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「ボーダーの無印良品」復活へ!この春夏ボーダーで攻勢を掛ける無印、Mujilabo(ムジラボ)から渾身のバスクシャツを投入!

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いつの間にか消えていた?「ボーダーの無印良品」復活へ!この春夏ボーダーで攻勢を掛ける無印、Mujilabo(ムジラボ)から渾身のバスクシャツを投入!

 

 

 

「ボーダーの無印良品」復活へ!Mujilabo(ムジラボ)から渾身のバスクシャツを投入!

 

 この春より、全体的に1000円ほどの値上げに踏み切った無印良品の洋服。

 

www.narcisman.com

 

ここらへんは、この御時世仕方ないことでしょう…。

値上げを気にせず、買いたい!と思える、高付加価値商品を期待したいところ。

 

そんな無印良品、原点回帰的にこの春夏はボーダーで攻勢を掛けてきています。

 

無印良品のイメージと言えば…シンプルやナチュラル、有機的、匿名性など色々あると思いますが…

 

「無印と言えばボーダー」

 

というイメージ、無いですか?

 

2010年代中盤には無印良品はそういったイメージを確立していました。

ボーダーを着ていると「無印っぽい」なんて言われることすらあったり…。

 

ただちょっとその印象も最近は薄れてきたかな?と。

今どれくらいの人が、ボーダーと言えば無印、という印象を持っているのだろう…。

 

ちょうど、細身からルーズに洋服のシルエットが大きく転換する中で、無印の洋服はその強みの多くを失い、その過程でいつの間にかボーダーというウリも失いかけていたように思います。

 

ただ、今年は違う!2023年春夏シーズンではこれでもか!とボーダーを投入してきました。

ムジラボラインから、無印良品通常ラインまで、ボーダーボーダーボーダーの嵐です。

その中でも特に注目なのが、Mujilaboラインの「バスクシャツ」。

 

Mujilabo  太番手五分袖プルオーバー(パネルボーダー)

太番手五分袖プルオーバー(パネルボーダー)

 

 

そう、今年の無印のボーダーは、単にボーダー柄のTシャツだけでは無いんですよ。

いわゆる「バスクシャツ」の展開もあるのです。

 

バスクシャツの定義も曖昧なところですが、普通のTシャツよりも固めの組成の生地(太番手の度詰生地)、横に開いたボートネック、そしてパネルボーダーと、バスクシャツに見える要素を揃えています。

 

 

そして何よりもこの振り切ったビッグシルエット。

 

無印の服とは思えないほどゆったり取られた身幅に、大袈裟とも言える太さのソデ。

 

 

細身のパンツ・ボトムスを合わせてしまうと、下半身が食われてしまうほどのボリューム感があります。

 

 

ビッグシルエットに慣れていない人には、袖を通したときほぼ確実に「デカっ!」と言われてしまうでしょう。

 

ユニクロの「オーバーサイズ○○」といったアイテムは、そんな名前であっても全然大きくないことがほとんどなのですが、ムジラボは本当にデカいのです。

 

これでS-Mサイズですからね(ムジラボのトップスは基本的にXXS-XS、S-M、L-XLの3サイズ展開ですが、メンズは基本的にS-M、L-XLの2サイズと思ってもらって良いでしょう)。

 

ただ、これでもムジラボのトップスのビッグシルエット化は控えめになったほうなのです。

 

22年春に突然定番品以外のトップスを超大型化したムジラボですが、流石に行き過ぎたものがあったのか。

22年秋冬からはそこからさらに修正を掛けて、ほぼ理想的なビッグシルエットに。

(逆に21年までの同様のアイテムは、着丈が短くバランスが悪かったので。)

 

23年に入り、ムジラボのビッグシルエットの完成度はググッと高くなりました。

 

ポケットなど、これは要らないんじゃないか?というディテールも無くす方向で修正されましたし。

ビッグシルエットのトップスとしてはほぼ言う事無いんじゃないかな?

 

余計なことをしない、ブランド品でも通用するようなアイテムに。

(「余計なこと」と言えば、ムジラボの象徴と言えるネック裏のハンガーループくらい)

 

皆が思い描いていた「無印が多少値段を上げても、本気で作ったら凄いアイテムが生まれるのでは?」を体現したようなアイテムが生まれてきています。

 

あとは、この「ビッグシルエットの半袖バスクシャツ」をどう見るかだけ。

長袖や7-9分丈のバスクシャツなら、ソデをまくることで、誤魔化すと言うか、着こなしがグッとこなれてくるのですが、このアイテムはそうもいきませんし。

 

 

腕まくりがしづらくて、その太いソデから逃げることが出来ないので「これ無理だ…」と脱落する人も一定数出してしまうことは間違いありません。

 

ただ、ここ数年無印はやっていなかったものの、他のブランドではボーダーのバスクシャツがトレンドになっていて、色々なアイテムを見てきたのですが…

いや今回のムジラボのボーダーバスクシャツ、相当良いですよ。

 

生地の厚みとか、質感も文句無いし。

 

こういうアイテムが他で出たとして、1万数千円とかでもう買いたくないなあ…って笑

そう思わせるほど出来が良いです。

 

振り切ったビッグシルエットにしても5000円のトップスで、何とかオシャレに見せるとしたらこれしかないとも思いますし。

 

色は白×ブラックボーダー、白×スモーキーグリーンボーダーの2色展開。

正直これは…どっちも良い笑

 

スモーキーグリーンボーダーは、グリーンが経年変化して褪(あ)せたような色味。

 

スモーキーグリーンボーダー

 

グリーン、緑の色味は、よほど近寄ってみないと感じられず、パッと見は淡いグレーのような曖昧な色味に感じます。

近年はパキッとした濃い色のボーダーだけではなく、ネイビーを経年変化させたような淡いパープルだったり、そういった曖昧な色味のものが人気。


そのニュアンスを取り入れつつ、独自の雰囲気もある、良い色味です。


ただ黒も、合わせやすさの点では優れているんですよね。



黒ボーダー



 

単純に、着る人によって似合う・似合わないも生じづらいと思いますし。

 

ボーダーは人に与える印象が強く、ボーダーばかり着ていると「ボーダーの人」と言われてしまうので(皆さんの周りにも一人くらいそういう人がいたはず)。

ボーダー同士で複数色違い買いとかは決して推奨出来ませんが、どちらを買っても良いアイテムですよ。

 

色と言うよりは、この振り切ったビッグシルエットが一番の特徴なので、まずはそこがどうか?という感じですね。

 

何回も言うようですが、本当振り切ったビッグシルエットなので、そこだけがハードルとしてありますが、およそ5000円とは思えないアイテムなので。

 

オンラインはほぼ完売ですが、実店舗にはまだまだありますし、ムジラボは実店舗在庫をオンラインに移して復活することもあるので。

 

実は本当に今日、両色ともにほぼ完売だったオンラインストアの在庫が復活したのですが、黒ボーダーの方は現在もう全サイズ完売になっています…。

 

無印良品の本気、ムジラボに望まれていたのはこういう物…というアイテムなので、是非手に取って見てほしいですね。

 

 

Mujilabo  太番手五分袖プルオーバー(パネルボーダー)

太番手五分袖プルオーバー(パネルボーダー)

 

 

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