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2016SSのパンツ・ボトムス事情、全ては「黒スキニーからの脱却」に進んでいく?

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流行り過ぎた黒スキニーデニム、2016SSのトレンドはそこからの脱却という方向性に進んでいく?

 

 どーもナル男です!

 

今日は今年のメンズファッション、ボトムス事情に変化はあるのか?を考えていきたいと思います。

 

 

占有率が高い黒スキニー

 

 第一次スキニーデニムブームは、ディオール・オムの影響で瞬く間にメンズボトムスがスリム化した10年ほど前だと思いますが、その時は濃インディゴが主流。

 

そこからスキニーデニムはブームというよりすっかりメンズボトムスの定番として定着していって、マイナーチェンジが繰り返されてきたわけですが、昨今の主流は「黒」のスキニーデニム。

 

wear・雑誌等でのスナップでも、街で実際に見かける中でも占有率が高まってきました。

 

こうなるとやはり流行の法則的に「脱・黒スキニー」へと向かっていくことは半ば確実でしょう。

 

問題はその方向性です。どこに向かっていくのでしょうか?

 

インディゴデニムへの回帰

 

 おそらく一番多いのがインディゴデニムへの回帰です。

太いボトムス、ワイドパンツを流行らせたい流行らせたいという思惑はひしひしと感じるものの、流行に前向きかつ積極的なレディース市場とメンズ市場は、似て非なるもの。

 

男は基本的に冒険が嫌いだし、変化を嫌がるんです。

 

そんなメンズの脱・黒スキニーの第一選択肢は「インディゴへの回帰」でしょう。

 

 

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 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-factotum/1011288

 

 

ある程度オシャレに敏感だと自負する方は「そんなんわかってるわ」というくらい、もはやメンズパンツ・ボトムスの既定路線と言っても良いでしょう。

 

来るか?色落ち・ダメージジーンズブーム

 

 問題は、色味です。

 

黒から濃紺への、緩やか過ぎる変化となるのか、それとも一気に色落ち・ダメージジーンズまで振りきれるのか?

 

 

 

色落ち・ダメージジーンズは個人の趣向や・ブランドの個性、加工技術が様々で面白い

 

 個人的には色落ちジーンズも一定程度流行ってほしいところ。

なぜなら、「黒」や「濃紺」であればある程度同じような色味になってしまいますが、色落ちデニムは「濃・淡」様々な表情のあるデニムから個々人が選択するわけで、個性が出やすいからです。

 

その加工技術も、各ブランドの腕の見せ所になってくるわけで、見ていて楽しいんですよね。

 

色落ち加工ジーンズではなく、濃紺から育てていくのもデニムの楽しみ方の1つではありますが、流石に今シーズンは間に合わないでしょう笑

 

トップス濃い目・ボトムス薄め、はメンズカジュアルの王道

 

 また昨今のメンズアウターは「濃い青」「ネイビー」を中心に回ってきました。

 

そうなると、ボトムスを濃紺インディゴにすると上下バッティングする、ということが多くなってくるわけです。

 

 これを回避する意味でも色落ちデニムまで振り切ってしまうのもいいでしょう。

 

 

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LOUNGE LIZARD 6805

出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-loungelizard-reserve/1011402

 

 

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出典 wear  http://wear.jp/leyline0629/coordinate/5562051/

 

このようなトップス濃い目、ボトムス色落ち、というコーディネートは、旧来からのメンズコーディネートの言わば定番中の定番です。

 

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黒は黒でも、素材感の違いで差を付ける

 

もう1つ、流行からの脱却のいわば常習的な「手口」、素材感の違いで差異を生むということも考えられます。

 

「黒くて細い」ながら、デニム以外の素材でそれを再現するわけです。

 

主流はスポーティ?

 

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 出典 http://anythinggoes.jp/?pid=96362384

 

 その主流となりそうなのが「ナイロン」などのスポーティな素材感で作られた黒パンツ。

 

KAZUYUKI KUMAGAIからも数種類のこうした細パンツがリリーズ。ナイロンニットツイル素材の物が注目です。

 

「Name.」からは「チノパン」でお馴染みのチノ素材のスキニーがリリース。

各ブランドスキニーの素材違いによるバリエーション作りを進めています。

 

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出典 http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-name/1011503

 

 

 

垢抜けたアイテムが増えてきたリブパンツ

  

 「裾に行くにしたがって細くなる」、テーパードシルエットの究極系リブパンツ。

昨年からデニムパンツに飽きた人たちの移行先になっていました。

 

 

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 出典 http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/mrolive/mp4069

 

  裏毛スウェット素材で、ウエストはゴムなど「部屋着そのまま」みたいなアイテムが多かったのですが、素材感やベルトループ搭載で垢抜けるアイテムが多くなってきました。

 

「リブは欲しいけど、部屋着感出るのは嫌!」という人も一気に取り入れやすくなっています。

 

ベルトループ搭載で一気に穿きやすく

 

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出典  http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/magine16sp/mp4109

 

  頼むからベルトループ付けてくれよ!という主張を昨年からしていたナル男も( ̄ー ̄)ニヤリです。

 

まあ、見えないと言えば見えないところではあるのですが。

 こだわりはこういうところから、です。

 

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 出典 http://www.cambio.co.jp/fs/cambio/magine16sp/mp4109

 

 LOUNGE LIZARDは、2wayストレッチパンツのバリエーションとしてリブパンツをリリース。 

 

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LOUNGE LIZARD 6797

出典  http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-loungelizard/1011357

 

 

 

www.narcisman.com

 

なるほど、これは見た目はそこそこドレッシーで、穿き心地はリラックス感のあるリブパンツのそれを維持するという面白いアイテム。

好評のようです。

 

いろんなバリエーションがあったほうがやはり面白い

 

 2016はワイドパンツへのかなり振り子の幅の広い提案が声高にされていますが、このような一見地味とも言える変化も進むと思います。

 

出来ればオセロゲームのように一気に全てが変わってしまうのではなく、徐々に、色々なバリエーションを見せていってほしいところ。

 

「変化はトップスで付けるもの」という考え方も一理ありますが、やはりボトムスも色々なバリエーションがあって良いし、コーディネートの重要な要素には違いありません。

 

こうやってバリエーションが増えることで、黒スキニーデニムもより選択しやすくなるでしょうし。

 

ワイドパンツどうなの?と気になる方も多いと思いますので、ワイドパンツはまた別に記事にしようと思います!

 

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