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メンズファッションにおける「色」の使い方講座春夏編、春らしい明るい色のリアリティーある使い方とは?

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メンズファッションの色使いは難しい?ポイントを抑えればカンタンです!白の多用に注意すべき理由は情報量不足にある。リアリティーのある色の使い方とは?色と色とをリンクするキーカラー「白」と「グレー」の使い方! 

 

 

 秋冬で好評だった「メンズファッションにおける『色』の使い方」。

 

www.narcisman.com

 

以後もQ&Aコーナーなどで応用編などを散発的に語ってきたのですが、今回は春夏基本編に行きたいと思います! 

 

ほんのちょっとしたことに気をつけるだけで、色使いでの失敗を防ぐことが出来ますよ!

 

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軽くなりすぎる春夏、メンズファッションは「リアリティー」を重視すべき

 

 秋冬の色使いで注意すべき点は、「黒など暗い色を使い過ぎて、印象が重くなってしまう」ことでした。

したがって、「黒、モノトーンを緩和する技術」を中心に話を展開してきました。

 

では春夏では、色使いに関してどんな注意をすべきなのでしょうか?

それは「軽くなりすぎる」ことです。

 

秋冬に出現しがちなのは、「全身真っ黒」な人。

断っておきたいのですが、全身黒、オールブラックコーディネートを否定しているわけではありません。

初心者にはハードルが高い上に、「別にオールブラックを意識しているわけではなく、なんとなく黒ばかり選ぶ」うちに知らず知らずのうちにこれに近づいていってしまうことを注意しようということですね。

 

そして春夏出現しがちなのが「全身真っ白」な人です。

そんな馬鹿な…と思われるかもしれませんが、抽象的、要素的に見ていくと、これに限りなく近い「全身の色使いが軽すぎる」人が結構出てきてしまうのですね。

 

これは雑誌の影響も大きくて、春夏になるとやたらと軽さに重きを置いたコーディネートを提案しがち。

30代以上の方がよく読まれる某雑誌は白のパンツが大好きだったりします…。

誌面栄えは良いのかもしれませんが…。 

 

別にそうしたコーディネートやアイテムの全てが駄目なわけではありません。

しかし、誌面で見るそうしたコーディネートと現実はまた違うのも事実。

 

全身パステルカラーだったり、白を多用しすぎた色使いは、ぼやっとしがちで、地に足の着かない、現実感の無いコーディネートに見えがちなのです。

 

メンズファッションは「リアリティー」が大切です。

 

例えばビジネス・スーツスタイルでは、春らしさを全身真っ白のスーツで表現したりはしません。

リアリティーが無いからです(その割に、何故かクールビズというと途端にビジネススタイルにもリアリティーのないスタイルが持ち込まれすぎるのが謎ですが…)。

 

シャツを白ベースで青いストライプに変えるとか、ネクタイをやや淡いパステルカラーにするといった程度です。

それでも春らしさというのは十分表現出来るものです。

 

リアリティーを踏まえた上で、春のメンズファッションを上手に構築していきましょう。

 

リアリティーのある服装とは?情報量・密度が決め手!春夏は白の面積を抑えることを意識しよう

 

 全身真っ白や、全身パステルカラーのコーディネートなんてしないよ!

という人でも、このようなコーディネートは心当たりがあるのではないでしょうか?

 

 

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出典 ttp://zozo.jp/shop/soph/goods/12840514/?did=28851316

 

 白スニーカーに、白Tシャツ…。

夏はついしがちなファッションですし、これ自体は何ら悪いことではありませんが、あまりよくも見えないのも事実です。

可もなく不可もなく、といったところでしょうか。

 

リアリティーのある服装とは何か?というと、その1つに「服にきちんと情報量がある」ということが挙げられます。

 

服の見栄えというのは、シルエット、ディテール、色味、生地の表面感などで決まってきますが、白はその性質上、これらの情報量を乗せづらいのです。

だから、白を多用しすぎると、情報量のない、のっぺりとして間延びした印象を与えてしまうのです。

 

真っ白なTシャツは気恥ずかしく、プリントTシャツを選んでしまう人が多い理由も実はこれが1つの要因なんですね。

無意識に情報量が欲しくて、プリントが入っている物を選んでしまうというわけなんです。

 

このように、白を多用したコーディネートは、服に情報量が不足してしまいがちなので、

最初は白の面積を少なくする、大きくしすぎないことを意識しましょう。

 

逆に、白を多用(と言っても白Tシャツに白スニーカー程度ですが)したいなら、「情報量を付加する」ことを心がけて下さい。

 

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出典 ttp://wear.jp/session22/4119137/

 

ボーダーのタンクトップを差し入れることなどで、情報量を増やすことが出来ます。

 

あとは一口に「白いTシャツ」ならなんでもかんでも情報量に乏しいわけではありません。

 

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 【KAZUYUKI KUMAGAI】37-2空紡天竺クルーネックS-S

 

生地の素材感やシルエット、ディテールで情報量を乗せた物も存在します。

 

そして、えてしてそういうものは高い…。

 

そう、高い服っていうのは情報量が豊富なことが多いんです。

生地にもシルエットにもディテールにもこだわれますからね。

 

高い服は情報量を容易に載せることが出来る。

故に、シンプルにまとめたとしても情報量が不足することが少ない。

これが高い服を買う意味の1つです。

 

逆に言うなら、高い服ではなくコーディネートを組む場合は、このことをどこかで意識する必要があります。

 

私が安い服の場合、白シャツよりもストライプやギンガムチェックシャツを、白無地TシャツよりもボーダーTシャツをオススメすることが多い理由もこれなんです。

 

 

白の面積を抑えつつ、春らしい色を取り入れる?

 

 春らしい淡い色味や、鮮やかな色を取り入れたいけど、どうしたら良いですか?という声もいただきます。

 

ただ、それらの色「だけ」でトップスを構成するのは難しいと思ってもらったほうが良いですね。

 

一番簡単なのは白無地Tシャツ+カーディガンやライトアウターで取り入れることです。

 

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出典 ttp://www.twelve0492233757.com/staffblog/2017/02/post-95582.html

 

これはメンズが「色」を取り入れたいときの古くからの鉄板の手法。

 

 

 全く色味を持たない白は、他の色をよりハッキリ見せてくれますし、他の色の発揮に邪魔をしません。

 

特に淡い色は単体で、面積を広く使うと、どうにもぼやけた印象になりがちです。

それは白と同じく情報量が少ないからです。

 

そこでトップスとアウターで2色使う、そうすると単純に2色になることの情報量の増加になります。

そしてそれぞれが邪魔をしない組み合わせなら、情報量を純粋に増やすことが出来るのです。

 

これが色の組み合わせを考える意味なんですね。

色の組み合わせが良いと、情報量を良い意味で増やすことが出来るんです。

組み合わせ方が悪いと、情報量が悪い意味で増えて、ゴチャゴチャとして見えてしまうんです。

 

 

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出典 ttps://i.lumine.jp/coordinates/142/28203?gender=mens&page=2

 

白+淡い色味は、トップス同士で使った時相性のいい組み合わせ。

 

色をハッキリさせてくれる白を投入することによって、もう1色の色味を活かし

かつ面積が増えると、情報量の少なさ故に難しくなる白の面積も抑える事ができる。

一石二鳥の組み合わせなのです。

 

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出典 ttp://keeeeen.com/archives/category/comoli

 

白カットソーをインナーにしたコーディネートはゴマンとありますが、実は黒やダークネイビーなどの濃いめの色よりも、淡い色の方が白カットソーを差し入れた時により相性が良いと覚えておきましょう。

 

 

BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS BY コットンレーヨン ワープ カーディガン 

 

 

逆パターンとして、淡い色味を白のアウターで挟むというのも有効です。 

 

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出典 ttps://baycrews.jp/item/detail/js-relume/cutsew/17071464602010

 

どうしても淡いピンクのインナーなどは黒やダークネイビーに差し入れたくなりますが、白だとトップス間での色の変化が緩やかで、綺麗にまとまります。

あくまで淡いピンクを活かしたい場合に有効な手段です。

 

 

ダークカラーのトップスが多い人は、少しくすんだ色のカットソーを集めよう

 

 春夏でも、黒やダークネイビーなどのダークカラーのアウターを着る方は多いでしょう。

 

その場合は秋冬編の「黒を緩和する技術」がほぼそのまま応用できます。

 

 

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 出典 ttps://i.lumine.jp/coordinates/142/27775?gender=mens&page=2

 

ダークネイビーなど濃い目の色に、白の無地Tシャツ。

悪くない、悪くないんだけど、春夏コットンなどの素材で白だとどうしてもダークカラーを緩和出来ないんです。

ニットやワッフル地だと、生地に表情があるので良いのですが。

 

ダークカラーのアウターを好む人は、ライトベージュやライトグレーなどのちょっとくすんだ色のインナーを集めましょう。

 

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 bukht ブフト BIG WAFFELE/ビッグワッフル コットンサーマル

 

これらの色味は、ダークカラーを緩和して、軽さを出すことが出来ます。

軽すぎる色使いとは真逆の発想ですね。

 

同じ無地カットソーでも、真っ白な物と少しくすんだオフホワイトやベージュのようなものは使い方が異なるんです。

 

ここで注意したいのは、これらのくすんだ色のカットソーは、他の色と万能に合うわけではないということです。

 

特に彩度の強い、鮮やかな色との組み合わせによっては双方に「濁り」が生じてしまいうまくいかないことがあります。

 

これらの色には、真っ白なカットソーにはない、「情報過多」な側面があるので注意したいですね。

 

ミリタリーカラーを使うなら、クリーンな組み合わせを重視すべき!

 

 春も大活躍してくれる、カーキやオリーブといったミリタリーカラーのアイテム。

これらのアイテムを使うなら、とにかくそれ以外のアイテムをクリーンにまとめることが肝要です。

 

www.narcisman.com

 

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出典 ttp://zozo.jp/shop/fredperry/goods/15635525/?did=32974251

 

色で言うとライトグレー、アイテムで言うとストライプシャツや、色落ちの少ないインディゴデニム、白スニーカーなどがクリーン、爽やかな印象のあるアイテム達です。

 

このようにカーキ・オリーブ以外のアイテムを上品にまとめることが、汚らしくならない「クリーンミリタリー」の極意。

 

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出典 ttp://wear.jp/journal457x4/8989020/

 

逆に言うと、クリーンなアイテムばかりで「良い子」になりがちな人は、これらのミリタリーカラーが現状を打破する突破口になります。

 

シンプル&クリーンを突き詰めると、今度はそれをちょっと破壊したくなるものです。

 

トップスに明るい色を使うなら、ボトムスはダークカラーを

 

 さて、ここまで展開してきた話は「トップスに明るい色」を使う前提でした。

その場合は、ボトムスは黒やダークネイビーの誰もが持っている濃いめの物が良いでしょう。

 

これらの濃い色味は「線を描く力」が強いアイテム。

シルエットを引き締め、シャープに表現してくれる色です。

 

春夏は秋冬と違って、シルエットを服だけで構成するわけではなくなる(服の比重が少なくなる)とはいえ、全身のどこにもこれらの濃い色味を使わないというのは、少々難易度が高い。

 

特にボトムスは、一番綺麗にシルエットを整えたいパーツですから、ここに濃い色味を使うのが一番無難なのです。

またこれらの色味のボトムスは、靴の色についても幅広い選択を可能としてくれるので、その点でも無難です。

 

春夏になると白いボトムスを穿きたい人が多くなってきますが、これはボトムスとしては一番難しいと考えて下さい。

 

それでも、白に近い淡いボトムスを使いたい!という場合は、「グレー」がポイントになってきます。

 

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 出典 ttp://wear.jp/kondour/3212119/

 

白に近いボトムスは、黒のトップスをいきなり合わせてしまう人が多いのですが、一番相性が良いのはグレーです。

 

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出典 ttp://wear.jp/6224st/9006956/

 

白は他の色を彩度を強調してしまうので、あまり彩度のあるトップスと合わせるとかなりキツい組みあせになってしまうのですが、グレーはモノトーン、彩度0の色の1つなので、白によって強調されることがないんですね。

黒ほど色同士の急な緩急も生まれないので、ホワイトのパンツとグレーのトップスはオススメの組みあわせです。

 

私はグレーという色はとても万能で、かつ奥の深い色だと思っていて、あらゆる色を繋ぐ「緩衝材」にもなると思っているんです。

濃いチャコールグレーは、シルエット、線を描く力が強くて黒やダークネイビーと並んで使えますし

淡いライトグレーなんかだとクリーンな要素もあって、ミリタリーカラーとも相性が良い、そんな濃淡による奥深さがグレーにはあります。

 

だから淡いグレーのニットやチャコールグレーのアウターなんかに目がないんですよね。

 

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STANSMITH S75075

 

春の色、っていうと黄色とかピンクとか、そういうものを想像しますが、実はキーポイントになってくるのはグレーを上手く使うことだったりするんですね。

 

モノトーン使いにしたって、白・黒だけではなく、「第三の色」グレーを上手く使える・使えないで完成度が全然違ってきます。

 

色使いというと、なんだかとても難しいことのように感じますが、メンズの場合はちょっとした原則を把握するだけで良いのです。

そこまで複雑なものではありません。

 

本日紹介したような原則を頭に入れて、なるべくシンプルにカラーコーディネートを考えていきましょう。

 

今回取り上げられなかった、ベージュやライトグレーなど明るい色のボトムスの使い方は、機会があれば是非やりたいですね。

 

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