そういう意味でも、このアイテムを買うなら黒ではなくカーキを選んで欲しいんです。)

 

標準的なコーチジャケットが欲しいなら、これで良いんじゃない?と言えるくらい出来は良いですね。

 

 

アウターはいつも通り、ビッグシルエット気味のものが多くて、難易度が高いですね。

ユニクロということを考えると1万円くらいのアイテムは抵抗もあるでしょうし、無理に買う必要は全然無いですね。

個人的にはコットンパーカのオリーヴが、もうちょっと体格があれば絶対買っていたなあという出来。

ダブルジップではないとか色々細かく言いたいこともあるんですが、大枠で見た時に一番カッコいいアウターかなと。

 

アウターに関しては、なんでステンカラーコート作らなかったかなあ?と思いますね。

ステンカラーコートって「カレー」みたいなもので、どうやって作ってもある程度のレベルにはなるアイテムなので、ユニクロUの中でも見たかったなあと。

ロングコートの生地感とか良かったですからね。

残念。

 

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セーター・ニット類

 

 ユニクロとルメールコラボといえばこれでもか!と出してくる種類豊富なニット類。

今年は普段使いやすい春ニットがあったのでしょうか? 

 

ミラノリブクルーネックセーター

 

 ユニクロ×ルメールお馴染みの「ミラノリブ」セーター。

 

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/197563-33

 

 秋冬版はウール88%、ナイロン12%だったんですがかなりパリッとした固い質感だったんですよね。

 

今回の春夏版はコットン86% , ナイロン14% なのですがパリッとした感じは軽減されて柔らかく感じますね。

 

注意点として、今回は「リブ」ありです。

 

参考 ユニクロU 2016AW

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/182247

 

 これによって、スソが腰で溜まらずに「カットソーのように着れるニット」というユーティリティがかなり軽減したように感じました。

柔らかくなってしまったのもその点に拍車をかけています。

 

ただし緑がかったブルーは綺麗で惹かれましたね。

オススメというほどではありませんが、サイズを上げてインナーとして使うならアリだと思います。

 

スーピマコットンリブクルーネックセーター

 

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出典  http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/190698-56

 

 一見「極めて普通の春ニット」っぽいんですが、ラインのところに隙間が空いており、インナーが透けて見えるようになっています。

その普通っぽさが最初は良いんじゃないかと思ったのですが、インナーまで気を使うのが面倒かなと。

また隙間の空け方も妙に中途半端かな。

普通っぽくて良いんですけどね。

 

スーピマコットンクルーネックセーター(幾何学柄)

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/196593-69

 

 今までのユニクロ×ルメールにないアイテム。

ニットというかロンTみたいに薄いですね。

ドットのような模様が入っていて、それによってメランジ調の幾何学柄を構成しています。

 

アームホールが細いので、サイズを上げて着やすいですね(ニット類はサイズを上げて着るのが好みです)。

濃い色のアウターのインナーにすると面白そうです。

ちょっと買うか迷ったアイテムです。

 

スーピマコットンクルーネックセーター(ジャカード織り)

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/190697-69

 

 同じ名前のアイテムがあるので、紛らわしい…。

こちらは色味の異なる糸を使うことによってジャカード織りを表現し、ちょっと立体感を出したアイテムです。

 

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これもリブありですが着やすかったですね。

 

 

昨年のユニクロルメールのスーピマコットンボートネックセーターのような春ニットがあればよかったんですが…。

 

 

参考 2016SS ユニクロルメール

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/172261-09

 

 うーん今回は自信を持ってオススメ!と言えるような春の長袖ニットはなしです。

 

春のニットを持っていない!調達したい!というのであれば、値段的にもどれか1枚買っておいて良いと思います。

どれも気持ち大きめを選ぶのがコツです。

 

ミラノリブクルーネックセーター(半袖)

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/190685-33

 

 今回のユニクロUには「お気に入りランキング」というものがあるのですが、発売初日時点の1位がコレでした。

 

コレクションフォトで大々的に使われたからでしょうか。

 

半袖のサマーニットというもの自体結構難しいアイテムで、「ニットなのに半袖」という違和感や中性的に見られすぎるといった点を乗り越えるのが大変だったりするんですが、これはそもそもTシャツとの差別化が中途半端かなと思います。

 

ニット感があまりなく、それが「カットソーのようなニット」として、ユニクロUのミラノリブシリーズの良さだったんですが、半袖になってそれが活かされているかというと…。

ただ半袖にしたという感じで。

 

それでいてしっかり厚い、つまり着ていて暑いので結局夏になったら着ないんじゃないかと思うんですよね…。

着こなしの難易度も相まって。

 

これも買うならブルーの発色が良いですね。

 

スーピマコットンニットポロシャツ、上品なブルーグリーンは健在

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/196594-00

 

 今年も出ました、綺麗なグリーン掛かったブルーのポロシャツ。

 

昨年の「ユニクロ・ルメール」との繋がりを一瞬感じさせるアイテムですね。

 

 

 

参考 昨年のスーピマコットンポロシャツ

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/169025-66

 

 しかし、昨年はTシャツ・カットソーのような薄手の生地で作られていたのですが、今年は肉厚なニット生地になっています。

 

またニット扱いということで、リブ付きになってしまったので、それがどうかな?とは思っているのですが、そんなに気にならなかったですね。

肌触りは大幅に向上しています。

エリもかなり違う形に。

 

色味とポロシャツであるということ以外は全く新しい形に生まれ変わったアイテムと言えると思います。

 

昨年とはその色味もちょっと違っていて、青みから緑みに振れているような気がしますが、上品で綺麗な色味であることは変わりません。

昨年のように複数枚買いするかはまだ分かりませんが、とりあえず今年も1枚買いました。

どうしても数が必要になる夏のトップスの1枚としてオススメですね。

 

問題は、今年も洗ってみてどうなのか?

これは「洗ってみた」企画で追跡レポートするかもしれません。

 

 

シャツ類(長袖)

 

 昨春と比べるとシャツは良い意味でも悪い意味でも普通のラインナップに…。

 

エクストラファインコットンブロードシャツ

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/183609-60

 

 昨年のユニクロルメールは、シャツが良作というのが大きな特徴でした。

それに比べると、見劣りするのは否めないかと思います…。

 

昨年のオックスフォードシャツは良作だったんですけどね…。

今回は着丈やサイジングはスッキリしていて、美シルエットというわけでもないけれど、「ユニクロのシャツ」っぽいシルエットでもなく。

 

生地感もめちゃくちゃ良いというわけでもないけれど、悪いわけでもない。

良い意味でも悪い意味でも「普通のシャツ」に仕上がっています。

これはこれで、安く白シャツをたくさん欲しい!なんていう需要には十分応えられるかと思います。

「普通のシャツ」を安く買えるブランド、無印良品などがありますが、他に挙げろと言われれば困ってしまうくらい、供給は多くはありません。

 

グレーとライトブルーはどちらもちょっと使いにくい発色ですね。

もう少し淡かったら良かったんですが。

 

エクストラファインコットンブロードシャツ(ストライプ)

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/197625-63

 

 私が今回買ったのがこちら。

「普通のシャツ」になってしまったユニクロUのシャツですが、それなら無地よりもストライプの方が着こなしやすいし、生地感の誤魔化しにもなります。

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ちょうど気軽に使えるストライプシャツを補給しておきたかったんですよね。

無地よりこちらのストライプが着やすくてオススメ。

 

買うまでに至りませんでしたがこちらのベージュっぽいストライプ柄も着やすかったですよ。

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/197624-69

 

ニットの中にレイヤードして、ネック部分から見せる、などならユニクロUのシャツで十分かもしれません。

 

デニムシャツ

 

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出典 http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/197620-64

 

 今回「色あせたデニムアイテム」を多用しているユニクロU。

 

こちらはしっかりと肉厚なデニムシャツ。

肉厚なのは良い点なのですが、ニットの中に挟んだりした場合はちょっとゴワゴワしてしまいまそう。

 

私はデニムシャツと同じような質感のシャンブレーシャツ(デニムシャツとシャンブレーシャツは正確には違うものです)で、無印良品のものをオススメしていますが、そちらのほうが使いやすいと思いますね。

 

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出典 www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738197928

 

無印良品とユニクロUのシャツ比較とかやったら面白そうですね。

 

 

コットンワークシャツ シャツとしてではなくライトアウターとして見て欲しい

 

 意外に良かったのがコレ。

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/197632-69

 

私のあまり好きではないオープンカラーシャツなのですが苦笑

これはシャツとしてではなく、ライトアウターとして見て欲しいですね。

生地感がしっかりしていて、ちょっとシワ感を出して着るとかなり良いんです。

(陳列の段階で写真のようにピシッとしていなくて良い感じにシワ感が出ていました。)

 

ライトアウターとして見るとちょっとゆるいサイジングもちょうどよく思えるかもしれません。

 

前述の179cmの知り合いにMサイズを羽織らせたんですが、かなりカッコ良かったですね。

是非これは無地カットソーの上などから「羽織り」で着てみてください。

 

シャツ類(半袖)

 

オープンカラーシャツ(半袖・無地)

 

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/197622

 

 前述した通り、私はオープンカラーシャツが苦手でして…苦笑

何故なのか?と言われても説明に困るのですが昔から苦手なんですよね。

誰にでも苦手な食材ってあると思うのですが、そういう感じです。

 

それをご容赦頂いて見て欲しいのですが、これはなかなか良いシャツだと思います。

オープンカラーシャツですが、エリの形が綺麗なのです。

 

また生地が明らかに他のシャツと違う。

これ実はコットンなどではなく、リヨセルという人工的な素材。

 

リヨセルというのは、コストを抑えつつ高級感を出すために使われる素材です。

某セレクトショップもオリジナル品に多用しています。

 

その狙い通り、生地に3000円のシャツの安っぽさはありません。

ユニクロUは、最初に紹介した「ライトウェイト」にしても、そこらへんが上手いなあと思いますね。

 

ただ…出来るならボタンをどうにかしてほしかったかなと。

ボタンのせいでユニクロのシャツだという現実に戻される感じ。

思っている以上にボタンが「浮く」んですよね。

実はユニクロルメールのシャツの中にはボタンがそこそこ高級感ある物もあったんですよ。

これが「U」の限界なのかなあ…。

 

もし買うなら、自分でこれのボタンを付け替えて、ダークカラーのものにしてあげるとかなり違ってくると思います。

ボタンの付け替えは、お直しやさんでボタン代+ボタン1個に付き100円くらいの工賃でやってもらえます。

メニューや価格表にボタン交換の無いお店もありますが、相談すると「え?そんな値段で良いの?」っていう価格でやってくれて申し訳なくなるほどです。

近くのお直し屋さんに相談してみてください。

お店にボタンの用意があれば、それを買って付けてもらう事もできます。

 

2980円のシャツにそこまでするのか?と思われるかもしれませんが、逆に2980円のシャツだからこそ出来ることでもありますよね。

 

着方なのですが、ボタンを閉めずに無地カットソーなどに「羽織る」感じで着るのが良いと思います。

そのほうが素材のテロっとした揺れ感が活きると思いますし、シルエットも誤魔化せるかなと。

オープンカラーシャツはボウリングシャツなども含めて羽織りでラフに着たほうが良いと思っています。

 

そうなってくるとインナーの無地カットソーにも気を使うんですけどね…。

 

私もリヨセル100%のシャツというのは今まで購入した記憶がなく、洗濯したらどうなるのか分からないんですが、これも出来れば「洗ってみた」で取り上げてみたいですね。

 

色は無地カットソーに合わせてミニマルに着たいので、黒かネイビーが良いかなと思います。

 

オンラインだと売り切れてますが、実店舗だとまだまだありますよ。

また昨年のユニクロルメールがそうだったのですが、再生産ではなく2次入荷というか、在庫が小出しに復活することもあり得ます。

 

 

オープンカラーシャツ(半袖・柄)

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/197629

 

 ネットだと多分絶対に伝わらない生地感+柄感だと思いますね。

これもリヨセル素材なんですが、素材+柄で上手くハマっているのはこちらの方かもしれません。

 

ボタンは変わらず別ですが、これはユニクロっぽくないですね。

 

昨年のユニクロルメールのいわゆる「ローソンシャツ」みたいな存在になるんじゃないでしょうか。

 

参考 ユニクロルメール2016SS

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/176418-48

 

私が普段オススメしているようなスタイルとは全く違いますし、今後オススメすることもおそらく無いであろう半袖のオープンカラーシャツということで、今回も特に強くオススメなどはしないんですが、2型ともユニクロUメンズラインの中では良いアイテムだと思いますよ。

  

 

パーカー類

 

インディゴスウェットプルパーカ

 

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出典 http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/198316-62

 

 2016秋冬のユニクロUから引き続き登場の「プルパーカ」。

前回はマスタードのような色味のブラウンが大人気でした。

 

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/186047

 

何ていうか、各シーズンでその期しか買えない「シーズンカラー」みたいのが設定されているとするなら、コレクションする楽しみが出てきますよね。

今後はそういう買い方も面白いのかも。

 

インディゴスウェットプルパーカは発売初日時点のお気に入りランキング2位のアイテム。

 

デニムでいう「アタリ」という色落ちの跡までリアルに付けられていて凝っています。

去年も言いましたが、工業製品っぽいユニクロのアイテムでこういうアイテムが出てくるのは非常に面白いと思います。

 

ただこのアイテム…可愛すぎる。

 

ただでさえ可愛らしい感じの作りのプルパーカに、この色味だと可愛らしさが強調されてしまって大人のメンズが着るのはちょっとキツいです…。

大学生以下か、女子にオススメですね。

 

レディースを見たところ、パーカーが無いんですね。

このお気に入り上位は女子人気もあるのかなあと思ったりします。

 

色あせたインディゴ系アイテム、今回のユニクロUで多用されていますが、どれも使い所が難しいですね…。

 

 

スウェットプルパーカ

 

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出典 http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/192789-09

 

 インディゴ以外のスウェットプルパーカは、良くも悪くも普通のパーカー。

ユニクロUの冠が無ければこんなに売れてないんじゃないかなあ?

試着しましたが、今回も不思議なサイジングなので、サイズを決めつけず色々試したほうが良いと思います。

 

 

 

Tシャツ・カットソー類

 

 ユニクロルメール・ユニクロUはコスパの良いカットソーを調達する機会として優れていましたが、今回もコスパに優れたカットソーはあったのでしょうか?

 

スーピマコットンボーダーT、是非試して欲しい今回一番のオススメ品

 

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出典 http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/180734-09

 

 昨年秋冬のユニクロUで発売されたクルーネックTは、昨春のユニクロルメールから「スーピマコットン」ではなくなっての発売だったので、期待していなかったのですが、これがなかなか良作だったのです。

 

参考 2016AW ユニクロU クルーネックTシャツ

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/186051

 

今回は「スーピマ」素材が復活!ということで期待していたのですが、コレが大当たり!

 

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/192788-69

 

  

こちらはかなり薄手で柔らかい、非常に肌触りの良い生地。

 

かなり表面がツルッとした感じだったので、最初に実物を見た時は、あれ?これなにかコットンに混紡しているのかな?と思ったほどです。

 

これでコットン100%なことに驚きました。

 

そしてシルエットがとにかく綺麗。

身幅も太すぎず細すぎない絶妙さで、袖も細く、インナーとしての着丈を考慮してサイズアップしても綺麗に着れます。

 

そして首元は基本的に「クルーネック」なのですが、バインダーの処理が秀逸。

このカットソーのポイントにもなっています。

 

 

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今まで良品ながら、何らかの妥協ポイントがあったユニクロ×ルメールコラボカットソーですが、今回はほぼ妥協点無し。

 

強いていえば薄さ故に、洗濯後どうなるか?といったところくらい。

一応「 ジャージー素材なので、薄手でも丈夫なのが魅力」とのことなのですが。

 

これが1500円は文句なしに安いですね。

 

初日ながらサイズ違い、色違いで購入してしまいました。

 

 

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夏に1枚で着るだけでなく、春に重ね着としてかなり重宝しそうです。

私のオススメカラーはネイビー。

 

 単体でも濃い、良い色合いなのですが、個人的に今年の春のキーカラーだと思っているライトグレーとの相性が抜群なのです。

 

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このようにライトグレーのニットのスソからチラ見せしてもいいですし(この際ボーダーなのが効いてきますね)。

 

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通常は避けるべき「クルーネックの首元からクルーネックのカットソーの首元が見えてしまう」という場合も、このカットソーのポイントになっている襟元のおかげで綺麗に見えたりします。

 

なんなら今から使えそうですね。

 

いやなかなかこれは良いですね。

 

昨年の無印良品のボーダーカットソーと並ぶかそれ以上の出来です。

 

www.narcisman.com

 

1枚買っておいて損はないと思いますよ。

 

今回の一番の、というか唯一「コレ買っておいたほうが良いよ!」というアイテムですかね。

 

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ボトムス・パンツ類

 

 実は昨年からあまりボトムス・パンツ類をユニクロルメールには求めていなくてですね…。

パンツ類はシルエットが命なので、こだわりたいという思いがあったのです。

今回参考までに2型だけ試着しました。

 

ライトウェイトジョガーパンツ

 

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出典 http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/193430-69

 

 アウターとしては非常に良い生地感だった「ライトウェイト」シリーズなのですが、ボトムスにすると駄目ですね…。

ちょっと生地が薄すぎます。

シルエットもちょっと中途半端ですね。

 

アウターとしては薄さが良い意味で効いているんですが…。

 

シアサッカーワイドパンツ

 

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出典 www.uniqlo.com/jp/store/goods/193427-33

 

 アウターでは、ライトウェイトに軍配が上がりましたが、ボトムスではシアサッカーの方に軍配が上がります。

形もしっかりワイドパンツしているので、これはこれで良いと思います。

 

シアサッカー生地が軽すぎるので、なかなか本来の綺麗なシルエットに見せてくれないのが難点かなあ。

 

 

 

本当は他にもグッズ類までフォローしたかったのですが、ちょっと時間切れですね。

正直今のところコレ、というアイテムは無いですね。

 

 早すぎるユニクロU2017SS総括

 

 まだ初日ではありますが、ユニクロU2017SSの総括を少々。

初日から売り切れを懸念してガンガン買い込むようなアイテムは減っているかなと思います。

もちろんこれから徐々に欠品していくとは思うのですが。

 

とりあえずユニクロ×ルメールだから、評判が良さそうだから買ってみる、という感じはしなくて、皆さんよくよく自分にとって本当に必要なものなのかどうか?吟味しているというのが伝わってきました。

 

「ちょっと良いとは思うけど、買うまではいかないなあ…」とかなりハードルが上がっている様子。

今回私もそういう葛藤を感じましたし、こういうブログをやっているからと言って無駄に買い込もうというは止めておきました。

そうした点もレビューに反映出来ていれば良いなと思います。

 

例えばアウター類なんかは体格が無い人にとっては基本的に厳しい作りになってますし、ユニクロUだからって無理してまで買う必要はないんですよ。

 

さらに ユニクロUという冠というか、先入観を取っ払って冷静に見てみると「良くも悪くも普通」というアイテムが多い印象です。

 

「え?これユニクロなの?今までユニクロ興味なかったけどこれなら買ってみよう」という「ユニクロの壁」みたいなものをぶち破れているアイテムは多くはないです。

 

だからこそ普通のユニクロのアイテムとして、必要であれば買うし、そういう売れ方をしていくのではないかなと思います。

 

あくまで参考までに色々試してみてください。

こうした「お祭り」に参加してみるのも楽しいものですよ。

 

今後追加リリースされるアイテムも、ドメスティックブランドやセレクトショップの春の新作情報とともに追っていきたいですね。

 

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