オンラインストア閉鎖中の無印良品、店頭では既にムジラボ2020SSが始まっているよ!春夏に使えそうなアイテムザックザクの第一弾!
2019年年末のサイト更新がなかなか上手く行かずに、2020年1月17日現在もネットストアの閉鎖が続いている無印良品。
※2020年1月18日無事再開されました!ただ、まだちょっと不安定な気も…
そんな中でも、当然ですが実店舗は動き続けておりMUJI Labo(ムジラボ)2020SSシーズンが1月15日より既に店頭でスタートしています。
ムジラボ公式サイトも本日ようやく更新され2020SSバージョンへ。
ムジラボとは、無印良品の実験的かつ実質的な上位ライン。
2017年に大幅にリニューアルされ、毎シーズン独自の進化を続けています。
ファッション系インフルエンサーにとっても格好のトピックスとあって、大々的に拡散されるユニクロUに対して、いつも「こっそり」と、始まっているのかどうかすらよく分からない、地味なMUJI Labo(ムジラボ)。
それでもユニクロにも、ユニクロUにも、そして無印良品自身にも作れないアイテムを作り続けるMUJI Labo。
今季も要注目の存在ですが、2020SSのお披露目は一体どんなものだったのでしょうか?
※ムジラボは都内の大規模店舗や、各都市中心部の店舗限定での展開になります。取扱店については、公式ページに今の所掲載されておりません。
掲載され次第、こちらにもリンクを貼りたいと思います。
ムジラボ2020もユニセックス(男女兼用サイズ)は継続
2020年のムジラボは、ユニセックス(男女兼用)への大転換を掲げた2019を踏襲。
メンズ・レディースの垣根が無く、トップスは基本的にXXS-XS、S-M、L-XL展開となっています。
パンツはXS、S、M、L、XL展開。
ただXXS-XSサイズはほぼレディース専用サイズと考えると、メンズはS-M、L-XLの小さいか、大きいか、という選択肢しか無く、「S-Mだとちょっと小さい、かと言ってL-XLだとちょっと大きい」みたいなサイズの狭間問題は相変わらず出てきます。
ムジラボの狙いと価格帯、無印良品にあって無印良品にはあらず
ユニクロUやユニクロ×JWアンダーソンなどが海外デザイナーを登用したコラボなのに対して、ムジラボはデザイナーも日本人で、ドメスティックブランドのエッセンスを取り込んでいるのが特徴になります。
もちろん価格差から来る品質の差はありますが、ドメスティックブランド(※)的な趣をアイテムの端々に感じるコレクションになっているのです。
※ドメスティックブランド…国内のデザイナーズブランドのこと。デザイン性と素材にこだわった高価格帯の服を指す。
狙いはズバリ、普段無印良品には来ない人々を呼び込みたいということ。
ドロップショルダーをはじめとする大胆なシルエット作りは、あくまで無印良品の通常ラインとは一線を画します。
正直普段無印良品を愛用している人たちからは敬遠されてしまいかねない「無印良品にしては高すぎる」価格帯と振り切られたシルエットなのです。
ただ、ユニクロルメール終了後ユニクロUになってからはユニクロ通常ラインと双子的な存在になってしまったユニクロUには出来ない素材使いやデザイン性の高さはやはり光ります。
ムジラボよりさらに上の価格帯であるドメスティックブランドと組み合わせても、違和感なく合わせることが出来るアイテムも多いです。
無印良品≒シンプル、無難という図式からはかけ離れたムジラボの挑戦を是非見て欲しいですね。
アウター類
撥水スタンドカラーコート
ムジラボは、昨年2019年より月ごとのアイテムの「テーマ制」を導入しています。
オンラインサイトはまだ更新されていませんが、おそらくムジラボ2020SS第一弾のテーマは「コート」だったかと思います。
店頭で展示されていたルックがコートだったので。
※その後正式に「コート」と発表がされました。
撥水スタンドカラーコート
ナイロン100%のスタンドカラーコート。
カーキ表記ですが、あまり黄色みはなく、淡いオリーブといった色味。
この写真が一番現物に近いかなと(お使いのモニターによっても変わってきますが)。
バリッというハリ感のある生地に撥水加工が施されています。
着丈がS-Mサイズで95cmほど(エリは含まず)と、ロング丈ではあるものの、100cmを超える着丈も多い最近ではそこまで長過ぎるわけではないですね。
ドロップショルダーに太いアームと、最近のトレンドを反映させた非常にドメスティックブランドっぽいアイテム。
肩への乗せ具合が難しく、ちょっと固いシルエットにはなるのですが、肩の落ち具合はまずまずです。
裏地などはなく、細かい「質」的な部分よりもデザインに振ったアイテムですね。
ただ、見た目に直結するようなディテールはしっかりとこだわってあるのです。
ユニクロや無印良品のコートとしては珍しく、何とダブルジップが採用されています。
ジップアウターには是非欲しいディテールですから、これは嬉しいですね。
肝心のスタンドカラーも、生地のハリ感で前を開けてもヘナっとよれたりしないのが◎。
裏地がないので、勢いよく袖を通すと静電気ビリビリになるのでご注意を。
カラー 黒/カーキ
サイズ XXS-XS/S-M/L-XL
定価 17900円
同型で、「ストレッチライトオンスデニム」という生地を使用したバージョンもあります。
こちらは17900円です。
撥水ブルゾン
上記スタンドカラーコートと同じ生地を使用したMA-1型のショートブルゾンです。
数年前に爆発的にヒットし量産されたこともあり、「今更MA-1か…」と思われるでしょうが、これなかなか良くできています。
こちらはミリタリーコートと比較すると、ドロップショルダーなどは抑えめ。
タイトというわけではないですが、ゆとり感もありつつ、全体的にはコンパクトに収まってくれるサイジングになっています。
決してバカデカいMA-1というわけでは無いですね。
今っぽいわけではないけれど、古さも感じない絶妙なサイジングですね。
これは色違いのカーキ共々生地感の勝利で、決して高級感があるというわけではないのですが、ツヤ感を抑えた大人っぽい仕上がり。
これまで正直定価では…というアイテムが多かったムジラボのアウターですが、今季はなかなかやりますよ。
是非試してみて欲しいですね。
カラー 黒/カーキ
サイズ XXS-XS/S-M/L-XL
定価 14900円
同型で、ストレッチライトオンスデニムという生地を使用したバージョンもあります。
こちらは14900円です。
シャツ類
ジャパンファブリックインディゴシャツ
ここ最近ムジラボのキラー素材になっているのが、「ジャパンファブリックインディゴ」生地。
このデニム生地を使用したシャツは、形を変えながら毎回人気アイテムとなっています。
出し惜しみせず、第一弾から出してきました。
しかも人気の高いレギュラーカラー。
ジャパンファブリックインディゴ生地を使用したシャツは人気が高いのですが、実はレギュラーカラーをなかなか出さないシーズンが続きました。
19AWでもレギュラーカラーを出してくれましたが、20SSも引き続き出してくれましたね。
ジャパンファブリックインディゴも実は同じダークネイビー表記であっても毎回微妙に出来が違うのですが、今回は色味的には青感、インディゴ感が強いですね。
最初期はシルクのようなツヤ感がありましたが、その頃に比べるとツヤ感はやや抑えめに。
よりデニムシャツらしく、ナチュラル寄りになりました。
これは初期からですが、ムジラボのデニムシャツは、実はシャツ生地で作ったアウター、という趣のアイテムになっています。
だから一番下までボタンが付いています。
最近ではスラッシュポケットも付いて、手が入れられるようになり、よりアウターらしくなりました。
ボタンはスナップボタン仕様です。
ダークインディゴは、同系色の濃い青。
今回から袖もカフスなどはない、筒状のものになっています。
商品名にドロップショルダー表記は無いものの、ドロップショルダー仕様。
ドロップショルダーに大きい身幅、それでいてそこまで長くない(むしろシャツとしては短い)着丈は、ムジラボならではです。
もう一色のブルーは、色落ちして水色になったライトインディゴ。
もう1つのデニム素材である「ストレッチライトオンスデニム」の色落ちブルーは、各部に「アタリ」が出たような加工がされていますが、こちらはベタッとした均質な色落ちです。
こちらのボタンはライトグレーになっています。
カラー ダークインディゴ/ブルー
サイズ XXS-XS/S-M/L-XL
定価 7990円
ジャパンファブリックインディゴスタンドオープンカラーシャツ
ジャパンファブリックインディゴ生地を使ったシャツ、もう一型はスタンドオープンカラーという形。
スタンドカラーシャツが一年を通して展開されていた19シーズンから形を一新してきました。
インドの民族衣装であるクルタシャツあたりをイメージソースにしていると思うのですが、単なるスキッパーシャツではなく、ちょっとデザイン性のあるノーカラーシャツになっています。
昨年までのスタンドカラーシャツと違い、一番上にボタンは無いので、ボタンを閉めて着ても胸元だけは開きます。
こちらはポケットはなし。
今後はこの型でこちらもムジラボ定番素材であるオックスフォード生地バージョンなども作られるようですね。
カラー ダークインディゴ/ブルー
サイズ XXS-XS/S-M/L-XL
定価 7990円
ボトムス類
ストレッチライトオンスデニムイージーパンツ
「ジャパンファブリックデニムストレッチワイドパンツ」というデニムパンツがムジラボの毎シーズン変わらない定番品になっていますが、こちらは「ストレッチライトオンスデニム」という、もっと薄手のデニム生地を使用したワイドイージーパンツ。
グラミチを思わせるウェビングベルト付き。
ベルトループもありますが、基本これでウエストの調節を行います。
このクロップドのワイドパンツの形自体は19シーズンからの継続のモデルですね。
元々はウエスト調節はドローコード仕様だったのですが、おそらく紐がちぎれやすかったり、基部が破れやすかったりでこのベルト付き形式になったのだと思います。
生地的に今はまだ寒すぎて穿けませんが、逆に夏場も穿けるアイテムになっていますね。
こちらのダークネイビーは、上記ジャパンファブリックインディゴの今季ダークネイビーと比較してもかなり暗めで、対照して比べるとこちらは黒に見えてしまうほど。
これまでの素材と違い、生地がストンと落ちてシルエットが綺麗に出てくれます。
もう一色のブルーは色落ちしたライトインディゴで、ムラ感のある色落ちではなくベタッとした色落ちではあるものの、各部にいわゆる「アタリ」も出ています。
カラー ダークインディゴ/ブルー
サイズ XS/S/M/L/XL
定価 7990円
同型で、「綿混撥水」(綿65%、ナイロン35%)という生地を使用したバージョンもあります。
こちらは7990円です。
またその他に今回「乾きやすいストレッチジャージー」(ポリエステル100%)という素材を使用したテーラードジャケット(9990円)、同パンツ(7990円)のセットアップなども発売されています。
オンラインストアがアクシデント的に閉鎖状態にあった無印良品ですから、ムジラボが果たしてどうなるのか?ちょっとハラハラしてしまったのですが、無事今年もシーズンスタート。
公式サイトも更新されたことで、今年もまた毎月少しずつ楽しめるシリーズになるんじゃないでしょうか。
オンラインストアの再開は1月下旬ということで、お近くにムジラボ取扱店舗が無い方はもう少しお待ちを…。
再開時、オンラインストアの在庫は確保されていると良いなあ…。
※再開時に在庫が確保されていました!ただ取扱店の在庫情報などが無くなってしまいましたね…
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無印良品のMUJI Labo(ムジラボ)2020SSスタート!まさに少数精鋭の春夏第一弾を徹底解説!|ナル男|note
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