「縦のレイヤード」はメンズ必須の着こなしテクニックだが、気をつけるべき点もある

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メンズの着こなしの必須テクニック「縦のレイヤード」、オシャレな人は当たり前のように取り入れているが、気をつけるべき点もある。

 

 どーもナル男です。

 

街を歩いている人のファッションを観察すると、あることに気付きます。

お洒落っぽい人は自然と?やっているけど、あんまりお洒落に興味が無さそうな人は出来ていない。

 

それが「トップスの裾(スソ)への意識」です。

 

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胴長短足、なんて言葉はあるが…

 

 「胴長短足」なんて言葉があります。このような体型はカッコ悪いとされてきたわけです。

ということは、トップスは着丈を短くしたほうが良いのでは?

とも思われます。

 

一昔前、そのようなコーディネートがあるにはありました。

トップスはベルトが見えるくらい着丈を短く。

しかし、現在ではそのようなバランスはカッコ悪いとされてしまっています。

最悪なのは、インナーとアウターの着丈がきっちり揃ってしまっている状態。

 

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    こんな感じ

 

 現在は、アウターが短いなら、インナーがやや長い方がバランスが良いとされています。

 

 

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これは時と場合によります。

やや着丈が長いアウターなら、インナーの方が短くても構いません。

 

大事なことは「段差」です。

 

このようにトップスに段差を付けることを便宜的にトップスの「縦のレイヤード(重ね着)」と呼びます。

 

何か正式名称あるんでしょうか、多分無いでしょう。

 

オシャレな人はほぼ?これができています。

それが意識的なのか無意識的なのかは分かりませんが。

 

 

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出典 http://wear.jp/pair1494/3671615/

  トップス同士に「段差」が生まれることで、着こなしにぐっと緻密さが加わる

 

何故「縦のレイヤード」がお洒落に見えるのか?

 

 何故このようにトップス同士に段差が生まれることで、お洒落に見えるのか?

1つはフィックス錯視も関係するでしょう。

 

 

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     フィック錯視

 

フィック錯視とは、同じ長さのタテ線とヨコ線を組みあせてT字を作ると、タテ線が強調されること錯覚のことを言います。

 

ナル男は、これを「タテ線はタテ線だけで存在するよりも、ヨコ線と組み合わせることによって強調され、長く見える」という風に解釈しています。

 

洋服というのは、普通はタテにできているわけですが、そこにヨコ線を出現させることにより、単体で存在するよりもタテ長に見せることが出来る、のではないでしょうか?

 

しかしそうなるとトップスのタテ線が強調される、ということは胴が長く見えるわけで「胴長短足」の原則に反します。

 

つまり、何故このような着こなしがかっこよく見えるのか?決定的な理屈はつけにくいのです。

 

「腰の位置を曖昧に出来るから、胴長短足であることを隠せるからだよ」という説明もありますが、腰を隠せていないような着こなしでも、縦のレイヤードは成立し、かっこ良く見えます。この理由は決定的ではありません。

 

つまり後付の理屈など、ある程度どうでもいいのです。

ファッションは理不尽なことばかりです。

 

現在カットソーの首元は「クルーネック」など、首元まで詰まったものが主流です。

深いVネックのカットソーは、時代遅れでカッコ悪いものとされています。

しかし何年も前には両者の立場は逆転していて、詰まったクルーネックはダサい、深いVネックはカッコいい、とされていたのです。

 

理屈はいくらでも付けられますが、それは後付に過ぎません。

その理屈付けを徹底的に研究しても、得られるものは少ないのです。

 

カッコいいものを真似る、実際やってみるというのがファッションの真理でもあります。

理屈は「ある程度」のところに留めましょう。

 

トップスに段差を付ける方法

 

 では、具体的にトップスに段差を付ける方法を見ていきましょう。

 

王道は「やや着丈の短いアウター」+「やや着丈の長いインナー」

 

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出典  http://www.essence-web.jp/products/detail.php?product_id=15635

 

 この縦のレイヤードで最も簡単かつ王道と言えるのが

 

「やや着丈の短いアウター」+「やや着丈の長いインナー」

 

の組み合わせです。

 

これが最も簡単、シンプルイズベストです。

 

後ほど説明するのですが、縦のレイヤード効果を狙い、段差をつけまくれば良いか?と言うとそんなことはありません。

それは「恣意的過ぎて」「ファッショナブル過ぎて」カッコ悪いのです。

 

どうやってこの恣意的・ファッショナブル過ぎずに縦のレイヤードを構築していくか?難しく考えるよりも、単純に「やや着丈の短いアウター」+「やや着丈の長いインナー」を組み合わせてしまえば良いのです。

 

 上記のように「ブルゾン+カットソー」が典型的ですが、他にも…

 

 

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 出典 http://wear.jp/sleepingms/6207355/

 

 デニムジャケット+カットソー

 

 

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出典 http://wear.jp/pair1494/3252457/

 

 ライダースジャケット+ニット

 

このようにデニムジャケットやライダースジャケットは、着丈の短い物が多いアウターですから、ほんの少し着丈の長いカットソーを選んであげることで簡単に縦のレイヤードを構築出来ます。

 

冬場でしたら、ダウンジャケット+ニットでも作れますね。

 

ナル男もこの冬やや着丈の短いダウンジャケットである西川ダウンで縦のレイヤードを作っています。

 

インナーレイヤードで、身体の中央に「ヨコのライン」を作る

 

 もう少しテクニカルにはなりますが、着丈の違うインナーを重ね着することで、身体の中央にベルトのような「ヨコのライン」を作ることで、段差を付ける方法もあります。

 

 これは、アウターの着丈が短くないなど、アウターとインナーだけでは段差ができない時も有効です。

 

 

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出典 http://wear.jp/pair1494/3671615/

 

 このような着こなしが典型です。

身体の中央に、「白いライン」が出来たのが分かるでしょうか?

このような「白いライン」を作っている人がオシャレな人には多い気がします。

 

フィック錯視は典型的には「T字」「逆T字」で用いられますが、別にT字でなくても良いのです。

このようにヨコのラインを現出出来れば、タテの強調が生まれます。

 

そしてこの「白いライン」は冬場であっても作ることが出来ます。

 

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 出典 http://wear.jp/rude66/6146122/

 

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 出典 http://wear.jp/sasatoshi/5784258/

 

これらの「白いライン」を使ったタテのレイヤードは、アイテムの組み合わせに縛られずに構築出来るため、汎用性が高いと言えます。

 

 

Gジャンインナーは「ヨコのライン」を作りやすかった!

 

 昨今流行の「Gジャンインナー」も実はこの「ヨコのライン」を作りやすいのです。

 

 

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出典 http://wear.jp/koki174466/6179074/

 

考えてみれば当たり前で、Gジャン+カットソーという組み合わせが先に述べたようにタテのレイヤードを作りやすいのですから、それをそのままインナーの組み合わせとして持ってくれば、タテのレイヤードをそのまま移植出来る、というわけです。

 

しかし、もうすぐこのような厚着はできなくなります。

そもそも分厚いGジャンをインナーにするとゴワゴワしすぎ。

薄着となる春にはどんどんしづらいレイヤードになってきます。

 

ではどうしたら良いのか?このようなバランスが簡単に出来る組み合わせが存在します。

 

春は「ベスト」でタテのレイヤードを作れ!

 

そう「ベスト」なら、袖も無いですし、Gジャンインナーのようにゴワゴワせず、気軽にGジャンインナー的レイヤードバランスを作ることが出来ます。

 

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出典 http://wear.jp/kitsunesan/5859548/

 

その時に、一般的なジレのようにスソが三角に尖っているものよりも、ヨコにまっすぐカットされているような物の方が、Gジャンインナー的レイヤードが作りやすいでしょう。

 

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 出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-factotum/1011267

 

もっと暖かくなってきたらどうするか?

タンクトップを使えば夏場ですらこのタテのレイヤードを作ることが出来ます。

 

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出典 http://shop.mindtrive.com/shopdetail/000000014632/049/X/page1/order/

 

「N4」や「KAZUYUKI KUMAGAI」といったブランドは、着丈の長いタンクトップを発売しており、ナル男も過去何枚も買いました。

これを使えば、夏場でもTシャツやシャツとタテのレイヤードを作ることが出来ます。

 

着丈の長さだけを見るとN4のロングタンクは長過ぎるようにも思われますが、腰で溜まるようにできているので、Tシャツからほんのすこしだけ出るようなバランスで着用出来ます。

 

日頃からアイテムの「着丈」には着目するべき

 

トップスというと「肩が合っている」ということが似合う条件とされ、また身幅なども「細さ」に影響することから重要視されがちですが

こうしてみると「着丈」にも着目するべきだと分かるでしょう。

 

タンクトップなどは通年使用出来ますし、白いトップス用にグレー、黒、暗い色のトップス用に白が欲しくなるなど、複数買いしたくなります。

 

またボーダーのチラ見せなども「ヨコを強調することでタテを強調出来る」のでしょうか、気になるレイヤードではあります。

 

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出典 http://wear.jp/hi09048/6174977/

 

1枚で、タテのレイヤード感を出せるアイテムもある

 

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出典 http://www.area-website.com/products/detail15036.html

※参考写真は今シーズンの物ではありません

 

 このようなカットソーはインナーレイヤードをせずとも、アウターを羽織るだけで、身体中央に「ヨコのライン」が生まれるため、3重のタテのレイヤードもどきが完成します。

 

 タテのレイヤードの「落とし穴」に気をつけたほうが良い

 

 このようにタテのレイヤードを上手く構築出来れば、着こなしのアクセントになることは間違いないのですが、いくつか注意しなければいけないこともあります。

 

インナーの着丈が長すぎる

 

インナーの着丈が長ければ長いほど良い、みたいなアドバイスをする人がいますが、それは考えものです。

 

中にはヒップがほとんど隠れてしまうほど、インナーの着丈を長くしている人がいますが、そうなると見えている脚の面積も狭くなりがちで、脚が短く見えます。

そうでなくてもどこかそういう着こなしは「ファッショナブル過ぎる」というか、「恣意的過ぎる」ものを感じてしまいます。

 

 

 

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出典 http://item.rakuten.co.jp/auc-doraku/t472/

 

このバランスが良い!という方もおられるでしょうが、ナル男としては、万人受けはしないバランスだと考えています。

 

なぜだか、相性の悪い組み合わせというものもある

 

今季のKAZUYUKI KUMAGAIは、どうにもカットソーの着丈が長いのですが、逆にニットの着丈は短くなっているんですよね。

 

この2つを組み合わせるとどうにも微妙なバランスになってしまいます。

 


KAZUYUKI KUMAGAI 2016SS リリヤーン畦クルーネックプルオーバー セレクトショップRiver紹介動画。

 

思うのですが、下にしたチラ見せ用のインナーが、「八の字」を描くように広がってしまうと、どうにもだらしなく見える気がしますね。

 

なんとなく、「中途半端」なイメージを受けますし、だらしなくも感じます。

このような組み合わせは、たとえ丈があまり長くなくても起こりえます。

 

周りにいたり、自分でもなったりしませんか?

インナーがちょっとだけ飛び出して、折り目とか付いてだらしなくなっていること。

 

こうなるとタテのレイヤードどころではありません。

組み合わせ次第ではそうなってしまうので、気をつけてください。

 

基本的には「やり過ぎ」はメンズの着こなしではご法度なのです。

 

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