ユニクロ×クリストフ・ルメールのコラボ「ユニクロU」、2017AW本格スタート!前半戦は、カットソー・パーカー・コットンパンツなどがリリース!決め手になるのは「色」!?
ユニクロ×クリストフ・ルメールのコラボ、ユニクロUも二回目の秋冬シーズンを迎えました。
今回から数度に分けて入荷をするということで、先にTシャツ等が店舗・オンライン限定で発売されていましたが、9月29日から本格的な入荷がスタート。
10月6日と合わせてシリーズのほとんどが入荷してしまうため、要注目の1周間となっています。
今秋はユニクロ×イネス・ド・ラ・フレサンジュ(通称ユニクロイネス)、ユニクロ×JW ANDERSON(通称ユニクロアンダーソン)とコラボが続いているのですが、やはりユニクロUを本命視している人が多いのかな?という印象を受けます。
うーん、ただ個人的には店頭での熱気はユニクロイネスが一番あったような気も…。
まあユニクロUはイネスとは異なってかなり取扱店舗が多いので、それだけ分散していたということかもしれませんね。
※ユニクロUフルラインナップ取扱店舗(ただし店舗限定商品があります)
https://www.uniqlo.com/jp/shop/c/uniqlou_fulllineup/
中にはどんどんサイズ欠けをしてしまって、二店舗目に行かなくてはならないという事態にも…。
そして「色」が決め手となる前半戦となっています。
- クオリティはそんなに高いわけではない、必要な物だけ買おう!
- アウター編 悪くはないが、ちょっとパンチに欠ける印象
- シャツ編 コラボシリーズでは一番の出来!
- カットソー編 色が決め手!?
- ボトムス編 ユニクロ今秋最高のパンツ?
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クオリティはそんなに高いわけではない、必要な物だけ買おう!
これは、ユニクロ×ルメールのコラボが「ユニクロルメール」名義から、「ユニクロU」に変わってから顕著なのですが、あくまでユニクロの通常ラインの双子的なコレクションとなっています。
アイテム画像などの「見せ方」は特別感があって、すごく上手いなとは思うのですが、実際のアイテムのクオリティはそこまでではありません。
ただそこのラインが難しくて「使えるかも」みたいなアイテムが多いんですよね、ユニクロUは。
そういう意味でコラボシリーズの中で平均点は一番高いのではないかと思います。
だからどこを買ってもいいし、使い方次第だなという印象を一番受けました。
ルメールの世界観を、ユニクロで再現しきるなんて無理ですし、個々人が必要とするアイテムをパーツのように取り入れていけばいいのではないでしょうか。
ユニクロ「だけ」でオシャレする必要は無いですからね。
アウター編 悪くはないが、ちょっとパンチに欠ける印象
ジップアップブルゾン+E
※+Eとは超大型店舗限定商品を意味します
評価B+(悪くはないがパンチ力には欠ける)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402364-57
ユニクロUの展開は主に9/29と10/6と二週に渡って分けられており、今回を前半戦とするならば、前半戦唯一のアウター。
シルエットはコンパクトで、最近のユニクロは、ブルゾンの作りは本当に改善されましたね。
生地のハリ感が強いのでシルエットが崩れないのも良いと思います。
なんとなく某セレクトショップにありそうなアイテムですね。
それくらい個性的な着こなしをするとかしないと、ちょっと中途半端な印象になってしまいそうな気もします。
地味なら地味で、それなりの需要があるものですが、このアイテムはナイロンのテカリ的に、それほど地味というわけでもなく。
ブルー・グリーン・パープルなどの派手めの色はもろに安っぽいテカリがしちゃってるので、もし買うならブラックかオリーブを選ぶことを選ぶことをお勧めします。
これは前から言っていることではあるのですが、ユニクロイネスのステンカラーくらい出来が良くないと、なかなかユニクロでアウターを買おうとは思えないですね。
アウターはやっぱり最重要と言っても良いパーツですし、先週紹介したジャーナルスタンダードのマウンテンパーカーもそうですが、そこそこのお値段を出せば、かなり良い物が手に入るジャンルでもあるので…。
そんなに数やバリエーションが必要ってわけでもないですしね。
来週発売分の後半戦に予定されているブロックテックシリーズを狙っている人が読者の方には多そうですね。
シャツ編 コラボシリーズでは一番の出来!
オックスフォードシャツ+E
評価A-(コラボシリーズのシャツでは一番良い)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/400667-57
コラボシリーズのユニクロのシャツのシルエットは、全体的に長めなんですが、これも着丈長め。
ただ以前のユニクロのシャツのように全てが大きくて野暮ったいサイジングではないので、要するに縦長の、あえて狙ったシルエットになっているということです。
無印良品の短めのシャツの着丈に慣れてしまっていると、ものすごく長く感じますが、シャツの着丈のトレンドはどんどん長くなっているので、こちらのほうが正解といえば正解。
あくまでトレンド的には、ですけどね。
しっくり来る方を選ばべ良いと思います。
参考 無印良品 オーガニックコットンフランネル杉綾ボタンダウンシャツ
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738768234
ただ私的には、白を選ぶクオリティーはないなあと思ってしまいますね。
白シャツは難しい。
生地感もシルエットも、クオリティの高さが要求されます。
オリーブ・ネイビーあたりをチョイスしてあげるのが良いんじゃないでしょうか。
私はオリーブを選びました。
イネスのフランネルシャツのようにボタンの問題も無いし、アンダーソンのオックスフォードシャツのようにカフス裏がチェックになっていたりもしない。
生地も比較的しっかりしていて、コラボシリーズでは一番オススメのシャツじゃないでしょうか。
ただ、何枚も何枚も買うようなものではありません。
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カットソー編 色が決め手!?
スウェットプルパーカ
評価B+(サイズは大きめに)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402256-78
初登場の昨年は大人気で、夕方にはサイズがほとんど無いという状況だったユニクロUのスウェットプルパーカ。
今年は生産量を上げたのか、それとも持っている人が多くて敬遠されたのか、かなり静かな立ち上がりとなった印象があります。
まあ非限定展開ですし、焦る必要はまったくないといったところでしょうか。
こういうディテールというか、シャープさ、「角」を削ぎ落としたようなパーカーやスウェットが今人気ありますからね。
【エディフィス/EDIFICE】 AURALEE / オーラリー スーパーミルドカットオフP/Oパーカー
MARKAWARE ONE SIDE RAGLAN PARKA - ORGANIC COTTON COMPACT YARN CIRCULAR SWITZER FLE ECE
これらのアイテムには素材感では到底及びませんが、なんとなく雰囲気だけは味わえるのではないかなと思いますね。
ただしこのアイテム、初回から行ってますが作りが小さい。
こういったシルエットで着るには、1、2サイズはサイズを上げてあげる必要があります。
まあそうなると、アウターのインナーには当然しづらくなるわけですが、このアイテムは単体で完結させてしまって良いのではないかと思っています。
多分古着とかを意識してあえて小さい作りにしている気もしますが、小さく着ると滑稽になってしまう危険がありますね。
試着が大変なアイテムではありますが、納得出来るサイズを見つけてください。
あとは、何でこのアイテムで今シーズンメンズでもトレンドになっているテラコッタ(ユニクロで言うとダークオレンジがそれに近い色味)を出さなかったかな~。
昨年のマスタードのようなブラウンみたいに人気になったと思うんですけどね。
あとはネット画像の撮り方が今回上手すぎる苦笑
ので、実物見てガッカリって印象はちょっとありますね。
白など、色によっては露骨に安っぽいので濃い目のカラーを。
このパープルが好きな人は買っても良いと思います。
その他の色は優先度下がるかな。
スウェットシャツ(長袖)+E
評価 B-(良くも悪くもない、ユニクロUの象徴的アイテム)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402254-37
こういうスウェットもねえ、流行ってはいるんですが、何か良さが無いと買いづらい。
そしてその良さが見つけづらいかなと。
まだ発売されていないのでなんとも言えないのですが、来週発売されるニットの方が使いやすい気はします。
スウェットは今年1枚欲しかったんですけどね。
レディースで出ているベージュがメンズでも欲しかったですね。
オーバーサイズモックネックT
評価B-(特定の色だけA-)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402259-03
先行販売されていた半袖のカットソーと基本的には同じ素材で作られています。
昨年のユニクロUのカットソーはしっとり、ふっくらとしたアイテムでしたが、それとは生地感が全く違っていて、ザラッとしたドライな質感のアイテムになっています。
昨年のユニクロUのカットソーは万人に質感の良さが伝わりやすく、使いやすかったですから、そこから比べるとやはりガッカリな感は否めないんですが
それでもカットソーと同じくネイビーとダークオレンジが良い出来ですね。
他の色より2段くらい上。
私はネイビーを購入しました。
この色だけはぜひ見てほしい。
オーバーサイズと言ってもシルエットはいたって普通。
ややゆったりしているかなくらい。
高さの無いモックネックで、使いやすいですね。
畳じわが付いている場合、アイロンで取ってあげましょう。
もうすぐ使えそうで、楽しみなアイテムですね。
クルーネックT(半袖)+E
評価B-(特定の色だけA-)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402257-69
こちらは既に紹介しているアイテム。
色を選べば、結構使えますね。
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ボトムス編 ユニクロ今秋最高のパンツ?
コットンツイルワイドアンクルパンツ+E
評価A-(今のところユニクロのパンツで一番良いかも)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402773-68
ワイドでアンクルカットと、今のトレンドっぽいパンツ。
とは言え、全然ワイドではないですね。
セミワイドといったところ。
でもそれ故に履きやすいのではないでしょうか。
欲を言えば、テーパードをもっと強く効かせて、ワイドテーパード的にもっと使いやすいアイテムにしてほしかったですね。
ツイルの織り目がかなりハッキリ出た生地感は決して高級感があるとは言い難いのですが、各色の色味がかなり良いですね。
ブラウンは、ベージュとブラウンのちょうど中間のような、ちょっとキャメルのような色味が絶妙。
誰もが持っている黒のトップスやアウターを活かしてくれること間違い無しの好カラー。
いわゆる「ベージュのチノパン」とは一線を画すアイテムになっています。
この色だけA+でも良かったかもしれない。
素材感の良さがあるわけではないので、今季A+を付けているアイテムからは割り引いた感じですが、アイテムとしてのユーティリティ性では高いものがありそうです。
ダークグレーも、ネイビー、オリーブやカーキなどとの相性が良さそう。
私はベージュは見た瞬間「買おう」とすぐ決めてしまいました。
が、他のアイテムを試着している間にあっという間に無くなってしまい、あえなく2店舗目に回るハメに…。
やはり実際見てみると良い色味と分かりやすかったのか、店頭人気もかなり高い印象を受けましたね。
来週後半戦には、ウールブレンドワイドパンツも出るので、こちらも期待が膨らみましたね。
http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/UniqloU/men/
アンダーソンのウールブレンド生地がユニクロのスラックス、化繊混紡の割には良かったので。
実はブルーの発色もかなり良いんですよね。
合わせが難しそうなので、購入はしませんでしたが。
コットンツイルワイドアンクルパンツはとにかく「色」が魅力的で、他の服との馴染みを考えた時にかなり使えそうなアイテムになっています。
シルエットさえ許容できれば、今季これまでのところユニクロで一番使えるパンツかもしれません。
服は着て、使ってなんぼですからね。
※ボトムスは他にもワイドフィットジーンズ+E等を試着しましたが、コットンツイルワイドアンクルパンツほどの出来ではなかったため、今回は割愛させて頂きます。
さてユニクロUはラインナップを眺めてみても、来週後半戦が本番、といったところ。
Uniqlo U Fall Winter 2017 ブロックテックコート
前半戦でも既に画像ほど良くはなかったり、また実際見るとすごく良いと思えるアイテムがあったりと、ユニクロだけに実際見てみないと分からない部分が多いわけですが、
引き続き楽しみですね。
こちらも続報の予定ですので、お楽しみに。
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