時代は巾着(きんちゃく)!? 続・サコッシュが苦手な人に送る、「小さなカバン」第二弾!
昨今、本来は自転車競技で使われていた「サコッシュ」を始めとする首から提げるタイプ「小さなカバン」がトレンドアイテムとしてメンズにもジワジワと浸透してきました。
(逆に、手に持つタイプのクラッチバッグはやや衰退傾向)
JAM HOME MADE ジャムホームメイド nonmetal サコッシュ
これはメンズの「必要な荷物もそんな多くないし、出来るなら手ぶらで出掛けたい」という「ラクをしたい」欲求を叶えるもの。
数年前の「オシャレは我慢」、を極めたようなスタイリッシュ路線からの反動で、どんどんファッションがラクな方へラクな方へ流れていますね…。
サコッシュからどんどん派生していく「小さいカバン」…最近特に目立つのは「巾着(きんちゃく)」型です。
Hender Scheme / エンダースキーマ : red cross bag
巾着型の小さなバッグは、物によりますが、よりインパクトがあったり、可愛らしさがあったりと利便性よりもアクセサリー感覚で取り入れる人が多いですね。
この手のアクセサリー的な小さなカバンは、女性の特権だったように思いますが、メンズファッションでも取り入れやすい流れが出てきました。
昨年サコッシュが苦手なメンズ向けに紹介した小さなカバン、STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)の「PACKABLE DRAWSTRING SHOULDER」もスポーティなテイストながら巾着型の一種。
STANDARD SUPPLY WEEKENDER PACKABLE DRAWSTRING SHOULDER
これも相変わらず非常にオススメしたいバッグなのですが、どちらかと言うと抵抗感無く小さいカバンを使うための、利便性を追求したタイプ。
今日新たに紹介したいのは、よりアクセサリー感覚というか、ファッションのための巾着型小さなカバンです。
CONFECT(コンフェクト)の、「Goat Leather Pouch」。
コンフェクトは、同名のセレクトショップのオリジナルブランドですが、大人の男性向けのフレンチワークを提案し続けているnest robe CONFECT(ネストローブ コンフェクト)のオリジナルブランド。
細いレザー紐と、非常に軽く柔らかいゴート(ヤギのこと)レザーで、首から提げやすい大人っぽい巾着型バッグですね。
使いやすい巾着型バッグの特徴は、立体感が無く、平べったいものです。
立体感があると、収納力はあるのですが、より子供っぽさも出てしまいますし、身体に上手くなじまないんですよね。
これはヴィンテージの銀行用コイン袋をデザインソースにしたとあって、説得力のある佇まい。
これはもう、中には小さい財布と、あとはハンカチとボディシート…くらいしか入らないですが、アクセサリー感覚で使って欲しいバッグですね。
そのままだとちょっと長すぎるので、紐の結び目を変えるか、あるいは中の見えない部分で短く留めてしまえば、紐を切ることなく短く出来ます。
ただやっぱりこの手の首から提げるバッグが気恥ずかしいという方。
お気持ちはよ~く分かります笑
まずはカットソー、Tシャツ1枚に肩がけ!のような誤魔化しの出来ないスタイリングではなく、カットソー+アウターとか、シャツなどの「ちゃんとした感じ」が出せる服装に合わせてみてください。
上手く馴染んで、気恥ずかしさも薄れるはずです。
私が選んだグレージュのように、こういう淡い色味のレザーだと、雨などによるシミが気になると思うのですが、雨の日のお出かけ前に防水スプレーをすれば安心です。
新品のヌメ革にも使える万能型防水スプレー「ウォーターストップ」がオススメです。
[コロニル] 防水スプレー ウォーターストップ 400ml CN044021 Colorless
使用してみましたが、全く問題ありませんでした。
銀面の綺麗なゴートを確保するのが難しいらしく、1回の入荷でそんなに作れないらしいので、あるうちにどうぞ。
ちなみに、パラフィン加工されたキャンバス地とゴートレザーのコンビ版もあり。
Paraffin Sail Cloth Pouch|nest Robe
こちらも非常に雰囲気があります。
ただちょっと硬さがあり、私はレザーの柔らかい質感を取りました。