無印良品の究極のシンプルダウンブルゾンの後継モデルは、MUJI Labo(ムジラボ)にあった!ビッグダウンに生まれ変わった新モデルを着こなせる!?
昨年登場した無印良品のダウンブルゾンは、その軽さとリーズナブルなお値段、そして究極とも言えるミニマルなデザインで「無印のダウン、結構良いぞ!」と強い印象を残しました。
ダウンパックを内側に配することで、表側にダウンのモコモコ感を見せずにスッキリとした見た目に。
デザインは極力無駄を省いたミニマルなもの(それでいてブルゾンには出来るだけ欲しいダブルジップや見た目のポイントにもなる止水ジップなどポイントは押さえていました)。
そして羽織った時の驚くような軽さ。
本当にカーディガンのような気楽さで着れてしまう新感覚ダウンジャケットでした。
無理にセレクトショップオリジナル品レベルの「『しっかり』『ちゃんと』したダウンジャケット」を狙わずに、あらゆる意味でライトなダウンジャケットを作れていたと思います。
良い意味で「これくらいで良いや」と思えるような。
そして当然今季の無印良品にもラインナップされるはず…と思っていたのですが、まさかの後継モデル無し…。
でもでもありました!
MUJI Labo(ムジラボ)に!
ダウンパックを内側に配した仕様、ディテールを極力削ったシンプルデザイン、そして羽織ったときの軽さ…。
間違いなくこれは、昨年のダウンブルゾンの後継アイテムと言って良いアイテム!
ただし、今回はムジラボライン。
トレンドを反映し、無印良品にもユニクロにも、そしてユニクロUにも作れないアイテムを作る実験的ラインですから。
今回もトレンドを取り入れ、新たにビッグシルエットのダウンブルゾンにしてきました…!
ここ10年くらいのダウンジャケットのトレンドは、その野暮ったさを軽減すべく、各社スッキリとなるべくシャープに見えるダウンジャケットを作る、という方向にありました。
ところが最近は、ビッグシルエットのトレンドがダウンジャケットにも波及し、あえて真逆のボーリューミーに仕上げたダウンジャケットが出てきたというわけなのです。
何とも皮肉な流れなのですが、トレンドとはそういうもの。
ただいくらトレンドでも、要するにボリューミーで、野暮ったさを取り戻したダウンジャケットですから。
体躯のある人しか取り入れられないような難しいアイテムばかりなんですね。
ただ、今回のムジラボのダウンブルゾンは、S-Mサイズで着丈66cm(エリ含まず)程度とショート丈にして少なくともタテ方向にはスッキリと見せてくれます。
そして、ヨコ方向にしっかりとボリュームを出す。
ショート丈故に、横を向いた時の末広がりなフォルムを見せてくれます。
これが今トレンドのゆったりしたシルエットの作り方。
フードではなく、スタンドカラーにしたのもスッキリ見えて正解でしょう。
後は着る側も、タートルネックなどでスタイル補正をしてあげれば、着こなせなくはない…というアイテムに仕上がっています。
(ちなみにすぐ上の写真で使っている白いモックネックカットソーもムジラボのものです。)
もちろんやっぱり駄目だ、という拒否反応は承知の上ですが…。
色々脅かしてしまうようですが、どうしても「無印良品のダウンジャケット」と捉えてしまうとギャップがあるアイテムなので。
どうにもならない難しさの着丈の長いバージョンの方に比べると、まだ何とか与し易いビッグダウンになっていると思いますよ。
お値段もムジラボラインで、ビッグダウンにして、まさかの昨年の無印良品ラインのモデルより値下げですから、頑張っていると思います。
色はシルエットを引き締めやすいブラックも良いですが、カーキの発色が綺麗です。
カーキベージュも発色自体は綺麗ですが、ダウンジャケットというカテゴリーや、このアイテムの特性も合わせて考えるとちょっとレディースっぽかったかな。
在庫は無印良品週間もあって、もうギリギリ…。
気になる人は、ムジラボの商品ページから店舗在庫を調べてみてください。
(取り置きの在庫という場合もあるので、出向く前に問い合わせをすると確実です。)
ファッション系インフルエンサーにとっても格好のトピックスとあって、大々的に拡散されるユニクロUの話題ですが、いつも始まっているのかどうかすらよく分からない、地味なMUJI Labo(ムジラボ)。
「シンプル」とよく言われますが、ちょっと無印良品とは異質な、ムジラボでしか出来ないであろうアイテムを出してくれます。
無印良品のお客さんが驚いてしまうようなアイテム。
今後も追いかけていきたいラインです。
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