無印良品の注目作、「チャイナシャツ」こと「結び釦シャツ」秋冬新作登場!無印良品のシャツなのに何でこんなに…
無印良品の注目作、「チャイナシャツ」こと「結び釦シャツ」秋冬新作登場!
「ユニクロU」に「JW アンダーソン」、さらに「+J」復活など、何かと話題に事欠かないユニクロ。
これに対し、Mujilabo(ムジラボ)すらも「知る人ぞ知る」という感じで、
無印良品の衣料品は静かに静かに展開されるイメージがあります。
そんな中でも上半期、ちょっとした話題になったのが、無印良品通常ラインの「チャイナシャツ」こと「結び釦シャツ」。
ダッフルコートのような「結び釦(ボタン)」を使った、チャイナシャツのデザインを取り入れた無印らしからぬ?遊び心溢れるシャツです。
このデザインが無印良品価格(と言ってもちょっとお高めで、定価5000円程)で手に入る!とあって、ちょっとザワザワしました。
ただ、このリネン生地の春夏バージョンは正直メンズが着ると、
どうにも「本気なのか、遊びなのか?」が分かりづらい…。
コスプレ感があると言うか、逃げ場が無いと言うか…。
そんなわけで、ちょっとこれは難しいな…と思っていたのですが、そんな無印良品のチャイナシャツにこの度秋冬バージョンが登場しました。
これはね…イケます!
秋冬バージョンは、温かみのある、ウールを模したようなポリエステル・コットン(6対4)の生地へと変更。
カラー展開としてはもう1色、黒もあるのですが、オススメは断然ダークモカブラウンの方。
こちらはポリエステルの歪なツヤ感、ポリ感も最小限に抑えてありますし。
この色故に、全体の雰囲気が落ち着きつつ、非常に柔らかい、優しい印象になりましたし、中華服のイメージから程よく離れてくれました。
あくまでチャイナシャツのデザインは「遊び」であることが分かりやすくなったのです。
なおかつ春夏のリネンに比べると、生地に多少落ち感もあるので、シルエットに固さが無く、それ故に程よく気が抜けた感じもして、その点でも着こなしやすいですね。
あまり工夫なく、「そのまま」着ても、割とサマになってしまう…。
いやこれ、なかなかだと思いますよ。
この服の「肝」である結び釦だけではなく、アームやスタンドカラー部分もよくよく考えてデザインされていますし。
何より、どうしても固く、チグハグなシルエットになることが多い無印良品のシャツなのに、これはどういうわけかシルエット自体が非常に綺麗。
生地が変わったことにより、元々のシルエットの良さがしっかり活かされるようにもなりました。
無印のシャツなのに、何でこんなに…となるはずです。
もちろん、これで生地がウールだったら…等、もっとあれこれ望みたくなる気持ちもありますが、無印良品通常ラインで出来る限りのことはなされているし、よくよくまとまってくれていると思います。
いやこれ、2万円出すからアップグレード版が欲しくなるくらいです笑
よりチャイナシャツのイメージから遠ざけるために、モックネックのカットソーと合わせても良いでしょう。
スタンドカラーとモックネックの相性は抜群ですからね。
ボタンを留めず、アウターのように羽織っても良いでしょう。
生地も通常のシャツよりもやや肉厚なので、シャツジャケット的な使い方をしても違和感がありません。
ちょっとだけ空気がヒンヤリしてくるくらいの、10月の気候にはピッタリじゃないでしょうか。
どうしてもシンプル・無難という枠組みから離れられない無印良品の服にあって、
「それ、どこの服?」
となりそうな、遊び心溢れる服になっていますよ。
無印良品は、ムジラボで実験的に培ったアイデアを通常ラインに組み込んだりしています。
この「結び釦シャツ」はムジラボのDNAを感じる、まさに次世代の無印良品を代表するアイテムになるかもしれないですね。
大幅にリニューアル!! note定期購読マガジン、「オシャレ脳を鍛えよう!」配信中!
9月よりnoteの定期購読マガジンを大幅リニューアルしました!
定期購読読者の皆様には、より分かりやすく充実したコンテンツ提供を目指し、各回ごとにテーマを絞った「特集」を中心に、各種コラムを満載した大型記事を月に3本を目処に配信致します。
9月に配信した大型記事はコチラ。
もちろんこれまで通り、注目の新作アイテムの「速報」にも力を入れてまいります。
毎週何らかの記事が配信されていますよ。
10月第1号では、無印良品通常ラインやムジラボから注目アイテムをお届けします。
今回のチャイナシャツは無印良品らしからぬアイテムでしたが、無印良品らしいシンプルなシャツ、無印良品でここまで出来る!という物を紹介します。
ムジラボのニット、懸念材料のアレはどうなったのか?
10月からはどんどんアウターも紹介していきますよ。
お楽しみに!